ワンピースのステューシーとロックスの真相を完全網羅で解説

『ONE PIECE』の物語が最終章に突入し、かつて世界最強と呼ばれたロックス海賊団の全貌が次々と明らかになっています。

中でも読者を驚かせたのが、CP0の美女ステューシーの正体がロックス海賊団メンバーのクローンだったという衝撃の事実でしょう。

「ステューシーとバッキンはどういう関係なのか」「ゴッドバレー事件で何があったのか」「ステューシーは死亡したのか」など、気になる疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、クローン体ステューシーとオリジナルであるミス・バッキンガム・ステューシーの両方について、昔のロックス海賊団時代から最新のエルバフ編まで、時系列に沿って分かりやすく解説していきます。

読み終わる頃には、ステューシーを取り巻く物語の全体像がすっきりと整理できるはずです。

目次

ステューシーとは何者か?三重の正体を持つ謎の女性

ステューシーは、作中で三段階にわたって正体が明かされた極めて珍しいキャラクターです。

最初の登場はホールケーキアイランド編で、裏社会の皇帝「歓楽街の女王」としてビッグマムのお茶会に招かれました。

しかし同編の終盤で、世界政府直属の諜報機関CP0の覆面諜報員という裏の顔が判明します。

さらにエッグヘッド編の第1072話では、天才科学者集団MADSが生み出したクローン人間であり、20年以上にわたってベガパンクのスパイとしてCP0に潜伏していたという驚くべき真実が明かされました。

身長179cm、金髪のカーリーヘアに赤いリップが特徴的な美女で、見た目は若々しいものの実年齢は36歳です。

声優は金月真美さんが担当しており、同作品ではミス・メリークリスマス役も演じています。

オリジナルのミス・バッキンガム・ステューシーとは

クローン体ステューシーの元となったのが、ミス・バッキンガム・ステューシー、通称ミス・バッキンです。

現在76歳の老婆で、身長はわずか68cmと作中で最も小柄な成人人間として描かれています。

若い頃の姿はクローン体と同一で、長身でグラマラスな金髪の美女でした。

自称「白ひげの愛人」として知られ、元王下七武海エドワード・ウィーブルの母親でもあります。

昔はロックス海賊団に所属する海賊で、自称科学者としてMADSにも居候していました。

ただしMADSでの彼女は研究にほとんど貢献しておらず、仲間の研究成果を利用するだけの「居候」だったとされています。

ステューシーとロックス海賊団の関係

クローンの元となったバッキンはロックス海賊団の一員

ミス・バッキンガム・ステューシーがロックス海賊団に加入した経緯は、48年以上前に行われたデービーバックファイトで敗れたことがきっかけです。

敗北の結果、船長のロックス・D・ジーベックに選ばれる形でクルーに加わりました。

ロックス海賊団には白ひげ、ビッグマム、カイドウ、金獅子のシキ、キャプテン・ジョンといった後の大海賊たちが名を連ねており、バッキンもこの伝説的な船に乗っていたことになります。

