無職転生の剣術流派と階級一覧|剣神流・水神流・北神流を解説

『無職転生』にはさまざまな剣士が登場しますが、剣術の中心となるのが「剣神流」「水神流」「北神流」の三大流派です。

三つは戦い方が大きく異なり、剣神流は先手と一撃の速さ、水神流は受け流しとカウンター、北神流は地形や道具まで利用する実戦対応力を得意としています。Web原作でも三つが「三大流派」として説明されています。

また、剣士には初級・中級・上級・聖級・王級・帝級・神級という階級があります。「剣聖と剣王はどちらが上?」「剣帝と剣神の違いは?」「北神流の北聖とは?」と迷いやすい部分も、この序列を知ると分かりやすくなります。

目次

無職転生の剣術は剣神流・水神流・北神流の三大流派

『無職転生』の世界で特に広く知られているのが、剣神流・水神流・北神流です。

単純に三つのうちどれか一つが万能というわけではありません。攻撃、防御、実戦対応と、それぞれが違う方向へ発達しています。

流派主な特徴代表的な戦い方
剣神流攻撃・速度を重視先手を取り一撃で倒す
水神流防御・反撃を重視攻撃を受け流してカウンター
北神流実戦対応力を重視地形・道具・奇策などを利用

Web原作では、剣神流は先手を取って一撃で仕留める剣術、水神流は受け流しとカウンターを中心とする剣術、北神流は周囲の物や負傷への対処まで取り込んだ「兵法」に近い流派として説明されています。

剣神流は攻撃と速度に特化

剣神流が目指すのは、相手より早く攻撃し、その一撃で勝負を決めることです。

ギレーヌやエリス、剣神ガル・ファリオンなど、作中でも攻撃力と瞬発力に優れた剣士が多く登場します。

水神流は防御とカウンターに特化

水神流は剣神流とは反対に、相手の攻撃への対応を重視します。

剣だけではなく、熟練者になると飛び道具や魔術への対応も想定されるため、護衛や宮廷騎士との相性がいい流派です。

北神流は何でも利用して勝つ実戦型

北神流は正面から剣技だけを競うことにこだわりません。

負傷した状態での戦闘、周囲の地形や物の利用、魔道具や奇策など、実戦で生き残って相手を倒すための技術が特徴です。その性質から、傭兵や冒険者にも向いているとされています。

無職転生の剣術階級は初級から神級まで7段階

剣神流・水神流・北神流には、基本的に共通する7段階の階級があります。

低い順に並べると、「初級→中級→上級→聖級→王級→帝級→神級」です。Web原作でも、この7段階でランク分けされることが明記されています。

階級剣神流水神流北神流
初級剣神流初級水神流初級北神流初級
中級剣神流中級水神流中級北神流中級
上級剣神流上級水神流上級北神流上級
聖級剣聖水聖北聖
王級剣王水王北王
帝級剣帝水帝北帝
神級剣神水神北神

そのため、剣神流なら「剣聖→剣王→剣帝→剣神」の順に上位となります。

剣聖より剣王、剣王より剣帝が上

「剣聖」「剣王」「剣帝」は別々の役職ではなく、剣神流における実力・認定の段階です。

剣聖より剣王、剣王より剣帝が上位で、そのさらに上が剣神となります。

剣の聖地ではニナ・ファリオンやジノ・ブリッツが若くして剣聖となっており、エリスも修行を重ねた末に剣王の称号を授けられています。

「北星」ではなく作中表記は「北聖」

「無職転生 北星」と検索されることもありますが、剣術の階級として作中に登場する表記は「北聖」です。

北神流の聖級剣士を北聖と呼び、その上に北王、北帝、北神があります。エリスも北神流を学び、北聖の認可を受けています。

剣神流とは?光の太刀を中心とした最速の剣

剣神流は、三大流派の中でも特に攻撃性の高い剣術です。

考え方は非常に明快で、相手に攻撃される前に踏み込み、より速い一撃を当てて倒します。防御を固めて長期戦をするより、最初の一撃で勝負を決める方向へ技術が発達しています。

光の太刀は剣神流を象徴する技

剣神流を象徴する技が「光の太刀」です。

Web原作では剣神流最高の技とされ、闘気を集中させて極めて速い斬撃を放つ技として描かれています。単純に力任せに振るのではなく、剣をぶらさず最速で相手へ届かせることが極意です。

光の太刀を身につけた後も使い手によって実力差があり、同じ技が使えるから同じ強さになるわけではありません。

剣聖、剣王、剣帝と上がるにつれて、速度だけでなく間合い、踏み込み、判断、闘気の扱いなど戦闘能力全体に差が生まれます。

光返しは光の太刀への対抗技

作中には「光返し」という技も登場します。

これは光の太刀が最高速度へ到達する前の瞬間を狙い、こちらの攻撃を合わせる対処法です。エリスがオルステッドとの戦いで使用しており、剣神流同士の戦いでも単純な速度勝負だけでは決まらないことが分かります。

