人気漫画『ONE PIECE』に登場する巨人族のド迫力な技、「覇国」と「覇海」。
どちらも絶大な威力を誇りますが、「覇国と覇海はどっちが強いのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
さらに、ビッグ・マムが放つ「威国」や、カイドウとの合体技「覇海」、そしてそれをゾロが受け止めたシーンなど、これらの技を巡る謎や議論は尽きません。
この記事では、「覇国」と「覇海」の強さの違いを徹底的に比較し、類似技である「威国」も含めた強さの序列を考察します。
作中の描写や設定を基に、これらの巨大な技に関するあらゆる疑問に分かりやすくお答えしていきます。
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結論:「覇国」と「覇海」はどっちが強い?現時点での最終考察
【結論】強さに明確な優劣はなく「一点突破」か「広範囲制圧」かの性質が違う
結論から言うと、ドリーとブロギーが放つ「覇国」と「覇海」のどちらが明確に強いかを断定できる根拠は、現時点の作中にはありません。
両者は単なる威力の上下関係ではなく、攻撃の「性質」が異なる技と考えるのが最も妥当です。
「覇国」が一点集中の貫通力に優れるのに対し、「覇海」は広範囲を薙ぎ払う制圧力に特化しており、状況に応じて使い分けるための技である可能性が高いでしょう。
威力なら覇海?貫通力なら覇国?作中描写から強さを比較
作中での描写を見ると、それぞれの技の特性がよく分かります。
「覇国」はリトルガーデンで、巨大金魚「島食い」の分厚い体をいとも簡単に貫通させました。
この描写から、特定のターゲットを直線的に打ち抜く、極めて高い「貫通力」を持つことがうかがえます。
一方、「覇海」はエッグヘッドで巨大な崖を広範囲にわたって切断し、道を切り開きました。
こちらは、前方の障害物を面で制圧する、広範囲への「破壊力」と「制圧力」に優れていることが示されています。
ファンの間での強さ議論まとめ(覇海が強い説 vs 覇国が強い説)
ファンの間では、様々な角度から強さに関する議論が交わされています。
「覇海が強い」という説の根拠としては、物語の後半で登場した新技であるため、インフレ的に強くなっているのではないかという考察や、二人の力をクロスさせるモーションの方がより大きなエネルギーを生み出せそう、といった意見があります。
逆に「覇国が強い」という説は、攻撃範囲が狭い分、エネルギーが一点に集中するため最大威力や貫通力は上ではないか、という考察が中心です。
そもそも「覇国」「覇海」「威国」とは?各技の基本情報を解説
ドリー&ブロギーの合体技「覇国」とは?(使用者・初登場シーン)
「覇国(はこく)」は、エルバフの戦士であり元巨兵海賊団船長のドリーとブロギーが放つ合体技です。
初登場はリトルガーデン編(コミックス13巻 第119話)で、二人がそれぞれの武器(剣と斧)を同じ方向に水平に振り抜くことで、巨大な衝撃波を直線的に放ちます。
「エルバフの槍」とも称される、巨人族を象徴する技の一つです。
同じくドリー&ブロギーが放つ「覇海」とは?(使用者・初登場シーン)
「覇海(はかい)」も、同じくドリーとブロギーが使用する合体技です。
初登場はエッグヘッド編(コミックス110巻 第1111話)で、海軍の追撃から麦わらの一味を逃がすために使用されました。
覇国とはモーションが異なり、二人が向き合うように立ち、武器をクロスさせるように外側へ振り抜くことで、扇状に広がる巨大な衝撃波を放ちます。
四皇ビッグ・マムの「威国」とは?なぜ覇国と関係がある?
「威国(いこく)」は、四皇シャーロット・リンリン(ビッグ・マム)が単独で放つ強力な斬撃技です。
初登場はワノ国編(コミックス102巻 第1039話)で、ホーミーズの剣「ナポレオン」を巨大化させて放ちました。
この技も「エルバフの槍」と称されており、ビッグ・マムが幼少期にエルバフで暮らした経験から習得、あるいは模倣した技であると推測されています。
アニメや漫画でカイドウとビッグマムの「覇海」が登場したのは何話?
