『終末のワルキューレ』の土方歳三はアニメに出る?登場話や原作ちるらんを解説

『終末のワルキューレ』は、神々と人類最強の代表者たちがタイマンで戦う、壮大なストーリーで多くのファンを魅了しています。

その中で、第10回戦に登場した新撰組一番隊組長・沖田総司の活躍は、読者に大きな興奮をもたらしました。

沖田の登場に伴い、彼の盟友であり、『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の主人公でもある土方歳三の登場を期待する声も高まっています。

この記事では、「終末のワルキューレに土方歳三は登場するの?」「アニメでは見られる?」「原作の『ちるらん』とはどんな関係?」といった疑問に詳しくお答えしていきます。

土方歳三の登場シーンや、彼の背景にある物語を深く知ることで、『終末のワルキューレ』をさらに楽しめること間違いありません。

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目次

『終末のワルキューレ』での土方歳三の登場シーン

漫画の何話?土方歳三は応援で登場

結論から言うと、『終末のワルキューレ』の漫画において、土方歳三は沖田総司の応援役として登場します。

しかし、ラグナロクの闘士として戦うわけではなく、あくまでサポート的な立ち位置での登場です。

土方歳三が登場するのは、主に第10回戦、沖田総司VSスサノヲノミコトの試合中です。

具体的には、87話で沖田を応援するために新撰組の仲間たちが観客席に集結しますが、その場に土方の姿はありません。

では、どこにいるのかというと、88話の巻末に収録されている特別編でその様子が描かれています。

彼は観客席の輪には加わらず、闘技場の外で一人、沖田の戦いを見守っているのです。

この描写は、『ちるらん 新撰組鎮魂歌』で描かれる彼のキャラクター性を強く反映していると言えるでしょう。

『ちるらん』において土方は、新撰組を率いる「鬼の副長」として、時には非情な決断を下しながらも、誰よりも仲間を思う熱い心を持っています。

あえて仲間と距離を置き、独りで戦況を見つめる姿は、彼の孤独や背負うものの大きさを象徴しているかのようです。

このように、土方歳三は戦闘シーンこそないものの、沖田総司の戦いを見守る重要なキャラクターとして、物語の随所にその存在感を示しています。

彼の登場は、沖田の背景や新撰組の絆の深さを読者に伝え、『終末のワルキューレ』の物語にさらなる奥行きを与えているのです。

アニメに土方歳三は登場する?

現時点(2024年6月)で放送されているアニメ版『終末のワルキューレ』には、残念ながら土方歳三は登場していません。

その理由は、アニメのストーリーがまだ原作漫画の第10回戦に到達していないためです。

2023年7月に配信されたアニメ第2期の後編では、第9回戦のレオニダス王VSアポロンの戦いが描かれました。

土方歳三が登場するのは、その次の第10回戦、沖田総司VSスサノヲノミコトの試合からになります。

そのため、アニメで彼の姿を見るには、今後の続編制作を待つ必要があります。

ちなみに、主人公の一人である沖田総司自身も、アニメではまだ本格的な活躍シーンはありません。

第1期で人類代表の一人として紹介された後、第2期で釈迦と七福神が乱闘になりかけた際に、近藤勇と共に少しだけ顔を見せる程度に留まっています。

Yahoo!知恵袋などでも「アニメで沖田や土方はいつ出るのか」といった質問が多く見られ、ファンがいかに彼らの登場を心待ちにしているかがうかがえます。

もし今後、アニメ第3期が制作され、第10回戦が描かれることになれば、土方歳三も漫画と同じように登場する可能性は極めて高いでしょう。

漫画で描かれた、闘技場の外から静かに戦いを見守る彼の姿が、アニメでどのように演出されるのか、今から期待が膨らみます。

声優が誰になるのかといった点も、ファンにとっては大きな注目ポイントとなるでしょう。

なぜ『終末のワルキューレ』に『ちるらん』から参戦?

