五老星の鳥が強すぎる!以津真天の能力や伏線を徹底考察

『ONE PIECE』の物語がいよいよ最終章に突入し、世界政府の最高権力者である五老星の正体が次々と明らかになっています。

中でも読者の注目を集めているのが、巨大な怪鳥に変身する「鳥の五老星」ことマーカス・マーズ聖の存在です。

エッグヘッド編で判明した変身形態「以津真天(いつまで)」は、多くのファンの予想を覆すマイナー妖怪であり、その能力や伏線について考察が白熱しています。

この記事では、マーズ聖の変身形態や戦闘能力の詳細、元ネタとなった妖怪の伝承、他の五老星との比較、さらにはファンの間で議論されている数々の考察まで、鳥型の五老星にまつわる情報を余すところなく整理していきます。

目次

五老星の鳥とは?マーカス・マーズ聖と以津真天の基本情報

五老星における「鳥」の能力を持つキャラクターとは、環境武神の肩書きを持つマーカス・マーズ聖のことを指します。

マーズ聖は単行本25巻の第233話「世界最高権力」で初めて登場した人物で、五老星の中で最も高い身長を誇り、白髪の長髪と長い口ひげが特徴的な老人です。

本名と肩書きがエッグヘッド編で判明し、さらに第1110話「降星」にて変身形態が日本の妖怪「以津真天(いつまで)」であることが明かされました。

以津真天とは、江戸時代の画家・鳥山石燕が妖怪画集『今昔画図続百鬼』に描いた怪鳥のことです。

原典は『太平記』巻12の「広有射怪鳥事」に登場する伝承で、建武元年(1334年)に疫病が大流行した際、紫宸殿の上空で「いつまで、いつまで」と鳴く不気味な鳥が夜毎に現れたとされています。

葬られなかった死者の霊魂が妖怪化した怪鳥という設定は、マーズ聖の「環境武神」という肩書きとの関連性が深く、死体の放置を咎める以津真天と環境整備を担う武神という対応関係が読み取れます。