カイドウとビッグ・マムも「覇海(はかい)」という名の合体技を使用しています。
漫画では第1009話、アニメでは第1025話で初披露されました。
二人の四皇がそれぞれの武器(カイドウは金棒、ビッグ・マムは剣)を同時に振り抜き、巨大な衝撃波を放つというもので、その威力は絶大です。
ドリーとブロギーの技と名前が同じですが、関連性は現時点では不明です。
徹底比較!「覇国」と「覇海」の4つの違い
ドリーとブロギーが繰り出す二つの合体技、「覇国」と「覇海」。
具体的にどのような違いがあるのか、4つのポイントで比較します。
違い①:技を放つモーション(構え)は同じ?違う?
最も分かりやすい違いは、技を放つ際のモーションです。
「覇国」では、二人が同じ方向を向いて立ち、武器を同じ方向(左から右など)へ水平に振り抜きます。
一方、「覇海」では、二人が向かい合うような立ち位置から、それぞれの武器を内側から外側へ、クロスさせるように振り抜きます。
違い②:攻撃の軌道とエフェクト(直線的な槍 vs 扇状の壁)
モーションの違いは、攻撃の軌道とエフェクトに直結します。
「覇国」の衝撃波は、槍のように一直線に進み、対象を「貫通」するイメージです。
対して「覇海」の衝撃波は、巨大な壁のように扇状に広がり、広範囲を「薙ぎ払う」イメージの攻撃となります。
違い③:攻撃範囲と目的(一点を貫く vs 広範囲を薙ぎ払う)
攻撃の軌道が違うため、有効な範囲や目的も異なります。
「覇国」は、射程が非常に長く、特定のターゲットや分厚い防御を一直線に打ち抜く「一点突破」に適した技と言えるでしょう。
「覇海」は、横に広い攻撃範囲を持ち、多数の敵や広範囲の障害物を一掃する「面制圧」に適した技です。
違い④:技の名前に込められた意味(国を覇する vs 海を覇する)
技の名前からも、その性質を推測することができます。
「覇国」は、「国」を打ち破るほどの力、あるいは国の中心を貫くような一点突破のイメージに繋がります。
一方、「覇海」は、「海」を割るかのように広範囲を圧倒するイメージと合致します。
「威国」も交えた強さランキング!最強の“エルバフの槍”はどれ?
比較のポイント:使用者(伝説の巨人二人 vs 四皇一人)の格の違い
ドリー&ブロギーの合体技とビッグ・マムの単独技を比較する上で重要なのが、使用者の「格」です。
ドリーとブロギーも伝説的な戦士ですが、ビッグ・マムは世界最強クラスの海賊である「四皇」の一角です。
二人がかりで放つ技に対し、ビッグ・マムはそれを単独で、しかも同等以上の規模で放っている点は見過ごせません。
【考察】純粋な破壊力ではビッグ・マムの「威国」が最強か?
使用者の格や、単独で放つという事実を考慮すると、純粋な破壊力という点ではビッグ・マムの「威国」が最強である可能性は十分に考えられます。
また、カイドウとビッグ・マムの二人が放った「覇海」は、それらをも上回る作中最大級の破壊力を持つ技と言えるでしょう。
伝説の巨人族の技も絶大ですが、四皇の力はそれを凌駕する規格外のレベルにあると推測されます。
3つの技の強さ序列まとめ(威力・範囲・性質)
「覇国」「覇海(ドリー&ブロギー)」「威国」の3つの技を比較すると、以下のように整理できます。
技名 | 使用者 | 特徴 | 威力(考察) |
---|---|---|---|
威国 | ビッグ・マム(単独) | 四皇の力による規格外の破壊力 | ★★★ |
覇海 | ドリー&ブロギー(合体) | 広範囲を薙ぎ払う面制圧 | ★★☆ |
覇国 | ドリー&ブロギー(合体) | 高い貫通力を持つ一点突破 | ★★☆ |
※カイドウ&ビッグ・マムの「覇海」は、四皇二人の合体技であるため、この中では別格の威力と考えられます。
なぜゾロは「覇海」を止められた?四皇2人の合体技の威力
作中での「覇海」の威力描写を改めて振り返る
カイドウとビッグ・マムが放った「覇海」は、屋上にいた最悪の世代5人をまとめて消し去ろうとする、まさに必殺の一撃でした。
ビッグ・マムが「5人中何人生き残るかねェ?」と口にするほど、その威力に絶対的な自信を持っていたことからも、凄まじさが伝わります。
四皇二人が全力で放つ攻撃は、島の地形すら変えかねないほどのエネルギーを持っていたでしょう。
ゾロが一時的に受け止めたシーンの凄さとは?
