【サカモトデイズ】上終の正体を徹底考察!素顔や性別の謎に迫る

週刊少年ジャンプで絶大な人気を誇るバトルアクション漫画『SAKAMOTO DAYS(サカモトデイズ)』。

個性豊かなキャラクターの中でも、ひときわ謎に包まれた存在が、殺し屋組織ORDERに所属する最強のスナイパー・上終(かみはて)です。

その正体はほとんど明かされておらず、作中でも素顔を見た者はごくわずか。

圧倒的な実力を持ちながら、極度の引きこもりというギャップも相まって、多くの読者の興味を惹きつけてやみません。

この記事では、そんな上終の正体について、登場話数や素顔、性別の謎、そして作中での人間関係などを、原作の情報を元に徹底的に解説していきます。

この記事を読めば、あなたが気になっている上終の謎がきっと解き明かされるはずです。

目次

サカモトデイズ上終の正体とは?謎多き基本情報を解説

サカモトデイズの上終は何話から登場?

『サカモトデイズ』における上終の初登場は、単行本の15巻に収録されている第132話「世紀の殺し屋展」です。

この時点ではまだその名前や正体は明かされていません。

坂本たちが「世紀の殺し屋展」への潜入を試みる中で、彼らの行動をことごとく妨害する謎の人物として登場します。

闇オークションサイトでチケットを巡る争奪戦を繰り広げるなど、姿を見せないまま圧倒的な実力の片鱗を見せつけ、読者に強烈なインパクトを与えました。

その後、物語が進むにつれて、この謎の妨害者が殺し屋組織ORDERの一員であり、「殺連史上最強のスナイパー」と謳われる上終であることが判明します。

彼が本格的にストーリーの中心として活躍し、その驚異的な戦闘スタイルが披露されるのは、眞霜平助とのスナイパー対決が描かれる16巻の第135話以降です。

初登場からしばらくは謎の存在として描かれることで、彼のミステリアスなキャラクター像が効果的に演出されました。

もし上終の活躍を追いたいのであれば、まずは15巻の第132話から読み進め、特に16巻で繰り広げられる平助との白熱した戦いは必見と言えるでしょう。

サカモトデイズ上終の素顔は明かされている?

結論から言うと、上終の素顔は作中で明確には描かれておらず、読者の前には一度も明かされていません。

これは上終自身の持つ特異な哲学が大きく関係しています。

彼は「究極のスナイパーは孤高の存在であり、誰にも姿を見られてはいけない」という強い信念を持っており、プロフェッショナルとしての誇りから素顔を徹底的に隠し通しているのです。

そのため、作中では常に巨大な布で全身を覆っていたり、スナイパーライフルの銃身部分からセリフの吹き出しが出ていたりと、まるで銃そのものが喋っているかのようなシュールな演出がなされています。

この独特な描写も、上終というキャラクターの魅力を引き立てる要素の一つです。

ただし、物語の中でたった一人だけ、彼の素顔を目撃した人物がいます。

それが、坂本商店に所属するスナイパーの眞霜平助です。

二人の激しいスナイパー対決の最中、あるアクシデントによって平助は偶然にも上終の素顔を見てしまいます。

もちろん、その顔がどのようなものだったかは読者には伏せられたままです。

この出来事は、孤独を貫いてきた上終にとって大きな転機となり、平助との間に特別な関係性を築くきっかけとなりました。

今後、物語が進む中で平助の回想などで素顔が描かれる可能性もゼロではありませんが、現時点では彼の顔は謎に包まれたままです。

この「読者は知らないが平助だけは知っている」という状況が、二人の絆をより一層特別なものにしています。

サカモトデイズ上終の性別は男?女?

