ワンピースの世界で、世界政府に真っ向から反旗を翻す謎多き組織、革命軍。
あなたは、その目的や活動、そして所属するメンバーについて、どれくらいご存知でしょうか?
物語の核心に迫る重要な存在でありながら、その多くはベールに包まれています。
この記事では、総司令官ドラゴンや参謀総長サボをはじめ、個性豊かな軍隊長たち、さらにはファンの間で囁かれる「くいな生存説」や「裏切り者」の存在まで、革命軍のメンバーに関する情報を網羅的に解説していきます。
読み終える頃には、革命軍という組織の全体像が明確になり、今後の物語をより一層楽しめるようになるはずです。
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これから解説!ワンピースの革命軍メンバーたち
まずは革命軍のメンバーを一覧で紹介
結論として、革命軍は総司令官モンキー・D・ドラゴンを頂点に、高度に組織化された階級制度を持つ軍隊です。
世界政府という巨大な権力に立ち向かうため、各階級に役割と責任が明確に与えられた、非常に合理的な組織構造となっています。
ここでは、現在判明している革命軍の主要メンバーを一覧表にまとめました。
彼らがどのような役職で、どのような能力を持っているのか、まずは全体像を掴んでみましょう。
役職 | 名前 | 能力・特記事項 |
総司令官 | モンキー・D・ドラゴン | 「世界最悪の犯罪者」。天候を操るような能力を持つと噂される。ルフィの父。 |
参謀総長 (No.2) | サボ | メラメラの実の能力者。竜爪拳の使い手。ルフィ、エースの義兄弟。 |
東軍 軍隊長 | ベロ・ベティ | コブコブの実の能力者。民衆を鼓舞し、潜在能力を引き出す。 |
西軍 軍隊長 | モーリー | オシオシの実の能力者。地面を粘土のように操る巨人族のオカマ。 |
南軍 軍隊長 | リンドバーグ | 発明家。ミンク族。ジェットパックや冷却銃など自作の武器で戦う。 |
北軍 軍隊長 | カラス | ススススの実(仮)の能力者。体を無数のカラスに変えることができる。 |
G軍 (グランドライン) 軍隊長 | エンポリオ・イワンコフ | ホルホルの実の能力者。カマバッカ王国の女王。ニューカマー拳法の使い手。 |
G軍 (グランドライン) 副隊長 | イナズマ | チョキチョキの実の能力者。あらゆるものを紙のように切り取る。イワンコフの側近。 |
幹部 (参謀総長補佐) | コアラ | 魚人空手師範代。元天竜人の奴隷。情報収集や作戦補佐を担う。 |
幹部 | ハック | 魚人空手の達人。コアラの師匠であり、兵士の育成なども担当。 |
重要関係者 | バーソロミュー・くま | 元革命軍幹部。ニキュニキュの実の能力者。元王下七武海。現在はサイボーグ化。 |
重要関係者 | ジニー | 元東軍軍隊長(ベロ・ベティの前任)。故人。くまの想い人。 |
このように、革命軍には多種多様な種族と能力を持つメンバーが集結しています。
それぞれが自らの特技を活かし、「世界を変える」という一つの目的のために戦っているのです。
謎に包まれた総司令官ドラゴン
革命軍の頂点に君臨する総司令官、モンキー・D・ドラゴン。
彼は「世界最悪の犯罪者」として世界政府に最も危険視される人物でありながら、その経歴や能力の多くは謎に包まれています。
経歴と人物像
ドラゴンの最も有名な事実は、主人公モンキー・D・ルフィの父親であり、海軍の英雄モンキー・D・ガープの息子であるということです。
かつては世界政府側の人間であった可能性も示唆されていますが、何が彼を革命の道へと駆り立てたのか、その詳細は未だ明かされていません。
ゴア王国で、貴族が作り出す世界の「縮図」とも言える腐敗を目の当たりにしたことや、オハラの悲劇で親友ベガパンクと共に学者の意志に触れたことなどが、彼の思想形成に大きな影響を与えたと考えられます。
彼の目的は単なる破壊ではなく、「この世界の在り方を変える」ことであり、不必要な争いは避けるという信条も持っています。
能力の考察
ドラゴンが持つ能力は、作中最大級の謎の一つです。
ローグタウンでルフィがスモーカーに捕らわれた際には、突如として暴風雨が巻き起こり、ルフィの窮地を救いました。
また、ゴア王国のグレイ・ターミナルが燃やされた際には、炎の中に風の通り道を作り、人々を避難させています。
