ONE PIECEの物語が最終章に突入し、四皇の一角として存在感を増しているのが黒ひげ海賊団です。
提督マーシャル・D・ティーチを筆頭に、10人の巨漢船長と呼ばれる幹部たちがどのような悪魔の実の能力を持ち、どれほどの懸賞金が懸けられているのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
さらに2025年の最新話では、ティーチの血筋に関する衝撃の事実も明らかになり、黒ひげ海賊団の重要度はかつてないほど高まっています。
シリュウやラフィット、デボンといった個性的な幹部メンバーの詳細から、今後の展開予想まで、この記事では黒ひげ海賊団に関するあらゆる情報を網羅的に解説していきます。
黒ひげ海賊団とは?四皇に君臨する最凶集団の全貌
黒ひげ海賊団は、マーシャル・D・ティーチが率いるONE PIECE作中屈指の危険な海賊団です。
四皇の一角として新世界に君臨しており、手段を選ばない冷酷な行動と、悪魔の実の能力者を狩り続けるという異例の戦略で勢力を拡大し続けています。
物語の最終章において、麦わらの一味の最大のライバルとして位置づけられている存在です。
白ひげ海賊団からの離反と結成までの経緯
黒ひげ海賊団の始まりは、ティーチが白ひげ海賊団を裏切ったことにあります。
ティーチはもともと白ひげ海賊団の2番隊に所属する一介の隊員でした。
しかし、長年探し求めていたヤミヤミの実を4番隊隊長サッチが入手したことで状況は一変します。
ティーチはサッチを殺害してヤミヤミの実を奪い、白ひげ海賊団から逃亡しました。
仲間殺しは海賊の世界においても最大級の禁忌であり、この事件がティーチの野望の第一歩となったのです。
逃亡後、ティーチはジーザス・バージェス、ヴァン・オーガー、ラフィット、ドクQという4人の仲間を集め、黒ひげ海賊団を正式に結成しました。
当初はわずか5人の小規模な海賊団でしたが、ドラム王国を襲撃して壊滅させるなど、結成直後からその戦闘力は脅威的でした。
能力者狩りで戦力を拡大し続ける異例の海賊団
黒ひげ海賊団の最大の特徴は、悪魔の実の能力者を組織的に狩る「能力者狩り」を行っていることです。
頂上戦争後、ティーチの方針のもと、悪魔の実の能力者を殺害してその能力を奪い取る活動を本格化させました。
元魚人海賊団の船長ジンベエも、この動きを警戒する発言をしています。
実際に2番船船長のシリュウは、スリラーバーク海賊団のアブサロムを殺害してスケスケの実を奪取しました。
この手法により、幹部メンバーのほぼ全員が悪魔の実の能力者となっています。
死者から能力を回収する具体的な技術についてはまだ明かされていませんが、ドレスローザ編ではバージェスがルフィやサボに対して能力の奪取を試みる場面が描かれました。
こうした戦略的な能力収集は、他の海賊団には見られない黒ひげ海賊団独自の行動様式です。
海賊島ハチノスを拠点とする領土と勢力圏
黒ひげ海賊団の本拠地は、新世界に位置する海賊島ハチノスです。
ハチノスはかつてオチョクという海賊が支配していましたが、ロッキーポート事件をきっかけにティーチがオチョクを追い落とし、自らの拠点としました。
頂上戦争後、ティーチは白ひげ海賊団のナワバリに関する豊富な知識を活かし、白ひげの旧領土の大部分を制圧しています。
魚人島など一部の例外を除き、新世界における白ひげの縄張りは軒並み黒ひげの支配下に入りました。
さらにティーチは、ハチノスを世界政府公認の正式な王国にするという計画を持っています。
海賊でありながら国家を建設するという野望は、ティーチが単なる略奪者ではなく、世界そのものを変えようとしていることを示す重要な伏線といえるでしょう。
黒ひげ海賊団の10人の巨漢船長を一覧で紹介
黒ひげ海賊団の中核をなすのが、ティーチを支える10人の巨漢船長と呼ばれる幹部たちです。
