鬼滅の刃の後藤は死亡した?最終回までの活躍と生存の真相

『鬼滅の刃』は、魅力的なキャラクターが数多く登場する一方で、壮絶な戦いの中で多くの命が失われる物語でもあります。

主人公の竈門炭治郎たちと行動を共にする主要キャラクターだけでなく、彼らを支える脇役たちにもファンは多く、その生死は常に注目の的です。

中でも、鬼殺隊の事後処理部隊「隠」に所属する後藤は、登場回数は多くないものの、その人間味あふれるキャラクターで強い印象を残しました。

物語の最終盤、鬼舞辻無惨との決戦は熾烈を極めたため、「後藤は死亡してしまったのではないか?」と心配する声も少なくありません。

この記事では、そんな後藤の生死の真相に迫ります。

最終決戦での彼の知られざる活躍から、最終回で描かれた意外な素顔、そして現代に繋がる子孫の存在まで、公式ファンブックの情報も交えながら徹底的に解説していきます。

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目次

鬼滅の刃の後藤は死亡した?最終決戦での活躍

そもそも後藤とは?隠の役割と年齢

後藤は死亡したのかという疑問にお答えする前に、まずは彼がどのようなキャラクターなのかを解説します。

後藤は、鬼殺隊の中でも戦闘を主としない事後処理部隊「隠(かくし)」に所属する隊員です。

隠の主な役割は、鬼との戦闘が終わった後の後始末や、負傷した隊士の救護、そして鬼殺隊の存在を一般社会から隠蔽することにあります。

彼らは戦闘能力こそ持たないものの、鬼殺隊が活動を続ける上で不可欠な、まさに縁の下の力持ちと言える存在です。

公式ファンブックによれば、後藤の年齢は23歳で独身。

江戸っ子のような威勢のいい口調が特徴ですが、根は真面目で面倒見が良く、柱たちを非常に恐れているという人間らしい一面も持っています。

彼の初登場は、那田蜘蛛山での戦いの直後。

柱合会議の場で柱に対して臆さず意見する炭治郎を見て、涙目で「お前ェエ!!もう喋るなァ!!」と叱りつけるシーンは、多くの読者の印象に残ったのではないでしょうか。

このように、後藤は鬼殺隊という過酷な組織の中で、一般人の感覚を持ち合わせた貴重なキャラクターとして描かれています。

項目内容
名前後藤(ごとう)
所属鬼殺隊・隠(かくし)
年齢23歳
性格口は悪いが根は真面目で面倒見が良い。柱を非常に恐れている。
声優古川慎
初登場漫画6巻 / アニメ那田蜘蛛山編後

戦闘員ではない彼が、最終決戦という最も過酷な戦場でどのような役割を果たしたのか、次項で詳しく見ていきましょう。

最終決戦で死にかけた?無惨への特攻

結論から言うと、後藤は最終決戦で死亡していません。

しかし、死を覚悟した決死の行動に出ており、「死にかけた」と言っても過言ではない壮絶な活躍を見せています。

鬼舞辻無惨との最終決戦は、無限城から地上へと舞台を移し、夜明けまでの時間稼ぎという総力戦に突入しました。

柱や一般隊士たちが満身創痍の中、無惨の動きを止めようと必死に食らいつきます。

その中で、非戦闘員であるはずの隠たちも、市民の避難誘導や負傷者の救護に奔走していました。

そして、ついに夜が明け始め、太陽の光から逃れようと肉の鎧で逃走を図る巨大な赤ん坊姿の無惨。

その絶体絶命の状況で、一台の車が無惨に向かって猛スピードで突っ込んでいきます。

この時、「死ねェエ!!」と叫びながら最初に特攻した車の運転手こそ、後藤その人だったのです。

この事実は、公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐で明かされました。

後藤自身は当時を振り返り、「みんなボロボロだったため自分がやらなくてはと無我夢中で行動を起こした」と語っています。

彼のこの勇敢な行動が、他の隠たちの士気を鼓舞し、続く車両の特攻を促しました。

この隠たちの決死の足止めがなければ、無惨は日陰に逃げ込み、鬼殺隊の勝利はなかったかもしれません。

後藤は戦闘員ではありませんが、鬼殺隊の一員としての誇りと仲間を想う強い気持ちで、無惨討伐に大きく貢献した隠れたMVPの一人と言えるでしょう。

後片付けで気を失い臨死体験をしていた

前述の通り、後藤は最終決戦を生き延びましたが、その後の後片付け中に文字通り「死にかけた」コミカルなエピソードが存在します。

これも公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐に収録された描き下ろし漫画で判明した事実です。

