五老星とイム様の正体や関係を徹底解説【契約の全貌が判明】

『ONE PIECE』の物語が最終章に突入し、これまで謎に包まれていた世界政府の最高権力者たちの実態がついに明かされ始めています。

聖地マリージョアの奥深くに鎮座する「虚の玉座」に座る存在、それがイム様です。

五老星はなぜイム様の前に跪くのか、イム様の正体は一体何者なのか、両者の関係はどのような契約で結ばれているのか。

エルバフ編で判明した契約システムの全貌から、ニカとの対比構造、関連グッズの最新情報まで、作中で明らかになった事実情報を網羅的に整理してお届けします。

目次

イム様とは何者か?世界の王の正体に迫る

イム様は、世界政府の最高権力者である五老星よりもさらに上に位置する、表向きには存在しないとされる「世界の王」です。

聖地マリージョアのパンゲア城に設置された「虚の玉座」に腰を下ろし、五老星を含む天竜人のすべてを統べています。

世界最大の禁忌とされる存在であり、姿を目撃した者は加盟国の王であっても粛清の対象となります。

本名ネロナ・イム聖が示す800年前からの出自

イム様の本名は「ネロナ・イム聖」であることが原作第1086話で明らかになりました。

「聖」は天竜人の男性に与えられる称号であり、ネロナ家は800年前に世界政府を築いた「最初の20人」の王の一族のひとつです。

革命軍幹部のイワンコフは、天竜人の最高位である五老星がへりくだる相手は「最初の20人」本人以外に考えられないと推測しています。

この世にはオペオペの実による不老手術が存在することも踏まえ、イム様は800年以上前から生き続けている人物だと多くの読者に考えられています。

イム様の容姿と特徴的な赤い瞳の謎

イム様はこれまでシルエットでの登場が中心であり、全体像は長らく明らかにされていませんでした。

判明している外見上の特徴としては、特徴的な赤い瞳、異様に長い頭部(王冠のようにも見える形状)、そして背丈に対して下方から伸びた腕があります。

アニメ版においても声は加工処理されており、担当声優の情報は一切非公開です。

エンディングクレジットでも「???」と表記され、麦わらの一味を演じるレギュラー声優陣にすら誰が演じているか知らされていないという、徹底した秘匿ぶりが貫かれています。

「悪魔」としてのイム様の正体が意味するもの

エルバフ編での描写により、イム様の正体がステレオタイプな「悪魔」の姿であることが示唆されました。

変身時にはコウモリのような翼と矢印型の尖った尻尾を生やし、三又の槍を武器として使用します。

イム様自身も「悪魔こそ生命のあるべき姿」と語っており、単なる悪魔の実の能力者とは異なる、もっと根源的な存在である可能性が高まっています。

一人称の「ムー」は古代エジプト語で「海」を意味する単語と一致することから、海や世界の成り立ちそのものと関係があるのではないかという考察も広く共有されています。

五老星の全メンバーと変身形態の一覧

五老星は世界政府の最高権力者として君臨する5人の天竜人です。

各メンバーの名前は惑星をモチーフにしたネーミングが施されており、それぞれが「武神」と呼ばれる大臣のような役職を担っています。

原作第1110話では全員の変身形態が明らかになり、日本の妖怪や幻獣をモデルとした異形の姿が読者に大きな衝撃を与えました。

現在の五老星の名前・役職・変身能力まとめ

以下が、作中で判明している五老星メンバーの情報です。

メンバー名 役職 変身形態 名前の由来
ジェイガルシア・サターン聖 科学防衛武神 牛鬼(妖怪) 土星
マーカス・マーズ聖 環境武神 以津真天(妖怪) 火星
トップマン・ウォーキュリー聖 法務武神 封豨(幻獣) 水星
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 財務武神 馬骨(妖怪) 金星
シェパード・十・ピーター聖 農務武神 サンドワーム 木星