それぞれが一隻の船と部隊を率いる船長であり、全員が恐るべき実力者として知られています。
ここでは、この組織の構造と各メンバーの概要を紹介します。
提督ティーチが率いる船団の組織構造とは
黒ひげ海賊団は、提督であるティーチを頂点に、1番船から10番船までの船長が統率する大船団型の組織です。
ティーチ自身は「船長」ではなく「提督」の肩書きを名乗っており、これは海軍の階級を模倣した呼称と考えられています。
各船の船長は「10人の巨漢船長」と総称され、それぞれが独立した艦隊を指揮します。
以下が全メンバーの一覧です。
| 役職 | 名前 | 異名 | 兼任役職 |
|---|---|---|---|
| 提督 | マーシャル・D・ティーチ | 黒ひげ | ― |
| 1番船船長 | ジーザス・バージェス | チャンピオン | 操舵手 |
| 2番船船長 | シリュウ | 雨のシリュウ | ― |
| 3番船船長 | ヴァン・オーガー | 音越 | 狙撃手 |
| 4番船船長 | アバロ・ピサロ | 悪政王 | ― |
| 5番船船長 | ラフィット | 鬼保安官 | 航海士・参謀長 |
| 6番船船長 | カタリーナ・デボン | 若月狩り | ― |
| 7番船船長 | サンファン・ウルフ | 巨大戦艦 | ― |
| 8番船船長 | バスコ・ショット | 大酒 | ― |
| 9番船船長 | ドクQ | 死神 | 船医 |
| 10番船船長 | クザン | 青キジ | ― |
初期メンバー4人に加え、インペルダウンで5人、さらに時間経過の中でクザンが加わり、現在の11人体制が完成しました。
初期メンバー4人とインペルダウン出身5人の違い
黒ひげ海賊団のメンバーは、大きく分けて「初期メンバー」と「インペルダウン出身組」の二つの出自に分類できます。
初期メンバーであるバージェス、オーガー、ラフィット、ドクQの4人は、ティーチが白ひげ海賊団を離脱した直後から行動を共にしてきた最古参です。
ティーチとの信頼関係が最も深く、航海士や狙撃手、船医、操舵手といった重要な船内役職を兼任しているのも特徴といえます。
一方、インペルダウン出身の5人は、シリュウ、ピサロ、デボン、ウルフ、ショットです。
シリュウはインペルダウンの元看守長であり、残りの4人はLEVEL6に収監されていた極悪犯罪者でした。
LEVEL6は世界政府が存在そのものを歴史から抹消した囚人だけが収容される最深部です。
ティーチはLEVEL6の全囚人を互いに殺し合わせ、生き残った者だけをスカウトするという残酷な方法で仲間を選抜しました。
つまりインペルダウン出身の4人は、世界最悪の犯罪者たちのなかでも最強の戦闘力を持つ者たちなのです。
10番船船長クザン(青キジ)が加入した理由と真意の謎
黒ひげ海賊団の10番船船長は、元海軍本部大将のクザン(通称・青キジ)です。
第1081話で正式にその所属が確認されたとき、多くの読者に衝撃を与えました。
クザンはかつて海軍の最高戦力である大将の地位にあり、元帥候補にまで推薦された人物です。
しかし、元帥の座を巡る赤犬サカズキとの10日間にわたる決闘に敗北し、海軍を去りました。
その後、何らかの経緯でティーチと接触し、黒ひげ海賊団に加入しています。
ただし、クザンが本心からティーチに忠誠を誓っているかどうかは作中でも疑問視されています。
一般的には、クザンは別の目的のために黒ひげ海賊団に潜入しているのではないかと広く考察されており、元上官ガープとの関係やSWORDとの繋がりを指摘する声も少なくありません。
クザンの真意は、今後の物語における最大の謎の一つです。
全メンバーの悪魔の実の能力を徹底解説
黒ひげ海賊団の恐ろしさは、幹部全員が悪魔の実の能力者であるという点に集約されます。
