ワンピースのエルバフ編が佳境を迎える中、読者の間で最も注目を集めているのが「ロキが食べた悪魔の実の正体」です。
エルバフに伝わる伝説の悪魔の実とは一体何なのか、ロキはどんな能力を持っているのか、そしてカイドウの青龍とはどう違うのか。
2026年2月に公開された第1174話でついにロキの変身形態が明らかになり、考察界隈は大きな盛り上がりを見せています。
この記事では、ロキの悪魔の実に関する最新情報を整理し、確定している事実から有力な考察、読者の反応まで、あらゆる角度から網羅的に解説していきます。
過去に知恵袋やSNSで飛び交っていた予想がどう変遷し、どの説が生き残ったのかについても詳しく触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
ロキが食べたエルバフの伝説の悪魔の実とは何か
エルバフ王家に代々伝わる伝説の悪魔の実の概要
ロキが食べた悪魔の実は、エルバフの王家が代々守り続けてきた国宝級の秘宝です。
作中では「伝説の悪魔の実」と呼ばれており、エルバフの巨人族にとって特別な意味を持つ存在として描かれています。
この実は動物系(ゾオン系)に分類され、その中でも幻獣種に属する極めて希少な悪魔の実であることが示唆されています。
エルバフの冥界には悪魔の実の「番人」とされるリスの存在も確認されており、この国の歴史と深く結びついた神秘的なアイテムであることがうかがえます。
世界政府やロックス・D・ジーベックもこの実の存在を認知しており、ロックスは世界征服のためにこの力を欲していたとされています。
つまり、単なる強力な実というだけでなく、世界の勢力図を塗り替えるほどの潜在能力を秘めた実だということです。
ロキが悪魔の実を食べた経緯と父ハラルドの遺言
ロキは自らの意思で好んでこの実を食べたわけではありません。
14年前、父であるハラルド王がイム(世界政府の最高権力者)に操られ、エルバフの軍を世界政府に差し出そうとする事態が発生しました。
このとき、ハラルド王自身がイムの支配から逃れるため、息子ロキに「自分を殺し、この実を食べろ」と懇願したのです。
ロキは不本意ながらも父の遺言に従い、伝説の悪魔の実を食べてハラルドを倒しました。
この戦いでは100人以上の巨人兵士が命を落とし、生き残ったのはヤルルとロキの2人のみです。
しかし真相を知る者はほとんどおらず、エルバフの民はロキが「悪魔の実を欲しがって父親を殺した極悪人」と信じ込んでいました。
こうした誤解がロキを「呪いの王子」「エルバフの恥」と呼ばせることになった背景です。
悪魔の実の正式名称はまだ未公表という現状
2026年2月16日時点で、ロキの悪魔の実の正式名称は尾田栄一郎氏から公式に発表されていません。
第1174話では竜形態の全貌が描かれたものの、実の名前そのものは明かされませんでした。
読者の間では「ヘビヘビの実 幻獣種 モデル:ニーズヘッグ」が最有力候補として定着していますが、あくまで推測の段階にとどまっています。
今後の連載で正式名称が公表されるかどうかに、多くの読者が高い関心を寄せている状況です。
ロキの悪魔の実の能力を徹底解説|黒い西洋竜の全貌
第1174話で確定した巨大な黒龍への変身能力
2026年2月15日に公開された第1174話「せかいで1ばんつよいもの」で、ロキの悪魔の実による変身形態がついに全貌を現しました。
ロキが変身した姿は、巨大な翼を持つ黒い西洋竜です。
カイドウの青龍が東洋竜(翼を持たず雲に乗って飛ぶタイプ)だったのに対し、ロキの竜は翼で自力飛行する西洋竜型であり、明確に異なるデザインとなっています。
作中の描写では、ギア5で巨人化したルフィでさえロキの角の3分の1程度の大きさにしか見えず、眠りの巨人(スリープティッド)をも矮小に見せるほどの超巨体です。
エルバフの太陽の世界から冥界へ落下する巨人の子供たちとその家族を、ロキがこの黒龍形態で救出するシーンは、多くの読者に衝撃を与えました。
雷を操る力と飛行能力の描写まとめ
ロキの能力として最初に確認されたのは、雷(稲妻)を操る力です。
ロキの過去編が始まる前から、武器であるラグニルを使って空から雷撃を落とし、エルバフの巨大な木の枝に火を放つ描写がありました。
