『ONE PIECE』の物語において、最も謎に包まれた存在のひとつがロックス海賊団です。
白ひげ、ビッグ・マム、カイドウといった後の四皇たちが、かつて同じ船に乗っていたという衝撃の事実は、多くのファンに衝撃を与えました。
しかし世界政府によって情報が隠蔽されているため、メンバーの全容や現在の生死については断片的にしか語られていません。
この記事では、2025年のエルバフ編で新たに判明した情報を含め、ロックス海賊団の確定メンバー全15名のプロフィールを一覧で網羅的に解説していきます。
ゴッドバレー事件の真相やロックスの生存説、黒ひげとの血縁関係まで、現時点で判明しているすべての情報を整理しました。
ロックス海賊団とは何か?世界最強と恐れられた伝説の海賊団
ロックス海賊団とは、ゴール・D・ロジャーが海賊王となるよりも前の時代に、世界最強と恐れられた伝説の海賊団です。
世界政府すら手を出せないほどの戦力を誇り、ロジャーにとって「最初にして最強の敵」だったと作中で評されています。
海軍中将ガープが「英雄」と呼ばれるようになったのも、この海賊団との戦いが大きな理由でした。
船長ロックス・D・ジーベックが掲げた「世界の王」という野望
ロックス海賊団を率いた船長は、ロックス・D・ジーベックという人物です。
「世界の王」になるという壮大な野望を掲げ、政府や天竜人をも敵に回す危険思想の持ち主でした。
空白の100年の当事者とされる「デービー一族」の生き残りであり、世界のタブーをいくつも犯したことが明らかになっています。
56年前には世界会議中に海軍大将を殺害して逃亡し、高額の賞金首となりました。
さらに天上金を載せた船を略奪し、正義の門を破壊するなど、世界政府の根幹を揺るがすような犯罪を次々と実行しています。
ビッグ・マムからは「ロクでもねェ男だ」と評され、ガープからも「復活すれば世界にとって大きな脅威となる」と恐れられていました。
デービーバックファイトで集められた初期メンバーの結成経緯
ロックス海賊団のメンバーは、デービーバックファイトという海賊同士の賭け試合を通じて集められました。
ロックスは「デービー・ジョーンズ」の崇拝者であり、56年前から48年前にかけて数々の海賊をデービーバックファイトで従えていったとされています。
48年前の時点で、流刑島だった海賊島ハチノスに金鉱脈が発見されたとの情報をきっかけに、屈強な海賊たちが集結しました。
ハチノスには既に闇の組織と手を組んだ罪人たちが巨万の富を得ており、政府も迂闊に手を出せない状態だったのです。
ロックスはこの島の悪党たちを従えて「海賊の楽園」を作るという計画を実行に移し、44年前にハチノスへの作戦を決行しました。
結成からわずか2年で国を滅ぼした驚異的な犯罪履歴
ロックス海賊団が世界を恐怖に陥れたスピードは驚異的です。
結成からわずか2年の間に、16件の襲撃事件を引き起こし、76隻もの船を沈めています。
港を15か所焼き払い、5か所の町と1つの国を滅ぼすという、一海賊団としては前代未聞の規模の破壊活動を行いました。
世界政府によって抹消された犯罪履歴だけでも25件に及ぶとされ、実際の被害はさらに大きかったと推測されています。
こうした凄まじい危険性から、世界政府はロックス海賊団の存在そのものを歴史から抹消する方針を取りました。
ロックス海賊団メンバー一覧【確定済み全15名プロフィール】
ロックス海賊団には、後に四皇となる大海賊から、近年のエルバフ編で初めて名前が判明した人物まで、計15名の所属が確認されています。
ここでは確定済みのメンバー全員について、役職や能力、懸賞金などの情報を一覧として整理します。
船長ロックス・D・ジーベックの正体と黒ひげとの血縁関係
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名 | ロックス・D・ジーベック |
| 隠し名 | デービー・D・ジーベック |
| 役職 | ロックス海賊団船長 |
| 出身 | 西の海 ゴッドバレー |
| 家族 | 妻:エリス、息子:マーシャル・D・ティーチ |
| 初登場 | 第1154話「死ねもしねェ」 |
| 声優 | 藤真秀 |
