人気漫画『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』には、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)をはじめとする様々な「スレイヤー」が登場します。
その中でも、謎多き存在として知られるのが「滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)」です。
この記事では、滅神魔導士とは何か、その能力や使用者の一覧、滅竜魔法・滅悪魔法との違い、そして作中に散りばめられた謎について、網羅的に解説します。
ゴッドスレイヤーに関するあらゆる疑問が、この記事を読むことで解決するでしょう。
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『FAIRY TAIL』の滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)とは?
神を倒すための魔法「滅神魔法」の基本能力
滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)とは、「神を倒す」ための失われた魔法(ロスト・マジック)である「滅神魔法」を使用する魔導士のことです。
滅竜魔導士や滅悪魔導士と同様に「スレイヤー」と呼ばれる系統の能力者に分類されます。
滅神魔導士の最大の特徴は、自身の属性と同一の物質やエネルギーを経口摂取することで、魔力を回復しパワーアップできる点にあります。
例えば、炎の滅神魔導士であれば炎を、雷の滅神魔導士であれば雷を食べることが可能です。
同じ属性でも食べられない?滅竜魔法とのエネルギー摂取の違い
滅神魔法は、滅竜魔法や滅悪魔法とは全く異なる系統の魔法とされています。
そのため、たとえ同じ属性(例:炎)であっても、滅竜魔導士が放つ魔法を滅神魔導士が食べることはできません。
作中では、炎の滅神魔導士ザンクロウが、主人公ナツ・ドラグニルの炎を食べようとして失敗する描写がありました。
この性質は、それぞれの魔法が異なる理に基づいていることを示唆しています。
滅神魔法は滅竜魔法より上等?初期設定と実力の関係性
炎の滅神魔導士ザンクロウは、自身の魔法を「滅竜魔法より上等」と豪語していました。
確かに、滅神魔法は神を滅するための魔法であり、その出自から特別な力を持っているように描かれています。
しかし、物語が進むにつれて、魔法の優劣は単純な系統の違いだけでは決まらないことが明らかになります。
実際には、スタートラインに違いがあるだけで、使い手の努力や工夫、仲間との連携次第でその差は埋まり、逆転することも十分に可能です。
滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)の全キャラクター一覧
作中に登場した滅神魔導士は3名です。
それぞれが異なる属性を持ち、個性的なギルドに所属しています。
キャラクター名 | 属性 | 所属ギルド |
---|---|---|
ザンクロウ | 炎 | 悪魔の心臓(グリモアハート) |
オルガ・ナナギア | 雷 | 剣咬の虎(セイバートゥース) |
シェリア・ブレンディ | 天空 | 蛇姫の鱗(ラミアスケイル) |
【炎の滅神魔導士】ザンクロウ(悪魔の心臓)
ザンクロウは、闇ギルド「悪魔の心臓(グリモアハート)」に所属する「煉獄の七眷属」の一人です。
神の炎と呼ばれる黒い炎を操り、その圧倒的な力でナツを一度は追い詰めました。
しかし、自身の力を過信し多弁であったことが仇となり、ナツに逆転の隙を与えて敗北しています。
彼の言動は、他の滅神魔導士のイメージにも少なからず影響を与えました。
【雷の滅神魔導士】オルガ・ナナギア(剣咬の虎)
オルガ・ナナギアは、当時フィオーレ王国最強と謳われたギルド「剣咬の虎(セイバートゥース)」に所属する大柄な魔導士です。
黒い雷を操る雷の滅神魔導士として、大魔闘演武でその実力の一端を見せました。
歌が好きという意外な一面も持っています。
【天空の滅神魔導士】シェリア・ブレンディ(蛇姫の鱗)
シェリア・ブレンディは、ギルド「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」に所属する天真爛漫な少女です。
同じ天空の属性を持つ滅竜魔導士ウェンディ・マーベルとは異なり、自身の体を治癒する自己回復能力を持っています。
滅神魔導士の中で唯一、作中で「神」と呼ばれる存在との交戦を果たしたキャラクターでもあります。
滅竜・滅悪魔法との違いは?3大スレイヤー魔法の強さを比較
滅神魔法と滅竜魔法(ドラゴンスレイヤー)の決定的な違い
滅神魔法と滅竜魔法の最も大きな違いは、その魔法の起源と対象です。
滅竜魔法が「竜」から教わった、あるいは竜の力を宿した魔法であるのに対し、滅神魔法は「神」を倒すための魔法とされています。
また、前述の通り、同じ属性のエネルギーでも互いに捕食することはできません。
