呪術廻戦に登場する禪院扇は、主人公たちの仲間である禪院真希と真依の父親として知られています。
しかし、作中での言動から「クズ」「毒親」と呼ばれ、ファンの間で最も嫌われるキャラクターの一人となりました。
なぜ扇はここまで嫌われているのでしょうか。
この記事では、禪院扇のプロフィールや家族関係から、クズと呼ばれる理由、術式や戦闘能力、そして真希との死闘まで詳しく解説します。
アニメ3期で描かれた第51話の反響や、禪院直哉との比較考察なども含めて、禪院扇というキャラクターの全貌に迫ります。
禪院扇の基本プロフィールと家族関係
禪院扇は、呪術界の名門である御三家の一つ「禪院家」に属する特別1級呪術師です。
原作漫画では第138話「禪院家」で初登場し、物語の重要な転換点で大きな役割を果たしました。
ここでは、扇の基本情報と複雑な家族関係について整理していきます。
禪院扇とは?等級・所属・声優情報まとめ
禪院扇は、禪院家の精鋭部隊「炳(へい)」に所属する特別1級呪術師です。
長い髪をポニーテール風に後ろで束ねた痩身の壮年男性として描かれています。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 禪院扇(ぜんいん おうぎ) |
| 等級 | 特別1級呪術師 |
| 所属 | 禪院家「炳」 |
| 初登場 | 原作第138話「禪院家」 |
| 声優 | 園部啓一 |
アニメで扇の声を担当する園部啓一さんは、「ボボボーボ・ボーボボ」のところ天の助役でも知られる声優です。
ちなみに、扇が恐怖を抱いていた伏黒甚爾の声優は子安武人さんで、同作品でボーボボを演じていたという興味深い繋がりがあります。
禪院家の家系図で見る扇の立ち位置
禪院家は呪術界御三家の一角を占める名門です。
扇は26代目当主である禪院直毘人の弟にあたります。
2026年1月にアニメ公式から禪院家の家系図が公開され、その複雑な家族構成が明らかになりました。
扇の父親は直毘人と同じく、25代目当主の弟にあたる人物です。
つまり扇は、当主の直系ではなく傍系の血筋ということになります。
禪院家においては、術式の有無や強さが全てを決める実力至上主義が根付いており、傍系である扇にとって当主の座は遠い存在だったと言えるでしょう。
真希・真依・甚爾・直哉との関係性を整理
扇を中心とした家族関係は非常に複雑です。
以下に主要キャラクターとの関係をまとめます。
| キャラクター | 扇との関係 |
|---|---|
| 禪院真希 | 実の娘(双子の姉) |
| 禪院真依 | 実の娘(双子の妹) |
| 禪院直毘人 | 兄(26代目当主) |
| 禪院直哉 | 甥(直毘人の息子) |
| 禪院甚壱 | 甥(25代目当主の息子) |
| 伏黒甚爾 | 甥(25代目当主の息子、甚壱の弟) |
| 伏黒恵 | 大甥(甚爾の息子) |
扇にとって真希と真依は実の娘ですが、二人を愛情をもって育てた形跡は見られません。
むしろ、娘たちを「出来損ない」と呼び、自身の人生を狂わせた存在として恨んでいました。
禪院扇がクズと呼ばれる5つの理由
禪院扇は、呪術廻戦の読者やファンの間で「クズ」「毒親」と評されています。
同じ禪院家の直哉も性格の悪さで知られていますが、扇の登場後は「扇の方がひどい」という声が多数を占めるようになりました。
ここでは、扇がクズと呼ばれる具体的な理由を5つ解説します。
実の娘を「出来損ない」と呼び殺害を企てた
扇がクズと呼ばれる最大の理由は、実の娘である真希と真依を殺害しようとしたことです。