サターン聖の粛清後は、フィガーランド・ガーリング聖が新たに五老星に加わっています。

サターン聖の粛清とガーリング聖の後任就任

エッグヘッド編の終盤で、イム様はサターン聖を粛清しました。

「なぜ逃がした”ジョイボーイ”を」と糾弾した直後、遠隔でサターン聖の身体を腐食させ、一瞬にして白骨死体へと変貌させたのです。

ルフィを取り逃がし、ベガパンクの世界配信も阻止できなかった失態が、イム様の逆鱗に触れた原因とされています。

後任には、元・神の騎士団団長であるフィガーランド・ガーリング聖が指名されました。

他の五老星が知らないうちにイム様の独断で決定されており、五老星の人事権がイム様に完全に握られている事実も浮き彫りになっています。

五老星の変身は悪魔の実ではない?能力の正体

五老星の変身能力が悪魔の実によるものかどうかは、作中で一度も明言されていません。

第1110話で全員の異形の姿が描かれた際にも、通常のゾオン系能力者のような説明はなされていませんでした。

後述する「深々海契約」の存在が明かされたことで、五老星の怪物化はイム様から契約によって授けられた力であるという解釈が一般的になっています。

加えて、電伝虫を使わないテレパシーのような通信能力も五老星が持つ特殊な力のひとつであり、これも契約の一環と見られています。

イム様と五老星の関係はなぜ絶対服従なのか

五老星がイム様の前に跪く姿は、世界会議編で初めて描かれました。

世界最高の権力者であるはずの5人が一斉にひれ伏すこの場面は、両者の関係性を象徴する衝撃的な描写でした。

五老星がイム様に絶対服従する理由は、単なる忠誠心や敬意ではなく、自我すら奪われかねない「契約」による支配に根ざしています。

五老星が跪く理由は深々海契約にある

五老星がイム様に対して完全な服従を示す根本的な理由は、最も深い段階の契約である「深々海契約」にあると考えられています。

この契約の詳細は後の章で詳しく解説しますが、深々海契約では不死に加えて「不老」の能力まで付与される代わりに、イム様の支配が最も強力に及ぶとされています。

サターン聖にいたっては200年前から外見が変わっていないことが描かれており、契約の効果の大きさがうかがえます。

自我を失うほどの支配と残された「情」の描写

深い契約を結んだ者は、思考そのものがイム様の影響を受けるようになります。

神の騎士団のハラルドは「おそらく思考そのものが…奴の影響を受け始めるんだ…自分を神とでも思い始める」と、契約の恐ろしさを語りました。

深々海契約を結んだ五老星は、自我がほぼ完全に失われている可能性があります。

しかし興味深いことに、時折かすかな「情」を見せる場面があるのも事実です。

ルルシア王国の消滅を命じられた際に「ずいぶん人がいます」と発言したり、廃棄を命じられた鉄の巨人エメトの研究を独断で許可し「アレは”未来”だ」と述べたりと、完全な悪ではない片鱗がのぞくことがあります。