ギレーヌは剣王

ギレーヌ・デドルディアは剣神流の剣王です。

エリスに剣術を教えた師でもあり、プロジェクト内のファクトデータベースでも「剣王」と確認できます。

剣王というだけでも一般的な剣士とは大きく離れた実力者であり、ギレーヌは作中で剣神流の強さを分かりやすく示す人物の一人です。

水神流とは?受け流しとカウンターを極める剣術

水神流は、防御と反撃を中心に発達した剣術です。

剣神流が「相手より先に斬る」なら、水神流は「相手に攻撃させ、その攻撃を処理して反撃する」という考え方に近くなります。

相手が強いほど水神流の技術が生きる

水神流では、相手の動きを見て対応する能力が求められます。

エリスと水神流使いのイゾルテが修行した場面でも、水神流はカウンターを主体とし、相手に先に攻撃させるための技術を持つことが描かれています。

正面から最速の一撃を放つ剣神流とは、考え方そのものが対照的です。

水神には5つの奥義がある

水神流には、初代水神が編み出した5つの奥義があります。

Web原作では、そのうち3つを使えることが「水神」と呼ばれる条件として示されています。当代の水神レイダ・リィアも3つの奥義を修めていました。

そのため、水神という称号は単に経験年数が長ければ得られるものではなく、水神流の奥義を極めた最高峰の剣士を意味します。

北神流とは?北神・北帝・北王・北聖の特徴

北神流は、剣だけにこだわらず「どうすれば実戦で勝てるか」を追求する流派です。

剣神流や水神流と比べて戦い方の幅が広く、二刀流、地形利用、道具、目潰し、奇襲なども戦術として登場します。

北帝オーベールは地形や魔道具も利用する

北帝オーベールは、北神流の特徴が分かりやすく表れた人物です。

作中では地形や魔道具を利用した変則的な戦いを得意としており、正面から剣を振るだけではありません。北王ウィ・ターも光や闇を利用して相手の視界を奪う戦法を使っています。

こうした手段も含めて勝利を目指すのが、北神流の大きな特徴です。

北神流は負傷した状態での戦いにも対応する

北神流は、戦場で負傷しても戦い続けるための技術まで含んでいます。

Web原作では、戦闘中の応急処置や身体の一部を失った状態での戦闘にも対応する流派として説明されています。冒険者や傭兵との相性がいいのも、この実戦性の高さが理由です。

エリスは剣神流だけでなく北神流も学んでいる

エリスは剣神流を中心に鍛えていますが、オルステッドとの再戦を見据えて北神流も習得しています。

北帝オーベールとの修行を経て北聖の認可を受け、剣神流だけでは得られない戦い方を身につけました。光の太刀の威力を少し落とし、そのぶん速度へ回すという工夫にも北神流で得た闘気の扱いが生かされています。

一つの流派だけを極める以外にも、複数の流派を学んで弱点を補う戦い方が『無職転生』では存在します。

無職転生の闘気とは?剣士の強さを支える力

剣士の強さを理解するうえで外せないのが「闘気」です。

作中では身体や剣技に乗せる力として描かれており、高位の剣士ほど闘気を高度に扱います。単純な筋力だけでは、剣聖や剣王といった領域には届きません。

闘気を制御できることが剣士の成長につながる

ギレーヌの視点では、エリスが身体に闘気を乗せ始め、自覚的に制御できれば剣神流上級、完全に制御できれば剣聖へ届くという説明があります。

剣神流の光の太刀でも闘気の扱いが大きく関係しているため、高位剣士にとって闘気は基礎能力の一つです。

ルーデウスは闘気をまとえない

一方、ルーデウスは膨大な魔力を持っていますが、剣士のように闘気をまとうことができません。

本人も、剣術において闘気をまとえないことを大きな弱点として認識しています。後に魔導鎧によって身体能力を補う発想へつながるのも、この性質があるためです。

そのため、「魔力が多い=剣士としても最強」という単純な関係にはなっていません。

剣神流・水神流・北神流はどれが最強?

三大流派のうち、常に一つだけが絶対的に最強という設定ではありません。

剣神流は先手を取った瞬間の殺傷力に優れ、水神流は強力な攻撃への防御と反撃を得意とし、北神流は状況や相手に合わせて戦法そのものを変えられます。

実際、剣の聖地も常に剣神流だけが支配してきたわけではなく、過去には水神が剣神を破ってその地を奪い、後に別の剣神が取り戻した歴史が語られています。

つまり、流派だけを見て勝敗を決めることはできません。

同じ剣神流でも剣聖と剣王では差があり、さらに本人の経験、闘気、武器、相性、複数流派の技術などが戦闘結果を左右します。

無職転生の剣術は剣神流・水神流・北神流で戦い方が大きく違う

『無職転生』の代表的な剣術は、剣神流・水神流・北神流の三大流派です。

剣神流は速度と一撃必殺、水神流は受け流しとカウンター、北神流は地形や道具まで利用する実戦対応を得意としています。

階級はいずれも「初級→中級→上級→聖級→王級→帝級→神級」が基本です。

剣神流なら剣聖・剣王・剣帝・剣神、水神流なら水聖・水王・水帝・水神、北神流なら北聖・北王・北帝・北神と呼ばれます。

また、高位の剣士になるほど闘気の扱いも大きく関わります。単純な肩書だけでなく、それぞれの流派が何を得意としているのかを知ると、エリスやギレーヌをはじめとする剣士たちの戦闘がより分かりやすくなります。

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