『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』の物語を追う中で、「ジュビアが死亡した」という噂を耳にしたことがあるかもしれません。
一途にグレイを想い続ける人気キャラクターであるだけに、その安否は多くのファンが気になるところです。
この記事では、ジュビアの死亡説の真相から、グレイとの関係の結末、そしてその後の二人について、原作漫画やアニメのエピソードを基に徹底的に解説します。
ジュビアに何が起こったのか、物語の核心に迫っていきましょう。
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【結論】フェアリーテイルのジュビアは死亡していません
最終的にウェンディの治癒魔法によって一命を取り留める
結論から言うと、ジュビア・ロクサーは死亡していません。
物語終盤のアルバレス帝国との戦いで、一度は命を落としたかのような描写がありましたが、シャルルの予知と、それを受けて駆けつけたウェンディ・マーベルの高度な治癒魔法によって奇跡的に復活を果たしました。
そのため、ジュビアは物語の最後まで生存し、仲間たちと共にいます。
なぜ「ジュビア死亡」の噂が広まったのか?
ジュビア死亡説が広まった最大の理由は、アルバレス帝国との最終決戦における、あまりにも衝撃的な展開にあります。
敵幹部インベルとの戦いで、ジュビアは愛するグレイを守るために自らの命を絶つという悲痛な決断をしました。
この自己犠牲のシーンは非常にシリアスに描かれ、多くの読者や視聴者が本当に死亡してしまったと考えたため、噂として広まることになりました。
ジュビア死亡の真相はインベル戦!漫画・アニメの何話で描かれた?
経緯①:インベルの魔法でグレイと殺し合いを強制される
ジュビアが死の淵をさまようことになったのは、ゼレフ皇帝が率いるアルバレス帝国の精鋭部隊「スプリガン12」の一人、インベルとの戦いが原因です。
インベルは「アイスロック」という魔法を使い、ジュビアとグレイの心を支配し、どちらかが倒れるまで殺し合いをさせるという残酷な状況を作り出しました。
意識が遠のく中、二人は本意ではない戦いを強いられることになります。
経緯②:グレイを守るため自らの命を絶つことを選択
魔法によって操られながらも、ジュビアの意識には「グレイ様を傷つけたくない」「グレイ様の手で自分を殺させてはいけない」という強い想いが残っていました。
もしグレイが自分を殺めてしまえば、彼はその罪悪感に一生苦しむことになると考えたのです。
そこでジュビアは、この戦いを終わらせる唯一の方法として、残された最後の力で自らの身体を水の刃で貫き、命を絶つことを選びました。
経緯③:輸血魔法でグレイの命を救い力尽きる
ジュビアが自決を選んだその瞬間、実はグレイも全く同じ決断をし、自らの身体を氷の剣で貫いていました。
仲間であり、愛するジュビアを傷つけたくないという想いからの行動でした。
しかし、ジュビアはもしもの時に備えて密かに習得していた輸血の魔法「ウォーターメイク “ブラッド”」を発動。
自身の血液をグレイに送り込み、彼の命を救ってから、静かに力尽きました。
【原作漫画】ジュビア死亡のエピソードは何巻・何話?
この一連の出来事が描かれているのは、原作漫画の第499話『グレイとジュビア』です。
単行本では58巻に収録されています。
媒体 | 収録巻・話数 |
---|---|
原作漫画 | 第58巻 第499話『グレイとジュビア』 |
このエピソードは、ジュビアのグレイへの愛の深さが極限の形で描かれた、物語全体でも屈指の名シーンとして知られています。
【アニメ】ジュビア死亡のエピソードは何話?