これらの描写から、ファンの間では「天候や風を操る、自然(ロギア)系の悪魔の実の能力者ではないか」という考察が最も有力です。
その能力がもし本当なら、戦略的にも戦闘においても計り知れない力を持ち、まさに世界政府を揺るがすに足る脅威と言えるでしょう。
西軍軍隊長!巨人族の革命軍モーリー
西軍を率いる軍隊長モーリーは、その見た目と能力のインパクトで強烈な印象を残すキャラクターです。
巨大な体を持つ巨人族でありながら、女性的な言葉遣いをする「オカマ」という、非常に個性的な人物と言えます。
オシオシの実の能力
モーリーは超人(パラミシア)系悪魔の実「オシオシの実」の能力者です。
この能力は、地面や壁をまるで粘土のように「押して」変形させ、移動させることができるというもの。
地面に潜って敵の死角から攻撃したり、巨大な空間を作り出して仲間を匿ったりと、その応用範囲は非常に広いです。
彼の戦闘スタイルは、この能力と巨人族ならではのパワーを組み合わせたもので、巨大な三叉槍を武器に戦います。
インペルダウンとの関係
モーリーの過去で最も驚くべき事実は、彼がかつて世界一の大監獄インペルダウンに投獄されていたということです。
しかも、彼は自らの能力を使って脱獄し、その際に作り出した空間が、後にイワンコフたちの拠点となるレベル5.5「ニューカマーランド」になったのです。
100年以上も前に投獄されていたという事実から、彼の年齢は相当なものであることが推測されます。
この過去は、彼が革命軍に参加する以前から、世界政府に対して反骨精神を持っていたことを示しています。
東軍軍隊長!コブコブの実の革命軍ベロベティ
東軍を率いる軍隊長ベロ・ベティは、革命軍の「旗印」とも言えるカリスマ性を持つ女性幹部です。
彼女の言葉は、虐げられた民衆に立ち上がる勇気を与え、革命の炎を燃え広がらせる力を持っています。
コブコブの実の能力
ベロ・ベティは超人(パラミシア)系悪魔の実「コブコブの実」の能力者です。
この能力は、彼女の「鼓舞」によって人々の内なる力や闘争心を呼び覚まし、潜在能力を最大限に引き出すというもの。
ただ士気を上げるだけでなく、肉体的なパワーをも向上させることができるため、武器を持ったことのない一般市民でさえ、屈強な兵士と渡り合えるほどの力を得ることができます。
レヴェリー(世界会議)と同時期に起きたルルシア王国での一件では、彼女の能力によって市民が海賊を打ち破るという大きな戦果を挙げました。
人物像と言動
サングラスをかけ、タバコをふかす姿は一見するとクールですが、その内面は非常に情熱的です。
口調は荒々しく、「ゴミ共」などと民衆を罵ることもありますが、それは彼らの弱さを奮い立たせるための彼女なりの叱咤激励。
心の底では、自由を求める人々を深く愛し、そのために戦うことを信条としています。
彼女の存在は、革命軍が単なる武力集団ではなく、民衆の意志を代弁する組織であることを象徴していると言えるでしょう。
北軍軍隊長!謎の能力を持つ革命軍カラス
北軍を率いる軍隊長カラスは、その名の通り「カラス」を操る、非常にミステリアスな雰囲気をまとった人物です。
常に鳥のくちばしのようなマスクで顔を覆い、その素顔や感情を窺い知ることはできません。
ススススの実(仮)の能力
カラスの能力は、まだ正式名称が明かされていませんが、ファンの間では「ススススの実」ではないかと噂されています。
これは、自らの体を無数のカラスに変化させ、自在に操る能力です。
このカラスは「煤(すす)」でできているとされ、一羽一羽が彼の分身として機能します。
そのため、広範囲の偵察や諜報活動、さらにはカラスの大群による一斉攻撃など、極めて多様な戦術を展開することが可能です。
レヴェリーでは、海軍大将緑牛と渡り合うほどの戦闘力を見せ、その実力の高さを証明しました。
人物像と役割
彼の特徴は、ボソボソと小さな声で話すこと。
そのため、近くにいるベロ・ベティなどが彼の言葉を通訳することが常です。
この寡黙で不気味な雰囲気は、彼の役割とも関係しているのかもしれません。
諜報や暗殺といった、革命軍の「影」の部分を担う存在として、彼は計り知れない貢献をしていると考えられます。
参謀総長であるサボとの連携も多く、実働部隊のリーダー格として厚い信頼を得ていることが窺えます。