こうした描写が、もともと善良だった人物がイム様の支配によって変えられてしまったのではないかという考察を生んでいます。

契約が切れると即死する恐ろしい仕組み

イム様との契約が解除された場合、契約者は与えられた力を一気に失います。

サターン聖の事例では、イム様の怒りに触れた瞬間、不老不死をはじめとする付与能力が剥奪され、即座に白骨化して死亡しました。

契約の段階や解除理由によって結果が異なる可能性はありますが、少なくとも「イム様の意思一つで契約者を即死させられる」という事実は確定しています。

不死身という恩恵を受けながらも、それ自体がイム様への完全な隷属を意味するという構造は、まさに「悪魔との契約」そのものだと言えるでしょう。

イム様との契約システムを三段階で完全解説

原作第1167話から第1171話にかけて、イム様と配下の間に結ばれる「契約」の仕組みが詳しく描かれました。

契約には「浅海契約」「深海契約」「深々海契約」の三段階があり、深い契約になるほど得られる力が大きくなる反面、イム様の支配もより強固になるという仕組みです。

五老星のシャンクスに関する発言によれば、深海契約と深々海契約を結べるのは「この世に13人」に限られています。

浅海契約で得られる力と神の従刃の立場

浅海契約は三段階の中で最も浅い契約であり、締結者には「神の従刃」の地位が与えられます。

神の従刃とは、神の騎士団の見習いや候補生にあたる存在です。

契約を結ぶと左腕に世界政府のマークを崩したようなタトゥーが出現し、五芒星(アビス)を通り抜ける能力が得られます。

ただし、浅海契約の段階ではイム様の「能力圏内」にいる場合のみ命令に逆らえなくなるという制約があります。

逆に言えば、距離を取ればイム様の支配は届きません。

実際にシャンクスは聖地から離れた場所でハラルドに身分を明かしたり、ギャバンに聖地の実態を報告したりしていました。

なお、この段階ではイム様の存在自体を知らされないという点も重要なポイントです。

深海契約による不死身の身体と五芒星の生成

深海契約を結ぶと、神の騎士団の正式メンバーに昇格します。

シャンクスの証言によれば、深海契約で得られる力は以下の三つです。

付与される能力 内容
人間離れした筋力 通常の人間を遥かに超える身体能力
不死の体 何度でも再生する不死身の肉体
五芒星の生成能力 自ら五芒星(アビス)を作り出して遠距離移動が可能に

一方で、どこにいてもイム様の命令に背けなくなるという重大な代償があります。

思考そのものがイム様の影響を受け始め、身体を乗っ取られることすらあります。

エルバフ編では、神の騎士団の軍子宮がイム様に憑依され、「ムーが見せてやる…!!! 神の支配!!!」と発言する場面が描かれました。

覇王色の覇気をまとった攻撃には弱いという弱点も判明しており、ロジャー海賊団には過去に何度もズタズタにされた歴史があるようです。

深々海契約で付与される不老と怪物への変身

三段階目の深々海契約は、五老星が結んでいる契約だと推測されています。

詳細は作中で明言されていないものの、深海契約で得られる不死身や筋力に加えて「不老」の能力が付与されていると考えるのが自然です。

サターン聖は200年以上も外見が変化しておらず、他の五老星も長期間にわたって見た目を維持しています。

なお、神の騎士団から五老星に昇格したガーリング聖は、加入時点からの外見が固定されており、若返ったわけではありません。

つまり、深々海契約の不老効果は「契約締結時点から老化が停止する」ものと解釈できます。

また、五老星が持つ怪物への変身能力やテレパシー通信も、この深々海契約によって得られた力である可能性が高いと見られています。

契約上限が13人に制限される理由とは

イム様との本格的な契約(深海契約・深々海契約)を結べるのは13人までという制限があります。

なぜ「13」というキリの悪い数字なのかは作中で明かされていませんが、この数字には宗教的・神話的な意味が込められていると考えられています。

キリスト教における「最後の晩餐」では、13番目の席に座ったユダがイエスを裏切り、聖書ではサタンがユダに入ったと記されています。

また、北欧神話では12人の神の祝宴に13人目として火の神ロキが乱入した逸話があり、テンプル騎士団が悪魔崇拝の罪で弾圧された事件が「13日の金曜日」だったことでも知られています。

「ロキ」や「騎士団」といったワンピースの作中要素と符合する点も見逃せません。

さらに第1171話では、イム様自身も契約に際して何らかの代償を負うことが判明しました。

「ムーにしても”契約”は代償を伴うのだぞ!!」と語るイム様は息切れし、かなり動揺している様子でした。

契約上限が13人に制限されている背景には、代償の蓄積に限界があるという事情も関係しているのかもしれません。

イム様の能力と戦闘力はどれほど強いのか

イム様の能力は、ワンピースの世界観全体で見ても極めて異質なものです。

悪魔の実とも覇気とも異なる力の体系を持ち、一般的に「ワンピースらしくない」能力だと評されることもあります。

この特異性こそが、物語が最終章へ向かっていることを示す重要なサインだと言えるでしょう。

悪魔契約と黒転支配で他者を支配する力

イム様が持つ代表的な能力として、「悪魔契約(アー・クワール)」と「黒転支配(ドミ・リバーシ)」の二つが判明しています。

悪魔契約は、対象の寿命と引き換えに不死の体と常識を超えた腕力を与えるものです。

イム様は「ムーの支配の下、常識と理性はヌシアを縛らぬ」と語り、これを「生命のあるべき姿」と表現しました。

一方の黒転支配は、対象を悪魔化させて完全な支配下に置く能力です。

エルバフ編ではドリーとブロギーをはじめとする巨兵海賊団全員がこの力で支配され、イム様の意のままに動かされる場面が描かれました。

かつてはロックス・D・ジーベックもこの黒転支配によって悪魔に変えられたことが明らかになっています。

武器の具現化や巨大化など戦闘描写の全容

イム様は魔法陣から本を取り出し、そこから銃や短剣など様々な武器を具現化するという魔法じみた能力を持っています。

具現化された銃の威力は凄まじく、一発で屈強な巨人族のブロギーの腕を吹き飛ばすほどです。

変身時には五老星の異形をも遥かに上回る巨体になることが原作・アニメの双方で描写されています。

第1138話で描かれた「神典(ハーレイ)」の壁画にも巨人族を凌駕する超巨大な存在が描かれており、これがイム様を示しているとすれば、変身形態の全長は想像を絶する規模に達する可能性があります。

