『FAIRY TAIL 100年クエスト』で突如現れ、物語の鍵を握る重要人物「ファリス」。
しかし、「白魔道士のファリス」と「黒魔道士のファリス」が登場し、さらにトウカとの関係も複雑で、混乱している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『100年クエスト』に登場する3人のファリスの正体や目的、そして最強の竜アクノロギアとの関係性について、原作の情報を元に徹底的に解説します。
この記事を読めば、ファリスに関する全ての謎が解け、物語をより深く楽しめるようになります。
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『フェアリーテイル 100年クエスト』のファリスとは?3人のファリスを徹底解説
『FAIRY TAIL 100年クエスト』において、「ファリス」という名前を持つキャラクターは、出身世界が異なる3人が存在することが示唆されています。
それぞれが物語において異なる役割を持っており、彼女たちの存在が物語をより複雑で興味深いものにしています。
まずは、それぞれのファリスがどのような人物なのかを整理して解説します。
アースランドのファリス:アクノロギアの意志を継ぐ「黒魔道士」
アースランドのファリスは、炎神竜イグニアが進める「真・竜王祭」に突如として現れた謎の女性です。
彼女は自らを「黒魔道士ファリス」と名乗り、かつてゼレフが倒されたことで欠けていた「黒魔道士」の役割を担うべく、戦いに参戦すると宣言しました。
最大の特徴は、かつてイグニールによって噛みちぎられたはずのアクノロギアの左腕をその身に宿していることです。
その腕から強大な魔力を得ており、「我こそがアクノロギアの意志、全てを破壊する者」と語る、物語の新たな脅威となる存在です。
エレンティアのファリス:トウカに取り憑いた「白魔道士」
エレンティアのファリスは、物語の序盤でエクシードの少女「トウカ」に取り憑いていた「白魔道士」です。
彼女はアースランドやエドラスとは異なる異世界「エレンティア」の住人でした。
元々は故郷エレンティアを救うという目的を持っていましたが、その過程で月神竜セレーネにそそのかされ、意図せず木神竜アルドロンを復活させてしまう結果を招きました。
相手の魔力を奪い無に帰す「ホワイトアウト」という強力な魔法を操ります。
エドラスのファリス:「田舎暮らしの小娘」
エドラスのファリスは、物語に直接登場しているわけではありません。
アースランドのファリスがナツと対峙した際に、パラレルワールドであるエドラスにも自分と同じ顔を持つ人間がいることに言及し、「田舎暮らしをするしがない少女だ」と語りました。
この存在は、『フェアリーテイル』の世界が複数のパラレルワールドで構成されていることを改めて示す役割を持っています。
最も謎多き存在「アースランドのファリス」の正体と目的
物語の最前線で圧倒的な存在感を放つアースランドのファリス。
彼女の正体や目的には、まだ多くの謎が残されています。
ここでは、彼女の言動からその正体と目的を深く考察していきます。
なぜ黒魔道士を名乗るのか?その目的を考察
アースランドのファリスが黒魔道士を名乗るのは、イグニアが開催する「真・竜王祭」の構図を完成させるためと考えられます。
彼女はイグニアに対し、「人間と黒竜と黒魔道士との戦い。炎神竜よ、足りていないだろう、竜王祭には…黒魔道士が」と語りました。
これは、ゼレフという絶対的な黒魔道士が不在となった今、自らがその座に就き、人間と竜、そして黒魔道士による三つ巴の最終戦争を引き起こし、全てを破壊することが彼女の目的であると推測されます。
アクノロギアの左腕を持つ経緯とは?イグニールとの因縁
彼女がアクノロギアの左腕を持つ経緯はまだ詳しく語られていませんが、その腕が力の源泉であることは間違いありません。
この左腕は、かつて冥府の門(タルタロス)編で、ナツの父である火竜イグニールがアクノロギアと死闘を繰り広げた際に噛みちぎったものです。
放置されていたはずの竜の腕が、どのようにしてファリスの手に渡り、彼女に力を与えるに至ったのかは、今後の物語で明かされるべき重要な謎の一つです。
能力の源泉「黒き闇の力」と戦闘スタイル
彼女の力の源泉は、アクノロギアの左腕から供給される「黒き黒き闇の力」です。
