呪術廻戦モジュロの乙骨一族を完全網羅|孫世代の運命と結末の真相

『呪術廻戦』本編が完結し、多くのファンが乙骨憂太のその後を気にかけていたのではないでしょうか。

2025年9月に始まったスピンオフ『呪術廻戦≡(モジュロ)』では、憂太と禪院真希の孫世代を主人公に据え、68年後の近未来が描かれました。

憂太の死亡が明かされた経緯、額の縫い目が残ったまま生涯を終えた事実、そして孫の乙骨真剣や乙骨憂花がどのような活躍を見せたのか。

本記事では、モジュロにおける乙骨一族の全貌を、物語の結末まで網羅的に解説していきます。

これから読む方への参考にも、読了後の振り返りにも役立つ内容を目指しました。

目次

呪術廻戦モジュロとは|作品の基本情報と世界観

原作・芥見下々×作画・岩崎優次による公式スピンオフ

『呪術廻戦≡(モジュロ)』は、原作を芥見下々、作画を岩崎優次が手がけた公式スピンオフ漫画です。

『週刊少年ジャンプ』にて2025年9月8日から2026年3月9日まで短期集中連載され、全25話で完結しました。

単行本は既刊2巻が発売済みで、最終3巻は2026年5月の発売が予定されています。

芥見下々は連載開始前に「半年ほど(打ち切られなければ)」とコメントしており、宣言通りの連載期間で幕を閉じた形です。

作画を担当した岩崎優次の画風は、芥見下々の力強いタッチとは異なり、繊細で見やすい描線が特徴とされています。

死滅回游から68年後・2086年の地球が舞台

物語の舞台は、呪術廻戦本編の「死滅回游」から68年が経過した2086年の地球です。

突如としてシムリア星人を名乗る地球外生命体が宇宙船とともに飛来し、日本の呪術界に新たな危機が訪れます。

かつての首都圏は「人外魔境東京」と呼ばれ、呪霊が蔓延する立入禁止区域として残っています。

定期的に呪術師による「大祓(おおはらえ)」が行われ、呪霊が間引かれている状況です。

さらに、日本人の呪力が海外で新エネルギーとして注目されたことで、術師・非術師を問わず人身売買が深刻化しているという社会問題も描かれました。

五条悟や虎杖悠仁のような傑物がいない現在の日本では、呪術師全体のレベルが低下しているとされ、国としての呪術的防衛力が大きく揺らいでいる世界観となっています。

SF要素を絡めた新しい呪術廻戦の物語

モジュロの最大の特徴は、宇宙人の飛来というSF要素を呪術廻戦の世界観に持ち込んだ点にあります。

シムリア星人は、外見こそ地球人と変わらないものの、額に「ロロルカ」と呼ばれる呪力の源である第三の目を持つ生命体です。

物語の中心となるルメル族は、母星での民族闘争によって住む場所を追われ、5万人の難民として地球に保護を求めてきました。

従来の呪術師同士のバトルに加え、異星人との外交問題や文化摩擦が絡む展開は、本編とはまた異なる緊張感を生み出しています。

一方で「呪力」「術式」「領域展開」といった呪術廻戦の根幹システムはそのまま引き継がれており、バトル描写の基盤は紛れもなく呪術廻戦そのものです。

乙骨憂太のモジュロでの扱い|死亡と生涯の全貌

乙骨憂太は2080年に死亡していたことが判明

モジュロにおいて、乙骨憂太は物語開始時点ですでに故人です。

享年79歳、2080年に亡くなったことが作中で明かされました。

具体的な死亡シーンは描かれていませんが、妻である禪院真希が2079年に77歳で先立っており、真希の死後に急速に弱っていった様子がうかがえます。

本編で特級呪術師として圧倒的な力を誇った憂太が、老いて静かに生涯を閉じたという事実は、多くの読者に深い感慨を与えました。

本編最終回で元の肉体に戻り生存が確認された憂太が、長い人生を全うしたという描写は、前作からの物語を美しく締めくくる要素となっています。

額の縫い目は生涯残ったまま

宿儺との最終決戦で五条悟の肉体に魂を移した際に負った額の傷跡は、反転術式をもってしても完全には治らず、縫い目として生涯にわたって残り続けました。

モジュロに登場する回想シーンの憂太にも、額の縫い目がはっきりと描かれています。