能力者狩りによって入手した実も含め、ここでは各メンバーの悪魔の実とその能力を詳しく解説していきます。
| 名前 | 悪魔の実 | 系統 | 能力の概要 |
|---|---|---|---|
| ティーチ | ヤミヤミの実 | ロギア | 闇の引力で万物を吸い込む |
| ティーチ | グラグラの実 | パラミシア | 振動を操り地震を引き起こす |
| バージェス | リキリキの実 | パラミシア | 筋力を超人的に増強する |
| シリュウ | スケスケの実 | パラミシア | 自身と触れた物を透明化する |
| オーガー | ワプワプの実 | パラミシア | 任意の場所へ瞬間移動する |
| ピサロ | シマシマの実 | パラミシア | 島の環境と身体を同化させる |
| ラフィット | 不明 | 不明 | 翼の生成・催眠術を使用 |
| デボン | イヌイヌの実 幻獣種 モデル九尾の狐 | ゾオン | 他者の姿に変身できる |
| ウルフ | デカデカの実 | パラミシア | 身体を巨大化させる |
| ショット | ガブガブの実 | パラミシア | 酒に関連した攻撃を行う |
| ドクQ | シクシクの実 | パラミシア | 対象に病気を感染させる |
| クザン | ヒエヒエの実 | ロギア | 氷を操り万物を凍結させる |
| ストロンガー | ウマウマの実 幻獣種 モデルペガサス | ゾオン | 翼を得て空を飛行する |
ティーチだけが悪魔の実を2つ持てる理由とは
マーシャル・D・ティーチは、ONE PIECEの世界で唯一、2つの悪魔の実の能力を同時に使いこなす人物です。
通常、悪魔の実を2つ食べた者は体が耐えきれずに死亡するとされています。
にもかかわらず、ティーチは頂上戦争で白ひげの遺体からグラグラの実を奪い取り、先に食べていたヤミヤミの実と併用することに成功しました。
この謎についてはマルコが「ティーチの体の構造が異形だ」と証言しており、一般的な人間とは根本的に異なる肉体を持っていることが示唆されています。
ファンの間では「ケルベロス説」や「体内に複数の人格が宿っている説」が根強く議論されていますが、公式にはまだ明確な答えは出ていません。
ヤミヤミの実は闇の力で相手の能力を無効化でき、グラグラの実は世界を滅ぼすとまで言われた破壊力を持ちます。
この2つを同時に操るティーチの戦闘力は、四皇のなかでも際立って危険な水準にあるといえるでしょう。
シリュウのスケスケの実はどうやって手に入れたのか
2番船船長シリュウが持つスケスケの実は、能力者狩りによって奪取された悪魔の実の代表的な事例です。
スケスケの実はもともとスリラーバーク海賊団のアブサロムが保有していました。
しかし新世界編において、黒ひげ海賊団はアブサロムを殺害し、死亡と同時に再生した悪魔の実をシリュウに与えたのです。
この経緯は第925話で明らかになり、黒ひげ海賊団の能力者狩りの実態が初めて具体的に描かれた場面でもありました。
シリュウはインペルダウンの元看守長であり、剣術の腕は署長マゼランと同等とされる実力者です。
そこに透明化の能力が加わったことで、達人級の剣技を見えない状態から繰り出すという極めて厄介な戦闘スタイルが完成しました。
正面からの戦闘だけでなく、暗殺や奇襲にも長けた万能型の戦士として、シリュウの脅威度は幹部のなかでも特に高いと評価されています。
ラフィットの能力だけが未判明である理由と有力な考察
10人の巨漢船長のなかで唯一、悪魔の実の正式名称が明かされていないのがラフィットです。
ラフィットは5番船船長であり、航海士と参謀長を兼任する知略に優れた人物として描かれています。
作中では腕から翼を生やして飛行する場面や、海軍の門番を催眠術で操る場面が確認されています。
しかし、これらの能力が悪魔の実に由来するものなのか、それとも別の手段によるものなのかは現時点で判然としません。