ロギア系サボの攻撃すら通じない防御力

世界会議編において、自然系(ロギア)のメラメラの実の能力者であるサボに対し、イム様は素の状態で攻撃を通しています。

通常、ロギア系の能力者に物理攻撃を当てるには武装色の覇気が必要ですが、イム様はそれとは別の手段で攻撃を有効にした可能性があります。

弱ったコブラ王を抱えて逃げるサボに追いつき、コブラごと突き刺して吐血させるなど、純粋な身体能力も非常に高い水準にあります。

56年前の回想シーンでは、パンゲア城の花の部屋まで到達したロックスでさえ「それ以上のことをしなかったし、できないことを知っていた」と描写されており、ただ戦闘力で挑むだけではダメージを与えることすらできない何かを有していることが示唆されています。

イム様への謁見が描かれた重要シーンまとめ

イム様に直接まみえることは、作中で最大級の禁忌として扱われています。

謁見を許されるのは五老星や側近などごくわずかな存在に限られ、その場に居合わせた者は例外なく命の危険にさらされます。

ここでは、イム様への謁見が描かれた主要な場面を時系列で振り返ります。

世界会議でコブラ王がイム様と対面した経緯

アラバスタ王国の国王ネフェルタリ・コブラは、世界会議の際に虚の玉座の間で五老星と面会しました。

コブラの目的は、800年前に「最初の20人」のひとりだったネフェルタリ・リリィ女王に関する情報を聞き出すことでした。

リリィの名にDの一族を示す「D」が含まれていたことを明かした際、その場にイム様が姿を現します。

存在するはずのない「世界の王」を目の当たりにしたコブラは愕然としましたが、覚悟を決めて手紙の送り主が「ネフェルタリ・D・リリィ」であると正直に告げました。

聞きたいことを聞き終えたイム様はコブラを攻撃し、駆けつけたサボも五老星と共に変身した異形のイム様に圧倒されています。

サボはこの光景を「まさか世界のてっぺんに地獄があるとは」と形容しました。

ロックスが56年前に花の部屋へ到達した回想

56年前の回想シーンで、後のロックス海賊団船長であるロックス・D・ジーベックがパンゲア城の花の部屋でイム様と直接対面していたことが判明しています。

ロックスは海軍大将を討ち取り、加盟国の王5人を襲撃・誘拐してイム様のもとに辿り着きました。

しかしイム様は「王達の命などムーには何の脅しにもならぬぞ」と一蹴しています。

ロックスはデービー・ジョーンズの崇拝者を自称し、「ここへ戻って来る」とイム様に宣戦布告しました。

この場面は、ゴッドバレー事件へと繋がる重要な伏線として位置づけられています。

エルバフで軍子宮に憑依し降臨した最新展開

エルバフ編では、神の騎士団によるエルバフ制圧が長引くことに業を煮やしたイム様が、直接介入するという衝撃的な展開が描かれました。

イム様は深海契約者である軍子宮の肉体を支配し、エルバフに「降臨」します。

周辺一帯を圧倒的な密度と規模の覇王色で制圧したうえで、ドリーとブロギーに対してエルバフの王になるよう命じました。

二人が拒否すると、ショットガンを具現化してブロギーの左腕を吹き飛ばし、悪魔契約と黒転支配で巨兵海賊団全員を支配下に置きました。

ブロギーには「山ひげのヤルルの首を取って空に掲げ『我々がエルバフの王だ』と宣言しろ」という残酷な命令を下しています。

「滅ぼしはせぬ…統治する国だ」と語るイム様の言葉からは、エルバフの戦力を自らの駒として利用しようとする意図が明確に読み取れます。

イム様が執着するビビとリリィの因縁

イム様が特定の個人に対して異常な関心を示す場面は複数ありますが、中でもネフェルタリ家の女性たちへの執着は際立っています。

800年前のリリィ女王と現代のビビ王女、この二人の存在がイム様にとって特別な意味を持つことは間違いありません。

ネフェルタリ・D・リリィの大失態とは何か

イム様が語った800年前の出来事によれば、アラバスタ初代女王のネフェルタリ・リリィは、歴史の本文(ポーネグリフ)を世界中に散らばらせるという「大失態」を犯しました。