この縫い目は、宿儺戦での壮絶な戦いの記憶を象徴するものであり、ファンにとっても印象深いビジュアル要素です。

老いた憂太の姿に縫い目が残っている描写を見て、本編での戦いの重さを改めて実感したという声が広く見られました。

真希との結婚と五条家当主代理としての晩年

本編では明確に描かれなかった乙骨憂太と禪院真希の関係性が、モジュロで公式に確定しました。

二人は結婚し、息子の乙骨依織(いおり)をもうけています。

憂太は五条家の当主代理を務め、かつての呪術界を支えた重鎮として晩年を過ごしました。

孫の憂花にはおじいちゃん子として慕われ、大切な宝物であるリカの指輪を託すなど、穏やかな祖父としての姿が描かれています。

かつて祈本里香の死をきっかけに呪術の世界に足を踏み入れた孤独な少年が、家族に囲まれて悔いなく人生を終えたことは、前作を知るファンにとって大きな救いとなりました。

リカの指輪に込められた数十年分の呪力と意思

第18話で明かされた重要な設定として、憂太が生前にリカの指輪へ数十年にわたり莫大な呪力を注ぎ込んでいたことがあります。

指輪には呪力だけでなく、憂太に従属するリカの意思も残されていました。

この指輪は五条家の忌庫登録の呪物として扱われ、憂太の死後は孫の真剣が所有権を引き継いでいます。

物語の中で真剣がこの指輪を用いて戦う場面があり、憂太の力が世代を超えて受け継がれる象徴的なアイテムとして機能しました。

もともとは幼い憂花に託されたものでしたが、五条家の判断で真剣へと移されたことが、兄妹の確執の原因にもなっています。

乙骨真剣の能力と人物像|祖母・真希を受け継ぐ兄

フィジカルギフテッドとしての身体能力と天与呪縛

乙骨真剣は、乙骨憂太と禪院真希の孫で、モジュロのもう一人の主人公です。

2069年生まれの17歳で、京都高専の2年生として在籍しています。

最大の特徴は、祖母の真希と同じ天与呪縛によるフィジカルギフテッドであることです。

生まれつき術式を持たない代わりに、常人離れした身体能力を有しています。

ただし真希とは異なり、わずかながら呪力を持っているため、呪具に込められた呪力を利用して呪術を行使できるという独自の戦闘スタイルを確立しました。

呪具「火之夜藝」とシン・陰流の剣技

真剣が愛用する呪具「火之夜藝(ほのやぎ)」は、鍔と鞘で起こした火花を刀身に乗せる能力を持つ特殊な刀です。

この呪具と組み合わせて使用するのが、シン・陰流の剣技になります。

主な技として、燃える居合斬りである「抜刀」と、斑模様状の結界を展開して侵入者をフルオートで迎撃する簡易領域「斑(まだら)」が確認されています。

呪力を持たない体質でありながら呪具を媒介にして高度な呪術を繰り出す戦闘スタイルは、祖母の真希とはまた異なるアプローチです。

作中では妹の憂花とともに次世代のホープとして高い評価を受けており、呪術界の若手として有望視されています。

おばあちゃん子としての真希への憧れ

真剣は自他ともに認めるおばあちゃん子で、祖母である禪院真希への強い憧れを抱いています。

「俺が禪院真希になりたい」という言葉に象徴されるように、真希のようなフィジカルギフテッドの術師として最強を目指す姿勢が物語全体を貫いています。

幼少期には真希から直接可愛がられ、戦闘における心構えや技術の基礎を教わっていたことが示唆されました。

フィジカルギフテッドという同じ体質を持つ祖母と孫の絆は、モジュロにおける重要なテーマの一つです。

妹の憂花が祖父の憂太を目標としているのに対し、真剣が祖母を目標としている対照的な構図も、物語に奥行きを与えています。

乙骨憂花の術式と運命|祖父・憂太を継ぐ妹

十種影法術の使い手であることが判明

乙骨憂花は、真剣の妹で2070年3月18日生まれの16歳、京都高専1年生です。

容姿は祖父の乙骨憂太に似ており、五条家の血が濃いとされています。

物語の大きな転換点となったのは、第15話で憂花が禪院家相伝の十種影法術の使い手であることが明らかになった場面です。

しかし五条家では十種影法術が禁術扱いとなっているため、式神の能力を部分的に引き出す形でしか運用が許されていませんでした。