多くの読者の間では、トリトリの実の一種ではないかという推測や、催眠術と変身能力を組み合わせた特殊な実ではないかという考察が語られています。
元々は西の海の保安官でありながら、暴力的な行動を理由に追放されたという過去を持つラフィットは、聖地マリージョアの厳重な警備を単独で突破した実績もあります。
その実力は間違いなく幹部級でありながら、能力の全容が隠されていることが、かえってラフィットの不気味さと物語的な重要性を高めているといえるでしょう。
デボンの九尾の狐の能力がエッグヘッド編で果たした役割
6番船船長カタリーナ・デボンは、イヌイヌの実 幻獣種 モデル九尾の狐の能力者です。
この能力は他者の姿に完璧に変身できるというもので、諜報活動や潜入工作に極めて適しています。
エッグヘッド編では、デボンとオーガーが黒ひげ海賊団の先遣隊としてエッグヘッド島に乗り込む場面が描かれました。
麦わらの一味と五老星のサターン聖が激しく衝突するなか、2人は独自の目的をもって行動しています。
サターン聖に目的を問われた際、オーガーは「世界だ」と答えており、黒ひげ海賊団が単なる略奪ではなく、世界規模の野望を抱いていることが改めて示されました。
デボンの変身能力は、要人への接近や情報収集において替えの利かない戦力です。
史上最悪の女囚と呼ばれた凶悪さに加え、この高い諜報能力を持つデボンは、今後の展開でもキーパーソンとなる可能性が高いメンバーといえます。
ドクQとストロンガーが持つ2つの実の連携戦術
9番船船長ドクQとその愛馬ストロンガーは、それぞれ別の悪魔の実を持つ珍しいコンビです。
ドクQはシクシクの実の能力者で、触れた相手にさまざまな病気を感染させることができます。
第1063話ではトラファルガー・ローに対して「女化の病」を発症させるなど、戦闘において非常にトリッキーな使い方が可能な能力です。
一方、ストロンガーはウマウマの実 幻獣種 モデルペガサスの能力を持ち、翼を広げて空中を飛行できます。
普段は病弱な馬としか見えないストロンガーですが、能力を発動すれば空中戦が可能になり、騎乗したドクQが大鎌で敵を斬りつけるという騎兵戦術を展開します。
地上では病気による搦手、空中では機動力を活かした直接攻撃と、このコンビの戦闘パターンは多彩です。
ドクQはもともと初期メンバーの一人であり、ティーチとの付き合いも長いことから、船医としての役割も含め、海賊団内で欠かせない存在といえます。
黒ひげ海賊団メンバーの懸賞金と強さランキング
黒ひげ海賊団の脅威度を数字で示すのが、各メンバーに懸けられた懸賞金です。
ここでは、判明している懸賞金の情報と、メンバー間の戦力差について整理します。
提督ティーチの懸賞金39億9600万ベリーは四皇で何位か
マーシャル・D・ティーチの懸賞金は39億9600万ベリーで、四皇のなかでは最も低い金額です。
四皇の懸賞金を比較すると、カイドウが46億1110万ベリー、ビッグ・マムが43億8800万ベリー、シャンクスが40億4890万ベリーとなっており、ティーチはこの3人に次ぐ4番目の位置にいます。
ただし、ティーチの懸賞金が最も低いからといって実力が最も劣るとは限りません。
懸賞金は世界政府が認識した「危険度」の総合評価であり、ティーチはまだ全力を見せていない場面が多いためです。
さらにルフィの懸賞金が30億ベリーであることを考えると、39億9600万ベリーという数字は依然として破格の金額だとわかります。
なお、以前の懸賞金は22億4760万ベリーだったことから、短期間で約17億ベリーも増加しており、世界政府がティーチの脅威度を急速に引き上げていることが読み取れます。
幹部メンバーの懸賞金が判明しているキャラと未公開のキャラ
2026年3月時点で、10人の巨漢船長の個別の懸賞金は大半が未公開のままです。
