人気漫画・アニメ『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』には、数多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、中でも「イワン・ドレアー」は物語の重要な局面で暗躍する存在です。
しかし、登場シーンが限られているため、「イワンって誰だっけ?」「ラクサスやマカロフとどんな関係なの?」といった疑問を持つ方も少なくありません。
この記事では、フェアリーテイルのイワン・ドレアーの正体から、彼の強さ、目的、そして物語における役割、さらには気になる「その後」まで徹底的に解説します。
イワンが率いるギルド「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」や、ガジルとの意外な関係性についても深掘りしていきます。
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『フェアリーテイル』のイワン・ドレアーとは何者?正体と基本情報を解説
イワンの正体はラクサスの父親でありマカロフの息子
イワン・ドレアーの正体は、「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」のS級魔導士であるラクサス・ドレアーの父親であり、ギルドの3代目・6代目マスターを務めたマカロフ・ドレアーの息子です。
つまり、マカロフ、イワン、ラクサスは祖父・父・息子の三代にわたる魔導士の家系ということになります。
彼もかつては父マカロフがマスターを務める「妖精の尻尾」に所属していましたが、ある理由からギルドを破門され、その後、独自のギルドを立ち上げることになりました。
一目でわかるプロフィール(声優、所属ギルドなど)
イワン・ドレアーの基本的なプロフィールを以下の表にまとめました。
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | イワン・ドレアー |
所属ギルド | 元「妖精の尻尾」→「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」 |
役職 | 「大鴉の尻尾」ギルドマスター |
家族構成 | 父:マカロフ・ドレアー、息子:ラクサス・ドレアー |
声優 | 佐藤正治 |
初登場 | (原作)単行本28巻 第264話 |
強欲で凶暴?作中で描かれるイワンの性格
イワンの性格は、「強欲で凶暴」と評されています。
この危険な性格を父であるマカロフが警戒し、将来的にギルドへ害をなす存在になると判断したため、「妖精の尻尾」から破門されました。
その性格は、彼が結成したギルド「大鴉の尻尾」の行動理念にも色濃く反映されており、大魔闘演武では目的のためなら反則や脅迫といった卑劣な手段も厭わない冷酷な一面を見せています。
イワン・ドレアーの強さはどのくらい?使用魔法と戦闘能力を考察
イワンが使う魔法は「紙人形」と「幻術」
イワン・ドレアーが主に使用する魔法は、無数の紙人形を自在に操る魔法と、広範囲の人物に幻を見せる幻術です。
特に幻術は非常に強力で、大魔闘演武では闘技場全体の観客の目を欺き、息子ラクサスと密談を行うほどでした。
この能力から、直接的な戦闘よりも、策略や情報戦を得意とするタイプの魔導士であると考えられます。
ラクサスになぜあっさり負けた?本当の実力を検証
イワンは、大魔闘演武で息子ラクサスと対峙した際、ギルドメンバー4人と共に挑んだにもかかわらず、一方的に敗北しました。
この敗因は、イワンの実力が低いというよりも、ラクサスが予想を遥かに超える強さに成長していたことが最大の理由です。
7年間の修行を経てS級魔導士の中でもトップクラスの実力者となったラクサスに対し、イワンは息子の力を侮っていた可能性があります。
結果として、ギルド総出の攻撃も全く通用せず、あっさりと倒されることになりました。
父マカロフと同等の実力というのは本当か?
作中でイワンの実力がマカロフと同等であると明言された場面はありません。
しかし、聖十大魔道の一人であったジョゼ・ポーラがマカロフと互角と評されていたことから、その息子であるイワンも相当な魔力を持つと推測するファンもいます。
ただ、結果的にラクサス一人に敗れたことから、聖十大魔道クラスである父マカロフや、その域に達している息子ラクサスには及ばないというのが妥当な評価でしょう。
イワンがマスターを務めるギルド「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」とは?