イム様はこれを「あの日のリリィのミスが無ければ、歴史の本文なる忌々しき遺物が世界中に散らばる事は無かった」と強い怒りをもって振り返っています。

ただし、イム様はこのミスが本当に偶然の失態だったのか、それとも計画的な行動だったのかを確認するためにコブラを問い詰めました。

手紙の送り主が「ネフェルタリ・D・リリィ」だったことが判明したことで、リリィが「D」の名を持つ者であり、意図的にポーネグリフを世界に広めた可能性が極めて高くなっています。

イム様がビビを欲しがる理由の有力な考察

世界会議の閉幕後、イム様は五老星に対して「ビビが欲しい」と告げました。

この発言の真意は作中で明かされていませんが、リリィとビビの関係から複数の考察が存在します。

ビビはリリィの直系の子孫であり、ネフェルタリ家に代々伝わる秘密を知っている可能性があります。

イム様がリリィに対して抱いている感情が執着なのか、怨恨なのか、あるいは別の何かなのかは現時点では不明です。

しかし、花の部屋でルフィや黒ひげの写真を切り裂き、しらほしの写真に剣を突き立てた一方で、ビビの写真だけは何か特別な思いを抱いているかのように見つめていた描写は非常に意味深いものです。

Dの一族との800年にわたる対立構造

イム様は五老星に対して「”D”とは…嘗て我々が敵対した者達の名だ」と語っています。

近年各地に現れるDの名を持つ者たちを「己の名の意味も知らぬ”抜け殻”共」と切り捨てつつも、その存在を警戒している様子がうかがえます。

空白の100年を嗅ぎ回る学者や、ポーネグリフを求める海賊たちも、すべてリリィのミスに起因するとイム様は考えています。

ルフィ(モンキー・D・ルフィ)、黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)、ロックス(ロックス・D・ジーベック)など、Dの名を持つ者たちが歴史の節目に現れてイム様の支配に挑む構図は、物語全体を貫くテーマのひとつです。

ニカとイム様は対をなす存在なのか

物語が最終章に入り、太陽の神ニカとイム様が対極に位置する存在として描かれていることが鮮明になってきました。

光と闇、自由と支配、解放と契約。

この対比構造は、『ONE PIECE』という作品が最終的に向かう結末を理解するうえで欠かせない視点です。

太陽の神ニカと悪魔イムの対比構造

ニカは人々を笑わせ解放する「太陽の神」として伝承されてきた存在であり、ルフィが覚醒したギア5の姿はニカの力を体現したものです。

一方のイム様は「悪魔」を自称し、契約によって他者の自由と寿命を奪い、支配下に置く存在です。

ニカが自由と笑いの象徴であるのに対し、イム様は服従と契約の象徴として位置づけられています。

この構造は、北欧神話における光の神バルドルと悪戯の神ロキの対立にも通じるものがあり、エルバフ編で北欧神話のモチーフが多用されていることとも無関係ではないでしょう。

ジョイボーイの覇王色に怯えた理由

エッグヘッド編の終盤で、鉄の巨人エメトが体内に保存していたジョイボーイの覇王色の覇気を解放した際、イム様は尋常でない反応を見せました。

普段の冷徹な様子からは想像もつかないほどの断末魔に等しい絶叫を上げ、息切れするほどの恐怖を示したのです。

800年前にジョイボーイと何があったのかは作中で詳しく描かれていませんが、この過剰な恐怖反応は、イム様がかつてジョイボーイに追い詰められた、あるいは敗北に近い経験をした可能性を強く示唆しています。