原作本編やビブルカードなどの公式資料においても、幹部クラスの正確な懸賞金額が発表されたメンバーはごく限られています。
物語がまだ最終章の途中であることから、今後の展開のなかで順次明らかにされていくものと考えられます。
ただし、インペルダウンLEVEL6に収監されていた5人については、かつて世界政府が存在を歴史から抹消するほどの危険人物だった事実があります。
LEVEL6の囚人は、その凶悪さゆえに懸賞金では測りきれない脅威度を持つとされており、実質的な戦闘力は懸賞金以上であると見て間違いないでしょう。
今後、各幹部が麦わらの一味と直接対峙する展開が訪れた際に、具体的な数字が明かされることが期待されています。
元海軍大将クザンは最強メンバーなのか
クザンは元海軍大将という肩書きだけでも、黒ひげ海賊団の中で最強クラスの実力者であることは間違いありません。
ヒエヒエの実の能力で海そのものを凍結させることができ、パンクハザード島では赤犬との戦闘により島の気候を永久に変えてしまったほどの力を持っています。
海軍大将は四皇に匹敵するとされる世界最高レベルの戦力であり、その実力はティーチに次ぐ、あるいは場合によってはティーチと並ぶ可能性すらあります。
ただし、赤犬との10日間の決闘で敗北した過去があり、片足を失うという深刻な負傷も負っています。
全盛期と比較してどの程度の戦力を維持しているかは不明な部分もあるでしょう。
それでも、元海軍大将がメンバーにいるという事実だけで、黒ひげ海賊団の格と戦力は飛躍的に向上したといえます。
最新話で判明した黒ひげ海賊団の新事実と伏線
2025年に入り、原作では黒ひげ海賊団に関する重大な情報が次々と明らかになっています。
ここでは、物語の根幹に関わる最新の展開を整理します。
ティーチの父親がロックス・D・ジーベックと確定した衝撃
2025年7月頃に掲載された第1154話付近で、マーシャル・D・ティーチの父親がロックス・D・ジーベックであることが確定しました。
ロックスはかつてロジャーやガープが協力してようやく倒したとされる伝説の大海賊であり、ゴッドバレー事件の首謀者です。
この事実は作中で初めてロックスの素顔が描かれたタイミングで明かされ、ティーチとの顔立ちの類似も相まって大きな反響を呼びました。
ティーチがロックスの血を引いていることは、なぜ彼が「D」の名を持つのか、そしてなぜ世界の頂点を目指す野望を抱いているのかを理解する上で極めて重要な要素です。
かつて世界を震撼させた海賊の息子が、再び世界の覇権を狙っているという構図は、ONE PIECEの物語に歴史の因縁という新たな深みを加えました。
デービー一族の血筋が物語に与える影響とは
ロックスとの親子関係に加え、2025年後半の原作ではティーチが「デービー一族」の血を引いていることが示唆されました。
五老星がティーチの「血筋」に言及する場面があり、「D」の名が本来は「デービー」を意味するという可能性が浮上しています。
もしこの説が正しければ、「D」の意志を受け継ぐ者たちのなかでも、ティーチはその直系にあたることになります。
ルフィやロジャーが広い意味での「Dの意志」を受け継ぐ者であるのに対し、ティーチはデービー一族の血縁という直接的な繋がりを持つ存在です。
この対比は、最終章におけるルフィとティーチの対決に「血統」と「意志」のどちらが勝るのかという哲学的なテーマを投げかけています。
デービー一族の全貌が明らかになるにつれ、黒ひげ海賊団の存在意義も大きく変化していく可能性があるでしょう。
ガープとプリンが捕虜になっている現在の状況
黒ひげ海賊団は現在、2人の重要人物を捕虜として確保しています。
1人目は海軍の英雄モンキー・D・ガープです。
ガープはコビーを救出するためにハチノスへ単身乗り込みましたが、激闘の末にクザンの攻撃を受けて氷漬けにされました。