『終末のワルキューレ』に沖田総司や土方歳三といった『ちるらん 新撰組鎮魂歌』のキャラクターが登場する理由は、両作品の制作陣と掲載誌に深い関係があるためです。

これは「スターシステム」と呼ばれる、漫画やアニメでよく見られる手法の一つです。

スターシステムとは、作者が自身の過去作品のキャラクターを、別の作品に俳優のように登場させることを指します。

『終末のワルキューレ』と『ちるらん 新撰組鎮魂歌』は、共に『月刊コミックゼノン』で連載されており、出版社も同じコアミックスです。

さらに、『終末のワルキューレ』で原作を担当する梅村真也氏は、『ちるらん』でも原作を手掛けています。

こうした背景から、一種のファンサービスとして、また作品間の連携を深める目的で、『ちるらん』のキャラクターがゲスト出演する形が取られました。

このクロスオーバーは、両作品のファンにとって嬉しい驚きとなりました。

特に、『ちるらん』で描かれた新撰組の熱い人間ドラマやキャラクターの魅力を知る読者にとっては、『終末のワルキューレ』の世界で彼らがどう活躍するのか、大きな見どころとなっています。

実際に、沖田総司が第10回戦に参戦したことを記念して、コアミックスの公式アプリ「マンガほっと」では、両作品の無料話を大幅に増量するキャンペーンが実施されました。

これは、出版社側も二つの作品の関連性を強く意識しており、新規の読者が両作品に触れるきっかけを作ろうとしていることの表れです。

このように、『ちるらん』からの参戦は、単なるゲスト出演に留まらず、作品の世界観を広げ、ファンに新たな楽しみ方を提供する、計算された戦略なのです。

沖田や近藤も『ちるらん』と同じルックス?

『終末のワルキューレ』に登場する沖田総司、近藤勇、そして土方歳三をはじめとする新撰組のメンバーは、全員が『ちるらん 新撰組鎮魂歌』と全く同じルックス(キャラクターデザイン)で描かれています。

これは、前述の通り、彼らが『ちるらん』からのゲスト出演という特別な立ち位置であるためです。

キャラクターの外見や雰囲気をそのまま引き継ぐことで、二つの作品は世界観を共有しているかのような印象を読者に与えます。

『ちるらん』のファンからすれば、慣れ親しんだキャラクターたちが新たな舞台で活躍する姿を、違和感なく楽しむことができます。

例えば、『ちるらん』での沖田は、天才的な剣士でありながらどこか少年のような無邪気さも持つキャラクターとして描かれていますが、『終末のワルキューレ』でもその雰囲気は健在です。

一方で、戦いの場に立てる喜びを爆発させ、人斬りとしての鋭さを見せる場面では、『ちるらん』の時とはまた違った、死の制約から解放された純粋な強さが表現されています。

この手法は、『ちるらん』をまだ読んでいない『終末のワルキューレ』の読者にとってもメリットがあります。

沖田や土方のキャラクターに魅力を感じた読者が、彼らのルーツである『ちるらん』に興味を持つきっかけとなるからです。

『終末のワルキューレ』を入り口として、『ちるらん』で描かれる新撰組のより詳細な物語に触れることで、両作品をさらに深く味わうことができるのです。

『終末のワルキューレ』と土方歳三の原作『ちるらん』

原作『ちるらん』での土方歳三はどんなキャラ?

『終末のワルキューレ』での寡黙な応援者の姿とは対照的に、原作である『ちるらん 新撰組鎮魂歌』における土方歳三は、物語の紛れもない主人公であり、非常にエネルギッシュで魅力的なキャラクターとして描かれています。