覇王色の覇気が契約による支配に対する有効な対抗手段であることも踏まえると、ニカの力こそがイム様の支配体制を崩壊させる鍵であるという構図が見えてきます。

ラスボスとしてのイム様と最終決戦の展望

ファンの間では、イム様が『ONE PIECE』のラスボスになるという予想が圧倒的に多く支持されています。

800年にわたる世界支配の首謀者であり、五老星や神の騎士団を手駒とし、国家をまるごと消滅させる力を持つイム様は、物語最大の敵としてふさわしい存在です。

しかし、イム様自身も契約に代償を伴うことが判明しており、ジョイボーイの覇王色に恐怖を示す弱点も存在します。

最終決戦の行方は、ニカの力を継承したルフィがこの対立構造の中でどのようにイム様と対峙するかにかかっていると言えるでしょう。

また、契約から解放された五老星や騎士団員が自我を取り戻す展開を期待する声も、読者コミュニティでは少なくありません。

イム様と五老星に関するグッズ・メディア情報

作中での存在感が増すにつれて、イム様と五老星に関連するグッズやメディア展開も活発化しています。

カードゲームへの収録やフィギュア化など、これまで謎に包まれていたキャラクターが商品として展開されること自体が、物語の進行を反映していると言えます。

ONE PIECEカードゲームでのイム様と五老星の収録

ONE PIECEカードゲームの第13弾「受け継がれる意志(OP-13)」にて、イム様と五老星が初めて本格的にカード化されました。

「黒イム」デッキが構築可能になっており、OP13-082「五老星」をOP13-099「虚の玉座」の効果でわずか3コストで場に出すコンボが注目を集めています。

トラッシュに5種類の五老星を揃えることで真価を発揮するデッキ構築が求められ、原作のテーマを反映した設計になっています。

フィギュアやぬいぐるみなど関連グッズの展開

2025年には、バンプレストブランドから「ワンピース めちゃながぬいぐるみ イム様」がクレーンゲームの景品として登場しました。

謎に包まれたイム様のシルエットをぬいぐるみで再現するというユニークな商品で、ルフィの帽子ぬいぐるみと一緒に飾れるデザインになっています。

また、ワールドコレクタブルフィギュアのシリーズからは「サボVS五老星&イム様」のセットも発売されており、世界会議での対決シーンを再現したジオラマ風のアイテムとして人気を博しています。

アニメ エルバフ編の放送開始日と見どころ

TVアニメ『ONE PIECE』のエルバフ編は、2026年4月5日よりフジテレビ系列で放送が開始されます。

放送時間は毎週日曜夜11時15分からで、原作1話分をアニメ1話で描くという方針のもと、年間最大26話が放送される予定です。

2025年12月末にエッグヘッド編が完結し、2026年1月から3月を「充電期間」として準備に充てたうえでの放送開始となります。

エルバフ編では、イム様の契約システムの全貌や軍子宮への憑依、ドリー・ブロギーとの対峙など、イム様が本格的に動き出すエピソードが多数含まれており、原作既読者からも高い期待が寄せられています。

まとめ:五老星とイム様の正体・関係・契約の全貌

  • イム様の本名は「ネロナ・イム聖」で、800年前の「最初の20人」のひとりが現在まで生き続けている存在である
  • 五老星はイム様との「深々海契約」によって不老不死と怪物への変身能力を得ている代わりに、自我を失うほどの支配を受けている
  • イム様との契約は「浅海契約」「深海契約」「深々海契約」の三段階があり、深海以上の契約者は世界に13人までと制限されている
  • 浅海契約は能力圏内のみの支配だが、深海契約以降はどこにいてもイム様の命令に逆らえなくなる
  • イム様の戦闘能力は悪魔の実とも覇気とも異なる体系に属し、武器の具現化や他者の悪魔化といった特殊な力を持つ
  • 「黒転支配(ドミ・リバーシ)」でロックスや巨兵海賊団を悪魔化させ、支配下に置いた実績がある
  • イム様はネフェルタリ家に異常な執着を示しており、800年前のリリィの行動と現代のビビの存在が鍵を握る
  • Dの一族はイム様がかつて敵対した者たちの名であり、両者の対立は物語の根幹をなしている
  • ニカ(太陽の神)と悪魔イムは自由と支配の対比構造をなしており、覇王色の覇気がイム様の弱点となる可能性がある
  • TVアニメのエルバフ編は2026年4月5日から放送開始で、イム様が本格的に動き出すエピソードが多数収録される予定である
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