声優は園部啓一さんが担当しており、シルバーズ・レイリーやイガラムと同じキャストである点も話題になりました。

マーズ聖が変身する以津真天の外見と獣型の特徴

マーズ聖が変身した以津真天の姿は、禍々しくも美しい極彩色の怪鳥として描かれています。

獣型の外見には複数の際立った特徴があります。

まず翼は黒色の羽衣を纏いつつ、朱色、青色、白色の羽がグラデーションを描く毒々しいまでにカラフルな色合いです。

頭部からはオレンジ色の長い毛が伸び、嘴には鋭い歯が並んでいます。

首は長く、体の末端は蛇のような青い尻尾になっており、伝承上の以津真天が「体は蛇のよう」と描写されている点を忠実に再現しています。

伝承では以津真天の翼長は約4.8メートルとされていますが、作中のマーズ聖は巨人族や船と比較しても圧倒的な巨体で、原典をはるかに超えるスケールで描かれました。

アニメ版では2025年9月28日放送の第1145話で初めてカラーで映像化され、極彩色の配色がアニメ映えすると高い評価を受けています。

尾田栄一郎スタッフの公式Xアカウントでも放送に先駆けてビジュアルが公開され、大きな反響を呼びました。

以津真天の戦闘能力を徹底分析|五老星の鳥はどれだけ強いのか

マーズ聖の以津真天としての戦闘能力は、五老星の中でも特に多彩な攻撃手段を備えています。

熱線(破壊光線)による遠距離攻撃

マーズ聖が持つ最大の攻撃手段は、口から放つ強力な熱線です。

この熱線はエッグヘッドの研究層の一室を丸ごと消し飛ばすほどの威力を持っており、巨人族の船に放った際には船体が延焼する描写がありました。

炎や熱を伴う攻撃であることが確認されており、遠距離から一撃で大きな被害を与えられる点はマーズ聖が強いと言われる理由の一つです。

飛行能力の希少性

ゾオン系の能力において飛行能力は極めて希少とされており、マーズ聖は五老星の中で唯一空を飛べる存在です。

エッグヘッド編ではルフィを連れて逃げる巨人族の船を空中から追跡し、熱線による攻撃を加えるなど、機動力の高さを遺憾なく発揮しました。

地上戦が中心となる他の五老星と比べ、三次元的な戦闘が可能な点は大きなアドバンテージといえます。

フロンティアドームのバリアを突破した突撃力

特筆すべきは、エッグヘッド島を覆うフロンティアドームのバリアを単独で突破した場面です。

アニメ版では炎を纏った突撃でバリアを貫通するオリジナル演出が追加され、原作以上の迫力で描かれました。

あのバリアを単体で破壊できる攻撃力は、作中でも屈指の破壊力であることを示しています。

覇気の実力

ジンベエがマーズ聖の姿を見て「何ちゅう覇気!!」と驚愕するほど、高水準の覇気を扱えることが確認されています。

見聞色の覇気により生物の「声」を聞くことができ、作中では隠された電伝虫のかすかな声を察知して発見するという探索能力を披露しました。

さらに覇王色の覇気も扱えることが判明しており、黒い稲妻を放ちながらパンクレコーズ内の電伝虫を次々と機能停止に追い込んでいます。

覇王色による範囲制圧は、単なる戦闘力だけでなく、情報戦においても極めて有効な武器となっていました。

五老星全員の変身形態を比較|鳥型の以津真天はどの位置か

第1110話で五老星全員の変身形態が判明したことで、それぞれの能力を比較する議論が活発になっています。

五老星 肩書き 変身形態 元ネタ 動物分類
サターン聖 科学防衛武神 牛鬼 日本の妖怪
マーズ聖 環境武神 以津真天 日本の妖怪
ウォーキュリー聖 法務武神 封豨 中国の神話 猪(豚)
ナス寿郎聖 財務武神 馬骨 日本の妖怪
ピーター聖 農務武神 サンドワーム 西洋SF/UMA

マーズ聖の以津真天は、五老星の中で唯一の飛行型という点で際立った個性を持っています。

ナス寿郎聖が名剣「初代鬼徹」を用いた剣術特化型、ウォーキュリー聖が鉄壁の防御力を誇る重戦車型であるのに対し、マーズ聖は空中からの熱線攻撃を主体とする遠距離砲撃型といえるでしょう。