アニメでは、ファイナルシリーズの第307話『グレイとジュビア』でこのエピソードが放送されました。
原作の展開を忠実に再現しており、声優陣の迫真の演技も相まって、非常に感動的な回となっています。
媒体 | 放送話数 |
---|---|
アニメ | ファイナルシリーズ 第307話『グレイとジュビア』 |
グレイも一緒に死亡した?2人の状況を解説
前述の通り、グレイもジュビアと同時に自らの命を絶とうとしました。
しかし、ジュビアが死の間際に発動した輸血魔法によって、グレイは一命を取り留めます。
目の前でジュビアが倒れたことで、グレイは深い悲しみとインベルへの激しい怒りに燃え、ゼレフの悪魔(エーテリアス)を滅する滅悪魔法の力を解放。
インベルを圧倒的な力で打ち破りました。
ジュビアとグレイの結末は?結婚やその後の関係を徹底解説
死亡未遂事件がグレイの心境に与えた大きな変化
ジュビアを失いかけたこの一件は、これまで彼女の好意に対してハッキリしない態度をとってきたグレイの心に大きな変化をもたらしました。
ジュビアが生きていたことを知ったグレイは心から安堵し、「お前の事もっと真剣に考えるから」と伝え、彼女の想いに正面から向き合うことを決意します。
この出来事をきっかけに、二人の関係は新たなステージへと進むことになりました。
【最終回】本編でのグレイとジュビアの結末
物語の最終回(第545話)では、ルーシィの新人賞受賞パーティーの場面で二人の関係が描かれています。
グレイは、インベル戦でお互いの身体に残った傷跡について触れ、「おまえの体は…オレのもの…かも…しれねぇつーか…」と、はにかみながらもジュビアへの所有権を匂わせる発言をしました。
これを聞いたジュビアは歓喜し、二人の関係が完全に両想いになったことが示唆されています。
二人は結婚した?公式での言及まとめ
『FAIRY TAIL』本編の最終回時点では、ジュビアとグレイは結婚していません。
しかし、お互いの気持ちは通じ合っており、事実上の恋人関係と言えるでしょう。
グレイの「おまえの体はオレのもの」という発言は、実質的なプロポーズと捉えるファンも多く、将来的に結ばれる可能性は非常に高いと考えられます。
続編『100年クエスト』で二人の関係は進展した?
本編のその後を描く続編『FAIRY TAIL 100 YEARS QUEST』では、二人の絆はさらに深まっています。
グレイはジュビアのことを「俺の生きる力」とまで発言しており、彼女を非常に大切な存在として認識していることが明確に描かれています。
まだ結婚には至っていませんが、周囲も公認のカップルとして、共に困難なクエストに挑んでいます。
グレイとジュビアに息子がいるという話は本当?
グレイとジュビアに「グレージュ」という息子がいるという情報は、並行世界「エドラス」での話です。
エドラスではキャラクターの性格や関係性がアースランド(本編の世界)とは逆になっており、エドラスのグレイとジュビアは結婚して息子をもうけていました。
本編のアースランドの二人に子供がいるという公式情報はありません。
ジュビア・ロクサーの基本情報と魅力
ジュビアのプロフィールと使用魔法
ジュビア・ロクサーは、元々は敵ギルド「幽鬼の支配者(ファントムロード)」の一員でしたが、グレイと戦い一目惚れしたことをきっかけに「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入しました。
水を自在に操る「水流(ウォーター)」の魔法を得意とし、自身の身体を水に変えることで物理攻撃を無効化することも可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
年齢 | 17歳 → 19/20歳 |
所属ギルド | 幽鬼の支配者 → 妖精の尻尾 |
好きなもの | グレイ様 |
嫌いなもの | 雨 |
使用魔法 | 水流(ウォーター) |
担当声優は中原麻衣さん
ジュビアのキャラクターボイスを担当しているのは、声優の中原麻衣さんです。
中原さんは、一途で時に暴走しがちなジュビアの恋心を見事に表現しており、その魅力的な演技でキャラクターの人気を不動のものにしました。
代表作には『ひぐらしのなく頃に』の竜宮レナ役や、『CLANNAD』の古河渚役などがあります。
恋をして「可愛くなった」ジュビアの見た目と性格の変遷
初登場時のジュビアは、常に雨を降らせる「雨女」体質も相まって、非常に暗く冷徹な印象のキャラクターでした。
しかし、グレイに恋をしてからは雨女体質が解消され、性格も一途で明るい恋する乙女へと劇的に変化。
この変化はファンの間で「可愛くなった」と大きな話題になりました。
また、作中で髪型や服装を頻繁に変えるおしゃれな一面も持っており、その時々の心境がファッションに反映される点も彼女の魅力の一つです。
まとめ:フェアリーテイル ジュビア 死亡の真相とその後
- フェアリーテイルのジュビアは最終的に死亡していない
- 死亡説が広まったのはアルバレス帝国とのインベル戦が原因である
- グレイを守るために自らの命を絶つという選択をした
- 死の間際に輸血魔法でグレイの命を救い、自身は力尽きた
- シャルルの予知で駆けつけたウェンディの治癒魔法により復活した
- このエピソードは原作漫画では第499話に描かれている
- アニメではファイナルシリーズ第307話で放送された
- グレイとの関係は最終回で大きく進展し、事実上の両想いとなった
- 続編『100年クエスト』では二人の絆はさらに深まっている
- 二人は結婚していないが、将来を期待させる良好な関係である
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