第1154話にてビジュアルが初公開され、同時に黒ひげことマーシャル・D・ティーチの父親であることが確定しました。
空白の100年の当事者「デービー一族」の生き残りであり、隠し名には「デービー」の名が含まれています。
目的は「とある2つの悪魔の実」と「大槌船団(ガレイラ)」の捜索であり、そのうち1つの悪魔の実はエルバフにあると睨んでいました。
剣を両手で握って振りかざす構えがロジャーと酷似しており、「巨大なハンマーが砲撃の様に周囲を吹き飛ばす」剣技の持ち主だったと伝えられています。
38年前のゴッドバレー事件で死亡したとされていますが、ガープもセンゴクも死亡の瞬間を直接目撃しておらず、生存の可能性が残されている人物です。
白ひげエドワード・ニューゲートの能力と懸賞金
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名 | エドワード・ニューゲート |
| 異名 | 白ひげ、世界最強の男 |
| 悪魔の実 | グラグラの実(超人系) |
| 懸賞金 | 50億4,600万ベリー |
| 覇気 | 覇王色・武装色・見聞色 |
| 武器 | 最上大業物12工 薙刀「むら雲切」 |
| 享年 | 72歳 |
ロックス海賊団において唯一の人格者と評される存在が、白ひげことエドワード・ニューゲートです。
懸賞金は50億4,600万ベリーに達し、グラグラの実による地震の能力で「世界最強の男」と呼ばれていました。
おでんが白ひげ海賊団に加入しようとした際には、ロックス海賊団時代の愚痴をこぼす場面があり、個性派揃いの船内で相当な苦労があったことが窺えます。
ゴッドバレー事件の際には他のメンバーより一足早く撤退しており、道中でポーロ海賊団の船長と出会っています。
壊滅後に立ち上げた白ひげ海賊団では船員を「息子」と呼んで愛情を注ぎ、幼少期から抱いていた「家族への憧れ」を体現する船長となりました。
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンの経歴と現在
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名 | シャーロット・リンリン |
| 異名 | ビッグ・マム |
| 悪魔の実 | ソルソルの実(超人系) |
| 懸賞金 | 43億8,800万ベリー |
| 覇気 | 覇王色・武装色・見聞色 |
| 年齢 | 68歳 |
ロックス海賊団の在籍時から、見習いだったカイドウの面倒を甲斐甲斐しく見ていた姉貴分的な存在です。
ロックスについて「ロクでもねェ男だ。
信用するな」とカイドウに注意喚起する場面もあり、船長に対して決して盲目的ではなかったことがわかります。
ゴッドバレー事件では、カイドウにウオウオの実を譲った(あるいは奪われた)というエピソードが描かれました。
壊滅後はビッグ・マム海賊団を結成し、息子46人・娘39人という巨大な家族を築き上げています。
鬼ヶ島決戦ではトラファルガー・ローとユースタス・キッドに敗北しましたが、「おれはこのままでは終わらない」という台詞を残しており、再登場の可能性が示唆されている状態です。
カイドウは見習いだった?加入の経緯と百獣海賊団結成まで
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 異名 | 百獣のカイドウ、最強の生物 |
| 悪魔の実 | ウオウオの実 幻獣種モデル「青龍」 |
| 懸賞金 | 46億1,110万ベリー |
| 覇気 | 覇王色・武装色・見聞色 |
| 年齢 | 59歳 |
| 声優 | 玄田哲章 |
カイドウがロックス海賊団に加入したきっかけは、白ひげからのスカウトでした。
幼少期から圧倒的な戦闘力を見せていたカイドウは、「見習い」という立場で船に乗ることになります。
1000度を超える拷問や40回以上の死刑を経ても生還し、空島から飛び降りても頭を痛める程度で済むという、作中屈指の強靭な肉体を誇る人物です。
ロックス海賊団壊滅後はパンクハザードに捕らえられ、ベガパンクによって血統因子の研究に利用されました。
脱走中にキング(アルベル)と出会い、ともに百獣海賊団を結成しています。