全員に共通するのは、覚醒した動物系に宿る羽衣のような蒸気、電伝虫を介さないテレパシー能力、そして不死身と呼べるほどの再生能力です。

ギア5のルフィの攻撃を受けても傷一つ残らず、ドリーとブロギーに胴体を真っ二つにされたピーター聖でさえ復活するなど、再生能力は常軌を逸しています。

なお、ピーター聖のみが「サンドワーム」というカタカナ表記であり、他の4名が日本・中国の妖怪をモチーフにしているのとは毛色が異なる点が大きな謎として残っています。

以津真天と不死鳥マルコの違い|同じ鳥型でも対極の存在

マーズ聖の能力が判明する前、多くのファンは鳥型の五老星の正体を「鳳凰」や「フェニックス」と予想していました。

白ひげ海賊団一番隊隊長マルコが持つ「トリトリの実 モデル”不死鳥”」のような幻想的な鳥を想定していた読者が多かったのです。

しかし実際に明かされたのは、知名度の低い日本の妖怪・以津真天でした。

両者の違いは、単にマイナーかメジャーかという問題ではありません。

不死鳥フェニックスが「再生」「復活」「生命力」を象徴するのに対し、以津真天は「死者の怨念」「疫病」「放置された遺体」を象徴する存在です。

片方が生の象徴であれば、もう片方は死の象徴といえます。

マルコの青い炎が味方を癒す治癒能力であるのに対し、マーズ聖の熱線は船を延焼させる純粋な破壊力として描かれており、対照的な設計思想が見て取れます。

この対極的な配置は尾田栄一郎氏の意図的な演出である可能性が高く、今後の物語で両者が対峙する展開があるのかどうかも注目されています。

五老星の鳥に隠された伏線と考察|サウスバードとの関連性

マーズ聖の以津真天をめぐっては、ファンの間でいくつかの興味深い伏線が指摘されています。

サウスバードを捕まえたロビンとの因縁

以津真天の特徴の一つに「変な鳴き声の鳥」という要素があります。

空島編(25巻)でニコ・ロビンが捕まえたサウスバードもまた、変な鳴き声で知られる鳥でした。

マーズ聖の初登場が同じ25巻であることから、ロビンとマーズ聖の間に何らかの因縁が張られているのではないかという考察が根強く存在します。

弓の名手に射落とされる結末

元ネタの伝承では、以津真天は弓の名手である隠岐次郎左衛門広有によって鏑矢で射落とされています。

この伝承が物語の結末に反映されるのであれば、マーズ聖を倒すのは遠距離攻撃に長けたキャラクターである可能性が浮上します。

ウソップやヤソップといった狙撃手との関連を指摘する声もあり、今後の展開における最大の考察テーマの一つとなっています。

42年前から変わらない姿の謎

エルバフ編で描かれた42年前の過去回想において、他の五老星がシルエットのみの描写だったのに対し、マーズ聖だけは現在と全く同じ姿で登場しました。

少なくとも200年以上前から生存していたとされるサターン聖と同様に、マーズ聖もまた不老の存在である可能性が示唆されています。

他の五老星には当時と異なるメンバー(前任者)がいた可能性もあり、マーズ聖が五老星の中でも特に長い在任期間を持つ古参メンバーなのではないかという推測が広がっています。

家畜説と悪魔説|五老星の鳥を取り巻く二大考察

五老星の変身形態が全て判明したことで、その本質に迫る二つの大きな考察が読者の間で議論されています。

五老星の変身形態は「家畜」がモチーフなのか

五老星の変身形態を動物で分類すると、牛・鳥(鶏)・猪(豚)・馬・蟲(蚕やミミズ)となり、全てが人間が歴史的に家畜化してきた動物に対応するという指摘があります。

この「家畜説」は、五老星がイム様の忠実な下僕であることの比喩ではないかと解釈されており、大きな話題を呼びました。

一方で、蟲を家畜と呼ぶのは無理があるという反論や、単に妖怪やUMAをモチーフにした異形の演出に過ぎないという見方も一定数あります。

現時点では作中で明確に言及されておらず、あくまで読者による推測の域を出ていません。

悪魔の実ではなく「悪魔そのもの」なのか

五老星の能力表記には通常の悪魔の実の能力者と異なる点が多々あります。

「牛鬼」「馬骨」「以津真天」のように能力名のみが記載され、「○○の実」という表記が一切ないのです。

この異質さから、五老星の力は悪魔の実ではなく「悪魔そのもの」の力ではないかという説が広く議論されています。

覚醒した動物系の特徴である羽衣のような蒸気を纏っている一方で、イム様との契約や力の供給によって能力を得ている可能性も示唆されており、通常の能力者とは明確に異なるカテゴリに属する存在かもしれません。

五老星の鳥の弱点は?不死身を打ち破る方法を考察

エッグヘッド編で五老星が見せた驚異的な再生能力は、読者に「本当に倒せるのか」という疑問を抱かせました。

覇王色の覇気による強制解除

現時点で五老星の不死身を崩した唯一の描写は、第1122話「イザッテトキ」における鉄巨人エメトの攻撃です。

エメトの体内に封じられていたジョイボーイの覇王色の覇気が解放された際、五老星は変身が強制的に解除され、マリージョアに送還されました。

格上の覇気使いによる圧倒的な覇王色が、五老星の能力を無効化できる可能性を示した重要なシーンです。

海水・海楼石は有効なのか

悪魔の実の能力者であれば海水や海楼石が弱点となるはずですが、そもそも五老星の力が悪魔の実に由来するものかどうかが確定していません。

仮に悪魔の実とは異なる力の源泉を持つのであれば、これらの弱点が通用しない可能性も考えられます。

イム様との関係が鍵を握る

サターン聖がイム様によって粛清された際、200年分の老化が一気に襲い死亡した描写がありました。

この事実は、五老星の不老不死がイム様からの力の供給に依存していることを強く示唆しています。

つまり、イム様との繋がりを断つことが五老星を倒す根本的な方法となる可能性があり、マーズ聖もまた例外ではないでしょう。

サターン聖の死亡とガーリング聖の加入|五老星の入れ替わり制とマーズ聖の今後

第1125話において、ジェイガルシア・サターン聖がイム様の手で粛清されるという衝撃的な展開がありました。

サターン聖の死亡後、神の騎士団最高司令官であるフィガーランド・ガーリング聖が新たな五老星(科学防衛武神)に就任し、五老星は入れ替わり制であることが判明したのです。