ただし、バッキンはロックスへの忠誠心が薄く、利益目的で行動を共にしていたことがエルバフ編の回想で描かれています。

ロックス海賊団時代のバッキンの人物像

エルバフ編の過去回想では、若き日のバッキンガム・ステューシーの姿が多数登場しました。

最も印象的なのは、白ひげことエドワード・ニューゲートへの一方的な恋愛感情です。

バッキンは白ひげに猛烈にアプローチしていましたが、白ひげからは一貫して拒絶されていました。

同じクルーのグロリオーサ(後のニョン婆)とは恋のライバル関係にあり、「見苦しいね」と言われた際に「オメーもだろ」と返すやり取りも描かれています。

こうしたロックス海賊団の内部事情が明らかになったことで、当時の人間関係がより立体的に理解できるようになりました。

ゴッドバレー事件とバッキンガム・ステューシー

ゴッドバレー事件の全貌が114巻で判明

2026年3月4日に発売された単行本114巻は、サブタイトルが「ゴッドバレー事件」です。

38年前に起きたこの事件の全貌がついに明かされ、表紙にはロックス海賊団の面々が集合する構図が採用されました。

ゴッドバレー事件の発端は、元九蛇海賊団船長シャッキーの誘拐でした。

シャッキーが天竜人の「先住民一掃大会」の景品としてゴッドバレーに囚われていることが判明し、ロックス海賊団が救出に向かったのです。

バッキンのゴッドバレーでの行動

ゴッドバレーに到着する直前、ロックスは仲間割れを禁じ、シャッキー救出を最優先にすると宣言しました。

しかしシャッキーは「分配できない」ため、誰が救出するかで口論が発生します。

白ひげがシャッキーの好意を得たいと発言したことに、バッキンは激しく怒りをあらわにしました。

実際の戦闘では、バッキンはピストル二丁を武器に他の海賊や海兵と交戦しています。

最終的にシャッキーはシルバーズ・レイリーが救出し、ロックス海賊団はロジャーとガープの連合軍に敗北して壊滅しました。

バッキンを含む一部のメンバーは宝を持ち出して散り散りに逃走し、それぞれの道を歩むことになります。

ロックス船長の本名と最新設定

原作1159話(2025年9月掲載)では、ロックス・D・ジーベックの本名がデービー・D・ジーベックであることが明らかになりました。

彼はデービー・D・ジョーンズを祖先とするデービー一族の末裔であり、「ロックス」はデービーの名を世界政府から隠すために使っていた偽名だったのです。

デービー一族は世界政府が「消したい」存在として危険視しており、名前そのものが歴史から抹消されていました。

さらにロックスの息子がマーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)であることも判明しており、ロックス海賊団の因縁は現在の物語に直結しています。