鬼ヶ島決戦でルフィに敗北した後、カイドウの生死は現在も不明のままです。
金獅子のシキの能力とインペルダウン脱走の真相
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 異名 | 金獅子、空飛ぶ海賊 |
| 悪魔の実 | フワフワの実(超人系) |
| 出身 | 極道 |
| 初登場 | 0巻0話 |
| 声優 | 竹中直人 |
金獅子のシキは、ロジャーやガープとも渡り合った伝説の大海賊です。
フワフワの実の能力で自分以外の触れたものを浮遊させることができ、「空飛ぶ海賊」の異名で恐れられました。
ロックス海賊団壊滅後は金獅子海賊団を結成し、ロジャーがラフテルに到達する3年前にはエッド・ウォーで大規模な海戦を繰り広げています。
ロジャーが海軍に捕まったと知ると激昂して海軍本部に単身乗り込みましたが、センゴクとガープに敗れてインペルダウンに投獄されました。
しかし自らの足を刀で切断して海楼石の錠を外すという壮絶な方法でインペルダウン史上初の脱走を果たし、映画『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』ではメインの敵キャラクターとして登場しています。
キャプテン・ジョンの財宝伝説とジキジキの実の能力
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 異名 | キャプテン・ジョン |
| 悪魔の実 | ジキジキの実(磁力の能力) |
| 声優 | 岡本寛志 |
| 状態 | 死亡(船員に刺殺) |
宝のために残虐の限りを尽くしたと言われるキャプテン・ジョンは、世界のどこかに莫大な財宝を隠したという伝説を持つ海賊です。
ジキジキの実による磁力の能力を持っており、ゴッドバレー事件では財宝を独り占めして逃走しようと企てましたが、仲間のガンズイに妨害されて失敗に終わっています。
最終的には宝を独り占めしようとしたことで船員からの反感を買い、刺殺されるという末路をたどりました。
スリラーバーク編ではゾンビとしても登場しており、酒好きな性格はゾンビの状態でも変わっていなかったのが印象的です。
なお、ルフィがスリラーバークで発見したキャプテン・ジョンの腕輪は、インペルダウン編でバギーに譲渡されています。
実在の海賊「キャプテン・ジョン・キッド」がモデルとされ、作中のキッドのモデル「ウィリアム・キッド」とは親子関係にあたるという繋がりも指摘されています。
王直・銀斧など名前のみ判明しているメンバーの情報
ロックス海賊団のメンバーには、長らく名前だけが言及されてきた人物たちがいます。
王直(おうちょく)は白ひげ並みの巨体を持ち、蛇のような長い舌と尖った耳、三重顎が特徴の海賊です。
「海賊教祖」という異色の肩書きを持ち、ロックス海賊団壊滅後は海賊島ハチノスの提督として君臨していました。
しかしロッキーポート事件において黒ひげ、ロー、コビーとの戦闘に敗れ、すでに死亡が確認されています。
銀斧(ぎんぶ)については、名前が言及されているものの、能力や経歴、現在の生死についてはほとんど情報が明かされていません。
今後のストーリー展開で詳細が描かれる可能性が残されているキャラクターです。
バッキンガム・ステューシーと白ひげの関係は本物か
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名 | バッキンガム・ステューシー |
| 通称 | ミス・バッキン |
| 自称 | 白ひげが愛した女 |
| 年齢 | 76歳 |
| 声優 | 鈴木れい子 |
バッキンガム・ステューシーは、ロックス海賊団の立ち上げ以前からの初期メンバーです。
自称「白ひげが愛した女」として知られ、ロックス海賊団時代から白ひげの肩に抱きつくなどアプローチを続けていた場面が描かれています。
白ひげの死後は、息子「エドワード・ウィーブル」が白ひげとの間にできた子供だと主張しました。
40年前から白ひげと同じ船にいたことは事実であり、白ひげ海賊団のマルコも「本当に血縁者かもしれない」と推測しています。