五条悟が封印された後、扇は「五条悟解放を企てた謀反人として、伏黒恵・真希・真依を誅殺する」という計画を立てました。
この計画の恐ろしい点は、自分の手で娘を殺すことで呪術総監部からの信用を高めようとした打算にあります。
扇は娘たちを「出来損ない」「我が人生の汚点」と激しく恨んでおり、殺害計画は積年の恨みを晴らす機会でもあったのです。
禪院家の忌庫で真希と対峙した際、扇は真依にあらかじめ致命傷を負わせた上で待ち構えていました。
父親が子供を殺すという行為は、たとえフィクションであっても読者に強い嫌悪感を与えるものでした。
当主になれなかった原因を娘のせいにした逆恨み
扇は真希に対して「何故前当主が私ではなく直毘人だったか知っているか?」「それは子供のオマエ達が出来損ないだからだ」と言い放ちました。
つまり、自分が当主になれなかったのは、呪力を持たない真希と術式の弱い真依のせいだと主張したのです。
しかし、この主張は完全な逆恨みであることが公式に明らかになっています。
作者の芥見下々先生はファンブックで、直毘人が当主に選ばれた理由を「単純に直毘人の方が術師として強いから」と明言しました。
娘たちの能力は、扇が当主になれなかった理由とは全く関係がなかったのです。
自分の実力不足を娘のせいにするという卑劣な責任転嫁が、扇への嫌悪感を決定的なものにしました。
作者公式が否定した「兄と互角」発言の真相
扇は自分と兄の直毘人が「互角だった」と考えていたようですが、作者によってこの認識は完全に否定されています。
2022年秋のジャンプGIGAに掲載された質問記事で、芥見下々先生は「(直毘人と扇の実力差は)余裕で直毘人です」と断言しました。
さらに「扇は直毘人の本気を知らないと思います」とも述べており、扇の自己評価がいかに過大であったかが分かります。
兄弟で互角だと勝手に思い込み、当主になれなかった原因を娘に押し付けていた扇。
作者自身がその認識の誤りを明かしたことで、扇の恨みが単なる逆恨みであることが確定しました。
妻との冷え切った関係と家庭内の闇
扇と妻(真希・真依の母親)の関係も、禪院家の闇深さを物語っています。
作中で二人は互いに会話はおろか、目を合わせる描写すらありませんでした。
躯倶留隊のレビューでは「嫁怖すぎ」と評されており、夫婦関係が冷え切っていたことが窺えます。
さらに衝撃的なのは、妻が今際の際に見た「幸せな家族のイメージ」の中に、扇が一切存在していなかったことです。
そのイメージには妻自身と娘の真希・真依の3人だけが描かれていました。
長年連れ添った夫が、妻の理想の家族像に含まれていないという事実は、扇がいかに家族から愛されていなかったかを示しています。
躯倶留隊レビュー星1.0の衝撃評価
原作漫画の単行本には、禪院家の下部組織「躯倶留隊」による幹部のレビューが掲載されています。
扇の評価は星1.0と、直哉に次いで低い評価でした。
レビューには以下のようなコメントが記されています。
「ずっとちょっとキレてる」
「急に忌庫を空にするとかで駆り出された、嫌だった」
「嫁怖すぎ」
部下からも好かれていなかった扇の人柄が、これらのコメントから透けて見えます。
常にイライラしており、部下を急な命令で振り回す上司としての評判の悪さが明らかになりました。
禪院扇の術式「焦眉之赳」と戦闘能力
禪院扇は特別1級呪術師という高い等級を持っていますが、作中での戦闘描写から、その実力には疑問符が付けられています。
ここでは、扇の術式や戦闘スタイル、そして他の禪院家メンバーとの実力差について解説します。
炎を操る術式は禪院家相伝ではない?