個性豊かな革命軍メンバーと気になる考察
魚人空手師範代で活躍する革命軍コアラ
革命軍の幹部であり、参謀総長サボの補佐役を務めるコアラ。
彼女は、悲しい過去を乗り越え、自身の意志で革命の道を選んだ、強く心優しい女性です。
壮絶な過去
コアラは、幼い頃に天竜人の奴隷として扱われていたという壮絶な過去を持っています。
その経験は彼女の心に深い傷を残し、いつでも笑顔を絶やさず、誰にも逆らわないことで身を守ろうとする歪んだ性格を形成してしまいました。
伝説の冒険家フィッシャー・タイガー率いる太陽の海賊団によって解放された後も、その心の傷はすぐには癒えませんでした。
しかし、タイガーや仲間たちの優しさに触れることで、彼女は徐々に感情を取り戻し、涙を流すことができるようになったのです。
革命軍への加入と成長
故郷に送り届けられた後、彼女は革命軍に保護され、そこで魚人族の幹部ハックと出会います。
彼から「魚人空手」を学び、師範代にまでなるほどの才能を開花させました。
魚人ではない人間が魚人空手の師範代になるのは異例のことであり、彼女の努力と、種族を超えた絆を象徴しています。
現在の彼女は、サボと共に各地を飛び回り、情報収集や作戦の補佐、そして戦闘員として革命軍に不可欠な存在となっています。
奴隷だった少女が、世界を変えるために戦う戦士へと成長した姿は、多くの読者に勇気を与えています。
くまの過去に深く関わる革命軍ジニー
ジニーは、物語の核心に深く関わる重要人物であり、その悲劇的な生涯は多くの読者の涙を誘いました。
彼女は革命軍の元東軍軍隊長であり、バーソロミュー・くまにとってかけがえのない存在でした。
革命軍での活躍と性格
ジニーは、くまと同じくソソルベ王国の出身で、早くから革命軍に参加していました。
非常に明るく元気な性格で、食べることが大好き。
くまに対してストレートに好意を伝え続け、革命軍のムードメーカー的な存在だったようです。
東軍の軍隊長を務めるほどの実力者であり、仲間からの信頼も厚い、まさに革命軍を象明するような女性でした。
悲劇的な最期
彼女の運命は、ある日突然、終わりを告げます。
世界政府の最高権力者である天竜人に攫われ、強制的にその妻とされてしまったのです。
2年後、彼女は致死性の難病「青玉鱗」に冒されたことで解放されますが、それは死を意味していました。
最後の力を振り絞り、彼女は愛するくまに連絡を取りますが、その声が届くことはなく、一人寂しく息を引き取りました。
彼女のこの悲劇は、くまが革命軍を離れ、自らの人間性を捨ててまで世界政府との取引に応じる最大の理由となりました。
そして、彼女が遺した娘こそが、ジュエリー・ボニーである可能性が極めて濃厚となっています。
ジニーの物語は、革命軍が何と戦っているのか、その非道さを浮き彫りにする重要なエピソードです。
物語の根幹!革命軍とワンピースの関係性
革命軍の活動は、一見すると「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡る海賊たちの冒険とは別の軸で進んでいるように見えます。
しかし、その最終目的を考えると、両者は物語の根幹で密接に繋がっていると言えます。
革命軍の目的は、単なる政権転覆ではありません。
彼らが打倒しようとしているのは、世界の頂点に君臨し、あらゆる不条理の根源となっている「天竜人」そのものです。
この天竜人による支配体制は、「空白の100年」と呼ばれる隠された歴史の末に確立されました。
つまり、革命軍が目指す「世界の構造の変革」は、空白の100年の真実を暴き、Dの一族が遺したとされる意志を継ぐことと深く関わっている可能性があります。
総司令官ドラゴンが「D」の名を持つことは、決して偶然ではないでしょう。
「D」は「神の天敵」とも呼ばれています。
天竜人を「神」とするならば、ドラゴン率いる革命軍こそが、その支配に終止符を打つ存在なのかもしれません。
ルフィが「海賊王」となり、ラフテルでワンピースを見つけた時、世界の真実が明らかになります。
その時、ルフィが起こすであろう「世界中を巻き込むほどの巨大な戦い」と、革命軍の最終戦争は、同じ一つの出来事を指しているのではないでしょうか。
ワンピースの革命軍に裏切り者はいるのか?