これにより、両者は似て非なる魔法であることが強調されています。
滅神魔法と滅悪魔法(デビルスレイヤー)の比較
滅悪魔法は、その名の通り「悪魔」を滅するための魔法です。
滅神魔法が悪魔に対してどの程度の効果を持つか、またその逆も作中では明確に描かれていません。
滅悪魔導士は、魔法使用時に体に悪魔のような紋様が浮かび上がる特徴がありますが、滅神魔導士にはそういった身体的変化は見られません。
対象とする存在が異なるため、それぞれに特化した能力を持っていると考えられます。
結局どのスレイヤー魔法が一番強い?強さの序列を考察
「滅神」「滅竜」「滅悪」の中でどのスレイヤー魔法が一番強いかという問いに対する明確な答えは、作中では示されていません。
ザンクロウは滅神魔法が上等だと主張しましたが、ナツがそれを覆したように、最終的には使い手の技量、精神力、そして状況に応じた判断力が強さを決定づけます。
それぞれの魔法に長所と短所があり、一概に優劣をつけることは難しいと言えるでしょう。
滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)の技(必殺技)を一覧で解説
ザンクロウの技一覧(炎神のカグツチ、炎神の怒号など)
ザンクロウは、神の炎とされる黒い火炎を用いた強力な技を繰り出します。
- 炎神の怒号(えんじんのどごう): 口から黒い炎のブレスを放つ、滅神魔法版の「咆哮」。
- 炎神のカグツチ(えんじんのかぐつち): 手に巨大な黒炎を生成し、相手に叩きつける技。ナツの滅竜奥義をも上回る威力を見せました。
- 炎神の晩餐(えんじんのばんさん): 巨大な黒い炎の顎で相手を喰らい、焼き尽くす技です。
オルガ・ナナギアの技一覧(120mm黒雷砲、雷神の荷電粒子砲)
オルガは、黒い雷撃による広範囲かつ高威力の技を得意とします。
- 120mm黒雷砲: 両手から強力な黒い雷の魔力砲を発射します。大魔闘演武の魔力測定器MPFで高数値を記録しました。
- 雷神の荷電粒子砲: 両手からさらに強力な雷撃を放出する魔法です。
シェリア・ブレンディの技一覧(天ノ叢雲、天神の怒号など)
シェリアは、攻撃だけでなく回復も可能な天空の滅神魔法を使いこなします。
- 天神の怒号(てんじんのどごう): 口から黒い竜巻のような風のブレスを吐き出す技です。
- 天神の北風(てんじんのボレアス): 黒い風を巻き起こして攻撃します。
- 天ノ叢雲(あまのむらくも): 滅神奥義の一つで、両手から強力な黒い風を放出する大技です。
フェアリーテイルにおける滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)の謎を考察
滅神魔法は誰から教わった?その起源と習得方法の謎
滅神魔法の大きな謎の一つが、その習得方法です。
滅竜魔法は竜から直接教わった(第一世代)など、いくつかの世代と起源が明確にされています。
しかし、滅神魔法については、ザンクロウがマスター・ハデスから教わったと語るのみで、シェリアやオルガがどのようにして習得したのかは不明です。
この背景設定の少なさが、ゴッドスレイヤーのミステリアスなイメージを強めています。
作中で言及される「神」とは一体何者なのか?
滅神魔法が「神を倒す」ための魔法である以上、「神」という存在が想定されています。
しかし、作中ではこの「神」が具体的にどのような存在なのか、ほとんど語られることはありません。
唯一、シェリアが大魔闘演武で時間の神を操るディマリアと対峙した際に、神としての存在と戦う場面が描かれました。
滅神魔法が本来戦うべき相手の正体は、物語における大きな謎の一つです。
なぜ活躍が少ない?ゴッドスレイヤーが不遇と言われる理由を解説
滅神魔導士は、その強力な設定にもかかわらず、滅竜魔導士に比べて作中での活躍が少ないと言われることがあります。
この理由として、登場キャラクターが3人と非常に少ないことや、ザンクロウやオルガが敵役として登場し、主人公たちに敗れる展開だったことが挙げられます。
シェリアは味方サイドで活躍しましたが、物語の主軸となる場面は滅竜魔導士たちが担うことが多く、結果として「不遇」という印象を持たれがちです。
まとめ:フェアリーテイル ゴッドスレイヤーの完全ガイド
- 滅神魔導士(ゴッドスレイヤー)は「神を倒す」ための滅神魔法の使い手である
- 自身の属性と同じエネルギーを経口摂取しパワーアップできる
- 滅竜魔法など、他の系統の魔法エネルギーは捕食できない
- 登場するキャラクターはザンクロウ、オルガ、シェリアの3名のみである
- ザンクロウは「炎」、オルガは「雷」、シェリアは「天空」の滅神魔導士である
- 滅竜魔法との優劣は設定上なく、使い手の実力次第である
- 技は黒い炎や雷、風を主体とした強力なものが多い
- シェリアは滅竜魔導士にはない自己回復能力を持つ
- 滅神魔法の起源や習得方法は謎に包まれている部分が多い
- 強力な設定だが、作中での活躍機会が限られ「不遇」と評されることもある
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