『きみの横顔を見ていた』の本編が完結し、多くのファンが「番外編はどんな内容なのか」「全部で何話あるのか」「どこで読めるのか」と気になっているのではないでしょうか。
講談社漫画賞を受賞した本作の番外編は、本編では描ききれなかったサブキャラクターたちの物語を各話オムニバス形式で展開しています。
この記事では、番外編の全話あらすじや見どころ、読める媒体、単行本収録の有無、そしてファンの間で語られている評判まで、網羅的に解説していきます。
きみの横顔を見ていた番外編とは|基本情報と連載経緯
『きみの横顔を見ていた』番外編とは、本編完結後に別冊フレンド誌上で掲載された、サブキャラクターを主人公に据えたスピンオフエピソード群です。
本編は2022年4月の別冊フレンド5月号で連載がスタートしました。
高校1年生の光、麻里、大谷、朝霧という男女4人が全員片想いをしているという設定の青春群像劇で、作者はいちのへ瑠美先生です。
連載途中に制作上の都合で長期休載を挟んだものの、2026年1月13日発売の別冊フレンド2月号で本編最終回を迎えました。
最終回の掲載と同時に、翌号からの番外編連載が告知されています。
番外編は2026年2月号以降、3号連続で掲載される形で始まり、2024年に先行して掲載された1話を含めると全4話構成となっています。
各話で異なるサブキャラクターにスポットが当たるオムニバス形式を採用しており、本編を別の角度から味わえる贅沢な内容です。
番外編の全話構成と各エピソードの概要
番外編は全4話で構成されており、それぞれ独立したサブキャラクターの視点で物語が展開されます。
以下の表に全体像をまとめました。
| 話数 | サブタイトル | 主人公 | 掲載号 | 発売日 |
|---|---|---|---|---|
| 番外編① | こじらせ気味の静岡くん | 静岡先輩(吹部2年) | 別フレ2024年5月号 | 2024年4月13日 |
| 番外編② | とってもよい子なみのりちゃん | 小熊みのり | 別フレ2026年3月号 | 2026年2月13日 |
| 番外編③ | その他大勢の一くん | 一(ハジメ)くん | 別フレ2026年4月号 | 2026年3月13日 |
| 番外編④ | 未発表 | 未発表 | 別フレ2026年5月号 | 2026年4月13日予定 |
番外編の2話目以降は2026年に入ってからの連続掲載となっており、本編終了の余韻を保ったまま新たな物語が楽しめる構成です。
全4話と聞くと少なく感じるかもしれませんが、1話ごとの密度が非常に高く、本編との関連描写も丁寧に織り込まれています。
番外編①「こじらせ気味の静岡くん」の見どころ
番外編の1話目は、吹奏楽部のトランペットパートに所属する2年生の静岡先輩を主人公にした物語です。
2024年4月13日発売の別冊フレンド5月号に掲載されました。
本編では辻さんにトランペットの指導をする先輩として登場していた静岡くんですが、番外編では彼自身の内面や恋愛模様にフォーカスが当たっています。
タイトルにある「こじらせ気味」という表現が示すとおり、素直になれない性格と周囲への想いの間で揺れる姿が丁寧に描写されています。
吹奏楽部という舞台設定が本編と自然につながっており、本編の3話目や5話目で描かれた吹部の場面を別の視点から追体験できる楽しさがあります。
本編を読み返してから番外編①を読むと、何気ないシーンの裏側にあった感情に気づけるはずです。
番外編②「とってもよい子なみのりちゃん」の見どころ
番外編の2話目は、吹部2年のトランペット奏者・成瀬さんの友人である小熊みのりが主人公です。
2026年2月13日発売の別冊フレンド3月号に掲載されました。
「平凡を愛するみのりの目線の先には」というキャッチコピーが印象的で、本編の主人公・光と似た「平凡」というテーマを別の少女の視点で描いています。
本編4話や5話の時系列と重なるエピソードが含まれており、知っている場面が別の角度から登場する構成にファンの間で大きな反響がありました。
また、みのりがバイトをしていたドーナツ店は、さいたま市のステラタウン内にあるミスタードーナツがモデルとされており、聖地巡礼スポットとしても話題になっています。
本編13話で描かれた野球の試合のシーンも登場し、吹部部長の存在や佐野先輩との関係性など、本編では描かれなかったディテールが補完されている点も見どころです。
番外編③「その他大勢の一くん」の見どころ