扇の術式は炎を操作するものです。
炎は基本的に刀を起点として発生し、刀の一部を炎で補うことも可能です。
しかし、この術式は禪院家の相伝術式ではありません。
ファンブックによれば、相伝の術式を持たない扇は禪院家において「落伍者として人生を始めた」とされています。
禪院家では相伝術式である「投射呪法」を持つ者が重用される傾向にあり、炎の術式を持つ扇は家の中で不利な立場にあったと考えられます。
術式解放「焦眉之赳」の効果と由来
扇の術式解放は「焦眉之赳(しょうびのきゅう)」と呼ばれます。
刀全体に炎を纏わせて敵を焼き斬る大技で、作中では刀から激しく炎を放出し、間合いを大きく伸ばす描写がありました。
アニメ版では炎の色が青色で表現されています。
技名の由来はおそらく「焦眉の急」という四字熟語でしょう。
「危機が差し迫っている」という意味のこの言葉は、かつて恐怖した天与呪縛の持ち主が眼前に迫っているという状況と合致しています。
ただし、一部のファンからは「青い炎ではなく単なる呪力の放出ではないか」という指摘もあります。
直哉から「パッとせぇへん」と酷評された理由
禪院直哉は扇について「パッとせぇへん」と評しています。
この酷評にはいくつかの根拠があります。
まず、御三家には「強い術師は素手で戦う」という思想が根付いていますが、扇は刀に頼った戦闘スタイルを取っています。
五条悟でさえ「武器に頼ると呪力操作がおろそかになる」と考えており、扇の戦い方は御三家の価値観から外れていました。
また、扇の術式はシンプルで使いやすい反面、特筆するような能力がありません。
直哉や直毘人が持つ「投射呪法」のような応用力もなく、甚壱の術式のような広範囲攻撃もできません。
火力、射程範囲、機動力、応用力のすべてにおいて、他の禪院家幹部に見劣りしていたのです。
直毘人との実力差はどのくらい?
作者の芥見下々先生は、扇と直毘人の実力差について「余裕で直毘人」と明言しています。
さらに「扇は直毘人の本気を知らないと思います」という発言から、二人の間には相当な実力差があったことが分かります。
直毘人は相伝術式「投射呪法」を極めた使い手で、渋谷事変では特級呪霊の陀艮と渡り合いました。
一方の扇は、覚醒前の真希に刀を折られて顔に傷を付けられるなど、特別1級としては疑問符が付く描写もありました。
躯倶留隊の隊長からも「寝込みやトイレを狙えば真希でも勝てるだろ」と軽く流されており、家の幹部としての威厳は感じられませんでした。
扇と伏黒甚爾の因縁とは?
禪院扇を語る上で欠かせないのが、甥である伏黒甚爾との因縁です。
甚爾は呪力を一切持たない「天与呪縛」の持ち主でありながら、圧倒的な身体能力で禪院家の人々を恐怖させました。
この恐怖体験が、後の扇の行動にも大きな影響を与えています。
甚爾に骨の髄まで恐怖した過去
扇は過去に、甥である伏黒甚爾から激しい恐怖を植え付けられた経験があります。
甚爾は呪力を全く持たない天与呪縛の持ち主でしたが、その代償として人間離れした身体能力を獲得していました。
特別1級呪術師である扇でさえ、甚爾の前では何もできなかったのです。
甚爾の圧倒的な戦闘力は、禪院家の多くの関係者の記憶に恐怖と共に刻まれています。
扇もその一人であり、甚爾に対しては「骨の髄まで恐怖した」と表現されるほどのトラウマを抱えていました。
恐怖を忘れようと努めた扇の心理
甚爾への恐怖体験に対して、扇は認めて乗り越えようとするのではなく、「忘れるよう努めていた」とされています。
甚爾を認めたり、見返そうとしたりする気概はなく、恐怖をなかったことにしようとしていたのです。
この心理は、真希の天与呪縛を受け入れようとしなかった態度にも繋がっています。
真希は甚爾と同じく呪力をほとんど持たない天与呪縛でしたが、扇はその可能性を認めることができませんでした。