彼の人物像を理解することで、『終末のワルキューレ』での彼の行動の背景がより深く見えてきます。

『ちるらん』の主人公としての土方歳三

『ちるらん』の物語は、土方歳三が「最強の漢」を目指し、ただひたすらに強さを求めて道場破りを繰り返す若き日から始まります。

彼の性格は血の気が多く喧嘩っ早いため、「試衛館の狂犬」という異名で恐れられるほどです。

しかし、その荒々しさの裏には、近藤勇や沖田総司といった仲間たちのために命を張ることも厭わない、真っ直ぐで熱い魂を秘めています。

『ちるらん』における土方歳三のプロフィール
役職新撰組副長 → 局長代理 など
性格血の気が多く喧嘩っ早い。しかし仲間思いで義理堅い。
異名試衛館の狂犬、鬼の副長、戦争の天才
戦闘スタイル我流の剣。格上の相手には相打ち覚悟の「平青眼」を使用。
目標最強の漢になること。

物語が進むにつれて、土方は単なる剣客としてだけでなく、軍を指揮する将としての才能も開花させていきます。

鳥羽・伏見の戦いでの敗北を機に、近代兵器を駆使した戦術を学び、ついには「戦争の天才」とまで評される軍略家へと成長していくのです。

この成長の過程こそが、『ちるらん』の大きな魅力の一つです。

『終末のワルキューレ』で彼が沖田の戦いを静かに、しかし鋭い目で見守る姿は、数々の死線を乗り越え、組織のリーダーとして全てを背負ってきた『ちるらん』での彼の生き様が凝縮されていると言えるでしょう。

相棒の沖田総司はスサノヲ戦でどうなった?

『終末のワルキューレ』第10回戦、沖田総司VSスサノヲノミコトの戦いは、漫画史に残る屈指の剣客対決として、非常に見ごたえのある展開となりました。

土方歳三の盟友である沖田総司は、神を相手に一歩も引かない壮絶な戦いを繰り広げました。

戦いの舞台は、沖田にとって馴染み深い幕末の京都。

このシチュエーションは、生前、病によって全力で戦うことが叶わなかった彼にとって、最高の舞台装置となりました。

試合序盤、沖田は得意技である「神速の三段突き」を放ちますが、さすがは日本神話最強の剣神スサノヲ、これを防ぎきります。

しかし、この一撃はスサノヲの刀の鞘を破壊し、沖田のポテンシャルの高さを神々に見せつけました。

さらに沖田は、極限状態に陥ることで発動する「鬼子(おにご)」と呼ばれる特殊能力を解放。

これは心臓の鼓動を加速させ、超人的な身体能力を発揮する能力ですが、同時に身体への負担も大きい諸刃の剣です。

『ちるらん』でも描かれたこの能力を駆使し、沖田はスサノヲと互角以上の斬り合いを演じます。

スサノヲもまた、神の権能である「無装剣(むそうけん)」や、自身の神剣「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」を刀に打ち直した「鬼斬天叢雲(おにきりあめのむらくも)」を手に、沖田を追い詰めていきます。

互いに一進一退の攻防が続く中、沖田は戦いの土壇場でさらなる進化を遂げます。

スサノヲの「無装剣」から着想を得て、自身の三段突きを「飛ばす」という神業、「天翔三段突(てんしょうさんだんづき)」を編み出したのです。

この技が勝負の決め手となりました。

『終末のワルキューレ』で沖田総司は勝者になった?

結論として、沖田総司は第10回戦で見事スサノヲノミコトを打ち破り、人類側の勝者となりました。

この勝利は、ラグナロクの戦局を大きく左右する、非常に価値のある一勝でした。

激闘の末、沖田が放った起死回生の新技「天翔三段突」。

この飛ぶ斬撃は、大上段に構えて無防備だったスサノヲの胴体を完璧に捉え、三つの風穴を開けました。

致命傷を負ったスサノヲは、沖田のさらなる進化に満足げな笑みを浮かべながらも、その身体がガラスのように砕け散り、消滅してしまいます。

試合時間は11分25秒。

決まり手は「天翔三段突」。

ラグナロク第10回戦は、人類代表・沖田総司の勝利で幕を閉じました。

この戦いは、単なる勝ち負けを超えた、互いへの深いリスペクトが印象的な試合でした。

死闘を繰り広げた両者は、最期の瞬間に言葉なくとも心で通じ合い、互いに礼を述べているかのような清々しい決着を迎えます。

この勝利は、観客席で応援していた近藤勇や永倉新八ら新撰組の仲間たち、そして闘技場の外から見守っていた土方歳三にとっても、大きな喜びであったことは言うまでもありません。

