『FAIRY TAIL 100年クエスト』で新たに登場し、物語の鍵を握る「白魔道士」。
その正体がトウカなのか、敵なのか味方なのか、そしてどのような目的を持っているのか、多くの謎に包まれています。
また、シリーズ最大の敵であった黒魔道士ゼレフとの関係性も気になるところです。
この記事では、『FAIRY TAIL 100年クエスト』における白魔道士の正体、目的、強さ、そして物語での最後について、原作のネタバレを含みながら徹底的に解説します。
白魔道士とトウカの関係や、その声優情報まで網羅しているため、読了後には白魔道士に関する全ての疑問が解消されるでしょう。
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フェアリーテイルの「白魔道士」とは?その正体はトウカで確定?
結論:白魔道士の正体はトウカの体を乗っ取った「ファリス」という別人格
結論から言うと、『FAIRY TAIL 100年クエスト』に登場する「白魔道士」の正体は、トウカ本人ではありません。
その正体は、トウカの身体を乗っ取っていた「ファリス」という別人格です。
物語の序盤では、トウカ自身が白魔道士であるかのように描かれますが、話が進むにつれてこの二重人格の構造が明らかになります。
「妖精の尻尾」に加入した新メンバー・トウカの基本情報
トウカは、ナツたちが100年クエストに出ている間に「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」に加入した新メンバーです。
ナツに一目惚れしたと公言し、彼を「マイ・スイート・ダーリン」と呼ぶなど、非常に積極的なアプローチを見せます。
その愛情表現の強さから、ジュビアとは恋のライバル関係にもなりました。
しかし、彼女のギルド加入の裏には、別人格ファリスの大きな目的が隠されていました。
トウカの正体は異世界エレンティアのエクシードだった
ファリスに乗っ取られていたトウカ自身の正体は、ハッピーやシャルルと同じ「エクシード」という種族です。
ただし、彼女はアースランドやエドラスとは異なる「臨界魔法世界エレンティア」の出身です。
本来は紫色の縞模様が特徴的な猫の姿をしていますが、ファリスに身体を支配されていたため、人間の少女の姿で活動していました。
では「本物の白魔道士」は別にいる?ファリスとの関係を解説
ファリスは「白魔術教団リベリアス」の巫女であり、100年を生きるとされる「本物の白魔道士」になりすましていました。
彼女は、自身の目的を達成するために「白滅(ホワイトアウト)」の力を使い、白魔道士の座を奪ってその名を騙っていたのです。
したがって、物語にはファリスとは別に、行方不明となっている「本物の白魔道士」が存在することが示唆されています。
白魔道士ファリスの目的と強さは?黒魔道士ゼレフに匹敵する危険人物
目的①:全世界を白く無に返すこと
白魔道士を名乗るファリス、そして彼女が所属する白魔術教団の究極的な目的は、「全世界を白く無に返す」ことです。
これは、全ての魔力や存在を消し去り、世界を完全な白紙の状態に戻すことを意味します。
この目的のためには手段を選ばないため、黒魔道士ゼレフに匹敵するほどの危険な存在として認識されています。
真の目的は故郷エレンティアを月神竜セレーネから救うため
ファリスが危険な思想を掲げて行動していた背景には、個人的な理由がありました。
彼女の真の目的は、故郷である臨界魔法世界エレンティアを、五神竜の一角である月神竜セレーネの脅威から救うことだったのです。
しかし、セレーネに唆された結果、木神竜アルドロンを復活させてしまうなど、意図せずしてアースランドに大きな混乱を招くことになりました。
強さ①:相手の魔法を奪う「白滅(ホワイトアウト)」
白魔道士ファリスの最も恐ろしい能力は、相手の魔力を奪い取る「白滅(ホワイトアウト)」です。
魔導士にとって生命線ともいえる魔法を根こそぎ奪い去るこの力は、極めて強力であり、多くの魔導士を無力化させてきました。
この能力によって、彼女はフェアリーテイルのメンバーを窮地に追い込みます。
強さ②:魔法を奪った相手の意志を操る能力
「白滅」は単に魔法を奪うだけでなく、その持ち主の意志まで支配下に置くことが可能です。
ファリスはこの能力を使い、「妖精の尻尾」のメンバーたちを操り、仲間同士で戦わせるという非道な戦術を取りました。
ミラジェーンやガジル、ラクサスといった強力な魔導士たちを一度に敵に回すことができるため、非常に厄介な能力と言えるでしょう。
【ネタバレ】物語での白魔道士(トウカ/ファリス)の最後はどうなった?