ステューシー自身も「ベガパンクに頼めば証明できる」と主張していますが、執拗に白ひげの遺産を狙おうとする姿勢には疑わしい点もあり、真偽は定かではありません。
壊滅後は天才科学者集団「MADS」に居候し、ベガパンクによって自身のクローン(CP0に所属するステューシー)が作られるという数奇な運命をたどっています。
グロリオーサが海賊団に加入した意外な理由
| 項目 | 情報 |
|---|---|
| 本名 | グロリオーサ |
| 通称 | ニョン婆 |
| 肩書 | アマゾン・リリー先々々代皇帝 |
| 声優 | 真山亜子(老年期)/ 木下紗華(若年期) |
アマゾン・リリーの先々々代皇帝であるグロリオーサは、意外な理由でロックス海賊団に加入しました。
若き日のグロリオーサは同じ女性船員を何人も虜にしてしまうほどの美貌を持ち、ファンレターが何十通も届く人気ぶりでした。
元は九蛇海賊団の船長を務めていましたが、ロジャーに恋をしてしまい、恋煩いを発症。
恋の相手であるロジャーは副船長のシャクヤクに夢中だったため、切ない片想いを抱えたまま島を飛び出し、事実上九蛇海賊団を脱退しています。
壊滅後はシャボンディ諸島で先々代皇帝のシャクヤク(シャッキー)やレイリーと共同生活を送り、15年前に天竜人から脱走したゴルゴン三姉妹を保護したことを機にアマゾン・リリーへ帰還しました。
ギル・バスター、首領マーロン、ガンズイ、バーベル、シュトロイゼンの素性
エルバフ編以降の連載で、新たに素性が判明したメンバーも複数います。
ギル・バスターは凄腕のガンマンで、懸賞金は9億7,000万ベリーに達しています。
尾田栄一郎氏が連載前に描いた短編漫画『WANTED!』の主人公と同一人物とされており、ファンの間で大きな話題となりました。
首領(ドン)・マーロンは西の海出身のギャングで、ロックスと利害が一致したことで初期メンバーとして加入した人物です。
ガンズイは「密輸海賊」の通称を持ち、ボムボムの実の能力者です。
ゴッドバレー事件ではキャプテン・ジョンの財宝横取りを阻止した張本人でもあります。
バーベルについては、ロックス海賊団メンバーとしての所属は確認されているものの、詳細なプロフィールはまだ多くが謎に包まれています。
シュトロイゼンは後にビッグ・マム海賊団の総料理長となる人物で、ロックス海賊団にも在籍していたことがエルバフ編で判明しました。
白ひげ・カイドウなど元メンバーの現在と生死状況
ロックス海賊団の壊滅後、メンバーたちはそれぞれ独自の道を歩みました。
四皇として新世界に君臨した者、ひっそりと余生を送る者、そして命を落とした者と、その現在の姿はさまざまです。
ここでは各メンバーの生死や消息を整理します。
白ひげの最期とマリンフォード頂上戦争での遺言
白ひげことエドワード・ニューゲートは、マリンフォード頂上戦争において壮絶な最期を遂げています。
義息子であるポートガス・D・エースの処刑を阻止するために海軍本部へ全面戦争を仕掛けましたが、黒ひげ海賊団の猛攻をまともに受けて倒れました。
死の間際に「ひとつなぎの大秘宝は実在する」という遺言を残し、世界中の海賊たちを震撼させています。
かつてのロックス海賊団メンバーの中で、その死が最も詳細に描かれた人物といえるでしょう。
享年72歳、生涯を通じて船員を「息子」として愛し続けた白ひげの生き様は、作中でも屈指の名場面として語り継がれています。
カイドウはルフィ敗北後に生きているのか
カイドウは鬼ヶ島決戦においてルフィのギア5による攻撃を受け、地下のマグマ溜まりに落下しました。
この決戦以降、カイドウの生死は作中で明確に描写されていません。
同じく敗北したビッグ・マムとともにワノ国の地下に沈んだと見られていますが、遺体が確認されたわけではなく、現時点では消息不明という扱いです。
かつて1000度を超える拷問や40回以上の死刑にも耐えた人物だけに、生存している可能性を指摘するファンの声も少なくありません。
今後のストーリーで再び姿を現すかどうかは、『ONE PIECE』における最大の未解決事項のひとつとなっています。
ビッグ・マムの再登場は示唆されているのか
ビッグ・マムことシャーロット・リンリンは、鬼ヶ島決戦でローとキッドの連携攻撃によって敗北しました。
