ワンパンマンのリメイク版とは?原作との違いや読む順番を解説

アニメをきっかけに『ワンパンマン』にハマり、「漫画も読んでみたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、いざ調べ始めると「原作」と「リメイク版」の2種類が存在することを知り、どちらから読めばいいのか、そもそも何が違うのか、といった疑問が出てくるかもしれません。

この記事では、『ワンパンマン』のリメイク版とは何か、原作(ONE版)との具体的な違い、そしてどちらが面白いのか、目的別のおすすめの読み方まで、ファンが抱えるあらゆる疑問に答えていきます。

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目次

そもそも『ワンパンマン』のリメイク版(村田版)とは?

まず、『ワンパンマン』のリメイク版がどのような作品なのか、基本的な情報から解説します。

原作者ONE版と作画担当・村田雄介版の2種類が存在する

『ワンパンマン』には、原作者であるONE先生がストーリーと作画の両方を手掛ける「原作版」と、ONE先生がストーリー(ネーム)を担当し、『アイシールド21』などで知られる村田雄介先生が作画を担当する「リメイク版」の2つのバージョンが存在します。

原作版はONE先生の個人サイトで公開されているWeb漫画であり、リメイク版は集英社のWeb漫画サイト「となりのヤングジャンプ」で連載され、単行本としても発売されています。

リメイク版が生まれた経緯は?村田先生からONE先生へのアプローチがきっかけ

リメイク版が誕生したきっかけは、村田雄介先生がもともと原作版『ワンパンマン』の大ファンだったことにあります。

当時すでにWeb漫画として絶大な人気を誇っていた原作を読んだ村田先生が、その魅力に惹かれ、自身のTwitter(現X)を通じてONE先生に直接連絡を取り、作画を担当させてほしいと申し出たことから、この夢のタッグが実現しました。

アニメ『ワンパンマン』はリメイク版(村田版)が原作

アニメ版の『ワンパンマン』は、村田雄介先生が作画を手掛けるリメイク版を原作として制作されています。

そのため、アニメで描かれている圧倒的な迫力の戦闘シーンや美麗なキャラクターデザインは、リメイク版(村田版)の世界観に基づいています。

アニメの雰囲気が好きで、その続きを漫画で読みたいと考えている場合は、リメイク版を読むのが自然な流れとなります。

ワンパンマンの原作(ONE版)とリメイク版(村田版)の5つの違いを徹底比較

原作(ONE版)とリメイク版(村田版)には、それぞれに異なる魅力があります。

ここでは、両者の主な違いを5つのポイントに分けて比較・解説します。

①画力の違い:ONE版の味のある絵柄 vs 村田版の圧倒的な作画クオリティ

最も分かりやすい違いは、やはり画力です。

ONE先生の原作版は、もともと漫画制作ソフトの練習用に描かれたものであり、商業誌の漫画家と比較すると、絵柄はシンプルで独特の味わいがあります。

一方、村田先生のリメイク版は、日本トップクラスと評される圧倒的な画力で描かれており、キャラクターの表情から戦闘シーンの迫力まで、非常に緻密で美麗な作画が特徴です。

②ストーリーの違い:怪人協会編以降は大幅な追加エピソードや展開の変更あり

物語の序盤は、原作とリメイク版で大きなストーリーの違いはありません。

しかし、「怪人協会編」あたりから、リメイク版には原作になかったエピソードが大幅に追加されたり、物語の展開が変更されたりするようになります。

例えば、格闘技大会を描いた「スーパーファイト編」は、リメイク版で追加された大きなエピソードの一つです。

③登場キャラクターの違い:リメイク版のみに登場するオリジナルキャラも多数

ストーリーの追加に伴い、リメイク版には原作に登場しないオリジナルキャラクターが多数登場します。

「スーパーファイト編」に登場するスイリューや、「怪人協会編」のボスである怪人王オロチなどは、リメイク版を代表するオリジナルキャラクターです。

これらのキャラクターの存在が、リメイク版ならではの物語の深みと広がりを生み出しています。

④更新頻度の違いは?それぞれの最新話の公開ペースまとめ

原作(ONE版)は、ONE先生の個人サイトで不定期に更新されています。

過去には2年以上更新が停止した時期もありましたが、近年は数ヶ月に1話程度のペースで公開されることが多いです。

対してリメイク版(村田版)は、「となりのヤングジャンプ」にて、おおむね1~2週間に1話のペースで安定して更新が続いています。

⑤世間での人気や知名度の違い:一般的にはリメイク版(村田版)が有名

世間一般での知名度や発行部数で言えば、単行本化やアニメ化がされているリメイク版(村田版)の方が高いと言えるでしょう。

しかし、原作(ONE版)もリメイク版が生まれる前からWeb漫画として1000万人以上が閲覧するほどの絶大な人気を誇っており、熱心なファンの間では「大原作」として深く愛されています。