一時は死亡説も流れましたが、第1126話でクザンが「殺したつもりが生きていた」と発言したことで、ガープの生存が確認されています。
世界政府に対する交渉カードとして利用される可能性が高いとみられています。
2人目はビッグ・マム海賊団のシャーロット・プリンです。
黒ひげ海賊団はホールケーキアイランドを襲撃してプリンを拉致しました。
プリンは三つ目族の血を引いており、「真の開眼」が発現すればポーネグリフを読み解く力を得るとされています。
ロードポーネグリフの解読はワンピースへの到達に不可欠であり、ティーチがプリンを必要としている理由は明白です。
この2人の捕虜の存在は、今後の物語で黒ひげ海賊団が複数の勢力と交渉や衝突を繰り広げるきっかけになるでしょう。
黒ひげ海賊団と麦わらの一味の最終決戦はどうなる?
ONE PIECEの最終章において、麦わらの一味と黒ひげ海賊団の全面対決は避けられない展開です。
両海賊団の構成人数や戦力バランスから、読者の間ではさまざまな予想が飛び交っています。
11人対11人の対戦カード予想で注目される組み合わせ
黒ひげ海賊団は提督ティーチと10人の巨漢船長の計11人体制です。
一方、麦わらの一味もルフィを含めた11人で構成されていることから、1対1の個別戦闘が展開されるという予想が広く支持されています。
もっとも注目されているのは、やはりルフィ対ティーチの船長対決でしょう。
ヤミヤミの実とグラグラの実という2つの能力を持つティーチに対し、ニカの力を覚醒させたルフィがどのように立ち向かうのかは、物語最大の見どころの一つです。
また、知略に優れたラフィットの対戦相手としてナミやロビンが挙げられることもあり、単純な戦闘力だけでなく頭脳戦も含めた多様なマッチアップが議論されています。
ドクQとチョッパーの船医対決や、狙撃手同士のオーガー対ウソップなど、役職が対応する組み合わせも注目を集めています。
シリュウの対戦相手はゾロで確定なのか
多くの読者の間で最も確実視されている対戦カードが、ゾロ対シリュウです。
シリュウはインペルダウンの元看守長であり、剣術の達人としてマゼランと並ぶ実力者とされています。
さらにスケスケの実による透明化を組み合わせた戦闘スタイルは、見聞色の覇気を極めなければ対処が困難です。
ゾロにとっては、世界最強の剣士ミホークに次ぐ最大の壁になる可能性があるでしょう。
ただし、一部にはサンジとの対戦を予想する声もあります。
サンジはかつてスケスケの実に強い執着を見せていた経緯があり、透明人間との戦いはサンジにとって因縁のテーマでもあるためです。
いずれにせよ、シリュウとの戦いは麦わらの一味にとって最難関の一つとなることは間違いありません。
ラスボスはティーチか世界政府か?物語の結末に向けた考察
黒ひげ海賊団との決戦が物語の最終決戦になるのか、それとも世界政府との対決がさらにその先に控えているのかは、ファンの間で意見が分かれるテーマです。
ティーチは四皇であり、ルフィにとって兄エースの仇でもあります。
ワンピースへの到達を巡るライバルとしても最大の存在であり、ラスボスにふさわしい因縁を持っています。
一方で、五老星やイム様といった世界政府の頂点に立つ存在も、物語の黒幕として描かれつつあります。
ティーチとの決着が先に描かれ、その後に世界政府との最終決戦が待っているという二段構えの展開も十分に考えられるでしょう。
いずれにしても、黒ひげ海賊団との戦いが物語のクライマックスにおける最大級のイベントとなることは確実です。
黒ひげ海賊団メンバーに関するよくある質問
黒ひげ海賊団については、細かい疑問を持つ読者も少なくありません。
ここでは、特に多く寄せられる質問に対して一つずつ回答していきます。
黒ひげ海賊団の海賊旗に描かれた3つのドクロの意味は?