かつての恐怖を思い出させる存在を認めることは、自分の弱さと向き合うことを意味したからでしょう。
真希に甚爾の面影を見た最期の瞬間
真依の死によって完全な天与呪縛となった真希と対峙した時、扇は即座にかつての恐怖を思い出しました。
覚醒した真希の姿に、骨の髄まで恐怖した甚爾の面影を見たのです。
扇は反射的に術式解放「焦眉之赳」を発動し、真希を焼き尽くそうとしました。
しかし、その結果は無残なものでした。
扇は一瞬にして頭部を両断され、反応することすらできずに絶命しています。
忘れようとしていた恐怖が目の前に現れ、その恐怖によって命を落とすという皮肉な最期でした。
禪院扇vs真希の死闘と最期
禪院扇と真希の親子対決は、呪術廻戦の中でも特に衝撃的なエピソードの一つです。
父親が実の娘を殺そうとし、娘が父親を討つという壮絶な展開は、多くの読者に強い印象を残しました。
ここでは、この死闘の全貌を解説します。
真希・真依殺害計画の全貌
五条悟が封印された後、扇は周到な計画を立てました。
直毘人の遺言で伏黒恵が当主に指名されましたが、外様である恵を当主にすることは禪院家の立場を危うくする可能性がありました。
そこで扇は「五条悟解放を企てた謀反人として、伏黒恵・真希・真依を誅殺する」という計画を考案したのです。
この計画には複数の狙いがありました。
伏黒を排除しつつ、実の娘を自分の手で殺すことで謀反人誅殺の信憑性を高めること。
そして呪術総監部からの信用を上げて、自身の地位を向上させることです。
皮肉なことに、伏黒と真希が五条悟の復活を企てていたという「濡れ衣」は、実際には事実でした。
忌庫での親子対決の結末
死滅回游に参加するための戦力強化として、真希は呪具を回収するために禪院家の忌庫を訪れました。
しかし、忌庫の扉を開いた真希が見たものは、空っぽになった忌庫の中で血まみれで倒れている真依と、それを待ち構える父・扇の姿でした。
扇は真希に問いかけます。
「何故前当主が私ではなく直毘人だったか知っているか?」
そして居合の体勢を取り、戦闘が始まりました。
真希は扇の初撃を捌き、返す刀で刀身を折ることに成功します。
しかし、間合いを詰めた真希に対し、扇は術式で刀身を炎で修復。
逆に真希の腹と右目を容赦なく斬り裂きました。
倒れ伏す真希に、扇は「子供のオマエ達が出来損ないだから」と言い捨て、涙を流したのです。
真依の死で覚醒した真希に一瞬で敗北
瀕死となった姉妹を、扇は大量の呪霊を飼っている修練場に放り込み、呪霊に殺させようとしました。
自分の手を汚さずに娘を始末しようとしたのです。
しかし、この判断が致命的な失敗となりました。
修練場で真依は最期の力を振り絞り、構築術式で一振りの刀を作り出します。
そして「全部壊して」という言葉を残して息を引き取りました。
真依の死によって、真希は完全な天与呪縛に覚醒。
伏黒甚爾と同等の力を獲得したのです。
覚醒した真希の前に、扇の術式解放「焦眉之赳」は全く通用しませんでした。
扇は一瞬にして頭部を両断され、反応することすらできずに絶命しています。
禪院家壊滅の戦犯と呼ばれる理由
扇は「禪院家壊滅の戦犯」と呼ばれることがあります。
その理由は、娘を自分の手で殺さず呪霊に殺させようとした判断ミスにあります。
もし扇が最初から自分で真希を殺していれば、真希が覚醒する時間は与えられなかったでしょう。
しかし、呪霊に殺させようとしたことで真依が真希に力を託す時間が生まれ、結果として禪院家は壊滅することになりました。
さらに、覚醒した真希によって躯倶留隊も炳も全滅。
扇の計画は完全に裏目に出て、自分自身だけでなく禪院家そのものを滅ぼす結果となったのです。
アニメ51話「葦を啣む」での描写と反響
2026年1月22日に放送されたアニメ「呪術廻戦」第3期第51話「葦を啣む」では、禪院扇と真希の死闘が描かれました。