その力は絶大で、五神竜の一角である炎神竜イグニアが放った強烈な一撃を、左腕一つでたやすく受け止め、互角に渡り合ってみせました。
戦闘スタイルは、その闇の力を直接的な攻撃力に転換するものであり、その魔力はナツやイグニアがアクノロギア本人を想起させるほど強大です。
「我こそがアクノロギアの意志、全てを破壊する者」発言の真意
この発言は、彼女が単にアクノロギアの力を利用しているだけでなく、その精神や破壊衝動そのものを受け継いでいることを示唆しています。
アクノロギアの腕を移植されたことで精神を乗っ取られているのか、あるいは自らの意志で「破壊」という道を選び、アクノロギアの意志を代弁しているのかは不明です。
いずれにせよ、彼女の行動原理が「世界の完全な破壊」にあることを示す、非常に危険な言葉と言えるでしょう。
ファリスとトウカの関係は?「白魔道士」の正体をめぐる混乱を整理
物語の序盤では、「白魔道士=トウカ」という認識でしたが、後に「白魔道士=エレンティアのファリス」であり、トウカは別人と判明しました。
この複雑な関係性は多くの読者を混乱させました。
ここでは、ファリスとトウカの関係性を分かりやすく整理します。
トウカの正体はエクシードだった
ナツに好意を寄せて妖精の尻尾に加入した少女トウカ。
その正体は、ハッピーやシャルルと同じ、異世界エドラス出身の猫の種族「エクシード」でした。
彼女が人間の姿をしていたのは、内に取り憑いていた白魔道士(エレンティアのファリス)の魔法によるものです。
本来の姿は可愛らしい白猫であり、ナツに惚れたきっかけも、実はナツとハッピーを勘違いしていたという純粋なものでした。
白魔道士(エレンティアのファリス)がトウカに取り憑いた理由
白魔道士であるエレンティアのファリスは、自身の目的「全世界を白く無に返す」を達成するために、アースランドで活動する器としてトウカの体を乗っ取っていました。
トウカ自身もファリスに乗っ取られている自覚はあり、分離してもらうために分離魔法の使い手であるウェンディを頼って、妖精の尻尾を目指していたのです。
つまり、二人の目的は異なりますが、「妖精の尻尾に辿り着く」という点では利害が一致していました。
魔法「ホワイトアウト」は誰の能力?
相手の魔力を強制的に奪い、支配下に置く恐ろしい魔法「ホワイトアウト」。
この能力は、トウカではなく、彼女に取り憑いていた白魔道士(エレンティアのファリス)のものです。
この魔法によって、妖精の尻尾のメンバーは一時的に操られ、ナツたちの前に敵として立ちはだかることになりました。
ゼレフの黒魔法とは対極に位置する、極めて強力な魔法の一つです。
物語の結末は?トウカとファリスは最後にどうなったか
ナツたちの活躍によって、木神竜アルドロンは撃破されました。
その後、白魔道士(エレンティアのファリス)はトウカの体から無事に分離され、改心した彼女はトウカと共に故郷であるエレンティアへと帰還しました。
これにより、白魔道士をめぐる一連の事件は一旦の解決を見ましたが、入れ替わるようにしてアースランドのファリスが登場し、物語は新たな脅威との戦いへとシフトしていくことになります。
ファリスの強さはどれくらい?五神竜と渡り合う戦闘能力を分析
アクノロギアの力を継ぐアースランドのファリスは、作中でもトップクラスの強さを誇ります。
その戦闘能力は、伝説の存在である五神竜とも渡り合えるレベルに達しています。
炎神竜イグニアと互角?アクノロギアの魔力がもたらす強さ
アースランドのファリスの強さを最も象徴するのが、炎神竜イグニアとの初対峙シーンです。
イグニアが放った炎の一撃を、異形と化した左腕で受け止め、全く怯む様子を見せませんでした。
アクノロギア本人には及ばないかもしれませんが、その腕に宿る魔力だけでも、アクノロギア級と謳われる五神竜と互角以上に戦えるポテンシャルを秘めていることは確実です。
蘇った五神竜たちとの関係性
ファリスの出現という予期せぬ事態に対し、イグニアは脅威を感じました。
彼は対抗策として、シグナリオ姉妹の「竜化魔法」を用い、ナツたちが封じたはずのメルクフォビア、そして撃破したビエルネス、アルドロンまでも蘇生させました。
ファリスという共通の敵(あるいは障害)の登場が、五神竜たちを再び戦いの舞台へと引きずり出す引き金となったのです。
配下の「悪祈六書(オラシオンゼクス)」とは?