トウカとファリスが分離したタイミングはいつ?
ナツたちと木神竜アルドロンとの激しい戦いの後、ついにトウカとファリスの分離が実現します。
アルドロンの討伐が進む中で、ファリスの支配が弱まったことがきっかけとなりました。
これによってトウカは本来の自我を取り戻し、ファリスの呪縛から解放されることになります。
アルドロン撃破後、エレンティアに残った二人のその後
木神竜アルドロンを撃破した後、ファリスはナツたちに謝罪し、トウカと共に故郷であるエレンティアへ帰還しました。
一連の事件は、故郷を想うファリスの行動が原因であったことが理解され、ひとまずの和解という形で物語は一区切りを迎えます。
アースランドのファリスとは?アクノロギアの腕を持つ黒魔道士の登場
エレンティアのファリスの物語が一段落した後、新たに「アースランドのファリス」と名乗る人物が登場し、物語は新たな局面を迎えます。
彼女は白魔道士ではなく「黒魔道士」であり、かつてイグニールによって食いちぎられた黒竜アクノロギアの左腕をその身に宿しています。
「我こそがアクノロギアの意志」と語る彼女の登場により、五神竜との戦いはさらに混沌としていきます。
アニメ『FAIRY TAIL 100年クエスト』の白魔道士の声優は誰?
トウカ(ファリス人格)役の声優は鈴代紗弓さん
2024年7月から放送が開始されたアニメ『FAIRY TAIL 100年クエスト』において、白魔道士ファリスがトウカの身体を操っている状態の声は、声優の鈴代紗弓さんが担当されています。
ミステリアスかつ力強いファリスのキャラクターを見事に表現されています。
本物のトウカ(エクシード)役の声優は久保ユリカさん
一方で、ファリスから解放された後の本来のトウカ(エクシードの姿)の声は、声優の久保ユリカさんが担当されています。
ファリスとは対照的な、純真で可愛らしいトウカの魅力を引き出しています。
白魔道士と対になる「黒魔道士」との関係性
フェアリーテイルにおける黒魔道士はゼレフ・ドラグニル
『FAIRY TAIL』シリーズにおける「黒魔道士」といえば、物語の最終的なボスであったゼレフ・ドラグニルを指します。
彼は400年の時を生きる不老不死の存在であり、その強大な魔力と「アンクセラムの黒魔術」によって、世界に絶望をもたらしました。
白魔道士は、このゼレフと対をなす存在として位置づけられています。
白魔道士と黒魔道士の違いを比較
白魔道士(ファリス)と黒魔道士(ゼレフ)は対極の存在ですが、その目的や性質には違いがあります。
白魔道士(ファリス) | 黒魔道士(ゼレフ) | |
---|---|---|
目的 | 全てを「無」に返す | 全てを破壊し尽くす |
魔法の性質 | 相手の魔力を奪い、無力化する | 生命を奪う死の魔法 |
背景 | 故郷を救うという個人的な願い | 矛盾の呪いによる絶望と孤独 |
思想 | 魔力の存在自体を否定 | 生命の尊さを知るが故の矛盾 |
ゼレフも最後は白魔道士になった?その真相を解説
最終決戦において、黒魔道士ゼレフは「妖精の心臓(フェアリーハート)」の無限の魔力を取り込み、その姿を白く変貌させました。
これは「白魔道士になった」と表現されることもあり、黒と白の力を統合した究極の存在へと至ったことを示しています。
しかし、その力をもってしても「妖精の尻尾」の絆の力には及ばず、ナツとの最後の戦いに敗れることとなりました。
まとめ:フェアリーテイルの白魔道士を徹底解説
- フェアリーテイルの白魔道士の正体は、トウカの体を乗っ取ったファリスという別人格
- トウカ自身の正体は、異世界エレンティア出身のエクシード
- ファリスは「白魔術教団」の巫女であり、本物の白魔道士になりすましていた
- 白魔道士の目的は、全世界の魔力や存在を「白く無に返す」こと
- ファリスの真の目的は、故郷を月神竜セレーネから救うためであった
- 白魔道士の強さは、魔法吸収能力「白滅」と、奪った相手を操る能力にある
- トウカとファリスは、木神竜アルドロンとの戦いの後に分離し、故郷へ帰還した
- 物語には新たに「アースランドのファリス」という黒魔道士も登場する
- アニメ版の声優は、ファリス人格を鈴代紗弓さん、本来のトウカを久保ユリカさんが担当
- 黒魔道士ゼレフも最終決戦で「妖精の心臓」の力を得て、白魔道士へと変貌した
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