原作でも衝撃的だったこのエピソードは、アニメ化によってさらに大きな反響を呼びました。
2026年1月放送回の見どころ
第51話では、禪院家の忌庫での親子対決から、真希の覚醒、そして禪院家壊滅までが描かれました。
特に注目を集めたのは、覚醒した真希が躯倶留隊を一人で殲滅していく戦闘シーンです。
「作画エグい」「劇場版か?」といった声がSNS上で多数見られ、戦闘シーンのクオリティの高さが話題となりました。
真希の戦闘描写は「キル・ビルを彷彿させる」とも評され、映画的な演出が施されていたことが分かります。
また、扇の術式「焦眉之赳」がアニメでは青い炎で表現されており、原作とは異なる印象を与えました。
戦闘シーンへの賛否両論まとめ
第51話は大きな反響を呼びましたが、その評価は賛否が分かれました。
肯定的な意見としては以下のようなものがありました。
作画が劇場版クオリティで素晴らしい。
真希の覚醒シーンが圧巻だった。
色彩と世界観がアニメならではの表現で感動した。
一方、否定的な意見も少なくありませんでした。
躯倶留隊との戦闘シーンが原作より長く引き延ばされている。
カットが多く、原作の良さが打ち消されている。
アニメ勢には展開が分かりにくく、感動シーンでも意味が伝わらない。
特に、原作ではわずか数ページだった躯倶留隊戦が大幅に引き延ばされた点に違和感を覚える視聴者が多かったようです。
海外と日本で評価が分かれた理由
興味深いことに、第51話の評価は海外と日本で大きく異なりました。
海外では概ね好評で、真希の戦闘シーンや演出が高く評価されています。
一方、日本では賛否両論となり、特に原作ファンからは厳しい意見が目立ちました。
この評価の差について、様々な分析がなされています。
原作への思い入れの強さの違い。
アニメオリジナルの演出に対する許容度の差。
家族観や価値観の文化的な違い。
いずれにせよ、第51話が大きな話題を呼んだことは間違いありません。
禪院扇と直哉はどっちがクズ?比較考察
禪院家には扇の他にも「クズ」と呼ばれるキャラクターがいます。
特に禪院直哉は、その性格の悪さから「ドブカス」の愛称で呼ばれるほどです。
ファンの間では「扇と直哉、どっちがよりクズか」という議論がしばしば行われています。
禪院家クズランキングでの順位
ファンの間では、禪院家のメンバーを「クズ度」でランキングする議論が活発です。
多くの場合、以下のような順位付けがなされています。
1位は禪院扇で、実の娘を殺害しようとした点が決定的な理由となっています。
2位は禪院直哉で、女性蔑視の発言や性格の悪さが挙げられます。
3位は禪院甚壱で、真希殺害計画に加担した点が評価されています。
扇の登場前は直哉がぶっちぎりの1位でしたが、扇の本性が明らかになった後はその座を譲ることになりました。
扇の登場で直哉の株が上がった現象
扇のあまりのクズっぷりは、ファンの間で不思議な現象を引き起こしました。
それは、扇と比較されることで直哉の評価が相対的に上がるという現象です。
「扇が飛び抜けてクズすぎて、他の奴らのいい要素に目が行く」という声が多く見られます。
直哉は「養殖のクズ」と呼ばれるようになりました。
育った環境によって性格が歪められた、ある意味では被害者でもあるという見方です。
一方の扇は「天然のクズ」、つまり環境関係なく元からクズだったという評価を受けています。
直哉には娘を殺すような行為への躊躇いがあり、実際に「でもそれでええん?扇のオジさんは」と確認する場面もありました。
この点でも、扇のクズ度が上回っていると判断されています。
ファンが作った「善院コラ」が話題の理由
扇に関連して、ファンの間で話題になっているのが「善院コラ」と呼ばれるコラージュ画像です。