ギルドの目的は「妖精の尻尾」への対抗と“闇”の奪取
イワンが「妖精の尻尾」を破門された後に立ち上げたのが、魔導士ギルド「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」です。
このギルドは、表向きは正規ギルドとして活動していましたが、その実態は「対“妖精の尻尾”特化ギルド」を自称する、目的のためなら手段を選ばない危険な集団です。
彼らの真の目的は、「妖精の尻尾」が隠し持つ最大の秘密であり闇と称される「ルーメン・イストワール(妖精の心臓)」を手に入れることでした。
「大鴉の尻尾」の主要メンバー一覧
「大鴉の尻尾」には、イワンの他に個性的なメンバーが所属しています。
名前 | 特徴・使用魔法 |
---|---|
フレア・コロナ | 赤い長髪を自在に操る魔法「髪しぐれ」の使い手。巨人族に育てられた過去を持つ。 |
オーブラ | 仮面を被った謎の男。魔法を無効化する特殊な能力を持つ。その正体は小さな動物。 |
ナルプディング | 小柄で太った体型だが動きは素早い。棘を操る「ニードルブラスト」を使用。 |
クロヘビ | 全身黒タイツの男。風景などに擬態する魔法「ミミック」を得意とする。 |
大魔闘演武で見せた卑劣な手口のまとめ
大魔闘演武において、「大鴉の尻尾」は勝利のために数々の卑劣な行為に及びました。
- フレアによる脅迫:ルーシィとの対戦中、観客席にいたアスカを人質に取り、ルーシィを一方的に攻撃した。
- オーブラによる魔法妨害:ルーシィが放った大技「ウラノ・メトリア」を無効化し、フレアを不正に勝利させた。
- ルール違反:マスターであるイワンが「アレクセイ」という偽名で選手として出場した。
- 集団攻撃:ラクサスとの1対1の対戦中に、他のメンバー4人が加勢し、5人がかりで攻撃を仕掛けた。
これらの行為が発覚したことで、彼らは大会から除外され、王国軍によって連行されることになりました。
【相関図】イワンと主要キャラクターとの関係性
父マカロフとの確執は?「妖精の尻尾」を破門された本当の理由
イワンが「妖精の尻尾」を破門された直接的な理由は、彼の強欲で危険な思想がギルドの理念と相容れず、マカロフが将来的な脅威と判断したためです。
親子でありながら、マカロフはギルドマスターとして、息子よりもギルド全体の平和と安全を優先する苦渋の決断を下しました。
この一件により、二人の親子関係には深い確執が生まれ、イワンは父と「妖精の尻尾」そのものに強い敵愾心を抱くようになります。
息子ラクサスとの親子関係は良好だったのか?
イワンと息子ラクサスの親子関係は、決して良好ではありませんでした。
イワンはラクサスに埋め込んだ滅竜魔法の魔水晶を金儲けの道具としか見ておらず、息子への愛情よりも自身の欲望を優先する非情な父親でした。
ラクサス自身も父親の考えを理解しており、「妖精の尻尾」を破門された際も、イワンのギルドに身を寄せることはありませんでした。
大魔闘演武での直接対決は、そんな二人の歪んだ親子関係を象徴する出来事と言えるでしょう。
ガジルとの関係は?二重スパイ計画の真相を解説
一時期、「大鴉の尻尾」には元「幽鬼の支配者」のガジル・レッドフォックスが所属していました。
しかし、これはイワンがガジルをスパイとして利用していたわけではなく、その逆でした。
実は、マカロフがガジルに対し、「大鴉の尻尾」の内部情報を探るための二重スパイとしての潜入を命じていたのです。
イワンはガジルを「妖精の尻尾」へのスパイとして迎え入れたつもりでしたが、実際にはマカロフの掌の上で踊らされていたことになります。
イワン・ドレアーのその後は?大魔闘演武で逮捕されてからどうなったか
大魔闘演武での不正行為によりギルドごと逮捕・失格処分に
大魔闘演武でのラクサスとの戦いで、イワンをはじめとする「大鴉の尻尾」のメンバーは、ルール違反と不正行為が公になりました。
その結果、彼らは失格処分となり、その場でフィオーレ王国軍によってメンバー全員が逮捕・連行されました。
これにより、「大鴉の尻尾」は事実上の解散に追い込まれます。
逮捕後のイワンと「大鴉の尻尾」の動向は描かれている?
結論から言うと、逮捕された後のイワン・ドレアーの動向については、原作の最終回に至るまで一切描かれていません。
そのため、彼がどのような処罰を受け、その後どうなったのかは不明のままです。
一方で、ギルドメンバーであったフレア・コロナは、後に改心して故郷である「太陽の村」へと帰り、ルーシィたちと和解するエピソードが描かれました。
まとめ:フェアリーテイルの謎多き男イワン・ドレアー
- イワンはマカロフの息子であり、ラクサスの父親である
- かつては「妖精の尻尾」に所属していたが破門された
- 「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」を創設したギルドマスター
- 強欲で凶暴な性格の持ち主で、目的のためには手段を選ばない
- 使用魔法は紙人形を操る魔法や幻術である
- 真の目的は「妖精の尻尾」の最大の秘密「ルーメン・イストワール」の奪取
- 大魔闘演武で息子ラクサスにギルド総出で挑むも敗北した
- ガジルをスパイとして利用していたつもりが、逆にマカロフの二重スパイであった
- 大会での不正行為が発覚し、ギルドメンバー共々逮捕された
- 逮捕された後の動向は作中では語られておらず不明である
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