黒ひげ海賊団の海賊旗には、左・正面・右を向いた3つのドクロが描かれています。
通常の海賊旗はドクロが1つであるため、この異例なデザインには特別な意味があると考えられています。
最も有力な説は、ティーチの「異形の身体」を象徴しているというものです。
ティーチが悪魔の実を2つ保持できる理由が体の構造にあるとするなら、3つのドクロは3つの人格や3つの魂を暗示している可能性があります。
また、ティーチが常に「夢は終わらねェ」と複数形で語ることとの関連も指摘されており、旗のデザインがティーチの本質的な秘密に繋がる伏線であることは多くの読者が認めるところです。
公式な回答はまだ出ていないため、今後の展開で真相が明かされることが期待されています。
ゲッコー・モリアは現在も黒ひげ海賊団に所属しているのか
ゲッコー・モリアは現在、黒ひげ海賊団の正式メンバーではないとみられています。
モリアはかつて元七武海であり、海軍や世界政府から追われる身となった後、部下のアブサロムを探してハチノスに乗り込みました。
しかし、アブサロムはすでにシリュウによって殺害されており、モリアはティーチから仲間になるよう勧誘を受けます。
その後のモリアの動向は明確に描かれていませんが、10人の巨漢船長の中にモリアの名前は含まれていません。
一時的に黒ひげ海賊団と行動を共にした可能性はありますが、正式な幹部としての加入はしていないというのが現時点での解釈です。
黒ひげ海賊団のメンバーはこれ以上増えるのか
現時点で黒ひげ海賊団の主要幹部は提督を含めた11人体制が完成しています。
10人の巨漢船長という呼称が原作で明示されていることから、幹部枠としてはこれ以上の増員はないと考えるのが自然でしょう。
ただし、傘下の海賊団や一般構成員は今後も増加する余地があります。
現に桃ひげ海賊団が傘下として活動しているほか、ハチノスにはキキパツやマキといった構成員が駐在しています。
また、捕虜であるプリンやガープが何らかの形で戦力に組み込まれる可能性もゼロではありません。
物語の最終局面に向けて、幹部の顔ぶれは固定されつつも、組織全体の規模はさらに拡大していく展開が考えられます。
まとめ:黒ひげ海賊団メンバーの全貌と今後の展望
- 黒ひげ海賊団はマーシャル・D・ティーチ(懸賞金39億9600万ベリー)を提督とする四皇の海賊団である
- 提督を支える10人の巨漢船長が各艦隊を率いる大船団型の組織構造を持つ
- 初期メンバー4人はティーチとの信頼関係が深く、航海士や狙撃手などの重要役職を兼任している
- インペルダウンLEVEL6出身の5人は、囚人同士の殺し合いを勝ち抜いた世界最悪の犯罪者である
- 10番船船長クザン(青キジ)は元海軍大将であり、加入の真意は未だ謎に包まれている
- 能力者狩りにより幹部のほぼ全員が悪魔の実の能力者となっているが、ラフィットのみ能力名が未判明である
- シリュウはアブサロムを殺害してスケスケの実を奪取しており、透明化と剣術を組み合わせた戦闘スタイルを持つ
- デボンの九尾の狐の変身能力はエッグヘッド編で諜報活動に活用された
- ティーチの父親がロックス・D・ジーベックであることが2025年の原作で確定し、デービー一族の血筋であることも示唆された
- 麦わらの一味との11人対11人の最終決戦が物語のクライマックスで実現すると広く予想されている