革命軍の総本部であった島「バルティゴ」が、黒ひげ海賊団によって壊滅させられた事件。
この出来事をきっかけに、ファンの間では「革命軍の内部に裏切り者がいるのではないか」という説が急浮上しました。
情報漏洩の可能性
バルティゴの所在地は、革命軍の中でも最高幹部クラスしか知らないはずのトップシークレットでした。
それにも関わらず、黒ひげ海賊団がピンポイントで島を襲撃できたのは、内部から情報が漏洩したと考えるのが最も自然です。
また、CP-0(サイファーポール・イージスゼロ)もその場所を突き止めていました。
これらの事実から、世界政府に通じるスパイ、すなわち「裏切り者」が組織に潜んでいる可能性は非常に高いと言えます。
裏切り者候補の考察
では、もし裏切り者がいるとすれば、それは誰なのでしょうか。
ファンの間では様々な考察がなされていますが、特定の人物を断定できる決定的な証拠はまだありません。
- 候補① リンドバーグ: 彼は純粋な科学者であり、その探求心が世界政府の科学力に惹かれ、利用されてしまう可能性が指摘されています。
- 候補② カラス: 常に素顔を隠し、ミステリアスな言動が多いことから、何か裏があるのではないかと疑う声もあります。
- その他の可能性: まだ登場していない幹部や、世界政府から送り込まれた潜入捜査官である可能性も考えられます。
一方で、バージェスがドレスローザからサボのビブルカードを追ってきた結果、バルティゴにたどり着いただけ、という説もあり、必ずしも内部に裏切り者がいるとは限りません。
この謎は、今後の物語で革命軍が直面する大きな試練の一つとなるでしょう。
革命軍メンバー?くいな生存説の真相に迫る
ロロノア・ゾロの幼馴染であり、生涯のライバルであった「くいな」。
彼女は幼い頃に階段から落ちて亡くなったとされていますが、その死には多くの謎が残されており、「実は生きていて、革命軍のメンバーになっているのではないか」という説が長年にわたって囁かれています。
生存説の根拠
この説には、いくつかの根拠が存在します。
- 根拠① 不自然な死因: 「世界一の剣豪」を目指すほどの剣士が、階段からの転落というあまりにもあっけない死を迎えることに、多くの読者が違和感を覚えています。また、彼女の遺体が直接描かれていない点も、憶測を呼ぶ一因です。
- 根拠② 革命軍の補給船: 物語の中で、ドラゴン率いる革命軍の船が、くいなの故郷であるシモツキ村の港に立ち寄っていたことが描かれています。これは彼女が亡くなる直前の出来事であり、革命軍が瀕死の彼女を保護したのではないか、と考えることができます。
- 根拠③ イワンコフの存在: 革命軍幹部のエンポリオ・イワンコフは、「ホルホルの実」の能力で人間の性別を変えることができます。「女であるために最強になれない」と悩んでいたくいなが、イワンコフによって男性となり、新たな人生を歩んでいるのではないか、という考察です。もしそうであれば、革命軍の誰かとして既に登場している可能性もあります。
ただ、くいなの死がゾロの成長にとって非常に重要な原動力となっているため、彼女の生存は物語の根幹を揺るがしかねません。
この説が真実なのか、あるいは単なるファンの願望なのか。
真実は、作者のみぞ知るところです。
まとめ:【ワンピース】革命軍のメンバーとその目的を再確認
- 革命軍は世界政府と天竜人の打倒を目的とする組織である
- 総司令官はルフィの父、モンキー・D・ドラゴンである
- No.2の参謀総長はルフィの義兄、サボが務める
- 東西南北の海にはそれぞれ軍隊長が配置されている
- モーリーは元囚人で、オシオシの実の能力者である
- ベロベティはコブコブの実で民衆の力を引き出す
- ジニーの悲劇が、くまの行動と物語に深く関わる
- 組織内には「裏切り者」がいる可能性が指摘されている
- ゾロの幼馴染「くいな」の生存説も根強く存在する
- 革命軍の戦いは、Dの意志や世界の真実と密接に繋がる
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