NARUTOに登場するうちはオビト。
その謎多き生涯の中でも、特に多くのファンが疑問に思うのが禁術「イザナギ」の使用シーンではないでしょうか。
小南との戦いで見せた絶体絶命からの生還劇や、カカシにあげたはずの左目がなぜ存在したのかという謎は、物語の核心に迫る重要なポイントです。
この記事では、オビトがイザナギをいつ、どのように使ったのか、そして最大の謎である「イザナギに使われた左目は誰の目だったのか」という疑問を、原作の情報を基に徹底的に解説します。
さらに、ダンゾウやマダラといった他の使用者との比較、関連する考察まで網羅し、オビトとイザナギに関する全ての疑問にお答えします。
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まず知りたい!NARUTOの禁術「イザナギ」とはどんな術か
自分に都合の良い現実を創る「イザナギ」の効果と仕組み
イザナギとは、術者自身にかける究極の幻術であり、「幻と現実を繋げる」ことで術者に起きた不都合な出来事を幻として無かったことにし、都合の良い出来事だけを現実にできる瞳術です。
この術を使えば、たとえ致命傷を負ったり死亡したりした場合でも、その事実自体を幻に変えて生き延びることが可能になります。
その仕組みは、六道仙人が万物創造に使った力「陰陽遁」の応用とされています。
陰遁の力で「不都合な現実」を無に帰し(幻にし)、陽遁の力で「都合の良い幻」を現実に創り出すのです。
なぜ禁術なのか?使用した写輪眼が失明する重い代償
イザナギがうちは一族の中で禁術とされている最大の理由は、その強力な効果と引き換えに、術を発動した写輪眼が光を失い、二度と開くことがなくなるという非常に重いリスクがあるためです。
一度イザナギを発動すれば、その眼は失明してしまいます。
効果時間には個人差があり、ダンゾウの場合は眼1つにつき約1分間でしたが、その時間を使い切ると完全に視力を失います。
このため、うちは一族の間ではこの術を巡って、代えの眼を求める争いが起きたとされています。
イザナギの発動に必要な条件は?うちはと千手の力
イザナギを完全な形で発動するには、うちは一族が持つ「陰遁」の力と、千手一族が持つ「陽遁」の力の両方が必要とされます。
うちは一族は本来、精神エネルギーを司る陰遁の力しか持っていません。
そのため、生命エネルギーを司る陽遁の力、つまり初代火影・柱間の細胞などを体内に取り込むことで、初めてイザナギを完全な形で使用できるのです。
ただし、不完全な形であれば写輪眼のみでも発動は可能で、その場合は「不都合な現実を幻にする」効果のみに限定されると説明されています。
オビトはいつイザナギを使った?小南との死闘を徹底解説
6000億枚の起爆札!小南が仕掛けた神威殺しの罠とは
オビトが作中で明確にイザナギを使用したのが、元「暁」のメンバーである小南との戦いです。
長門の輪廻眼を奪いに来たオビトに対し、小南は彼の能力を徹底的に分析し、必殺の策を用意していました。
それが、6000億枚もの起爆札を海のように敷き詰め、10分間にも及ぶ連続爆破を起こす「神の紙者の術」です。
これは、オビトの時空間忍術「神威」の弱点を的確に突いた、まさに神威殺しの罠でした。
神威の「5分間の時間制限」を突かれ絶体絶命の窮地へ
オビトの神威は、あらゆる攻撃をすり抜ける無敵の能力に見えますが、そのすり抜けには「連続で5分間まで」という時間制限がありました。
小南はこの弱点を見抜き、5分をはるかに超える10分間の連続爆破を仕掛けることで、オビトをすり抜け続けられない状況に追い込みました。
逃げ場のない爆破の渦の中で、神威の時間切れが迫り、オビトは絶体絶命の窮地に立たされることになります。
オビトが起爆札の連続爆破から生き延びたトリックがイザナギだった
神威での回避が不可能となり、6000億枚の起爆札によって確実に死んだかに見えたオビトですが、彼は無傷で小南の背後に現れました。
この死からの生還を可能にしたのが、禁術「イザナギ」です。
オビトは、10分間の爆破によって自分が死んだという「不都合な現実」を全て幻として無かったことにし、生きているという「都合の良い現実」を創り出すことで、この窮地を乗り越えたのです。
この時のために、彼は左目にスペアの写輪眼を隠し持っていました。
【最大の謎】オビトがイザナギに使った左目は誰の目?
カカシにあげたはずの左目がなぜ存在したのか?
オビトの左目は、かつての第三次忍界大戦・神無毘橋の戦いで、岩の下敷きになった際に親友のはたけカカシに上忍祝いとして移植したはずでした。
そのため、小南との戦いでオビトが左目の写輪眼を使ってイザナギを発動したシーンに、多くの読者が混乱しました。
本来存在しないはずの左目がなぜあったのか、これがオビトに関する最大の謎の一つです。
正体は「うちはのストック」から移植したスペアの写輪眼
結論から言うと、オビトがイザナギに使った左目は、彼自身のものではなく、「うちは一族のアジトに保管されていたストックの中から移植した、他人の写輪眼」です。
オビトは、万が一の事態に備えて、イザナギを使うためだけの「使い捨ての眼」を常に左目にストックしていました。
小南戦で失明した左目もその一つであり、彼はその後、長門から回収した輪廻眼を新たに移植しています。
なぜオビトは大量の写輪眼をコレクションできたのか?