【結論】ワンパンマン漫画はどっちが面白い?目的別おすすめの読み方

結局のところ、原作とリメイク版、どちらから読むべきか、どちらが面白いのかは、読者が何を求めるかによって変わります。

アニメの続きが読みたい・綺麗な作画で楽しみたいなら「リメイク版」

アニメの続きが気になっていて、村田雄介先生の美麗な作画で物語を楽しみたい方には、リメイク版が断然おすすめです。

アニメで描かれたストーリーの続きを、そのままの雰囲気で読み進めることができますし、単行本が発売されているため収集しやすいのも魅力です。

ストーリーの根幹やWeb漫画ならではの魅力を味わいたいなら「原作(ONE版)」

『ワンパンマン』という物語の原型、つまりONE先生が最初に描いたストーリーの骨格や、独特のテンポ感、Web漫画ならではの熱量を味わいたい方には、原作(ONE版)がおすすめです。

リメイク版の追加エピソードの元となる発想の源泉に触れることができます。

両方読むのはアリ?原作とリメイク版の違いを楽しむのがファンの醍醐味

結論から言うと、両方読むことで『ワンパンマン』の世界を何倍も楽しむことができます。

多くのファンは原作とリメイク版の両方をチェックしており、ストーリーの違いやキャラクターの掘り下げ、演出の差などを比較しながら楽しんでいます。

両者は「同じ原作から生まれた別作品」に近い側面もあり、片方を読んだ後でもう一方を新鮮な気持ちで楽しむことが可能です。

読む順番はどっちからがいい?原作→リメイク版の順番がおすすめ

もし両方読むことを前提とするならば、「原作(ONE版)→リメイク版(村田版)」の順番で読むことをおすすめします。

先に原作を読むことで、物語の大筋を把握し、リメイク版で追加されたエピソードや華麗な作画による演出を「答え合わせ」のように楽しむことができます。

逆にリメイク版から読むと、原作を読んだ際にストーリーのネタバレを感じてしまう可能性があるため、ワクワク感を最大限に味わうなら原作からが最適でしょう。

原作(ONE版)とリメイク版(村田版)はどこで読める?

それぞれの作品を読むことができる場所について解説します。

原作(ONE版)は作者の公式サイトで無料で読める

原作者ONE先生の公式サイトにて、現在も無料で全話読むことが可能です。

サイト名は「galaxyheavyblow.web.fc2.com」で、検索すればすぐに見つかります。

手軽に『ワンパンマン』の原点に触れることができるので、少しでも気になった方はまずはこちらから読んでみるのも良いでしょう。

リメイク版(村田版)は「となりのヤングジャンプ」と単行本で読める

村田雄介先生が作画を担当するリメイク版は、集英社の公式Web漫画サイト「となりのヤングジャンプ」で最新話を読むことができます。

また、これまでの連載分は単行本としてまとめられており、全国の書店や電子書籍ストアで購入可能です。

『ワンパンマン』リメイク版に関するよくある質問

最後に、『ワンパンマン』のリメイク版や原作について、多くの人が抱く疑問に回答します。

原作(ONE版)は絵が下手・ひどいって本当?

「絵が下手」という評価は、あくまで村田先生の超絶的な画力と比較した場合の意見です。

前述の通り、原作はONE先生がソフトの練習用に描き始めたものであり、本人も絵の上手さを追求していたわけではありません。

しかし、キャラクターデザインの秀逸さや、漫画的な演出、コマ割りのセンスは非常に高く評価されており、その魅力が多くの読者を引き付けた要因であるため、一概に「ひどい」と評価することはできないでしょう。

リメイク版のストーリーは誰が決めている?原作者ONE先生のネームが元

リメイク版のストーリーは、村田先生が独自に創作しているわけではありません。

原作者であるONE先生が描いた「ネーム」(漫画の設計図にあたる脚本やコマ割りの下書き)を元に、村田先生が作画を行っています。

そのため、リメイク版で追加されたエピソードやストーリーの変更も、すべてONE先生のアイデアが反映されたものとなっています。

原作者のONE先生が死亡したという噂は本当?

この噂は全くの事実無根です。

原作者のONE先生はご健在で、現在も『ワンパンマン』の原作やリメイク版のネーム制作などで活躍されています。

過去に原作サイトの更新が長期間停止したことから、心配したファンの間でこのような噂が広まったと考えられます。

原作(ONE版)は終了した?連載の更新状況について

原作(ONE版)は終了しておらず、現在も連載は続いています。

更新は不定期であり、次の話が公開されるまでの期間が空くこともありますが、物語は完結していません。

今後もONE先生のペースで物語が描かれていくことが期待されます。

まとめ:『ワンパンマン』リメイク版とは何か、その魅力と原作との違い

  • 『ワンパンマン』にはONE先生の原作版と村田先生のリメイク版がある
  • リメイク版は村田先生が原作ファンで、自ら作画を申し出たことがきっかけ
  • アニメはリメイク版(村田版)をベースに制作されている
  • 原作とリメイク版の最大の違いは圧倒的な画力の差である
  • 怪人協会編以降、ストーリーや登場キャラクターに大きな違いが生まれる
  • ストーリーの追加や変更は、原作者ONE先生のネームに基づいている
  • アニメの続きを美麗な作画で読みたいならリメイク版がおすすめ
  • 物語の原型やWeb漫画の熱量を感じたいなら原作版が良い
  • 原作は公式サイト、リメイク版は『となりのヤングジャンプ』で読める
  • 両方を読み比べることで、作品の世界をより深く楽しめる
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