番外編の3話目は、朝霧くんの幼馴染で飛込み仲間の一(ハジメ)くんが主人公です。
2026年3月13日発売の別冊フレンド4月号に掲載され、番外編の中でも特に大きな反響を呼んでいます。
一くんは本編最終回で菜々子さんの弟であることが判明したキャラクターであり、番外編ではその背景が掘り下げられました。
小学生の頃から朝霧くんと一緒に飛込みの練習をしてきた一くんが、朝霧くんの離脱と復帰をどう受け止めていたのかが描かれています。
特に注目されているのは、黙って辞めてまた戻ってきた朝霧くんに対して「戻ってきてくれたらそれでいい」と何も聞かずに和解するシーンです。
多くの読者が「カッコよすぎる」「公式が最大手」と絶賛しており、番外編の中でも屈指の名エピソードとして語られています。
さらに、菜々子さんの母親がサラッと再登場しており、本編で語られた家庭の事情との関連がファンの間で活発に考察されています。
一くんの通う高校のモデルは埼玉県立浦和高校とされ、飛込みの大会会場は川口市の青木町公園総合運動場がモデルであるという指摘もあり、聖地巡礼ファンの注目も集めています。
番外編④(最終話)の展望と読者の期待
番外編の4話目は2026年4月13日発売の別冊フレンド5月号に掲載予定で、番外編シリーズの最終回となります。
主人公はまだ公式には発表されていませんが、別フレの次号予告欄にヒントが示されており、ファンの間では激しい予想合戦が繰り広げられています。
静岡くん、みのりちゃん、一くんときて、4人目は誰になるのかという点が最大の関心事です。
一部の読者は本編5話から7話にかけて登場した文芸部のキャラクターを予想している一方、本編9話以降で重要な役割を果たした人物を推す声もあります。
また、本編で描き切れなかった松平先生周辺のエピソードを期待する声も根強く見られます。
「穏便に過去を振り返る話なのか、現在編として進展があるのか」という点でも意見が分かれており、最終話への期待と不安が入り混じった状態で多くのファンが4月13日を待ち望んでいます。
番外編はどこで読める?配信媒体と単行本収録の注意点
番外編を読む方法は複数ありますが、単行本への収録については注意が必要です。
まず、別冊フレンド本誌を購入する方法が最も早く確実です。
毎月13日前後に発売される雑誌で、番外編の最新話をいち早く読むことができます。
デジタル配信としては、講談社の漫画アプリ「マガポケ」と「コミックDAYS」の2つが主な媒体です。
マガポケでは毎週土曜に無料話が更新されるほか、最新話は毎月13日前後に有料配信されます。
コミックDAYSでも同様に番外編の各話が配信されており、スマートフォンやタブレットで手軽にアクセスできます。
ここで最も重要な注意点があります。
2026年4月13日に発売される単行本5巻には番外編は収録されません。
作者のいちのへ瑠美先生自身がInstagramで「5巻に番外編は収録されません」と明言しています。
5巻の収録内容は本編最終回(松平先生編を含む)までとなっており、番外編の単行本収録時期は現時点で未発表です。
単行本派の読者が番外編を読むためには、雑誌購入またはデジタル配信の利用が必須となります。
| 媒体 | 特徴 | 番外編の閲覧 |
|---|---|---|
| 別冊フレンド本誌 | 最速で読める | 掲載号を購入 |
| マガポケ | 無料話あり・最新話は有料 | 配信済み |
| コミックDAYS | 講談社公式アプリ | 配信済み |
| 単行本5巻 | 2026年4月13日発売 | 収録なし |
きみの横顔を見ていたの受賞歴と作品評価
『きみの横顔を見ていた』は、番外編の連載に至るまでに数々の高い評価を受けてきた作品です。
2024年5月に発表された第48回講談社漫画賞では、少女部門を受賞しました。
同年の少年部門は『葬送のフリーレン』、総合部門は『メダリスト』が受賞しており、名だたる作品と肩を並べる栄誉を手にしています。
さらに、マンガ大賞2026にもノミネートされました。
選考コメントでは「昨年読んだ漫画の中で最も心地良い清涼感を感じた作品」「ここまでど真ん中の青春恋愛物語は久しぶり」と高く評価されています。
登場人物全員が自立していて、弱ったときにはちょっと肩を借りるという距離感が好ましいという声も寄せられました。
ファッション誌BAILAのレビューでは「ディテールまでリアリティのある美しい絵」「全員主人公の美しいストーリー」と画力と構成の両面で支持されています。
こうした評価の積み重ねが、番外編への高い期待と注目度につながっています。