敗北の瞬間に「おれはこのままでは終わらない」という意味深な台詞を残しており、これが再登場の伏線ではないかと広く議論されています。
カイドウと同様にワノ国の地下に落下した後の動向は不明ですが、ソルソルの実の能力を持つビッグ・マムの生命力を考えると、完全に退場したと断定するのは時期尚早かもしれません。
ビッグ・マム海賊団自体はワノ国編後も壊滅したとは明言されておらず、物語の終盤で何らかの形で関わってくる展開も十分に考えられます。
王直はなぜ黒ひげに敗れて死亡したのか
王直はロックス海賊団壊滅後に独自の勢力を築き、海賊島ハチノスの提督として新世界に君臨していました。
しかしロッキーポート事件と呼ばれる出来事において、黒ひげ、トラファルガー・ロー、コビーとの戦いに敗れて死亡しています。
この事件をきっかけに黒ひげがハチノスの支配権を掌握し、自身の拠点として利用するようになりました。
父ロックスがかつて拠点としたハチノスを息子の黒ひげが受け継ぐという展開は、ロックスと黒ひげの親子関係が判明した今、非常に象徴的な出来事として捉えられています。
生存が確認されているメンバーと消息不明のメンバー
ロックス海賊団メンバーの生死を整理すると、次のようになります。
| メンバー | 生死・現在の状況 |
|---|---|
| ロックス・D・ジーベック | 死亡とされるが生存説あり |
| 白ひげ(ニューゲート) | 死亡(頂上戦争) |
| ビッグ・マム(リンリン) | 消息不明(再登場の示唆あり) |
| カイドウ | 消息不明(鬼ヶ島決戦後) |
| シキ | 消息不明(ルフィに敗北後) |
| キャプテン・ジョン | 死亡(船員に刺殺) |
| 王直 | 死亡(ロッキーポート事件) |
| 銀斧 | 不明 |
| バッキンガム・ステューシー | 生存(76歳) |
| グロリオーサ | 生存(アマゾン・リリー在住) |
| シュトロイゼン | 生存(ビッグ・マム海賊団所属) |
| ギル・バスター | 不明 |
| 首領マーロン | 不明 |
| ガンズイ | 不明 |
| バーベル | 不明 |
確実に死亡が確認されているのは白ひげ、キャプテン・ジョン、王直の3名です。
バッキンガム・ステューシーやグロリオーサのように現在も健在なメンバーがいる一方、銀斧やギル・バスターなど消息が全く不明な人物も複数存在しています。
ロックス海賊団を壊滅させたゴッドバレー事件の全貌
ロックス海賊団が歴史から姿を消すことになった決定的な出来事が、38年前に発生した「ゴッドバレー事件」です。
長年にわたって断片的にしか語られてこなかった事件の全容が、近年の連載で大幅に明かされました。
天竜人の「先住民一掃大会」が事件の発端だった
ゴッドバレー事件の発端は、ロックス海賊団の暴挙ではなく、天竜人が主催した「先住民一掃大会」にありました。
これは天竜人がゲームの形を取って島の先住民を虐殺するという残虐な催しで、賞品として世界政府が海賊島ハチノスから奪った「宝」が用意されていたとされています。
つまり、表向きはロックス海賊団が暴れた大事件として処理されていますが、実態は天竜人による組織的な虐殺行為が根底にあったのです。
この事実は世界政府によって完全に隠蔽されており、作中の現在でも一般には知られていません。
ガープとロジャーが手を組んだ理由は奴隷の解放
海軍の英雄ガープと海賊ロジャーという、本来なら敵対する立場の二人が手を組んだ背景には、奴隷の解放という目的がありました。
天竜人の「大会」で犠牲にされようとしていた人々を救うため、ロジャーは自らゴッドバレーへ赴き、ガープと共闘関係を結んでいます。
ロックス海賊団側は、ハチノスから奪われた宝の奪還やシャクヤクの救出、さらにロックス自身は妻子を助けるためにゴッドバレーへ向かったとされています。
こうして天竜人、ロックス海賊団、ロジャーとガープという三つの勢力がぶつかり合い、歴史的な大事件へと発展しました。
さらにフィガーランド・ガーリング聖率いる「神の騎士団」も参戦しており、極めて複雑な戦闘が繰り広げられたことがわかっています。
ロックスはゴッドバレーで本当に死亡したのか
