ワンパンマンに登場する数多くの怪人の中でも、猫のような見た目と裏腹に絶大な強さを誇る「ニャーン」。
その独特な能力と予測不能な行動は、多くの読者に強い印象を与えました。
この記事では、怪人協会の幹部でありながらサイタマの強さに触れて組織を裏切るなど、謎の多いニャーンの正体から強さ、駆動騎士との戦いの結末、そして死亡したのかどうかまで、作中の情報を元に徹底的に解説していきます。
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ワンパンマンのニャーンとは何者?正体や災害レベルを解説
ニャーンの正体は元人間のペットだった猫
ニャーンの正体は、もともと人間の女性に飼われていたごく普通のペットの猫です。
しかし、飼い主からの一方的な愛情の押し付けに強い嫌悪感を抱いたことがきっかけで、怪人化してしまいました。
そのため、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーと対峙した際には、彼の「一方的な愛情を押し付ける人間」という側面を嫌い、戦いの途中で撤退しています。
ニャーンの災害レベルは「竜」で幹部クラスの強さ
ニャーンの災害レベルは、怪人協会の中でも幹部クラスの実力者のみに与えられる「竜」に分類されます。
災害レベル「竜」は「複数の都市が壊滅する危機」に相当し、S級ヒーローが複数人で対応しなければならないほどの脅威度を示します。
その肩書き通り、ニャーンは他の怪人とは一線を画す戦闘能力を持っています。
ニャーンの元ネタやモデルになったキャラクターはいる?
ニャーンの公式な元ネタやモデルとなったキャラクターについて、作者から明言された情報はありません。
しかし、同じく猫の獣人で爪を武器に戦い、不利な状況では撤退を選ぶなど、村田版オリジナルの幹部である「ウスター」とは共通点が多く見られます。
しなやかな動きやトリッキーな戦い方は、猫という動物のイメージを忠実にキャラクターへ落とし込んだ結果と言えるでしょう。
ニャーンのアニメ版の声優は誰?
2024年8月現在、アニメ「ワンパンマン」第3期の放送日やキャストの詳細は発表されていません。
そのため、ニャーンがアニメに登場する際の担当声優はまだ未定です。
怪人協会編が描かれるであろう第3期での登場が期待されており、その独特なキャラクターを誰が演じるのか、ファンの間で注目が集まっています。
ニャーンの強さと能力は?最強と言われる理由と技を考察
体を紙のように薄くする能力で攻撃を回避
ニャーンが持つ最も特徴的で厄介な能力は、自身の体を紙のように薄く変形させられることです。
この能力により、わずか3mm程度の隙間さえあれば、壁や床、あらゆる障害物を自由にすり抜けることが可能です。
物理的な攻撃の多くを無効化し、敵の攻撃を回避しながら意表を突く攻撃を仕掛けることができるため、非常に防御性能の高い能力といえます。
爪で切り裂く技「猫罰」「激・猫罰」の威力は?
ニャーンの主な攻撃手段は、その鋭く硬い爪を用いたシンプルな切り裂き攻撃です。
主力技である「猫罰」は、対象を切り裂くだけでなく、時間差で傷が炸裂するという追加効果を持ちます。
本気を出せば周囲の建物をまとめて両断するほどの破壊力を秘めており、その強化版である「激・猫罰」も存在しますが、こちらはサイタマに放ったものの全く通用しませんでした。
S級ヒーローのぷりぷりプリズナーを圧倒する戦闘力
ニャーンは、怪人化した囚人たちを率いて臭蓋獄を襲撃した際、S級ヒーローのぷりぷりプリズナーと交戦しました。
その戦いでは、ぷりぷりプリズナーにダメージを与えて圧倒し、幹部としての実力を見せつけています。
最終的には、前述の通りぷりぷりプリズナーの在り方に嫌悪感を示して自ら撤退しましたが、戦闘能力の高さはS級ヒーローをも上回るレベルにあることが証明されました。
ニャーンは死亡した?駆動騎士との戦いの結末をネタバレ
ニャーンは駆動騎士に敗北したが死亡していない
結論から言うと、ニャーンはS級ヒーロー駆動騎士との戦いに敗れましたが、死亡はしていません。
駆動騎士の策略によって全身を焼かれ、黒焦げの戦闘不能状態に陥りましたが、かろうじて息のある状態でした。
ヒーローの強大な戦力を身をもって痛感し、敵対したことを後悔する言葉を最後に残しています。
駆動騎士はどうやってニャーンに勝った?勝因を解説
駆動騎士がニャーンに勝利できた最大の勝因は、ニャーンの能力を逆手に取った巧みな戦術にあります。
駆動騎士は、ニャーンが体を薄くして自身のアーマーの隙間から内部に侵入してくることを見越していました。
そして、侵入された瞬間にアーマー全体を超高温に加熱し、内部からニャーンを焼き尽くすという方法で勝利を収めたのです。
駆動騎士自身も「敵が慢心し油断していたことや事前に敵のデータを入手出来たから有利に戦えただけだ」と語っており、非常に厳しい戦いであったことがうかがえます。
ニャーンの最後はどうなった?駆動騎士に回収され研究対象に
駆動騎士に敗北し、虫の息となったニャーンは、その場でとどめを刺されることはありませんでした。
今後の研究や解剖のため、駆動騎士によってサンプルとして回収されていきました。
その後のニャーンの動向については作中で描かれておらず、ヒーロー側の研究対象として扱われているものと考えられます。
ニャーンが残した最後の言葉がジェノスを動かした?