普段の戦闘では、玉犬の能力を引き出した形象拳「狗顎爪(くがくそう)」や、両手を捻じるように回転させて叩きつける「咬捻(こうねん)」を使用しています。

脳の悪性腫瘍と余命半年の宣告

第7話で、憂花の脳に悪性腫瘍があることが判明し、余命半年と宣告されます。

正式な病名は作中でぼかされていますが、物語が進むにつれて病状は急速に悪化し、人の顔の判別すらできなくなるほど進行していきました。

憂花は「最期はいつも通りがいい」という理由から、兄の真剣にも病気の深刻さと余命を告げずにいました。

この秘密が物語の緊張感を大きく高め、読者の間でも「憂花は死亡してしまうのか」という議論が連載中に活発に交わされています。

16歳という若さで死と向き合い、それでも呪術師としての使命を果たそうとする姿は、多くの共感を集めました。

魔虚羅の召喚と決闘代理人としての覚悟

シムリア星人との外交が決裂し、デスクンテ族の代表であるダブラとの決闘が必要になった際、不在の虎杖悠仁の代わりに憂花が決闘代理人として指名されます。

憂花はこれを受諾し、奥の手である八握剣異戒神将魔虚羅(まこら)を召喚しました。

これは、かつて渋谷事変で伏黒恵が用いたのと同じ、敵を調伏の儀に巻き込む自爆に近い戦法です。

歴代の十種影法術使いで魔虚羅を調伏できた者はほぼおらず、ダブラが死ぬか魔虚羅が破壊されれば憂花の死は確定するという極限の状況でした。

覚悟を決めた憂花の表情は「若かりし頃の祖父に生き写し」と描写されており、憂太の血脈を強く感じさせる名場面となっています。

マルの術式で病気が治り完全復活を遂げる

最終的に、シムリア星人のマルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリ(通称マル)がダブラを魂の通り道に呼び出したことで、魔虚羅との戦いは一時中断されます。

事情を知ったダブラはシムリアに帰還する選択をし、調伏の儀は無効化されました。

さらにマルが持つ「調和」の術式によって、憂花の脳の腫瘍が除去されます。

目を覚ました憂花が「痛くない」とつぶやき、自身の回復を悟る場面は、連載を通じて最も感動的なシーンの一つとして多くの読者に支持されました。

余命宣告と戦闘による仮死状態という二重の死の危機から、見事に生還を果たしたのです。

乙骨一族の家系図と人物関係を整理

乙骨家の家族構成と世代関係

モジュロにおける乙骨家の家系を整理すると、以下のような構成になります。

世代 人物名 生没年・年齢 備考
祖父母 乙骨憂太 2001年生~2080年没(享年79) 元・五条家当主代理、元・特級呪術師
祖父母 禪院真希 2002年生~2079年没(享年77) フィジカルギフテッド
親世代 乙骨依織 2031年生(失踪時39歳) 憂太と真希の息子、憂花出生後に失踪
親世代 乙骨美冬 不明 依織の妻、最終回で正式登場
孫世代 乙骨真剣 2069年生(17歳) フィジカルギフテッド、京都高専2年
孫世代 乙骨憂花 2070年3月18日生(16歳) 十種影法術使い、京都高専1年

この家系図からわかるように、真剣は祖母の真希と同じフィジカルギフテッド、憂花は禪院家相伝の十種影法術をそれぞれ受け継いでおり、どちらも禪院家ゆかりの能力を持っています。

息子・乙骨依織の失踪と六眼の考察

乙骨依織は、憂太と真希の一人息子として2031年に誕生しました。

作中で明かされた重要な事実として、「優秀な術式が刻まれた憂花が生まれたことで役目を終えたかのように」失踪したことがあります。

この失踪の理由について、ファンの間では依織が六眼の持ち主であったのではないかという考察が広く共有されています。

五条家には、六眼と十種影法術が同時代に存在してはならないという禁忌があるとされており、娘の憂花が十種影法術を持って生まれたことを知った依織が、家を去る決断をしたのではないかという推測です。

名前の「依織」は、禪院真依の「依」と祈本里香の「祈(き=おり)」を組み合わせたものとする見方が一般的で、憂太と真希が亡き者たちへの想いを込めて名付けたと考えられています。