上終の性別は、素顔と同様に公式では「不明」とされています。

しかし、作中の描写や公式ファンブックの情報を総合すると、男性である可能性が極めて高いと考察されています。

その理由は主に3つ挙げられます。

一人称が「俺」であること

作中で上終は一貫して自身を「俺」と呼んでいます。

もちろん女性キャラクターが「俺」を一人称として使うケースもありますが、上終の他の特徴と合わせると、男性であることを示唆する有力な根拠の一つと言えるでしょう。

お天気お姉さんが好きという趣味

上終は「スナイパーにとって天候は命、つまりお天気お姉さんは神に等しい」と力説するほど、お天気お姉さんが大好きです。

特に「おはようニュース」の超晴子(すーぱーはれこ)がお気に入りのようです。

この趣味は一般的に男性的なものと捉えられがちであり、彼が男性である可能性を補強しています。

大佛が「ORDERの紅一点」という公式情報

最も決定的な根拠となるのが、公式ファンブック「殺し屋ファイル」に記載されている情報です。

この中で、同じORDERのメンバーである大佛(おさらぎ)は「ORDERの紅一点」と紹介されています。

「紅一点」とは、多くの男性の中にいるただ一人の女性を指す言葉です。

もし上終が女性であれば、ORDERには女性が二人いることになり、大佛は「紅一点」ではなくなってしまいます。

この情報から、上終は男性であると断定してほぼ間違いないでしょう。

これらの理由から、上終の性別は男性であると考えるのが最も自然な結論です。

上終が女だと言われる理由は?

前述の通り、上終の性別は男性である可能性が非常に高いです。

しかし、ファンの間では「実は女性なのではないか」という説も根強く囁かれています。

これには、キャラクターの謎めいた設定と、読者の期待が大きく影響しています。

上終が女性だと考察される理由は、主に以下の点が挙げられます。

キャラクターのギャップへの期待

上終は「殺連史上最強」と称されるほどの圧倒的な実力者でありながら、極度の引きこもりでメンヘラ気質という、非常に人間臭い一面を持っています。

このように大きなギャップを持つキャラクターに対して、読者は更なる意外性を期待しがちです。

「最強のスナイパーの正体が、実は可憐な美少女だった」という展開は、物語のお約束として非常に魅力的であり、そうであってほしいという願望が女性説を後押ししています。

眞霜平助との特別な関係

上終は、敵であった平助に素顔を見られたことをきっかけに心を開き、「初めての友達」として受け入れます。

この一連の流れは、少年漫画におけるライバルとの友情物語として描かれていますが、もし上終が女性だった場合、それはラブコメ的な展開の始まりとしても解釈できます。

「唯一素顔を知る男性」と「素顔を隠すミステリアスな女性」という関係性は非常にドラマチックであり、二人の今後の展開を期待する読者を中心に女性説が支持されています。

引っ張られる素顔公開

作中でここまで徹底して素顔が隠されていると、その正体には何か特別な理由があるのではないかと考えるのが自然です。

単に男性の顔であるならば、ここまで引っ張る必要はないのではないか、という推測から、「実は女性だからこそ、公開のタイミングを慎重に計っているのではないか」という考察が生まれています。

このように、上終の女性説は明確な根拠に基づくものではなく、キャラクターの魅力や物語の展開に対する読者の期待や想像から生まれた側面が強いと言えるでしょう。

しかし、こうした考察が飛び交うこと自体が、上終というキャラクターがいかに魅力的で、読者の心を掴んでいるかの証明でもあります。

サカモトデイズ上終の正体に迫る人間関係や活躍

サカモトデイズ上終と平助の特別な関係性

上終の人物像を語る上で、眞霜平助との関係は絶対に欠かすことができません。

彼にとって平助は、単なる戦友や同業者ではなく、自身の生き方をも変えた「初めての友達」であり、唯一無二の特別な存在です。

二人の関係は、敵としての出会いから始まりました。

「世紀の殺し屋展」のチケットを巡り、上終は坂本商店の前に立ちはだかります。

同じスナイパーである平助は、仲間を守るために単独で上終に挑みました。

この戦いは、互いのプライドと技術の全てをぶつけ合う、非常にハイレベルなスナイパー対決となります。

当初、上終は平助を「下手くそ」と見下していましたが、自身の狙撃軌道を完璧に読み、同じ軌道で反撃してくる平助の実力を目の当たりにし、次第に感情をむき出しにしていきます。