バッキンガム・ステューシーがこのデービー一族の秘密をどこまで知っていたのかは、今後の展開で明らかになる可能性があるでしょう。

クローン体ステューシーの誕生とMADSの関係

ゴッドバレー事件後、バッキンガム・ステューシーはベガパンク率いるMADSに居候として加わりました。

MADSにはベガパンクのほか、シーザー・クラウン、クイーン、ヴィンスモーク・ジャッジといった天才科学者が所属していました。

このMADSにおいて、バッキンの血統因子を用いたクローン実験が行われ、36年前にクローン成功体第1号としてステューシーが誕生しています。

26年前にMADSが解散し世界政府に吸収された際、10歳のステューシーは孤児としてサイファーポールに編入されました。

やがてCP0の覆面諜報員にまで上り詰めますが、その忠誠心は一貫してベガパンクに向けられていたのです。

ステューシーの能力と戦闘力

悪魔の実「バットバットの実」

ステューシーが食べた悪魔の実は、動物系ゾオンの「バットバットの実」です。

2024年11月発売のVivre Cardで公式に確定しました。

コウモリへの変身能力を持ち、牙で相手に噛みついて吸血することで対象を昏倒させることができます。

覚醒ゾオン能力者であるカクに対しても有効であることが作中で証明されており、非常に強力な能力といえるでしょう。

アニメ版ではサーモビジョン(血液から発する熱を感知する能力)の追加演出もなされています。

六式と覇気

CP0の覆面諜報員として六式を完全に習得しており、指銃、飛ぶ指銃、月歩、紙絵「残身」などを使いこなします。

特に紙絵「残身」は高速移動で残像を残す技で、ルッチほどの実力者すら騙すことに成功しました。

覇気は武装色と見聞色の両方を扱え、見聞色の精度は極めて高いとされています。

ルッチがベガパンクを暗殺しようとした瞬間をラボフェーズ内で唯一察知し、身代わりになって防いだ場面がその証左です。

また海楼石を仕込んだ口紅という独自の武器も所持しており、能力者に対する切り札として機能しています。

エッグヘッド編でのステューシーの活躍と裏切り

CP0からベガパンクへの寝返り

エッグヘッド編でステューシーは、ルッチ・カクと共にベガパンク暗殺任務のためにエッグヘッドを訪れました。

しかし第1072話で、バットバットの実の能力でカクを眠らせ、海楼石でルッチの能力を封じた上で吸血し昏倒させるという電撃的な裏切りを敢行します。

20年以上にわたってCP0に潜伏していたベガパンク側のスパイであることがここで明らかになりました。

ベガパンクは「彼女は味方だ」と断言し、ステューシーの長年の潜入工作が実を結んだ瞬間でした。

ベガパンクを庇って重傷

第1091話では、ルッチがベガパンクを暗殺しようと指銃を放った際、ステューシーが身代わりとなって致命的な一撃を受けています。

この場面はステューシーのベガパンクへの絶対的な忠誠を象徴するシーンとして、多くの読者に強い印象を残しました。

重傷を負いながらも生き延びたステューシーは、その後も麦わらの一味の脱出を支援する役割を担い続けます。

エッグヘッドに残る決断

ベガパンクの死後、ステューシーは「もう生きる意味がない」と発言しました。

しかしベガパンクのサテライトであるエジソンに励まされ、麦わらの一味を逃がすためにフロンティアドームのバリアを維持する役目を自ら引き受けます。

カクを海楼石の泡から解放し、涙ながらに別れを告げた場面は、エッグヘッド編屈指の感動シーンとして広く語られています。

カクは「冷酷で優秀な同僚としか見ていない」と友情を否定しましたが、その目からは涙がこぼれていました。

ステューシーは死亡したのか?生死の謎を検証

ステューシーの生死は2026年3月時点で確定しておらず、読者の間で大きな議論を呼んでいます。

原作1125話「何をもって死とするか」で、ルッチが他のサイファーポール職員に「殺した」と報告する場面が描かれました。

ただし、ルッチがステューシーを直接殺害する描写は作中に存在しません。

この点から、以下のような説が読者の間で活発に議論されています。

根拠
生存説(カクが嘘をついた) カクがルッチに虚偽の報告をし、密かにステューシーを逃がした可能性。別れ際の涙が根拠とされる
生存説(ルッチが庇った) ルッチ自身がステューシーを見逃し、組織には「殺した」と報告した可能性
死亡説 ルッチの性格上、裏切り者を容赦することは考えにくいという見方
クローン復活説 クローン技術によりスペアボディが存在し、別の身体で復活する可能性

「何をもって死とするか」というタイトル自体が死の定義を問うものであるため、文字通りの死亡を意味しないのではないかという解釈も広まっています。

ワンピースの作風として主要キャラが簡単に死亡しない傾向があることから、一般的には生存説を支持する読者が多い印象です。

ウィーブルは白ひげのクローンなのか

ステューシーの正体が判明したことで、息子であるエドワード・ウィーブルの出自にも改めて注目が集まっています。

バッキンはウィーブルを「白ひげの息子」と主張し、「ベガパンクなら証明できる」と語っています。

マルコも「40年以上白ひげと同じ船にいたのなら、本当に血縁者かもしれない」と推測しました。

現時点で有力視されている仮説は3つあります。

1つ目は、白ひげの血統因子を使ってMADSで作られたクローン説。

2つ目は、バッキンと白ひげの血統因子を人工的に組み合わせた科学的実子説。

3つ目は、自然に生まれた実子説ですが、白ひげがバッキンの恋愛感情を一貫して拒否している描写から、可能性は低いと見られています。

クローン成功体第1号がステューシーであるならば、ウィーブルが「成功体第2号」にあたるのかどうかは、物語の重要な謎として残されたままです。

ビッグマムがステューシーに反応しなかった理由

読者の間で頻繁に議論されるのが、ホールケーキアイランドのお茶会でビッグマムがクローン体ステューシーに対して特別なリアクションを見せなかった点です。

ビッグマムはかつてロックス海賊団でバッキンと同じ船に乗っていたため、若い頃のバッキンそっくりの人物が目の前にいれば気づくはずだという指摘があります。

この点について、いくつかの解釈が一般的に挙げられています。

ビッグマムはヴィンスモーク・ジャッジとの交流を通じてMADSのクローン技術を知っており、ステューシーがクローンだと承知の上で気にしていなかった可能性が最も有力です。

また、40年以上前の仲間の容姿を細かく覚えていなかったという説や、あえて反応しないことで情報を秘匿していたという見方もあります。

この疑問は公式には明確に回答されていないため、読者それぞれの解釈に委ねられている状況です。

ステューシーとカクの関係性

エッグヘッド編を通じて、多くの読者が注目したのがステューシーとカクの関係性です。

公式には恋人関係として描かれてはいませんが、二人の間には単なる同僚以上の感情が存在することを示唆する描写が複数あります。

エジソンがカクに対して「友達」という言葉を使った際、カクが「ふざけるな」と感情的に反応した場面は印象的でした。

ステューシーがカクを海楼石の泡から解放した際には、両者が涙を流しながら別れを告げています。

カクは「冷酷で優秀な同僚」としか見ていないと口では否定しましたが、表情は明らかに感情がにじんでいました。

二次創作においてもこの二人の組み合わせは非常に人気が高く、物語の今後でどのように描かれるか注目されています。

ステューシーの強さは過小評価されている?