ロックス・D・ジーベックはゴッドバレー事件で死亡したとされていますが、この「死亡」には疑問が残ります。
ガープとセンゴクはロックスの死を語ってはいるものの、二人とも死亡した瞬間をはっきりと目撃していません。
さらにフィガーランド・ガーリング聖にロックスが突き刺された描写があるものの、致命傷だったかどうかは明確ではないのです。
決定的なのは、ロックスがイム様に対して「おれは戻って来るぜ」と意味深な発言を残していることです。
この台詞の真意が文字通りの「復活宣言」なのか、あるいは意志の継承を意味する比喩的な表現なのかは、現時点では判断できません。
ただし物語の展開次第では、ロックスが何らかの形で再登場する可能性は十分にあるといえるでしょう。
事件後に島ごと消滅した謎と世界政府による情報隠蔽
ゴッドバレー事件の最大の謎のひとつが、事件後にゴッドバレーという島そのものが地図上から消滅していることです。
島が物理的に破壊されたのか、それとも世界政府が意図的に地図から抹消したのかは、明確には語られていません。
いずれにしても世界政府はこの事件に関する情報を徹底的に隠蔽し、ロックス海賊団の存在すら歴史から抹消する方針を取りました。
天竜人が主催した残虐な「大会」の実態が世に知られれば、世界政府の正当性が根底から揺らぐことになるためです。
ガープが「海軍の英雄」となったのもこの事件がきっかけですが、真実を知る者にとっては複雑な感情が残る呼称だったのかもしれません。
ロックス・D・ジーベックの生存説と黒ひげへの意志の継承
ロックスの物語は、ゴッドバレー事件で終わったわけではありません。
息子である黒ひげの行動には父ロックスとの繋がりを示す数多くの伏線が散りばめられており、ロックスの意志が次世代に受け継がれている可能性が浮上しています。
ロックスがイム様に残した「戻って来る」発言の真意
ロックスがイム様に向けて放った「おれは戻って来るぜ」という台詞は、ファンの間で活発に議論されているテーマです。
額面通りに受け取れば、ロックスは自身の復活を予告していたことになります。
黒ひげが持つ「眠らない」という特異体質がロックスの憑依に起因するのではないかという説も存在しており、この発言と合わせて考えると単なるハッタリとは言い切れない重みがあります。
一方で、「意志」や「血統」を通じた比喩的な表現だった可能性もあり、息子の黒ひげがロックスの野望を引き継ぐことを暗示していたとも読み取れるでしょう。
真相が明かされるのは、おそらく物語の最終章にあたる部分になると考えられます。
ヤミヤミの実の前任能力者がロックスだった可能性
第1157話付近の展開で、ロックスがヤミヤミの実の前任能力者だった可能性が示唆され、大きな話題となりました。
黒ひげが白ひげ海賊団に長年潜伏してまでヤミヤミの実を求めたのは、父ロックスがかつて使っていた能力だったからではないかという推測が、広く支持を集めています。
ロックスのシルエットが初めて登場した際の背景描写が「闇」を強く連想させるものだったことも、この説を補強する材料となっています。
もしこの説が正しければ、黒ひげはグラグラの実で白ひげの力を、ヤミヤミの実で父ロックスの力を、それぞれ受け継いだことになり、ロックス海賊団の遺産を一身に背負う存在ということになります。
黒ひげがロックスの息子と判明した経緯と伏線
黒ひげことマーシャル・D・ティーチがロックスの息子であることは、第1154話で公式に判明しました。
この衝撃的な親子関係は、以前から読者の間でさまざまな伏線から予想されていたものです。
黒ひげがロックスの拠点だったハチノスを本拠地にしていること、「D」の名を持つこと、世界の王を目指すかのような壮大な野望を掲げていることなど、多くの共通点が指摘されてきました。
母親の名は「エリス」であることも同時に明かされ、エースが母親の姓「ポートガス」を名乗ったように、黒ひげも母方の「マーシャル」姓を使っているという構図が浮かび上がっています。
バギーもロックスの息子ではないかという考察
第1154話でロックスのビジュアルが公開されて以降、「バギーもロックスの息子ではないか」という考察がファンの間で急速に広まりました。