第1174話ではさらに明確に、竜形態のロキが雷鳴とともに空を飛ぶ姿が描かれています。
飛行能力については、第1171話の時点でロキ自身が「心配するな、飛んでいける」と発言しており、空を飛ぶ手段を持っていることが示唆されていました。
この発言が第1174話で竜への変身として回収された形になります。
なお、作中でニーズヘッグは「雷竜」とも呼ばれており、雷を操る描写とニーズヘッグ説との整合性は高いといえるでしょう。
火炎や冷気など今後判明が期待される追加能力
第1174話の時点で確認できたのは竜への変身、雷の操作、飛行の3つですが、今後さらなる能力が明らかになる可能性は十分にあります。
まず有力視されているのが火炎ブレスです。
西洋竜は伝統的に火を吐く存在として知られており、ロキ自身も「太陽の神」を自称していることから、炎に関する能力を持っていても不思議ではありません。
氷に関しては、エルバフの冥界が極寒の世界であること、そしてニーズヘッグの神話上の棲み処がニヴルヘイム(霧と氷の世界)であることから推測されていますが、氷の能力はラグニル側に由来する可能性も指摘されています。
さらに、北欧神話でニーズヘッグが世界樹の根を腐らせる存在であることから、「腐食」や「毒」に関連する能力を持つのではないかという考察も存在します。
ただし、これらはいずれも推測の域を出ておらず、今後の展開を待つ必要があります。
ラグニルのリス変身との関係と合わせ技の仕組み
ロキの能力を語る上で欠かせないのが、武器であるラグニル(鉄雷)の存在です。
ラグニルはロキ以外の巨人には持ち上げることすらできない巨大な戦槌であり、それ自体が悪魔の実を食べた「物」である可能性が示唆されています。
実際、ラグニルはリスに変身する能力を持っており、これは北欧神話でユグドラシルを上下するリス「ラタトスク」に対応しています。
つまり、ロキ本人が竜(ニーズヘッグ)、武器のラグニルがリス(ラタトスク)という、北欧神話の世界樹に棲む存在を二重に再現した構成になっているわけです。
戦闘面では、ロキの竜形態による雷の操作とラグニルの氷の能力を組み合わせることで、雷と氷の同時攻撃が可能になると考えられています。
一部の読者からは「ロキが実質的に2つの幻獣種を操っている」という指摘もあり、黒ひげの2つの悪魔の実に匹敵するチート性能だと話題になっています。
ロキの悪魔の実がニーズヘッグでほぼ確定とされる根拠
宝樹アダムの根元と世界樹ユグドラシルの一致
ニーズヘッグ説が最も強力に支持される最大の根拠は、ロキが幽閉されていた場所と北欧神話の構造が完全に一致している点です。
北欧神話において、ニーズヘッグ(Níðhöggr)は世界樹ユグドラシルの根元に棲み、来る日も来る日もその根をかじり続ける蛇竜として描かれています。
一方、ワンピースの世界でロキが海楼石の鎖で繋がれていた場所は、宝樹アダムの根元にあたるエルバフの冥界(地下世界)です。
宝樹アダムが北欧神話のユグドラシルに対応し、その根元に封印された竜がニーズヘッグに対応するという構図は、偶然の一致とは考えにくいほど精緻に設計されています。
加えて、冥界の極寒環境はニーズヘッグが棲むとされるニヴルヘイム(霧と氷の国)の再現とも解釈でき、地理的な設定までもが神話と対応しています。
ラグニルのリス形態と北欧神話ラタトスクの対応
前述のラグニルがリスに変身する設定も、ニーズヘッグ説を裏付ける強力な証拠です。
北欧神話には「ラタトスク」というリスが登場し、ユグドラシルの頂上に住む鷲と根元に棲むニーズヘッグの間を行き来してメッセージを運ぶ役割を担っています。
ワンピースの作中で、ラグニルのリス形態は悪魔の実の番人としてロキのそばに存在しており、ロキが能力者になった際には泣いて喜ぶ描写が確認されています。
ニーズヘッグとラタトスクという北欧神話のセットがそのままロキとラグニルに投影されているのは、作者の意図的なオマージュと見るのが自然でしょう。
第1138話のハーレーの壁画に描かれた竜との類似
約1年前に公開された第1138話では、エルバフに存在する古代の壁画(ハーレーの壁画)が描かれました。
この壁画の上部には巨大な竜の姿が確認でき、その竜が蛇(レッドラインを象徴すると推測される存在)を攻撃しているように見える構図となっています。