これは扇や直哉のセリフを改変し、「不器用ながら愛情深い父として、娘の未来を護るために命を捨てた戦いに臨む」かのようなシチュエーションに見せたネタ画像です。
台詞の方向性をまるっきりひっくり返すことで、全く別のキャラクターに見えるという面白さがあります。
あまりにも自然な仕上がりのため、「こっちが本物だと勘違いしていたファンもいた」と言われるほどです。
YouTubeでは「禪院扇のコラ画像選手権」という動画が12万回以上再生されるなど、ネタとしての人気も高くなっています。
原作での扇があまりにもクズだったからこそ、真逆のキャラクターにするコラが面白がられているのでしょう。
禪院扇に関するよくある質問
禪院扇について、読者からよく寄せられる質問に答えていきます。
死亡シーンの詳細や、真希の母親との関係、子供についての疑問を解消します。
扇の最期はどうなった?死亡シーン解説
扇は原作第149話で、覚醒した真希によって殺害されました。
真依の死で完全な天与呪縛となった真希は、伏黒甚爾と同等の力を獲得。
扇は術式解放「焦眉之赳」で応戦しましたが、一瞬で頭部を両断されました。
反応することすらできない完敗でした。
その後、原作第209話では羂索と裏梅が禪院家の懲罰室を訪れるシーンがあります。
そこには扇らしき腐乱死体が横たわっており、羂索が呼び出した呪霊によって食われる描写がありました。
最後の最後まで無様な扱いを受けた扇の姿は、読者に強い印象を残しています。
真希の母親は扇をどう思っていた?
真希と真依の母親は、扇との関係が冷え切っていたことが作中で示されています。
二人の間に会話や目を合わせる描写はなく、躯倶留隊からも「嫁怖すぎ」と評されていました。
最も象徴的なのは、母親が今際の際に見た「幸せな家族のイメージ」です。
そこには母親自身と真希、真依の3人だけが描かれており、扇の姿は一切ありませんでした。
長年連れ添った夫を、理想の家族に含めなかったのです。
母親は最終的に「産んでよかった」という言葉を残しています。
この言葉は、真希が禪院家の呪縛を壊してくれたことへの感謝であり、最期に取り戻した母としての本心だと解釈されています。
また、母親は瀕死状態だった直哉を刺し殺しており、これが直哉が呪霊化する原因となりました。
扇に子供は真希と真依だけ?
公式に確認されている扇の子供は、双子の真希と真依だけです。
2026年1月に公開された禪院家の家系図でも、扇の子供として描かれているのはこの二人のみでした。
対照的に、兄の直毘人には23人もの子供がいることが家系図で明らかになり、ファンの間で大きな話題となりました。
扇に子供が少なかった理由は明かされていませんが、妻との冷え切った関係を考えると、家庭環境が影響していた可能性があります。
いずれにせよ、扇はたった二人しかいない実の娘を「出来損ない」と呼び、殺害しようとしました。
子供の数に関係なく、親としては最低の存在だったと言えるでしょう。
まとめ:呪術廻戦 真希の父・禪院扇の全貌
- 禪院扇は禪院家「炳」所属の特別1級呪術師で、真希・真依の実父である
- 26代目当主・直毘人の弟であり、伏黒甚爾や直哉の叔父にあたる
- 実の娘を「出来損ない」と呼び、殺害を企てたことがクズと呼ばれる最大の理由である
- 当主になれなかった原因を娘のせいにしていたが、作者により完全な逆恨みと確定している
- 術式「焦眉之赳」は炎を操る能力だが、禪院家相伝ではない
- 直哉から「パッとせぇへん」と酷評されるほど、戦闘能力には疑問符が付く
- 甥の伏黒甚爾に骨の髄まで恐怖した過去があり、その恐怖を忘れようと努めていた
- 真依の死で覚醒した真希に一瞬で頭部を両断され、禪院家壊滅の戦犯となった
- アニメ第51話では戦闘シーンが話題となったが、演出については賛否両論がある
- ファンの間では「善院コラ」というネタ画像が人気を集めている