オビトがスペアの写輪眼を大量に所持できた背景には、「うちは一族虐殺事件」が関係しています。
この事件は、オビトがイタチに協力して実行したものでした。
事件後、オビトは亡くなったうちは一族の亡骸から写輪眼を大量に回収し、自身のアジトにコレクションとして保管していました。
ダンゾウが右腕に大量の写輪眼を移植していたのと同様に、オビトもこのストックを自身の戦力として利用していたのです。
オビトだけじゃない!他のキャラクターのイザナギ使用例
ダンゾウのイザナギ:右腕の写輪眼を使い捨てて延命する戦術
木の葉の闇を背負った男、志村ダンゾウもイザナギの使用者として知られています。
彼はサスケとの戦いで、右腕に移植した大量の写輪眼を消費することでイザナギを連続発動させました。
サスケに何度致命傷を与えられても、その都度イザナギで死を無かったことにして復活し、相手を消耗させるという戦術を取りました。
彼の眼一つあたりの持続時間は約1分であり、眼の数だけ死を回避できるという、非常に厄介な能力でした。
マダラのイザナギ:自身の死さえも書き換える時間差発動
うちは一族の伝説的な忍である、うちはマダラもイザナギを使用しています。
彼は初代火影・柱間との決戦で敗死しましたが、事前に自身の右目に「自分が死んだら、その死を無かったことにする」という内容のイザナギを時間差で発動するようセットしていました。
これにより、彼は死の淵から蘇り、その後の計画を進めることができたのです。
自身の死という究極の不都合さえも書き換える、イザナギの規格外な使用例と言えるでしょう。
オビト・ダンゾウ・マダラ、それぞれの目的と使い方の違い
同じイザナギでも、使用者によってその目的や使い方は大きく異なります。
使用者 | 主な目的 | 使った眼 | 特徴 |
---|---|---|---|
オビト | 絶体絶命の状況からの回避 | ストックの左目 | 1回限りの切り札として使用 |
ダンゾウ | 戦闘中の延命・持久戦 | 右腕の大量のストック | 複数の眼を使い捨てて連続使用 |
マダラ | 自身の死の運命の改竄 | 自身の右目 | 時間差で術を発動させ復活 |
このように、オビトは緊急回避、ダンゾウは戦闘戦術、マダラは運命操作と、それぞれの立場や目的が使い方に色濃く反映されています。
【考察】サスケの天照もイザナギで回避したのか?
イタチが仕掛けた天照をくらったシーンの真相は?
イタチの死後、オビトがサスケの前に現れた際、イタチがサスケの眼に遺していた天照が発動し、オビトは黒い炎に包まれました。
しかし、オビトは暗闇に消えた後、何事もなかったかのように再び姿を現します。
このシーンでオビトがどうやって天照を回避したのかについては、ファンの間で様々な考察がなされています。
イザナギ説と柱間細胞による再生説を比較検証
天照からの生還については、主に二つの説が有力視されています。
一つは、この時にも「イザナギ」を使ったという説です。
小南戦と同様に、天照を受けたという事実を幻にして回避した可能性は十分に考えられます。
もう一つは、「柱間細胞による再生説」です。
オビトの体は柱間細胞でできており、ダメージを受けた部分を切り離して再生したのではないかという考察です。
作中で明確な答えは示されていないため、どちらの可能性も残されています。
子供時代に潰れたはずの右目はなぜ無事だったのか?
関連する謎として、神無毘橋の戦いで体の右半分が岩で潰れたはずのオビトの右目が、なぜ無傷で写輪眼として機能していたのかという点があります。
これは、マダラに救出された際に、失った体の半分を柱間細胞でできた人工物で補われたためです。
彼の右半身は、もはや元の体ではなく柱間細胞によって構成されており、それによって眼も修復されたと考えられます。
オビトとイザナギに関するQ&A
オビトはイザナギを何回使いましたか?
作中でオビトがイザナギを使用したと明確に描かれているのは、小南との戦いにおける1回のみです。
サスケの天照を回避したシーンでも使用した可能性は考察されていますが、こちらは確定的な描写がないため、あくまで推測の域を出ません。
小南はなぜオビトがイザナギを使うと予測できなかったのですか?
小南はオビトの神威の能力を完璧に分析し、その弱点を突く作戦を立てました。
しかし、オビトが自身の眼ではない「スペアの写輪眼」を使い捨ての禁術のために用意していることまでは、さすがに予測できませんでした。
イザナギという想定外の切り札が、小南の完璧な作戦を上回った形です。
オビトが左目に輪廻眼を移植したのはいつからですか?
オビトが左目に輪廻眼を移植したのは、小南との戦いの後、そして第四次忍界大戦が始まる直前のタイミングです。
小南を倒して長門の遺体から輪廻眼を回収し、イザナギを使ったことで失明したスペアの写輪眼の代わりに、その輪廻眼を自身の左目に移植しました。
まとめ:オビトのイザナギに関する疑問を完全解明
- イザナギは使用した写輪眼が失明する代償を伴う禁術である
- オビトがイザナギを使ったのは小南との戦いである
- 小南は神威の5分という弱点を突き、6000億枚の起爆札でオビトを追い詰めた
- オビトはイザナギで「死んだ」という現実を幻に変えて生き延びた
- イザナギに使った左目は、うちはのストックから移植したスペアの写輪眼である
- オビトはうちは一族虐殺の際に写輪眼を大量に回収し、ストックしていた
- ダンゾウは戦闘での延命、マダラは自身の復活のためにイザナギを使用した
- サスケの天照を回避した方法は、イザナギ説と柱間細胞説が考察されている
- オビトの潰れた右半身はマダラによって柱間細胞で補完された
- 小南戦後に輪廻眼を左目に移植し、第四次忍界大戦に臨んだ
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