第1174話でロキの竜形態が全貌を現したことで、壁画に描かれた竜とロキの黒龍が酷似していることが広く指摘されるようになりました。
この壁画が1年以上前から伏線として仕込まれていた可能性は高く、尾田栄一郎氏の長期的な構成力を示すエピソードとして読者の間で評価されています。
壁画の竜がレッドラインに関わる存在を攻撃している点から、将来的にロキがレッドラインの破壊に関与するのではないかという考察も浮上しています。
生まれつきの蛇の瞳がニーズヘッグを暗示していた伏線
第1153話で明かされたロキの出生エピソードは、ニーズヘッグ説をさらに補強する重要な伏線となっています。
ロキは生まれた時から白目と黒目が反転したスリット状の瞳、つまり蛇や爬虫類に特有の目を持っていました。
この異質な目が原因で、母エストリッドはロキを「呪われた子」と忌み嫌い、冥界に落として殺そうとしたのです。
注目すべきは、ロキがこの蛇の瞳を悪魔の実を食べる前から持っていたという点です。
この事実は「ニーズヘッグの実に選ばれるべくして生まれた存在」であることを暗示しているとする解釈が広く支持されています。
ロキが常に目に包帯を巻いている理由もこの特異な目元を隠すためであり、キャラクターデザインの段階からニーズヘッグへの変身が計画されていた可能性を示唆しています。
カイドウの青龍とロキの黒龍はどう違うのか
東洋竜と西洋竜という根本的なデザインの違い
「またドラゴン系の能力者か」と感じた方もいるかもしれませんが、カイドウの青龍とロキの黒龍は根本的に異なる存在です。
カイドウの「ウオウオの実 幻獣種 モデル:青龍」は、中国神話の四神に由来する東洋竜です。
翼を持たず、雲に乗って空を飛ぶ蛇のような体型が特徴で、いわゆる「龍」の姿をしています。
対してロキの竜は、巨大な翼を広げて自力で飛行する西洋竜型であり、ヨーロッパの伝承に登場するドラゴンの姿そのものです。
東洋の神獣と北欧の災厄の蛇竜という、文化的背景からして全く異なる2体の竜が作品に共存している点は、ワンピースの世界観の奥深さを物語っています。
竜形態のサイズ比較|推定全長はカイドウを大幅に超える
両者のスケールの差は歴然としています。
以下の表に主要なサイズ比較をまとめます。
| 比較項目 | カイドウ(青龍) | ロキ(黒龍) |
|---|---|---|
| 竜の種類 | 東洋竜(翼なし) | 西洋竜(翼あり) |
| 色 | 青 | 黒 |
| 推定全長 | 数百メートル級 | 推定400m〜1km以上(試算により幅あり) |
| ルフィとの比較 | ギア5巨人ルフィに縄跳びにされた | ギア5巨人ルフィが角の3分の1程度 |
| 島との比較 | 鬼ヶ島と比較して小さい | 島を容易に破壊できるレベルと描写 |
ギア5で巨人化したルフィがカイドウの竜を縄跳びのように使えたことを考えると、ロキの竜形態がいかに規格外であるかがわかります。
正確なサイズは公式設定が出ていないため確定していませんが、読者の試算では低く見積もっても400m、高い見積もりでは数kmに達するとされています。
属性能力の違いと戦闘スタイルの差
カイドウの青龍は「熱息(ボロブレス)」と呼ばれる火炎ブレスを主武器とし、風や雷も操る万能型の能力でした。
一方、ロキの黒龍は雷の操作が確認されている点ではカイドウと共通しますが、氷(ラグニル由来の可能性)や腐食・毒(ニーズヘッグの神話的属性に由来する推測)といった、より「死と破壊」に寄った属性が想定されています。
カイドウが「最強の生物」として君臨する空の支配者だったとすれば、ロキは「世界の破壊者」として地の底から世界を終わらせる存在です。
この対比は単なるキャラクターの差別化にとどまらず、ワンピース全体の神話構造の中で意図的に設計されたものだと一般的に解釈されています。
ロキとカイドウはどちらが強いのかという強さ議論
海外の考察コミュニティを含め、ロキとカイドウの強さ比較は活発に議論されています。
ロキが優位とする意見の根拠としては、カイドウを大幅に上回るサイズ、覇王色の覇気の保有、ラグニルという追加の幻獣種の武器、そして古代兵器級とされる破壊力が挙げられています。