この戦いの中で、上終は孤独を貫く自身の哲学を証明するために「記録」に固執していることを吐露します。

戦いのクライマックスで、平助が偶然にも上終の素顔を見てしまうというアクシデントが発生。

「誰にも姿を見られてはいけない」という信念を破られた上終は激しく動揺し、戦意を喪失してしまいます。

ここで平助がかけた「友達になろう」という一言が、上終の固く閉ざされた心を開く鍵となりました。

それまで孤高を貫いてきた上終にとって、平助は自分を理解し、受け入れてくれた初めての存在となったのです。

友達になった後は、あれだけ執着していた殺し屋展のチケットをあっさり平助に譲ったり、平助がピンチの際には当たり前のように助けに現れたりと、以前の彼からは考えられないほど協力的で「ちょろい」一面を見せるようになります。

この平助との出会いと友情は、最強のスナイパーとしてだけでなく、一人の人間としての上終の成長を描く上で、物語の重要な軸となっています。

サカモトデイズ上終と大佛らORDERとの関係

上終は、殺し屋界の最高戦力とされる組織「ORDER」に所属するれっきとしたメンバーです。

しかし、その組織内での立ち位置は非常に特殊で、他のメンバーとは一線を画しています。

最大の特徴は、その極度の引きこもり体質と、徹底した単独行動主義です。

前述の通り、上終は「究極のスナイパーは孤高の存在であるべき」という強い信念を持っています。

そのため、ORDERのメンバーが集まるような会議や作戦行動にもほとんど姿を見せません。

実際に、ORDERのメンバーが集結するシーンでも上終だけはその場におらず、遠く離れた場所から五十音表を狙撃して意思表示をするなど、常人には理解しがたいコミュニケーション方法をとります。

この徹底した秘密主義により、大佛(おさらぎ)や神々廻(ししば)といったORDERの同僚たちでさえ、上終の素顔を見たことがありません。

仲間との馴れ合いを嫌い、常に一人でいることを好むため、組織内では浮いた存在であることは間違いないでしょう。

しかし、決して他のメンバーと仲が悪いわけではなく、彼の実力は組織内で誰もが認めるところです。

「殺連史上最強のスナイパー」という称号は伊達ではなく、長距離狙撃のギネス記録保持者でもある彼は、ORDERの中でも指折りの実力者として絶対的な信頼を得ています。

彼の単独行動も、組織の規律を乱すものではなく、彼の戦闘スタイルがそれを可能にしているが故に許容されているのです。

まとめると、上終はORDERに所属しながらも、その枠に収まらない孤高のスペシャリストです。

仲間と群れることはありませんが、その圧倒的な実力によって組織に貢献し、特異な存在として確固たる地位を築いています。

サカモトデイズの上終は死亡したという噂は本当?

結論として、2024年現在の最新話に至るまで、上終は死亡しておらず、作中で元気に活躍しています。

では、なぜ「上終 死亡」といった検索がされるのでしょうか。

これには、いくつかの理由が考えられます。

一つ目の理由は、『サカモトデイズ』という作品のシリアスな展開への不安です。

本作はコメディ要素も多い一方で、殺し屋たちの過酷な世界を描いており、豹(ひょう)や篁(たかむら)といったORDERのメンバーを含め、物語の途中で命を落とす人気キャラクターも少なくありません。

そのため、読者が自身の好きなキャラクターである上終の身を案じ、「もしかしたら死亡してしまうのではないか」という不安から検索してしまうケースが考えられます。

二つ目の理由として、他のキャラクターの死亡情報との混同が挙げられます。

特に同じORDERのメンバーが死亡した際に、その情報が広まる過程で「ORDERのメンバーが死亡した」という部分だけが残り、「それが上終ではないか」と勘違いしてしまうパターンです。