母・乙骨美冬の存在と最終回での愛の描写

乙骨美冬は、物語を通じて和服の女性として断片的に登場していましたが、最終回で真剣と憂花の母親であることが正式に明かされました。

美冬は、病気を隠して勝手に決闘に挑んだ憂花を厳しく叱りつつも、「頑張りましたね。

私はあなた達を産んだことを、一生誇りに思う」と母親としての愛情を吐露しています。

本編における禪院真希は、母親からの愛情を十分に受けられなかった人物として描かれていました。

しかし孫世代の真剣と憂花は、母の美冬からしっかりと愛されていたことが最終回で示され、世代を超えた「呪い」の連鎖が断ち切られたことが象徴的に描かれています。

モジュロに登場する本編キャラのその後

虎杖悠仁の不老と呪物化の衝撃

呪術廻戦本編の主人公である虎杖悠仁は、モジュロの時代でも若々しい姿のまま生きています。

不老の身となった虎杖は、長い年月の中で仲間たちを次々に見送ることに耐えられなくなり、ある時期を境に消息を絶ちました。

釘崎野薔薇によれば、仲間の一人である「華」の葬式を最後に、虎杖は葬祭の類には出なくなり、友人たちとの接触も絶っているとのことです。

最終回では虎杖の呪物化が示唆され、「呪術廻戦」というタイトルそのものを回収する展開として大きな反響を呼びました。

かつて呪いと戦い続けた主人公自身が呪物となるという結末は、物語全体のテーマに深い余韻を残しています。

釘崎野薔薇やパンダの現在

釘崎野薔薇は84歳で健在であり、高層マンションで悠々自適な生活を送っています。

最終回では虎杖との再会が描かれ、本編ファンにとって感慨深い場面となりました。

パンダは五条家の忌庫に呪物(呪傀)として保管されており、見た目はパンダのぬいぐるみの姿になっています。

自我は残っており時折言葉を話すことができ、おまけ4コマ漫画では憂花との微笑ましい交流も描かれました。

パンダは憂花の性格について「乙骨に似ていないどころか悪い」と評しており、かつての同級生の孫を見守る立場として物語に彩りを添えています。

そのほか、シン・陰流当主となった憂憂や、行方不明に近い状態の東堂葵の名前も作中に登場し、本編キャラクターたちの68年後がさりげなく語られました。

乙骨兄妹の関係性と兄妹の確執の行方

指輪をめぐる兄妹の溝

真剣と憂花の兄妹関係は、祖父・憂太の遺した指輪をめぐって大きな溝が生じていました。

幼少期に憂太から指輪を託された憂花でしたが、憂太の死後、母・美冬の判断で「真剣の方が相応しい」として指輪は兄に渡されます。

この出来事をきっかけに、憂花は兄への対抗心を燃やすようになり、何度も勝負を挑んではそのたびに返り討ちにあうという関係が続いていました。

一方の真剣は、お守りとして祖父の指輪が必要ないと周囲に認めさせ、いつか憂花に返したいと考えていたことが作中で明かされています。

表面上は険悪に見えながらも、互いを想う気持ちが根底にあるという複雑な兄妹関係が、物語の重要な軸の一つです。

「お兄ちゃんが下手だった」に込められた本音

憂花は兄の真剣に対して「アイツ、お兄ちゃんが下手だったなぁ」と評しています。

これは単なる悪口ではなく、兄に甘えたくても甘えられなかった自分の気持ちと、不器用な兄への愛情が入り混じった言葉です。

第15話では、病状の進行で美野の顔すら認識できなくなった憂花が、美野を兄と誤認して強がった言葉を送り、「生まれ変わるならまた妹がいい」と語る場面が描かれました。

この独白は、兄妹の確執がただの対立ではなく、お互いの存在を誰よりも大切に思うがゆえのすれ違いであったことを示しています。

最終回で母の愛に触れ、二人がそれぞれの想いを確認し合う展開は、モジュロという物語の感情的なクライマックスとなりました。

モジュロの評判と読者の反応

短期連載としてのクオリティへの高い評価

モジュロは全25話という限られた話数ながら、世界観の構築やキャラクターの造形に対して高い評価を受けています。

「SF要素を絡めながらも基盤はしっかり呪術廻戦」「序盤から読み応えがある」といった声が多く寄せられました。

完結後には「続編をもっと読みたい」「半年では短すぎる」という惜しむ反応が見られ、作品への愛着の深さがうかがえます。

作画の岩崎優次についても「芥見下々とは違う味わいがあるが、キャラクターの表情が豊かで見やすい」と概ね好意的に受け止められています。

SF設定への賛否と本編ファンの温度差

宇宙人が登場するというSF路線には、賛否が分かれました。

歓迎する層からは「呪術廻戦の世界観を自然に拡張している」「シムリア星人の設定が呪力の概念と矛盾しない」と評価される一方で、「従来の呪術バトルとの雰囲気の違いに戸惑った」という意見も一定数見られます。