カイドウ優位とする立場からは、1対1の戦闘経験の豊富さや人獣型での格闘戦能力、覚醒の有無が不明なロキとの比較は時期尚早だという反論がなされています。
ただし、第1174話の描写を受けて「ロキはカイドウを超える可能性が高い」とする意見が多数派になりつつある傾向がうかがえます。
シャンクスとスコッパー・ガバンを合わせてもロキに敵わなかったという示唆がある以上、ロキの戦闘力がカイドウ級かそれ以上であることは確実でしょう。
第1170話と第1171話で描かれた悪魔の実の重要な伏線
第1170話で判明したラグニルの真の姿と悪魔の実の番人
第1170話「裏腹」は、ロキの悪魔の実に関する情報が一気に動いた重要なエピソードです。
この回では、ラグニルが単なる武器ではなくリスに変身できる存在であることが描かれ、悪魔の実の「番人」としてリスがロキのそばにいたことが判明しました。
番人のリスがロキの能力者化を見て泣いて喜んでいた描写は、この実がエルバフにとって特別な意味を持つことを改めて強調しています。
また、第1170話ではロキがハラルドの遺言に従って悪魔の実を食べ、巨大な姿に変身する過程が描かれました。
ただし、この時点では変身後の姿はシルエットで隠されており、竜の全貌は明かされていません。
鋭い鉤爪や巨大化した体の輪郭から「竜か蛇の幻獣種ではないか」という推測が加速した話数でもあります。
第1171話でロキが飛行能力を示唆した発言の意味
続く第1171話では、ロキが移動手段について語る場面があり、「自分は飛べる」と明言しました。
この発言は当時、大きな議論を呼びました。
ラグニルのリス形態を使って飛ぶのか、それとも悪魔の実の能力自体に飛行能力が備わっているのかが不明だったためです。
この謎が第1174話で回答されることになり、ロキの竜形態が巨大な翼を持つ西洋竜であることが判明したことで、飛行能力は悪魔の実に由来するものだと確定しました。
第1171話の発言は、読み返すと竜形態への変身を事前に匂わせる明確な伏線だったことがわかります。
過去編で描かれたハラルド戦の変身シルエットの考察
ロキがハラルドと対峙した際の変身シーンは、意図的にシルエット処理がなされていました。
描かれた特徴としては、蛇のように長い胴体、鋭利な鉤爪、突き出した長い顎、そして背中に翼のような影が確認できます。
当初は「フェンリル(巨大狼)」「タングスニル(雷を纏う山羊)」など複数の候補が挙がっていましたが、シルエットの形状は狼や山羊とは明らかに異なっていました。
蛇に近い長いフォルムと翼の影から、竜もしくは大蛇であることはシルエットの段階で推測可能であり、実際にニーズヘッグ説を早期に支持していた読者も少なくありません。
第1174話で全貌が明らかになったことで、シルエットの意味が完全に回収されたといえるでしょう。
以前有力だった予想はなぜ否定されたのか
ゴムゴムの実の別個体という予想が消えた理由
ロキの悪魔の実に関する考察の中で、一時期注目を集めたのが「ゴムゴムの実(ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:ニカ)の別個体」説です。
ロキが自らを「太陽の神」と称していること、そしてルフィのニカと似た「自由で破壊的な力」を持つ存在として描かれていたことが根拠でした。
2025年12月頃には一部メディアでも「ゴムゴムの実能力者説が有力に」と報じられるほどの勢いがありました。
しかし、第1174話でロキの変身形態が黒い西洋竜であることが確定し、ゴムゴムの実やニカとは全く異なる能力であることが明らかになりました。
ロキの「太陽の神」発言は悪魔の実の種類ではなく、ロキ自身の思想や信条に基づくものだったと現在では解釈されています。
フェンリル説やタングスニル説が否定された経緯
フェンリル説は、北欧神話でロキの息子にあたる巨大狼フェンリルの名前から着想された有力な予想でした。
ロキの獣のような雄叫び、鎖での拘束、そして「終末の日に解放される」というフェンリルと共通する設定が根拠とされていました。
しかし、第1170話以降に描かれたシルエットの長い胴体や翼の影は狼のフォルムとは明らかに異なり、第1174話の竜形態確定によって完全に否定されました。