ゾロは、この絶望的な威力を持つ「覇海」を、自身の刀で正面から受け止め、一瞬の間だけ完全に動きを止めました。
もちろん、その代償として全身の骨が砕けるほどの重傷を負いましたが、仲間を逃がすための時間を稼いだのです。
四皇二人の合体技を、たとえ一瞬でも受け止められるということ自体が、ゾロの異常なまでの実力と覚悟を示しています。
他の四皇No.2(キング、カタクリなど)でも止めることは可能か?
ゾロ以外の四皇No.2クラスが同じ状況にいた場合、どう対処したかは興味深い点です。
カタクリであれば、未来予知の見聞色で攻撃を予測し、仲間を逃がすか、技の発動を妨害したかもしれません。
キングやマルコは、高い飛行能力と耐久力を活かして、攻撃を受け流したり、身を挺して仲間を守ったりした可能性が考えられます。
純粋に正面から受け止めるという選択をしたゾロの行動は、極めて異例であったと言えるでしょう。
「覇国」と「威国」の共通点「エルバフの槍」とは?
なぜビッグ・マムは巨人族の技「威国」を使えるのか?
ビッグ・マムが巨人族の技である「威国」を使える理由は、彼女の過去にあります。
幼少期、彼女はエルバフで巨人たちと共に約10ヶ月間暮らしていました。
その期間に、エルバフの戦士たちが「覇国」を放つのを見たり、あるいは直接教わったりして、その技を習得したと考えるのが自然です。
カイドウも技を知っていた?ロックス海賊団との関係を考察
カイドウとビッグ・マムが「覇海」を放つ際の息の合ったやり取りから、二人が過去にもこの技を使ったことがあると読み取れます。
最も可能性が高いのは、二人が共に所属していた「ロックス海賊団」時代です。
当時、ビッグ・マムがカイドウにこの技を教え、連携技として磨いていたのかもしれません。
エルバフに伝わる最強の技の正体とは
「エルバフの槍」という呼称は、「覇国」と「威国」に対して使われています。
これは、これらの技が単なる攻撃技ではなく、巨人国エルバフの戦士たちの誇りと強さを象徴する、代々受け継がれてきた伝説的な技であることを示唆しています。
槍のように敵を貫き、道を切り開く、エルバフの魂そのものと言えるでしょう。
まとめ:覇国と覇海はどっちが強いのか徹底解説
- ドリーとブロギーの「覇国」と「覇海」に明確な強さの優劣はない
- 「覇国」は一点集中の貫通力に優れた技である
- 「覇海」は広範囲を薙ぎ払う制圧力に優れた技である
- 二つの技は、標的や状況に応じて使い分けられると考えられる
- ビッグ・マムが単独で放つ「威国」も「エルバフの槍」と呼ばれる類似技である
- 純粋な破壊力では、四皇が放つ「威国」や「覇海」が上回る可能性がある
- カイドウとビッグ・マムの「覇海」は、四皇二人の力を合わせた合体技である
- ゾロは仲間を守るため、四皇二人の「覇海」を一瞬だが正面から受け止めた
- ビッグ・マムは幼少期にエルバフで暮らした経験から技を習得したと推測される
- 「エルバフの槍」は、巨人族の誇りと強さを象徴する伝説的な技の総称である
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