フェアリーテイル グレイ死亡は嘘？2度の死亡と復活の真相を解説

『フェアリーテイル』の人気キャラクター、グレイ・フルバスターの生死について、「グレイは死亡した」という噂がファンの間で広まっています。

物語の重要な局面で命を落とすかのような衝撃的なシーンが描かれたことで、彼の安否が気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、「フェアリーテイル グレイ 死亡」の真相に迫り、彼が死亡するとされるのは何話なのか、そして闇落ちや裏切りの噂は本当なのかを、原作漫画とアニメのエピソードを基に徹底的に解説します。

グレイの壮絶な過去から復活の経緯まで、全ての疑問にお答えします。

【結論】フェアリーテイルでグレイは死亡する？最終的な生死をネタバレ解説

最終回時点では死亡しない！続編『100年クエスト』でも活躍中

結論から言うと、グレイ・フルバスターは『フェアリーテイル』の最終回で死亡していません。

物語の最後まで主要キャラクターとして生き残り、続編である『フェアリーテイル 100年クエスト』でもナツたちと共に冒険を続けています。

そのため、彼の物語が「死亡」で終わることはありませんので、ご安心ください。

作中でグレイは2度死亡するが、いずれも復活している

グレイは最終的に死亡しませんが、物語の中で2度、命を落とす絶体絶命の危機に瀕しています。

一度目は「大魔闘演武編」、二度目は「アルバレス帝国編」です。

どちらのシーンも仲間を守るための自己犠牲的な行動であり、彼の仲間思いな性格が強く表れています。

しかし、どちらの場面でも仲間や特別な力によって奇跡的に復活を遂げています。

なぜグレイ死亡の噂が広まったのか？衝撃的なシーンの数々

グレイが死亡するという噂が広まった主な理由は、作中で描かれた彼の「死亡シーン」があまりにも衝撃的だったためです。

特にアニメで描かれたドラゴンとの戦闘シーンや、ジュビアとの悲しい別れを思わせるシーンは、多くの視聴者に強烈な印象を残しました。

これらのエピソードが、彼の最終的な生死についての憶測を呼ぶ原因となったのです。

グレイの死亡シーンは何話？アニメと漫画の該当エピソードを徹底解説

1度目の死亡：大魔闘演武編でジュビアを庇いドラゴンのこどもに殺されるシーン

グレイが最初に死亡したのは、大魔闘演武の終盤、未来から現れたドラゴンたちとの戦いです。

このエピソードは、アニメでは第191話「ナツvs.ローグ」の終盤から第192話「あたしの分まで」にかけて描かれています。

グレイは、ドラゴンの小型の個体による無数のレーザー攻撃からジュビアを守るため、自らの体を盾にします。

その結果、胸を貫かれてしまい、一度は完全に命を落としてしまいました。

どうやって生き返った？ウルティアの禁術「時のアーク（ラストエイジス）」

絶望的な状況の中、グレイを救ったのは彼の師匠ウルの娘であるウルティア・ミルコビッチでした。

彼女は、自らの命（時間）を代償に世界全体の時間を少しだけ巻き戻す禁術「時のアーク」の最終魔法（ラストエイジス）を発動します。

世界全体の時間をわずか1分だけ戻すことに成功し、その結果、グレイを含む多くの魔導士たちが死ぬ「未来」が書き換えられ、彼は奇跡的に生還を果たしました。

2度目の死亡：アルバレス帝国編でジュビアと共に自害するシーン

二度目の死亡シーンは、アルバレス帝国との最終決戦で描かれます。

このエピソードは、アニメのファイナルシリーズ第307話「グレイとジュビア」、原作漫画では第499話「グレイとジュビア」に該当します。

スプリガン12のインベルが使用する魔法「アイスロック」によって心を支配され、グレイとジュビアは互いに殺し合うことを強制されます。

グレイを傷つけたくないジュビアと、ジュビアを守りたいグレイは、二人とも同じ結論に至り、自らの命を絶つことを選択しました。

どうやって生き返った？ジュビアの輸血魔法「ウォーターメイク”ブラッド”」

二人同時に自害し、倒れ伏したかに見えましたが、ここでも奇跡が起こります。

ジュビアは、万が一の事態に備えて密かに習得していた「ウォーターメイク”ブラッド”」という輸血の魔法を発動していました。

彼女は自らの血液をグレイに分け与え、彼の命を救ったのです。

ジュビア自身も瀕死の状態でしたが、ウェンディの治癒魔法によって一命を取り留め、二人とも生還することができました。