タングスニル(雷を纏う山羊)説も、ロキが雷を操る描写から推測されたものですが、同様に竜形態の確定で消滅しています。
現在ではフェンリルの要素はロキの技名や別のキャラクターとして今後登場する可能性が残る程度の扱いです。
知恵袋やSNSで話題になった主要な考察の変遷まとめ
ロキの悪魔の実に関する考察は、知恵袋やSNS、海外のRedditなどで非常に活発に行われてきました。
その変遷を時系列で整理すると以下のようになります。
| 時期 | 有力だった説 | 根拠 |
|---|---|---|
| 2024年11月頃(初登場時) | ゴムゴムの実説・フェンリル説 | 太陽の神の自称、鎖の拘束 |
| 2025年3月頃 | フェンリル説・タングスニル説 | 雄叫び、雷の描写 |
| 2025年7月頃(過去編中盤) | ニーズヘッグ説が台頭 | 蛇の瞳、冥界の設定 |
| 2025年12月(第1170話) | ニーズヘッグ説がほぼ一強に | シルエット、ラグニルのリス |
| 2026年2月(第1174話) | ニーズヘッグ説がほぼ確定 | 黒龍の全貌が判明 |
約1年半にわたる考察の積み重ねが、第1174話で一つの結論に収束した形です。
多くの読者が「最初からニーズヘッグ一択だった」と語る一方で、考察の過程そのものを楽しんだという声も少なくありません。
ロキの悪魔の実が物語全体に与える影響と今後の展開
ルフィのニカとロキのニーズヘッグという対比構造
ワンピースの最終章において、ルフィの「太陽の神ニカ」とロキの「黒龍ニーズヘッグ」は、物語の根幹をなす対比構造として機能しています。
ニカが夜明けと解放の象徴であるのに対し、ニーズヘッグは世界樹を腐らせる終末の象徴です。
しかし両者は対立関係ではなく、第1174話ではむしろ共闘する姿が描かれています。
「太陽の神」と「世界の破壊者」が手を組んでイムに立ち向かうという構図は、単純な善悪の二項対立を超えた物語の深みを生み出しています。
北欧神話のラグナロク(神々の黄昏)では、ニーズヘッグは世界の終焉とともに飛び立つ存在として描かれています。
ロキがまさにこの「世界を終わらせる力」を持つことで、レッドラインの破壊や世界の再構築といった最終章の核心的なイベントへの関与が予感されます。
イムとの最終決戦でロキが担う役割とは
第1174話では、ギア5のルフィ、竜形態のロキ、そしてラグニルの3者がイム(マンメイヤー・グンコの肉体を使用中)に立ち向かう構図が描かれました。
ロキの戦闘力は古代兵器級とも評されており、イムに正面から対抗できる数少ない存在として位置づけられています。
作中でロキの懸賞金が26億ベリー(世界政府特別懸賞金)という四皇クラスの額に設定されていることも、世界政府がロキを脅威として認識している証拠でしょう。
また、エルバフの壁画でロキに似た竜がレッドラインの象徴と思われる存在を攻撃している描写があることから、ロキの能力がレッドラインの破壊という物語の最終局面に直結する可能性も議論されています。
シャンクスがロキを捕縛できた方法は今も最大級の謎
第1174話でロキの圧倒的な強さが描写されたことで、6年前にシャンクスがロキを捕まえたという事実がますます謎を深めています。
作中の描写を見る限り、ロキの竜形態はシャンクスとスコッパー・ガバンの2人がかりでも倒せなかったことが示唆されています。
現在、読者の間で主に議論されている仮説は3つあります。
第一に、ロキがハラルドの遺志を守るため自発的にシャンクスに捕まった説。
第二に、シャンクスが覇王色の覇気でロキを圧倒した説。
第三に、シャンクスがロキをエルバフに留めておくことで、来たるべき戦いに備えさせた説です。
ロキはシャンクスを「卑怯者」と呼んでおり、単純な敗北ではない何らかの事情があったと推測されますが、真相は今後の連載で明かされることになるでしょう。
麦わらの一味に加入する可能性と最大の障壁
ロキが麦わらの一味の「10人目」の仲間になるという考察は、エルバフ編の開始以来根強く支持されています。
加入を支持する根拠としては、王族出身者が仲間になるパターンの前例、ルフィがロキを気に入っている描写、そして数字の法則(ロキ→69という語呂合わせ)が挙げられています。
