フェアリーテイルのウォーロッドとは？初代メンバーの過去や死亡説

フェアリーテイルに登場するウォーロッド・シーケンは、物語の根幹に関わる重要なキャラクターです。

彼は「妖精の尻尾」の創設メンバーでありながら、聖十大魔道の一角を占める実力者でもあります。

しかし、その独特な見た目や作中での登場シーンが限られているため、「ウォーロッドは死亡したの？」「結局何歳なの？」といった疑問を持つ方も少なくありません。

この記事では、ウォーロッドの基本情報から初代メンバーとしての過去、作中での活躍、そして多くのファンが気になる死亡説や年齢の謎について、公式情報を基に徹底的に解説します。

【総まとめ】ウォーロッド・シーケンとは？妖精の尻尾創設メンバーの一人

ウォーロッド・シーケンは、人気漫画・アニメ『FAIRY TAIL』に登場する伝説的な魔導士です。

彼は、物語の中心となる魔導士ギルド「妖精の尻尾」をメイビス・ヴァーミリオンらと共に立ち上げた創設メンバーの一人であり、その功績はギルドの歴史に深く刻まれています。

ウォーロッドの基本的なプロフィール（魔法・声優など）

ウォーロッド・シーケンの基本的なプロフィールを以下にまとめました。

彼の飄々とした性格やその強大な魔法は、多くのファンを魅了しています。

項目	詳細
所属	元 妖精の尻尾（創設メンバー）、元 風精の迷宮、魔法評議院
称号	聖十大魔道・イシュガルの四天王（序列4位）
使用魔法	緑の魔法（植物や樹木を自在に操る）
性格	常にテンションが高く、冗談を言って相手をはぐらかす掴みどころのない性格
声優 (CV)	玄田哲章（老年期）、白熊寛嗣（青年期）
紋章の位置	左腕（黒い紋章）
一人称	私（ワッシ）

聖十大魔道「イシュガルの四天王」としての強さと序列

ウォーロッドは、大陸で最も優れた10人の魔導士に与えられる「聖十大魔道」の称号を持っています。

さらにその中でも、別格の実力を持つ上位4名は「イシュガルの四天王」と呼ばれており、ウォーロッドはその序列4位に位置する大陸屈指の実力者です。

彼の魔法「緑の魔法」は、植物を自在に操り、砂漠を緑化するなど大規模な自然操作を可能にするほどの力を持っています。

戦闘シーンは少ないものの、その称号と序列が彼の規格外の強さを物語っているのです。

樹木のような見た目と若い頃の姿の比較

現在のウォーロッドは、頭部が完全に樹木と同化したような非常にユニークな姿をしています。

しかし、「妖精の尻尾」創設期を描いた『FAIRY TAIL ZERØ』では、ごく普通の人間と同じ姿をしていたことが明らかになりました。

なぜ現在の姿になったのか作中では詳しく語られていませんが、長年にわたって「緑の魔法」を使い続けた影響ではないかと推測されます。

この見た目の変化も、彼が生きてきた長い年月の証と言えるでしょう。

フェアリーテイル初代メンバーとしてのウォーロッドの過去

ウォーロッドの過去を紐解くと、「妖精の尻尾」誕生の瞬間に立ち会った重要人物であることがわかります。

彼の若い頃の冒険が、後の伝説的なギルドの礎を築きました。

トレジャーハンターギルド「風精の迷宮」時代

「妖精の尻尾」を結成する前、ウォーロッドはユーリ・ドレアー、プレヒト・ゲイボルグと共にトレジャーハンターギルド「風精の迷宮（シルフラビリンス）」に所属していました。