グレイの闇落ち・裏切りは本当？噂の真相を時系列で解説

結論：本当の裏切りではない！ゼレフを倒すための潜入捜査だった

グレイが仲間を裏切り闇落ちしたという噂がありますが、これは事実ではありません。

「冥府の門（タルタロス）編」の後、妖精の尻尾が一時的に解散した際、グレイはゼレフを崇拝する黒魔術教団（アヴァタール）に潜入します。

これは、教団を内部から崩壊させるためのスパイ活動であり、仲間を裏切ったわけではありませんでした。

彼の行動は、エルザと連携して行われた作戦の一環だったのです。

なぜ闇落ちしたと噂された？父から受け継いだ「氷の滅悪魔法」が関係か

グレイの闇落ちが噂された背景には、彼が父親シルバーから受け継いだ「氷の滅悪魔法（デビルスレイヤー）」の存在があります。

この魔法は悪魔を滅するための力であり、ゼレフ書の最凶最悪の悪魔「END」を倒すという目的を持っていました。

後にENDの正体がナツであることが示唆されたため、グレイがナツと敵対するのではないかという憶測が広まり、闇落ちの噂に繋がったと考えられます。

インベルの洗脳魔法「アイスロック」でジュビアと殺し合いさせられたことも

前述の通り、アルバレス帝国編でインベルの魔法によって操られ、ジュビアと戦うことを強制されたシーンも、彼の裏切りや闇落ちを印象付けた一因です。

しかし、これはグレイ自身の意思ではなく、完全に外部からの精神支配によるものでした。

彼は最後まで意識の片隅で抵抗し、最終的には自害を選ぶことで、仲間を傷つけるという最悪の事態を回避しようとしました。

グレイの壮絶な過去｜父親と師匠の死が与えた影響

師匠ウルの死：デリオラを封印した自己犠牲とグレイのトラウマ

グレイの過去を語る上で欠かせないのが、師匠であるウルです。

幼い頃、故郷を悪魔デリオラに滅ぼされたグレイは、ウルに引き取られ、氷の造形魔法を学びます。

しかし、未熟なままデリオラに挑んだグレイを守るため、ウルは自らの体を氷に変えてデリオラを永遠に封印する禁忌魔法「絶対氷結（アイスドシェル）」を使用し、命を落としました。

この出来事はグレイの心に深い傷を残し、彼の行動理念に大きな影響を与えています。

父親シルバー・フルバスターの死と再会：冥府の門（タルタロス）編での悲しい真実

デリオラの襲撃によって死亡したと思われていた父、シルバー・フルバスター。

彼は「冥府の門（タルタロス）」の九鬼門の一人として、グレイの前に現れます。

しかし、その正体は、九鬼門のキースによって死体を操られていた「生ける死人」でした。

シルバーはデリオラへの復讐心だけで動いていましたが、大魔闘演武で息子の生存を知り、全てをグレイに託すことを決意します。

父子の悲しい再会と別れを経て、グレイは父の力である「氷の滅悪魔法」を受け継ぎました。

【補足情報】グレイ以外は？フェアリーテイルの主な死亡キャラクター一覧

作中で死亡が確定した主要キャラクター

『フェアリーテイル』では、グレイ以外にも多くのキャラクターが物語の途中で命を落としています。

特に印象的なのは、エルザの奴隷時代の仲間であるシモン、そしてナツの育ての親である火竜イグニールです。

彼らの死は、それぞれエルザやナツの成長に大きな影響を与えました。

他にも悪魔の心臓（グリモアハート）のハデスやアズマ、冥府の門（タルタロス）のシルバーやキョウカなど、多くの敵キャラクターも死亡しています。

一度は死亡したが生き返ったキャラクター

グレイと同様に、一度は死亡したものの復活を遂げたキャラクターも存在します。

代表的なのは、冥府の門（タルタロス）編でブラッドマンに吸収され消滅しかけたガジル・レッドフォックスです。

彼はアイリーンが発動した「ユニバースワン」によって奇跡的に救われ、生還を果たしました。

未来から来たことで消滅したキャラクター（未来ルーシィ、未来ローグ）

大魔闘演武編では、未来から来たルーシィとローグが登場します。

未来のルーシィは、現在のルーシィを未来のローグの攻撃から庇って命を落としました。

一方、未来のローグは、ナツたちによってエクリプスが破壊されたことで歴史が変わり、未来へ強制的に送還され消滅しました。

彼らの存在は死亡とは異なりますが、物語から退場した重要なキャラクターです。

まとめ：フェアリーテイル グレイ死亡の真相と復活劇