生前、病に倒れ、その才能を完全に開花させることなく散った沖田が、死後の世界で最強の神を相手に全力を出し切り、勝利を掴んだのです。

この一戦は、沖田総司という剣士の物語の、最高のクライマックスと言えるでしょう。

そしてこの勝利により、人類は神々に対して一歩も引かない戦いを続けられることになりました。

土方歳三が今後ラグナロクで戦う可能性は?

多くのファンが期待するところですが、結論から言うと、土方歳三が今後ラグナロクの闘士として公式に戦う可能性は、現時点では低いと考えられます。

その最も大きな理由は、ラグナロクに出場する人類側代表の闘士13名(通称:エインヘリャル)のリストが、物語の初期段階ですでに発表されているためです。

人類代表闘士(エインヘリャル)のリスト

  1. 呂布奉先(第1回戦 vsトール)
  2. アダム(第2回戦 vsゼウス)
  3. 佐々木小次郎(第3回戦 vsポセイドン)
  4. ジャック・ザ・リッパー(第4回戦 vsヘラクレス)
  5. 雷電為右衛門(第5回戦 vsシヴァ)
  6. 釈迦(人類側に寝返り、第6回戦 vs零福)
  7. 始皇帝(第7回戦 vsハデス)
  8. ニコラ・テスラ(第8回戦 vsベルゼブブ)
  9. レオニダス王(第9回戦 vsアポロン)
  10. 沖田総司(第10回戦 vsスサノヲ)
  11. グレゴリー・ラスプーチン
  12. シモ・ヘイヘ
  13. ミシェル・ノストラダムス
  14. 坂田金時

(※釈迦が人類側についたため、当初の13人から変動)

このリストに土方歳三の名前は含まれていません。

そのため、正規の闘士として彼が出場することはないでしょう。

ただし、『終末のワルキューレ』は、読者の予想を良い意味で裏切るサプライズ展開が多い作品でもあります。

例えば、神であったはずの釈迦が人類側につくという、前代未聞の出来事もありました。

今後、何らかのイレギュラーな事態が発生し、追加の闘士が必要になるような展開が絶対にないとは言い切れません。

また、本編の試合ではなく、番外編や特別エピソードのような形で、土方歳三がその剣技を披露する場面が描かれる可能性は十分に考えられます。

『ちるらん』の主人公であり、ファンからの人気も非常に高いキャラクターであるため、作者や編集部が彼の活躍シーンを用意してくれるかもしれません。

現状では応援団としての役割に徹していますが、その存在感の大きさから「土方も戦ってほしかった」という声は後を絶ちません。

そのファンの熱い想いが、今後の物語に何らかの影響を与えることを期待したいところです。

まとめ:終末のワルキューレの土方歳三 登場の謎と原作ちるらんの関係性

  • 『終末のワルキューレ』において土方歳三は、闘士ではなく沖田総司の応援役として登場する
  • 漫画88話の特別編で、闘技場の外から一人で戦いを見守る姿が描かれている
  • 2024年6月現在、アニメ版にはストーリーが追いついていないため登場していない
  • 今後のアニメ化で第10回戦が描かれれば、登場する可能性は非常に高い
  • 土方や沖田の登場は、原作者と掲載誌が同じ『ちるらん』とのクロスオーバーである
  • キャラクターのルックスや設定は、『ちるらん』のものがそのまま採用されている
  • 原作『ちるらん』では、土方歳三は「最強の漢」を目指す主人公として描かれている
  • 沖田総司は第10回戦でスサノヲノミコトと戦い、見事勝利を収めた
  • 人類代表闘士のリストに名前がないため、土方がラグナロクで戦う可能性は低い
  • 番外編など、本戦以外で戦闘シーンが描かれる可能性はゼロではない
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