上終は登場頻度が高いキャラクターではないため、しばらく姿を見せない期間があると、こうした噂が広まりやすくなるのかもしれません。

現在の物語では、スラーが実権を握った「新生殺連」と坂本たちの対立が激化しており、上終もORDERの一員としてこの戦いに身を投じています。

彼は物語における重要な戦力の一人であり、今後もその圧倒的な狙撃技術で活躍する場面が多く描かれることが予想されます。

したがって、「上終が死亡した」という情報は完全なデマであり、ファンの方は安心して今後の彼の活躍を期待して問題ありません。

サカモトデイズ上終のなんjでの評価や反応は?

上終は、そのあまりにも強烈な個性から、なんj(なんでも実況J)を始めとするインターネット上の匿名掲示板でも非常に人気の高いキャラクターです。

彼の登場シーンやセリフは頻繁にスレッドの話題となり、多くの読者から愛されています。

なんjでの上終の評価をまとめると、主に以下のような点で支持されています。

最強なのに面白い「ギャップ萌え」キャラ

「殺連史上最強のスナイパー」「長距離狙撃ギネス記録保持者」という非の打ち所がない完璧な肩書きを持ちながら、その実態は極度の引きこもりで、プライドが高く、すぐにムキになり、平助に絆されてしまう「ちょろい」性格。

このあまりにも大きなギャップが「面白すぎる」「愛さずにはいられない」と大好評です。

特に、平助との戦いで見せた「フツーに今の練習みたいなつもりだったわ」といった負け惜しみや、素顔を見られてメンヘラのように取り乱す姿は、彼の人間味あふれる魅力として多くの読者の心を掴みました。

シュールなビジュアルと演出

作中での上終は、常にスナイパーライフルの銃身から吹き出しが出ているように描かれます。

このシュールなビジュアルは登場当初から話題を呼び、「銃が本体」「喋る銃」などとイジられながらも、他のキャラクターにはない独特の魅力として受け入れられています。

平助と友達になった後、二人が釣りをするイメージシーンで、お互いのライフルに釣り糸が結ばれている描写などは、そのシュールさの極みとして名場面の一つに数えられています。

素顔の謎を巡る議論

彼の素顔が明かされないこと自体が、議論の的として盛り上がっています。

「実は美少女なんだろ?」「いや、このまま最後まで隠し通してほしい」といったように、彼の正体を巡る考察や願望が尽きることはありません。

このように、上終はその格好良さと面白さを両立させた稀有なキャラクター性で、なんjを始めとするコミュニティで確固たる人気を築いています。

彼の活躍は、物語の緊張感を高めるだけでなく、読者に笑いと癒やしを提供する重要な役割も担っているのです。

まとめ:サカモトデイズ上終の正体と明かされていない謎

  • 上終は殺し屋組織ORDERに所属する「殺連史上最強のスナイパー」である
  • 初登場は単行本15巻の第132話で、当初は謎の妨害者として描かれた
  • 「究極のスナイパーは孤高」という信念から、素顔は徹底的に隠されている
  • 作中で唯一、眞霜平助だけがアクシデントで彼の素顔を目撃した
  • 性別は公式には不明だが、一人称や趣味、公式情報から男性である可能性が極めて高い
  • 一方で、読者の期待から「実は女性ではないか」という説も根強く存在する
  • 眞霜平助とは敵として出会ったが、現在は唯一無二の「初めての友達」という特別な関係である
  • 極度の引きこもりで、大佛ら他のORDERメンバーとの直接的な交流はほとんどない
  • 死亡説が流れることがあるが、2024年現在、作中で生存し活躍している
  • 最強なのにメンヘラでちょろいというギャップから、ネット上でも非常に人気の高い愛されキャラクターである
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