当時の彼は3人の中でも穏健派な性格で、仲間とのバランスを取る重要な役割を担っていたようです。

このトレジャーハンターとしての経験が、後の彼の冒険心の源泉となったのかもしれません。

メイビスとの出会いと「妖精の尻尾」結成秘話

ウォーロッドたちの運命が大きく動いたのは、X686年、天狼島での出来事でした。

秘宝「天狼玉」を求めて島を訪れた彼らは、そこで後の初代マスター、メイビス・ヴァーミリオンと出会います。

天狼玉を奪った闇ギルド「青い髑髏（ブルースカル）」との戦いの中で、彼らはメイビスが連れてきた伝説の黒魔導士ゼレフから魔法を学び、力を得ました。

この出会いと共闘が、後の「妖精の尻尾」結成へと繋がる大きなきっかけとなったのです。

他の創設メンバー（メイビス、ユーリ、プレヒト）との関係

ウォーロッドは、他の創設メンバーと深い絆で結ばれていました。

特にユーリとプレヒトとは「風精の迷宮」時代からの仲間であり、気心の知れた間柄です。

リーダーシップを発揮するメイビスを支え、時に暴走しがちな仲間をなだめるなど、彼はギルドの潤滑油のような存在でした。

彼らの友情と信頼関係があったからこそ、「妖精の尻尾」という偉大なギルドが誕生したと言っても過言ではありません。

なぜウォーロッドはギルドを引退したのか？

ウォーロッドはX731年に「妖精の尻尾」を引退しています。

引退の具体的な理由は明示されていませんが、彼は自身の魔法を使い、大陸の砂漠を緑化するという新たな目標のためにギルドを離れることを決意しました。

ギルドを離れた後も、評議院の一員として魔法界の平和を見守り続けるなど、その心は常に仲間たちと共にありました。

作中での活躍と物語への関わり

ウォーロッドは物語の全編にわたって登場するわけではありませんが、重要な局面でナツたちの前に姿を現し、物語の進行に大きな影響を与えています。

太陽の村編での依頼主としての登場

大魔闘演武から1年後のX791年、ウォーロッドはナツとグレイに仕事を依頼する形で再登場します。

その依頼とは、彼が緑化活動の途中で発見した、謎の氷に閉ざされた「太陽の村」を救うことでした。

このエピソードは、闇ギルド「冥府の門（タルタロス）」との戦いの序章となり、ウォーロッドが物語の新たな展開への橋渡し役を担った重要な場面です。

アルバレス帝国編での戦いとゴッドセレナとの対決

物語の最終章であるアルバレス帝国との戦争では、ウォーロッドは再結成された魔法評議院の一員として参戦します。

彼は同じくイシュガルの四天王であるハイベリオン、ウルフヘイム、そしてジュラと共に、帝国最強の部隊「スプリガン12」の一人、ゴッドセレナを迎え撃ちました。

しかし、大陸最強と謳われたゴッドセレナの圧倒的な力の前に、四天王は為す術もなく敗北してしまいます。

この戦いは、アルバレス帝国の脅威を読者に強烈に印象付けました。

ウォーロッドの死亡説と年齢に関するQ&A

作中での描写から、ウォーロッドの安否や年齢について多くの疑問が寄せられています。

ここでは、それらの疑問にQ&A形式で答えていきます。

ウォーロッドは死亡した？ゴッドセレナに敗北したその後を解説

結論から言うと、ウォーロッドは死亡していません。

アルバレス帝国との戦いでゴッドセレナに敗れたものの、その後の生死については明確に描かれていません。

しかし、作中で死亡したキャラクターがまとめられているリストに彼の名前はなく、生存していると考えるのが妥当です。

聖十大魔道としての強大な魔力を持つ彼が、あの敗北だけで命を落としたとは考えにくく、どこかで傷を癒している可能性が高いでしょう。

ウォーロッドの正確な年齢は？作中の描写から考察

ウォーロッドの正確な年齢は、作中では明かされていません。

しかし、彼は「妖精の尻尾」創設メンバーであり、ユーリ・ドレアー（マカロフの父）と同世代の人物です。

物語終盤のマカロフの年齢が88～89歳であることを考えると、ウォーロッドはそれよりもさらに年上、おそらく100歳を超えていると推測されます。

初代マスターのメイビスと再会することはあった？

作中で、ウォーロッドがメイビスの思念体と再会するシーンは描かれていません。

メイビスの姿は「妖精の尻尾」の紋章を持つ者しか見ることができませんが、ウォーロッドがギルド引退後も紋章を保持していたかは不明です。

もし紋章があれば、彼にもメイビスの姿が見えていた可能性があります。

しかし、お互いに直接コミュニケーションを取る描写はなかったため、二人が再会を果たしたかどうかは読者の想像に委ねられています。

まとめ：フェアリーテイルのウォーロッドを徹底解説

• ウォーロッド・シーケンは魔導士ギルド「妖精の尻尾」の創設メンバーの一人である
• 聖十大魔道「イシュガルの四天王」に数えられる大陸屈指の実力者で序列は4位
• 若い頃は普通の人間だったが、現在は頭部が樹木と同化したユニークな姿を持つ
• 元々はトレジャーハンターギルド「風精の迷宮」にユーリ、プレヒトと共に所属していた
• メイビスとの出会いを経て「妖精の尻尾」を結成し、ギルドの礎を築いた
• X731年にギルドを引退し、その後は大陸の砂漠を緑化する活動に専念した
• 太陽の村編ではナツとグレイへの依頼主として登場し、物語の新たな展開を導いた
• アルバレス帝国との戦争ではゴッドセレナに敗北したが、死亡はしていない
• 正確な年齢は不明だが、マカロフよりも年上であると推測される
• 使用する「緑の魔法」は植物や樹木を自在に操る強力な魔法である