ファリスはその場を去る際に、新たな配下である「悪祈六書(オラシオンゼクス)」を呼び出しました。
かつてナツたちが戦った闇ギルド「六魔将軍(オラシオンセイス)」を彷彿とさせる名前のこの集団は、ファリスの「全てを破壊する」という目的のために集められた強力な魔道士たちであると予想されます。
今後の物語で、ナツたちにとって大きな壁となるでしょう。
『100年クエスト』の物語におけるファリスの役割と今後の展開
ファリスの登場により、『100年クエスト』の物語は大きく動き出しました。
彼女は一体どのような役割を担い、物語はどこへ向かうのでしょうか。
今後の展開について考察します。
なぜ真・竜王祭に参戦したのか?
彼女の目的は、イグニアが主催する「人間と竜の祭り」に「黒魔道士」という最後のピースとして加わり、それを「真・竜王祭」、すなわち世界の終焉を賭けた最終戦争へと昇華させることです。
彼女にとってこの戦いは、破壊の意志を遂行するための最高の舞台なのです。
セレーネにそそのかされた過去の出来事とは
これは白魔道士であるエレンティアのファリスのエピソードです。
彼女は故郷を救うため活動していましたが、五神竜の一人、月神竜セレーネの甘言に乗せられ、結果的に木神竜アルドロンを復活させる手助けをしてしまいました。
この出来事は、五神竜が決して一枚岩ではなく、それぞれが独自の目的のために策略を巡らせていることを示しています。
ナツ達「妖精の尻尾」との敵対関係
「全てを破壊する者」であるアースランドのファリスと、仲間や世界を守るために戦うナツたち「妖精の尻尾」は、決して相容れない存在です。
彼女の目的が世界の破壊である以上、ナツたちとの全面対決は避けられません。
五神竜との戦いに加え、ファリスと悪祈六書との三つ巴の激しい戦いが繰り広げられることになるでしょう。
ゼレフとは対になる存在?黒魔道士と白魔道士の謎
白魔道士が「全てを白く無に返す」魔法であるのに対し、黒魔道士ファリスは「全てを破壊する」意志を持っています。
かつての最強の黒魔道士ゼレフが「死」を司っていたのに対し、白魔道士は「無」を、そして新たな黒魔道士は「破壊」を象徴する存在と言えるかもしれません。
白と黒、二つの究極の魔法の謎は、『100年クエスト』の根幹をなすテーマの一つであり、ファリスはその謎を解き明かすための重要な鍵を握っています。
まとめ:フェアリーテイルのファリスに関する謎を徹底解剖
- ファリスにはアースランド、エレンティア、エドラス出身の3人が存在する
- アースランドのファリスはアクノロギアの左腕を宿す「黒魔道士」である
- エレンティアのファリスはトウカに取り憑いていた「白魔道士」である
- アースランドのファリスの目的は「全てを破壊する」ことである
- 彼女の強さは五神竜の一角であるイグニアと互角に渡り合うレベルである
- トウカの正体は白魔道士ではなく、人間の姿になったエクシードであった
- 白魔道士の魔法「ホワイトアウト」は相手の魔力を奪い操る能力である
- 白魔道士ファリスは改心し、トウカと共に故郷エレンティアへ帰還した
- 黒魔道士ファリスの出現が、倒された五神竜を復活させるきっかけとなった
- ファリスは「悪祈六書」という新たな配下を率いている
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