一方で、最大の障壁として常に指摘されるのが体のサイズ問題です。
ロキはオーズ級の巨体であり、さらに竜形態は推定1km級という規格外の大きさです。
サウザンド・サニー号への乗船は物理的に不可能であり、この点をどう解決するのかが大きな論点となっています。
加えて、エルバフの唯一の正当な王位継承者が国を離れることの不自然さも指摘されています。
そのため「仲間」ではなく、麦わら大船団の傘下に入るという予想の方が現実的だとする意見も多く見られます。
ロキの悪魔の実に対する読者の評価と注目ポイント
第1174話の竜形態お披露目に対する反響
第1174話の公開後、SNS上では「ロキ ドラゴン」「ニーズヘッグ」がトレンド入りし、日本国内外で大きな反響を呼びました。
多くの読者が「圧巻の迫力」「鳥肌が立った」と竜形態のお披露目を高く評価しています。
特に、ギア5巨人化ルフィすら矮小に見えるスケール感と、雷鳴とともに空から現れてエルバフの民を救うという演出に対しては、「エルバフ編のクライマックスにふさわしい」という声が圧倒的でした。
また「カイドウの竜と被るのでは」という事前の懸念に対しても、東洋竜と西洋竜の明確な差別化や黒い色彩のデザインにより、「全くの別物で安心した」という反応が多数を占めています。
過去編の長さに対する賛否両論の傾向
竜形態のお披露目は絶賛されている一方で、そこに至るまでのロキの過去編に対しては賛否両論がありました。
ロキの過去編は第1152話(2025年6月)から始まり、第1174話(2026年2月)に現在時間へ戻るまで約半年以上にわたって続きました。
批判的な意見としては「最終章なのにテンポが遅い」「回想の中でさらに別キャラの回想に入る構造がわかりにくい」「ロックス海賊団の描写がエルバフと直接関係が薄い」といったものが挙げられていました。
一方で擁護する立場からは「ロキの悲劇的な過去を十分に描いたからこそ竜形態の登場に感動がある」「ロックスや黒ひげの父子関係の判明など重要な情報が多かった」という評価もなされています。
第1174話で現在時間に戻りロキが竜形態を見せたことで、過去編への不満は大幅に緩和された傾向が見受けられます。
正式名称の発表と五色の龍という新たな考察トレンド
今後の最大の注目ポイントは、ロキの悪魔の実の正式名称がいつ公表されるかです。
多くの読者が「ヘビヘビの実 幻獣種 モデル:ニーズヘッグ」を予想していますが、尾田栄一郎氏が読者の予想を裏切る名称を付ける可能性もゼロではありません。
また、第1174話を受けて新たに浮上した考察トレンドが「五色の龍」説です。
カイドウの青龍とロキの黒龍が確定したことで、残る赤・白・黄の龍は誰なのか、そしてモンキー・D・ドラゴンは何色の龍なのかという議論が活発化しています。
ワンピースの物語が最終章に突入した今、ロキの悪魔の実は単なる一キャラクターの能力にとどまらず、世界の命運を左右するピースとして物語の核心に位置しています。
正式名称の発表や新たな能力の判明など、今後の展開から目が離せない状況が続くでしょう。
まとめ:ワンピースのロキの悪魔の実に関する最新情報と全考察
- ロキの悪魔の実はエルバフ王家が代々守り続けてきた国宝級の伝説の実である
- 第1174話で巨大な黒い西洋竜への変身形態が初めて全貌を現した
- 正式名称は未公表だが「ヘビヘビの実 幻獣種 モデル:ニーズヘッグ」がほぼ確定的に支持されている
- ニーズヘッグ説の根拠は宝樹アダムの根元への幽閉、ラグニルのリス形態、壁画との一致、生まれつきの蛇の瞳など多岐にわたる
- カイドウの青龍(東洋竜)とは種類・サイズ・属性のすべてにおいて明確に異なる
- 竜形態の推定全長は400m〜1km以上とされ、ギア5巨人化ルフィすら矮小に見えるスケールである
- 確認済みの能力は竜への変身、雷の操作、飛行の3つで、火炎や腐食などの追加能力が推測されている
- 以前有力だったゴムゴムの実説やフェンリル説は第1174話で完全に否定された
- ルフィのニカと対になる存在として、イムとの最終決戦で重要な役割を担うと予想されている
- シャンクスがロキを捕縛した方法は作中最大級の未解決の謎として残されている