無惨との激戦が終わり、瓦礫と化した市街地で後片付け作業をしていた後藤は、不運にも瓦礫で足を滑らせて転倒し、頭を強かに打ち付けて気を失ってしまいます。

そして、彼が見たのは臨死体験とも言える不思議な夢でした。

夢の中で後藤は、なぜか地獄に落ちており、「突撃!!地獄の鬼取材」と題して、かつて自分たちが倒した鬼たちにインタビューをして回るのです。

取材内容は「各呼吸の斬られ心地について」。

手鬼や響凱といった鬼たちから始まり、ついには上弦の鬼、そして鬼舞辻無惨にまでマイクを向けるという大胆不敵な取材を敢行します。

このシュールでユーモラスな夢は、現実世界で仲間の隠が「後藤ー!」と呼びかけたことで終わりを告げます。

目を覚ました後藤は、後頭部に大きなたんこぶを作っただけで無事でしたが、仲間からは「本当に死んだかと思った」と涙ながらに心配されるほどの派手な転び方だったようです。

本人は死にかけたことよりも、自分が(夢の中で)地獄にいたことに納得がいかない様子を見せており、最後まで彼の人間臭い魅力が描かれていました。

炭治郎との縁とツッコミ役としての一面

後藤が多くの読者に愛されている理由の一つに、主人公・竈門炭治郎との深い縁と、物語における的確なツッコミ役としての一面が挙げられます。

彼は、物語の節目節目で炭治郎と関わり、その成長を見守る兄貴分のような存在でした。

遊郭編後の見舞い

二人の関係性が特に色濃く描かれたのが、遊郭編の戦いの後です。

妓夫太郎・堕姫との死闘で二ヶ月も意識不明だった炭治郎の元へ、後藤は当時高級品だったカステラを手土産に見舞いに訪れます。

そこで炭治郎が意識を取り戻したことに驚き、カステラをベッドにぶちまけてしまうおっちょこちょいな姿を見せました。

さらに、炭治郎が目覚めたにもかかわらず静かに座っているだけの栗花落カナヲに対し、「意識戻ってんじゃねーか!!もっと騒げやアアア!!!」と激昂。

「上とか下とか関係ねーからな、今だけは!」と、みんながどれだけ炭治郎を心配していたかを伝え、蝶屋敷中に彼の目覚めを知らせて回りました。

このシーンは、後藤の仲間想いで男気あふれる性格がよく表れた名場面です。

的確なツッコミ役

刀鍛冶の里編の後、再び見舞いに訪れた際には、炭治郎の驚異的な回復力に「お前も段々と(化け物に)近づいてんだよ…」と心の中で冷静にツッコミ。

また、刀を届けに来た鋼鐵塚蛍の奇行や、窓を割って乱入してくる嘴平伊之助に対して「お前バカかよ」「黙れっ」と本気で叱りつけるなど、常識人として物語の緩急をつける重要な役割を担っています。

このように、後藤はシリアスな展開が続く『鬼滅の刃』の中で、読者と同じ目線でキャラクターたちの行動に反応してくれる、親しみやすい存在として描かれているのです。

鬼滅の刃の後藤は死亡していない!最終回での姿

鬼滅の刃の最終回で描かれた後藤のその後

結論として、鬼滅の刃の物語で後藤は死亡しておらず、無事に最後まで生き延びています。

彼のその後の姿は、原作漫画の最終回(第205話)で明確に描かれました。

まず、無惨討伐から三ヶ月後、蝶屋敷で療養する炭治郎たちを見舞う大勢の人々の中に、後藤を含む隠の集団の姿も確認できます。

そして、最もはっきりと彼の生存が確認できるのが、鬼殺隊解散後に撮影された集合写真です。

この写真の右上端に、後藤はトレードマークの覆面を外し、素顔で穏やかに微笑んでいます。

さらに、単行本23巻の巻末には、鬼殺隊解散後の隊士たちの様子を描いたおまけページがあり、そこにも後藤の姿が少しだけ描かれています。

これらの描写から、後藤が無事に大正の世を生き抜き、平和な時代を迎えることができたのは間違いありません。

多くの仲間たちが命を落としていった中で、彼のような裏方のキャラクターが最後まで生き残ったという事実は、読者にとって大きな救いとなったことでしょう。

戦いが終わった後の彼の人生が、穏やかで幸せなものであったことがうかがえます。

鬼滅の刃の後藤の素顔はどこで見られる?