バギーはゴッドバレー事件が起きた頃に赤子としてロジャーの船にいたことが示唆されており、出生の謎が多い人物です。
ロックスの容姿にバギーとの類似点を見出す声もあり、もし二人が兄弟であればバギーとルフィの奇妙な縁にも新たな意味が加わります。
ただし現時点では公式に確認された情報ではなく、あくまでファンの間での考察の域を出ていません。
今後の展開で明かされる可能性に注目が集まっています。
元ロックス海賊団の可能性があるキャラクター
確定メンバー15名以外にも、ロックス海賊団との関わりが示唆されている人物が複数存在します。
直接の所属は明言されていないものの、状況証拠から元メンバーの可能性が議論されているキャラクターを整理します。
シャンクスはゴッドバレー事件の生き残りなのか
赤髪のシャンクスとゴッドバレー事件の関連は、作品の核心に迫るテーマのひとつです。
ゴッドバレー事件の際にシャンクスが赤子として現場にいたことが示唆されており、ロジャーが事件後にシャンクスを引き取ったとする見方が有力視されています。
さらにシャンクスの姓が「フィガーランド」である可能性も浮上しており、天竜人のフィガーランド・ガーリング聖との血縁関係が議論の的です。
もしシャンクスが天竜人側の血を引く人物だとすれば、ロックス海賊団が敵対していた天竜人の子を、ロジャーが救い出して育てたという構図になります。
ロックス海賊団に直接所属していたわけではありませんが、事件と深く結びついた人物であることは間違いないでしょう。
シャクヤクやひぐらし・せみ丸との関連性
シャボンディ諸島でバーを営むシャクヤク(シャッキー)は、元九蛇海賊団の副船長であり、グロリオーサの「姐さん」と呼ばれる人物です。
ロックス海賊団への直接の所属は明言されていませんが、ゴッドバレー事件でシャクヤクが囚われていたとする描写があり、事件と密接な関係にあったことは確かです。
ガープに追いかけられていた過去も語られており、何らかの形でロックス海賊団と接点があった可能性は高いといえます。
また、黒炭ひぐらしと黒炭せみ丸についても、元メンバーではないかとの推測があります。
ひぐらしはマネマネの実の能力で他人に化ける力を持っており、ロックスやシキ、白ひげの姿に変身して見せた場面がありました。
これはロックス海賊団のメンバーと面識があった証拠とも考えられ、少なくとも何らかの関わりがあったことは確実です。
フィガーランド・ガーリング聖とロックスの因縁
フィガーランド・ガーリング聖は「神の騎士団」の最高司令官であり、ゴッドバレー事件の天竜人側の中心人物です。
ゴッドバレーでロックスを突き刺したと思われる描写があり、ロックスの「死亡」に最も深く関わった人物のひとりとされています。
38年前の事件当時、天竜人の「先住民一掃大会」のチャンピオンとして名を馳せていたガーリング聖は、ロックスにとって最大の敵対者だったと考えられます。
この二人の因縁がロックスの生死の謎や、シャンクスの出自にも繋がっている可能性があり、最終章に向けた重要な伏線として注目されています。
ロックス海賊団に関する最新話の新情報まとめ
2025年に入り、エルバフ編の連載が進む中で、ロックス海賊団に関する数多くの新情報が一気に明かされました。
長年のファンにとっても驚きの連続だったこれらの展開を、時系列に沿って振り返ります。
第1154話で初公開されたロックスのビジュアルと衝撃の事実
2025年7月頃に掲載された第1154話「死ねもしねェ」は、ロックス海賊団の歴史において画期的な回となりました。
これまでシルエットでしか描かれていなかったロックス・D・ジーベックのビジュアルがついに初公開され、同時に黒ひげの父親であることが確定しています。
読者からは「目ん玉飛び出るかと思った」「思わず立ち上がった」といった反応が続出し、SNS上でも大きなトレンドとなりました。
ロックスの容姿が公開されたことで、バギーとの容姿の類似性も指摘されるようになり、新たな考察合戦が始まっています。
第1155話で描かれた海賊団結成の過程と初期メンバーの全容
第1155話のサブタイトルはずばり「ロックス海賊団」であり、結成の過程が本格的に描かれた待望の回です。
ロックスがどのようにしてメンバーを集め、海賊の楽園を築こうとしていたのかという経緯が詳細に語られました。