特に第1話の段階で「呪術師と宇宙人」という組み合わせに抵抗を感じた読者がいたことは事実です。

ただし物語が進むにつれて、シムリア星人との交流や対立が呪術廻戦らしいテーマ性と重なっていく構成に納得した読者が増えたという傾向も確認できます。

憂花の展開に対する同情と安堵

メインキャラクターである乙骨憂花の境遇については、「不遇すぎる」という同情の声が連載中に多く上がりました。

脳腫瘍による余命宣告、決闘代理人への指名、魔虚羅召喚による仮死状態と、16歳の少女にしてはあまりに過酷な試練が続いたためです。

一部では「女主人公の扱いが雑ではないか」という厳しい意見も見られました。

しかし最終的にマルの術式で病気が治癒し、完全復活を果たした結末には、多くの読者から安堵と歓喜の声が寄せられています。

「呪術廻戦らしい過酷な展開の中でも、希望のある結末を見せてくれた」という評価が大勢を占めた印象です。

モジュロを読む上での注意点とデメリット

本編の重大ネタバレが前提となる

モジュロを楽しむには、本編『呪術廻戦』全269話の内容を把握していることが実質的に必須です。

乙骨憂太が五条悟の肉体に魂を移して戦った経緯、宿儺との最終決戦の結末、主要キャラクターの生死など、本編の核心に触れるネタバレが冒頭から含まれています。

本編未読の状態で読み始めると、物語の前提を理解できないだけでなく、本編の大きなサプライズを先に知ってしまうことになります。

モジュロに興味を持った方は、まず本編を最後まで読了してから取りかかることを推奨します。

短期連載ゆえの駆け足感

全25話という話数の制約上、物語の展開が駆け足に感じられる部分があります。

特に序盤でのキャラクター紹介や世界観の説明が急ぎ足であったため、「もう少し丁寧に描いてほしかった」という意見が見られました。

シムリア星人の社会構造やデスクンテ族とルメル族の歴史なども、紙幅の関係でダイジェスト的に処理されている印象があります。

長期連載であればさらに深い物語が展開できたであろうポテンシャルを感じさせるだけに、短期連載という形式自体を惜しむ声も少なくありません。

乙骨憂太や真希の直接的な活躍は描かれない

モジュロの時代では憂太も真希もすでに故人であり、回想や遺品を通じて存在感を示すに留まります。

本編の人気キャラクターたちの戦闘シーンを期待して読み始めた場合、物語の中心が孫世代にあることでギャップを感じる可能性があるでしょう。

あくまで乙骨真剣と乙骨憂花という新世代のキャラクターが主役であることを理解した上で読むと、作品をより楽しめるはずです。

物語のテーマは「祖父母から孫への継承」であり、憂太や真希は直接登場しなくとも、作品全体に深く刻まれた存在として描かれています。

まとめ:呪術廻戦モジュロの乙骨一族を振り返る

  • 『呪術廻戦≡(モジュロ)』は全25話・単行本全3巻で2026年3月に完結した公式スピンオフである
  • 舞台は死滅回游から68年後の2086年の地球で、シムリア星人の飛来というSF要素が加わっている
  • 乙骨憂太は2080年に79歳で死亡しており、額の縫い目は生涯消えなかった
  • 憂太と禪院真希の結婚が公式に確定し、息子の乙骨依織と孫の真剣・憂花の存在が明かされた
  • 乙骨真剣はフィジカルギフテッドで、呪具「火之夜藝」とシン・陰流を駆使する京都高専2年の術師である
  • 乙骨憂花は禪院家相伝の十種影法術を持ち、奥の手として魔虚羅を召喚できる京都高専1年の術師である
  • 憂花は脳の悪性腫瘍で余命半年を宣告されたが、マルの「調和」の術式で腫瘍が除去され完全復活した
  • 息子・依織は憂花の誕生後に失踪しており、六眼の持ち主であった可能性がファンの間で考察されている
  • 最終回では虎杖悠仁の呪物化が示唆され、「呪術廻戦」というタイトルそのものの回収として大きな反響を呼んだ
  • 母・美冬から兄妹への愛が描かれたことで、禪院家に連なる「呪い」の連鎖が断ち切られたことが示された
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