番外編に対するファンの評判と感想
番外編に対するファンの反応は、全体として非常に好意的です。
最も多く見られる声は「本編のサブキャラクターの内面が丁寧に描かれていて嬉しい」というものです。
本編では4人の主人公を中心に物語が進んだため、周囲のキャラクターの心情は断片的にしか描かれていませんでした。
番外編でその空白が埋められることに対して、多くの読者が感謝と感動を表明しています。
番外編②のみのりちゃん回では「本編で知っている場面がチラホラ出てくるのが胸熱すぎる」という声が目立ちました。
同じ出来事を別のキャラクターの目線で追体験できる構成は、群像劇ならではの醍醐味といえます。
番外編③の一くん回は特に反響が大きく、「尊い」「カッコよすぎる」「公式が最大手という概念を体現している」といった熱量の高い感想がSNS上で多数投稿されています。
一方で「もっと続けてほしい」「全4話では足りない」という惜しむ声も根強く、作品への愛着の深さがうかがえます。
番外編を楽しむために知っておきたい本編の重要ポイント
番外編は本編を読了していることが前提となっており、未読の状態から入ると理解が難しい場面があります。
ここでは、番外編をより深く楽しむために押さえておきたい本編の重要ポイントを紹介します。
まず、本編6話から7話にかけて描かれた吹奏楽部の人間関係は、番外編①と②に直結しています。
トランペットパートの先輩後輩関係や部長の存在を把握しておくと、番外編の描写がより立体的に感じられるでしょう。
次に、朝霧くんが飛込みを一度辞めてから復帰した経緯は、番外編③の根幹にかかわるテーマです。
本編では森さんの「飛込みやってる朝霧くんがかっこよかった」という言葉がきっかけで復帰する流れが描かれましたが、番外編ではその復帰を待つ側の一くんの感情が描写されています。
さらに、本編最終回で一くんが菜々子さんの弟であることが明かされた点も重要です。
菜々子さんと一くんの年齢差が約12〜13歳あることや、母親が家を出ていた過去との関連は、番外編③で新たな考察材料が提示されています。
単行本5巻の情報と番外編収録の今後の見通し
単行本5巻は2026年4月13日に発売予定で、シリーズの最終巻となります。
価格は定価627円(税込)、208ページ収録で、ISBNは9784065432068です。
5巻の内容は、5人目の主人公として国語教師で吹奏楽部顧問の松平先生にスポットを当てたエピソードを含む本編最終回までの収録となっています。
前述のとおり、番外編は5巻に収録されません。
番外編全4話が今後別の形で単行本化されるかどうかは、2026年3月時点で公式発表がありません。
過去の別冊フレンド作品の例を見ると、番外編が後日発売の特装版や6巻として収録されるケースがないわけではありませんが、現時点では推測の域を出ません。
番外編を確実に読みたい場合は、掲載号の購入またはマガポケ・コミックDAYSでのデジタル配信を利用するのが現状では唯一の手段です。
5巻の発売と同日に番外編最終話が別フレ5月号に掲載されるため、4月13日は本作のファンにとって特別な一日になるでしょう。
あわせて、応募者全員プレゼント企画の実施も予告されており、詳細は今後公式から発表される見込みです。
まとめ:きみの横顔を見ていた番外編の全貌と楽しみ方
- 番外編は全4話のオムニバス形式で、各話ごとに異なるサブキャラクターが主人公を務める
- 番外編①は静岡先輩、②は小熊みのり、③は一(ハジメ)くんが主人公で、④は2026年4月13日発売の別フレ5月号に掲載予定
- 2026年4月13日発売の単行本5巻には番外編は収録されないため、雑誌またはデジタル配信での購読が必要
- デジタル配信は「マガポケ」と「コミックDAYS」の2媒体で利用可能
- 番外編③の一くん回は特に評価が高く、朝霧くんとの絆や菜々子さんの家族関係の掘り下げが話題
- 番外編②では本編の場面を別視点から追体験できる群像劇ならではの構成が好評
- 本作は第48回講談社漫画賞少女部門を受賞し、マンガ大賞2026にもノミネートされた実績を持つ
- 番外編を深く楽しむには本編の読了が前提であり、特に吹奏楽部の人間関係や朝霧くんの飛込み復帰の経緯が重要
- 聖地巡礼スポットとして川口市青木町公園やステラタウンのミスタードーナツなども注目されている
- 番外編最終話の主人公が誰になるかがファン最大の関心事であり、4月13日の発売日に期待が集中している