初期メンバーの顔ぶれも判明し、首領マーロンやバッキンガム・ステューシーがロックス海賊団の初期から関わっていたことが確認されています。
さらにロックスがイム様の存在を知っていたことも示唆されており、世界政府の秘密とロックスの真の目的との関連に注目が集まりました。
エルバフ編で明かされた「伝説の悪魔の実」とロックスの目的
エルバフ編の展開を通じて、ロックスの真の目的のひとつが「エルバフにある伝説の悪魔の実」の捜索だったことが明らかになっています。
ロックスはこの実をエルバフの巨人族ハラルドが食べることに意味があると考え、何度もハラルドを勧誘していました。
もうひとつの探し物である「大槌船団(ガレイラ)」の正体も含め、ロックスの壮大な計画の全容はまだ完全には解き明かされていません。
加えてロックスが求めていた「2つ目の悪魔の実」については情報がほとんどなく、ヤミヤミの実の可能性が指摘されている程度です。
エルバフ編は2025年末時点で第1166話まで進行しており、今後もロックス海賊団に関する新たな事実が明かされていく可能性は高いでしょう。
ロックス海賊団についてよくある質問
読者から多く寄せられる疑問について、現時点で判明している情報をもとに回答します。
ロックス海賊団のメンバーは全部で何人いる?
現在、公式に確認されているメンバーは全15名です。
船長のロックス・D・ジーベックを筆頭に、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウ、シキ、キャプテン・ジョン、王直、銀斧、バッキンガム・ステューシー、グロリオーサ、シュトロイゼン、ギル・バスター、首領マーロン、ガンズイ、バーベルの15名が名前と所属を確認されています。
ただしこの15名は作中で判明している人物のみであり、名前が明かされていない船員がさらに存在していた可能性はあります。
ロックス海賊団で一番強いのは誰?
船長のロックス・D・ジーベックが最強と見なされています。
ガープからは「もし復活すれば世界にとって大きな脅威となる」と恐れられ、ロジャーにとっても「最初にして最強の敵」だったと評されています。
56年前に海軍大将を殺害し、結成から2年で国を滅ぼすなど、個人としての戦闘力も作中トップクラスであることは間違いありません。
ロックスを除いた場合は、懸賞金50億4,600万ベリーの白ひげ、46億1,110万ベリーのカイドウが最有力候補となるでしょう。
ロックス海賊団と黒ひげ海賊団の関係は?
黒ひげことマーシャル・D・ティーチはロックスの実の息子であり、ロックス海賊団と黒ひげ海賊団には明確な血縁的繋がりがあります。
黒ひげがかつてロックスの拠点だったハチノスを本拠地にしていること、「世界の王」を思わせるような壮大な野望を掲げていること、そしてヤミヤミの実がロックスの能力だった可能性があることから、黒ひげ海賊団はロックス海賊団の意志を受け継ぐ存在として位置づけられています。
元メンバーの王直を倒してハチノスを奪取したという事実も、父の遺産を回収するかのような象徴的な出来事です。
まとめ:ロックス海賊団メンバーの全貌と今後の展開
- ロックス海賊団は、ロジャー以前の時代に世界最強と恐れられた伝説の海賊団である
- 船長ロックス・D・ジーベックは「世界の王」を目指し、デービーバックファイトで船員を集めた
- 確定済みメンバーは全15名で、白ひげ、ビッグ・マム、カイドウなど後の四皇3名を含む
- 結成からわずか2年で16件の襲撃、76隻の沈没、1国の滅亡という驚異的な犯罪歴を持つ
- 38年前のゴッドバレー事件でガープとロジャーの共闘により壊滅した
- ゴッドバレー事件の発端は天竜人による「先住民一掃大会」であり、世界政府が情報を隠蔽している
- ロックスの死亡は確定しておらず、イム様への「戻って来る」発言から生存説が根強い
- 第1154話でロックスのビジュアルが初公開され、黒ひげの父親であることが確定した
- ロックスがヤミヤミの実の前任能力者だった可能性が示唆されている
- エルバフ編の進行に伴い、「伝説の悪魔の実」やハラルドとの関係など新情報が続々と判明している