この事実はマーズ聖にとっても無関係ではありません。

作中ではマーズ聖がガーリング聖に「慎め」と注意する場面があり、両者の関係性が今後どのように変化するのかは注目ポイントの一つです。

サターン聖の粛清が他の五老星の知らないところで行われたという描写は、残りの4人にも同様のリスクがあることを暗示しています。

マーズ聖が42年前から姿が変わっていない古参メンバーであるならば、イム様との信頼関係は他の五老星より強い可能性がある一方、長く仕えてきたからこそ何らかの秘密を知りすぎているという危険性も孕んでいます。

マーズ聖の性格と行動パターン|理性的な外見に反した脳筋ぶり

マーズ聖はその理知的な風貌とは裏腹に、作中では効率主義が過ぎる一面を繰り返し見せています。

ベガパンクの配信を止めるために「研究所ごと破壊しよう」と提案し、ヨークに「パンクレコーズも巻き込まれる」と制止されました。

続いて「融合炉を破壊すればいいのでは」と提案するも、ウォーキュリー聖から「マザーフレイムが二度と作れなくなる」と反対されています。

目的達成のみを重視して副次的な被害を考慮しない傾向が強く、良く言えば効率主義、悪く言えば短絡的ともいえる思考パターンです。

一方で、人間を「虫」と呼びながらもロブ・ルッチを「見事」と評価したり、カクの救出要請に対して「無理」ではなく「難しい」と応答するなど、天竜人としては比較的話の通じる一面も持ち合わせています。

109巻のSBSでは、マーズ聖が権力の間でいつも立っている理由について「宿題を忘れて先生に立たされているようなもの」という趣旨のコメントがあり、何かしらの不手際で「椅子」を剥奪されたと推察されています。

エッグヘッドからマリージョアに強制送還された後は、何事もなかったかのように椅子に座っていたという描写もあり、この図太さがマーズ聖のキャラクター性を際立たせています。

アニメとグッズの最新動向|五老星の鳥を楽しむコンテンツ情報

2026年3月現在、マーズ聖をめぐるアニメやグッズの展開が活発に進んでいます。

アニメ版の展開

アニメ版エッグヘッド編は2025年12月末に完結し、五老星の降臨回では「超絶作画」と称される映像クオリティが話題になりました。

原作にないオリジナルの戦闘演出が多数追加されており、マーズ聖がフロンティアドームのバリアを炎の突撃で突破するシーンは、アニメ独自の見せ場として特に評価が高い場面です。

2026年4月5日からはアニメ版エルバフ編の放送が開始される予定で、マーズ聖が42年前の回想に登場するエピソードも今後映像化されることが期待されています。

グッズ・フィギュア

2025年6月には「ワールドコレクタブルフィギュア 五老星」シリーズ全5種が発売され、マーズ聖の通常形態が立体化されました。

同月には「一番くじ ワンピース The Throne of Power」(1回850円税込)でもマーズ聖のフィギュアがラインナップに含まれています。

2025年10月にはプレミアムバンダイから「ワールドコレクタブルフィギュア PREMIUM ルフィVS五老星」が発表され、変身形態での立体化も実現しました。

フリマアプリでは一番くじのマーズ聖フィギュアが8,000円前後で取引されるなど、コレクターからの需要も高い状態が続いています。

まとめ:五老星の鳥・以津真天の全貌と今後の注目ポイント

  • 五老星の「鳥」とはマーカス・マーズ聖が変身する怪鳥「以津真天(いつまで)」のことである
  • 以津真天は鳥山石燕の妖怪画集に描かれた怪鳥で、『太平記』の伝承が元ネタとなっている
  • 獣型は極彩色の翼と蛇のような尻尾を持つ巨大な怪鳥の姿である
  • 五老星の中で唯一の飛行能力を持ち、熱線による遠距離攻撃が最大の武器である
  • 覇王色の覇気も扱え、電伝虫を一斉停止させる範囲制圧力を備えている
  • 不死鳥マルコが「生」の象徴であるのに対し、以津真天は「死」の象徴として対極的に設計されている
  • 伝承で弓の名手に射落とされた以津真天の結末は、マーズ聖の敗北を示す伏線として注目されている
  • 五老星の力が悪魔の実由来なのか別の力なのかは作中で明言されておらず、最大の謎の一つである
  • サターン聖の粛清と五老星の入れ替わり制の判明により、マーズ聖にも退場リスクがある
  • 2026年4月開始のアニメ版エルバフ編で、マーズ聖の過去に迫る新映像が期待される
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次