普段は黒い布で顔の下半分を覆っているため、ミステリアスな印象のある後藤ですが、彼の素顔は原作漫画の最終巻で確認することができます。

ファンの方はぜひチェックしてみてください。

後藤の素顔が描かれているのは、主に以下の3つの箇所です。

1. 単行本23巻205話の集合写真

前述の通り、物語の最後に描かれた鬼殺隊の集合写真で、後藤は素顔で写っています。

覆面を外した彼の顔は、キリっとした目つきが印象的な好青年です。

2. 単行本23巻205話のおまけの一コマ

最終話の後の描き下ろしおまけページでも、鬼殺隊解散後の日常を過ごす後藤の姿が一コマだけ描かれています。

ここでも彼の素顔を拝むことができます。

3. 現代編に登場する子孫の顔

最終話では舞台が現代に移り、キャラクターたちの子孫や転生した姿が描かれます。

そこには後藤の子孫も登場しており、その顔は後藤本人にそっくりです。

この子孫については、後の項目で詳しく解説します。

これらのシーンを見ることで、普段は隠されている後藤の素顔を知ることができ、キャラクターへの愛着がさらに深まるはずです。

鬼滅の刃の後藤はイケメン?声優も紹介

後藤の素顔は、ファンの間で「イケメン」だと評判です。

覆面を外した姿は、シャープな輪郭と意志の強さを感じさせる涼しげな目元が特徴で、口の悪さや面倒見の良さといった内面的な魅力と相まって、多くのファンを惹きつけています。

イラスト投稿サイトpixivでは、「イケメンな後藤さん」というタグが存在するほどで、彼のルックスが高く評価されていることがうかがえます。

そして、後藤の魅力をさらに引き立てているのが、担当声優である古川慎(ふるかわ まこと)さんの存在です。

古川さんは、その演技力の高さと魅力的な声で多くの人気キャラクターを演じています。

古川慎さんの主な代表作

  • 『ワンパンマン』 サイタマ
  • 『転生したらスライムだった件』 ベニマル
  • 『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』 白銀御行
  • 『憂国のモリアーティ』 シャーロック・ホームズ
  • 『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- (2023)』 志々雄真実

古川さんの演じる後藤は、江戸っ子口調の威勢の良さと、根底にある優しさや真面目さを見事に表現しており、アニメで彼のファンになったという方も少なくありません。

素顔のイケメンぶりと、実力派声優による声の演技、この二つが合わさることで、後藤というキャラクターは唯一無二の魅力を放っているのです。

現代に登場する後藤の子孫について

『鬼滅の刃』の最終話は、物語の舞台を大正時代から一気に現代へと移し、かつての登場人物たちの子孫や転生したキャラクターたちの平和な日常を描いて締めくくられます。

そして、この現代編に、後藤が確かに子孫を残して幸せな人生を送ったことを証明するキャラクターが登場します。

それは、現代の日本で高校生活を送る「後藤」という苗字の少年です。

彼は、友人である竹内(鬼殺隊の隊士だった竹内の子孫)と一緒に歩きながら、スマートフォンで謎の画家・山本愈史郎が描いた「珠世」という女性の絵に見とれています。

その美しい絵に心を奪われていると、突然通りすがりの我妻善照(我妻善逸と禰豆子の子孫)に「その絵の良さが分かるなんてお目が高い!」と一方的に絡まれ、絵の解説をされた後、困惑しながら「誰?アイツ…」と見送るというコミカルなシーンが描かれました。

この現代の後藤くんは、顔立ちが大正時代の後藤にそっくりであり、公式ファンブックでも彼が子孫であることが明記されています。

この事実は、後藤が鬼舞辻無惨との戦いを生き延びた後、結婚して家庭を築き、その血筋が現代まで続いていたことを示しています。

多くの仲間が志半ばで散っていった中、裏方として隊を支え続けた彼が、戦後の平和な世界で幸せを掴み、未来に命を繋いでいたという結末は、読者にとって非常に心温まるエピソードと言えるでしょう。

まとめ:鬼滅の刃の後藤は死亡せず!最終回まで生き抜いた名脇役

  • 後藤は鬼殺隊の事後処理部隊「隠」に所属する隊員である
  • 年齢は23歳で、戦闘員ではなく裏方として鬼殺隊を支えた
  • 最終決戦で死亡したという事実はなく、最後まで生き残った
  • 無惨との最終決戦では、車で特攻し足止めに貢献した
  • 決戦後の後片付け中に気を失い、地獄を取材する臨死体験をした
  • 遊郭編後や刀鍛冶の里編後など、炭治郎を度々見舞う優しい一面を持つ
  • 原作23巻の集合写真などで素顔が描かれており、イケメンと評判である
  • 担当声優は『ワンパンマン』のサイタマ役などで知られる古川慎さんである
  • 最終回では、現代に生きる彼の子孫が登場している
  • 子孫の存在から、戦後に結婚し家庭を築いたことが示唆される
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