ニャーンが敗北する間際に残した「パンチ一発で簡単に幹部を倒す奴がいれば…」という言葉は、偶然その場にいたジェノスに大きな影響を与えました。
この言葉は、育ちすぎたポチを文字通り一撃で倒したサイタマのことを指しています。
この独り言を聞いたジェノスは、師であるサイタマの規格外の強さを再認識し、怪人協会との全面戦争に本格的に参戦する大きな覚悟を決めるきっかけとなりました。
ニャーンはなぜ怪人協会を裏切った?サイタマが原因?
サイタマの強さを目の当たりにして戦線離脱した
ニャーンが怪人協会を裏切る直接的な引き金となったのは、サイタマの存在です。
同じ怪人協会幹部である「育ちすぎたポチ」がサイタマのパンチ一発で沈められる光景を目の当たりにしました。
さらに、自身が仕掛けた不意打ちも全く通用しなかったことから、サイタマを異常な危険人物と判断し、「これ以上協会にいれば自分も殺される」と恐怖を感じて組織から逃亡したのです。
もともと忠誠心はなく自分勝手な性格だった
サイタマとの遭遇はあくまできっかけであり、ニャーンは元々、怪人協会に対して忠誠心など持ち合わせていませんでした。
その本質は、弱い者いじめを好み、自分の身が危うくなれば即座に逃げ出すという、極めて自己中心的で気まぐれな性格です。
組織のために戦うという意識は皆無で、自身の快楽や安全を最優先に行動するため、協会からの離脱は必然だったとも言えるでしょう。
ワンパンマンのニャーンに関するよくある質問
ニャーンが初登場したのは漫画の何巻・何話?
ニャーンが初めて登場するのは、となりのヤングジャンプで連載されている村田雄介版「ワンパンマン」の146話です。
このエピソードは、コミックス(単行本)の21巻に収録されています。
原作版(ONE版)には登場しない、村田版オリジナルの怪人協会幹部の一人です。
ニャーンの公式イラストや画像を見る方法は?
ニャーンの公式イラストは、「ワンパンマン」TVアニメ公式サイトのGALLERYページなどで確認できます。
キャラクターデザイン担当の白川亮介さんによる描き下ろしイラストなどが公開されています。
また、作画を担当する村田雄介先生の公式X(旧Twitter)で関連イラストが投稿されることや、イラスト投稿サイト「pixiv」で多くのファンアートを見つけることも可能です。
駆動騎士は裏切り者なの?ニャーンとの関係は?
作中での駆動騎士の謎めいた行動から「裏切り者ではないか?」という説がファンの間で考察されていますが、2024年8月現在、その真偽は明らかになっていません。
ニャーンとの戦いにおいては、絶体絶命のヒーローたちを救う形で登場し、結果的に怪人協会幹部であるニャーンを打ち破っています。
この戦いに限って言えば、彼はヒーローとして間違いなく味方として行動しました。
まとめ:ワンパンマンのニャーンを徹底解説
- ニャーンの正体は飼い主の過剰な愛情を嫌い怪人化した元ペットの猫
- 災害レベルは「竜」で、怪人協会の強力な幹部の一人
- 体を紙のように薄くしてあらゆる隙間をすり抜ける特殊能力を持つ
- 鋭い爪から繰り出す「猫罰」「激・猫罰」が必殺技
- S級ヒーローのぷりぷりプリズナーを一方的に攻撃し圧倒した
- サイタマの圧倒的な強さを目の当たりにし、恐怖から怪人協会を裏切った
- S級ヒーロー駆動騎士との激闘の末に敗北した
- 敗北後も死亡はしておらず、研究サンプルとして駆動騎士に回収された
- ニャーンが残した最後の言葉が、ジェノスが戦う決意を固める一因となった
- 駆動騎士との知略を尽くした戦いは、怪人協会編の名シーンの一つである
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