一般的にステューシーの戦闘力は過小評価されがちだという声が多く見られます。

ルッチとカクという覚醒ゾオン能力者2人を策略とはいえ単独で制圧した実績は、CP0内でもトップクラスの実力を示すものです。

ビッグマムの覇王色覇気を耐え抜いた場面も、並外れた精神力と覇気の持ち主であることを証明しています。

一方で、ステューシー自身が「ルッチやカクと正面から戦えば勝てない」と明言しており、あくまで策略と奇襲を駆使する戦闘スタイルであることは理解しておく必要があるでしょう。

スパイとしての能力を加味すれば総合的な実力は極めて高く、20年以上CP0で正体を隠し通した潜伏スキルは作中随一といえます。

ステューシー関連のグッズとフィギュア情報

ステューシーの人気上昇に伴い、関連グッズも充実してきています。

2024年11月には「一番くじ ワンピース メモリーオブヒロインズ」のB賞として、「ロックス海賊団ミス・バッキンガム・ステューシーの”複製人間” MASTERLISE EXPIECE」フィギュアが発売されました。

フリマアプリでは2,500円から6,000円程度で取引されており、オークションでの平均落札価格は約6,700円前後です。

海外のガレージキットメーカーからも複数のステューシーフィギュアがリリースされており、国内外で高い需要があることがうかがえます。

ONE PIECE公式サイトのフィギュアページにもステューシーのアイテムが追加されているため、公式グッズの最新情報はそちらで確認するのがおすすめです。

114巻の表紙にステューシーが隠されていた話題

2026年3月4日に発売された114巻の表紙はロックス海賊団の集合絵ですが、発表当初「ステューシーがいない」とファンの間で話題になりました。

しかしその後、表紙のどこかにステューシーが小さく隠されていることが判明し、大きな反響を呼んでいます。

「ロックス海賊団のマスコット的存在」「チョッパーのような隠れキャラ」といった声が多く、尾田栄一郎先生の遊び心として好意的に受け止められました。

114巻のSBSコーナーでも複数の新情報が公開されたことが話題となっており、ステューシーやロックス海賊団に関する設定を深く知りたい方は単行本のチェックが欠かせません。

アニメ版エッグヘッド編でのステューシーの見どころ

TVアニメ『ONE PIECE』のエッグヘッド編は、2025年4月より毎週日曜午後11時15分の放送枠で再開されています。

ステューシーの正体が発覚するエピソード(アニメ1104話・1105話相当)は既に放送済みで、マンガ以上に迫力ある演出が施されました。

特にバットバットの実による変身シーンや、カク・ルッチを制圧する場面の作画クオリティは高い評価を受けています。

アニメオリジナルの演出としてサーモビジョン能力が追加されており、原作にはない映像的な見応えが加わっている点も注目ポイントです。

今後のアニメではゴッドバレー事件の回想パートが放送される可能性が高く、若き日のバッキンガム・ステューシーの活躍がどのように映像化されるか期待が高まっています。

今後の展開でステューシーはどう描かれるか

エッグヘッド編以降、クローン体ステューシーの動向は描かれておらず、生死も含めて今後の展開が最大の関心事となっています。

生存していた場合、カクとの再会やルッチとの対峙が物語上の大きな見せ場になるでしょう。

また、オリジナルのバッキンガム・ステューシーについても、囚われた息子ウィーブルの救出に向けた動きが予想されます。

バッキンは「ベガパンクならウィーブルが白ひげの子だと証明できる」と発言していましたが、ベガパンクが死亡した現在、この証明がどうなるかも未解決の伏線です。

ロックス海賊団の過去がさらに掘り下げられるにつれて、バッキンの知られざる一面やクローン技術の秘密がさらに明かされていく可能性は十分にあります。

まとめ:ワンピースのステューシーとロックスを理解する完全ガイド

  • クローン体ステューシーは、元ロックス海賊団メンバーであるミス・バッキンガム・ステューシーのクローンで、MADSが36年前に生み出した成功体第1号である
  • オリジナルのバッキンは現在76歳の老婆で、自称「白ひげの愛人」かつウィーブルの母だが、白ひげからは恋愛感情を一貫して拒否されていた
  • クローン体は20年以上CP0に潜伏したベガパンクのスパイであり、エッグヘッド編でルッチとカクを裏切って正体を明かした
  • 悪魔の実は動物系ゾオン「バットバットの実」で、吸血により覚醒ゾオン能力者すら昏倒させる力を持つ
  • ゴッドバレー事件の全貌は114巻(2026年3月発売)で描かれ、バッキンがピストル二丁で戦闘に参加していたことが判明した
  • ロックス船長の本名はデービー・D・ジーベックであり、「ロックス」はデービー一族の名を隠すための偽名だった
  • ステューシーの生死は1125話でルッチが「殺した」と報告したが、直接的な描写がなく読者の間で生存説が根強い
  • ウィーブルが白ひげのクローンなのか自然な実子なのかは未確定であり、物語の重要な謎として残されている
  • ステューシーとカクの関係は公式な恋人関係ではないが、涙の別れなど感情的な描写が多く読者の注目度は極めて高い
  • 114巻の表紙にステューシーが隠しキャラとして描かれていたことが話題となり、キャラクターとしての人気の高さを改めて示した
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