五老星とオハラの関係を徹底解説|事件の真相と最新展開まとめ

『ONE PIECE』の物語において、「五老星」と「オハラ」は切り離すことのできない重大なテーマです。

22年前に起きたオハラへの殲滅攻撃は、世界政府の最高権力者である五老星の命令によって実行されました。

クローバー博士が語った仮説、発令されたバスターコール、そしてDの名を持つ者たちとの因縁。

これらの要素は物語の核心に深く関わっており、最終章に至る現在もなお重要な伏線として機能し続けています。

この記事では、五老星の正体やオハラ事件の全容から、エルバフ編における最新の展開まで、時系列に沿って網羅的に解説していきます。

物語をより深く理解するための手がかりとして、ぜひ最後までお読みください。

目次

五老星とは何者か?世界政府の最高権力者の正体

五老星とは、『ONE PIECE』の世界における最高権力者5人の総称です。

天竜人(世界貴族)の頂点に立ち、海軍やサイファーポールに直接命令を下す絶対的な存在として描かれています。

聖地マリージョアのパンゲア城内にある「権力の間」で合議制による意思決定を行い、世界の秩序を維持する役割を担っています。

五老星の基本情報と世界政府における役割

五老星は世界政府の実質的なトップとして、政治・軍事・科学など幅広い分野を統括しています。

海軍本部の元帥であっても、五老星の前では中間管理職に過ぎないという関係性が作中で繰り返し描かれてきました。

サカズキ(赤犬)やセンゴクといった最高位の海兵ですら、五老星には逆らえない構図です。

さらに海軍内部では准将以下の階級の者が五老星の姿を見ることすら許されておらず、偶然であっても目撃すれば抹殺の対象になるとされています。

一般の海兵は肖像画を通じてしか五老星の顔を知ることができません。

他の天竜人が宇宙服のような装束をまとい奴隷を引き連れるのに対し、五老星はスーツや着物を身につけ、威厳のある人相で描かれている点も大きな特徴でしょう。

五老星メンバー5人の名前・肩書き・変身能力の一覧

原作第233話で初登場して以来、五老星は約21年間にわたって本名が明かされない謎の存在でした。

エッグヘッド編に入り、ついに全員のフルネームと役職が公開されています。

以下が五老星の構成員一覧です。

名前 肩書 変身形態
ジェイガルシア・サターン聖 科学防衛武神 牛鬼
マーカス・マーズ聖 環境武神 以津真天
トップマン・ウォーキュリー聖 法務武神 封豨
イーザンバロン・V・ナス寿郎聖 財務武神 馬骨
シェパード・十・ピーター聖 農務武神 サンドワーム

各メンバーには「○○武神」という肩書きが与えられており、日本の内閣における各省大臣のように世界政府の各分野を分担管理しています。

全員が異形の怪物に変身する能力を持ち、ギア5のルフィの攻撃を受けても傷一つ残らない驚異的な再生力を見せました。

五老星の名前に隠された太陽系の惑星との関係

五老星の名前にはそれぞれ太陽系の惑星名が組み込まれており、この法則性がファンの間で大きな話題を呼んでいます。

サターン聖は「土星(Saturn)」、マーズ聖は「火星(Mars)」、ウォーキュリー聖は「水星(Mercury)」、ナス寿郎聖は「金星(Venus)」、ピーター聖は「木星(Jupiter)」にそれぞれ対応する名前です。

太陽系の惑星は地球と太陽を除くとちょうど5つであり、五老星という5人組と完全に一致します。

この命名法則から「五老星と宇宙には何らかの深い関連がある」という考察が広く共有されており、物語の世界観を読み解くうえで見逃せないヒントといえるでしょう。

オハラとは?考古学の聖地が歩んだ歴史と悲劇

オハラとは、かつて西の海(ウエストブルー)に存在した島であり、麦わらの一味の考古学者ニコ・ロビンの故郷です。

「考古学の聖地」と称されるほど優秀な学者が集い、歴史の探究に人生を捧げた人々の拠点でした。

しかし22年前、世界政府の手により地図から消されるという悲劇的な運命をたどることになります。

西の海に存在した「全知の樹」と考古学者たちの使命

オハラの中央にそびえていたのは、樹齢5000年とされる巨大な「全知の樹」です。

この大樹の内部は図書館兼考古学研究所として改装されており、世界中から集まった学者たちが日夜研究に没頭していました。

「歴史は財産であり、過去から受け取ったものを未来に届けなければならない」という信念のもと、学者たちは知識の保存と継承を最大の使命としていたのです。

島の図書館には膨大な文献が保管されており、学術的な価値は計り知れないものだったとされています。

空白の100年とポーネグリフの研究がもたらした代償

オハラの学者たちが手を出したのは、世界政府が厳しく禁じている「空白の100年」の研究でした。

約800年前に存在したとされるこの謎の時代について、世界政府は一切の探究を認めていません。

学者たちはポーネグリフ(歴史の本文)と呼ばれる古代の石碑に刻まれた文字を解読することで、空白の100年の真実に迫ろうとしました。

こうした研究活動が世界政府に察知された結果、オハラは「古代兵器の復活を企む危険な島」というレッテルを貼られ、壊滅の対象に選ばれてしまいます。

知識を追い求めた代償は、あまりにも重いものでした。

ニコ・ロビンの故郷としてのオハラが持つ物語上の意味

オハラはニコ・ロビンという一人の少女の運命を決定づけた場所です。

考古学者の両親のもとに生まれたロビンは、悪魔の実の能力ゆえに島の住民から忌み嫌われて育ちました。

唯一の理解者であったクローバー博士をはじめとする考古学者たちだけが、ロビンにとってかけがえのない存在だったのです。

しかしバスターコールによって全てが奪われ、ロビンは8歳にして賞金首となります。

「オハラの悪魔たちの生き残り」として行く先々で迫害され、20年にわたる逃亡生活を余儀なくされました。

オハラの記憶はロビンの行動原理の根幹を成しており、物語全体を通じて最も重要な背景の一つとして位置づけられています。

クローバー博士と五老星の対話が引き起こした悲劇の全容

オハラが壊滅に至った直接的なきっかけは、クローバー博士が五老星に対して語った一つの「仮説」にあります。

わずかな時間の対話でしたが、世界の歴史を揺るがす重大な瞬間となりました。

クローバー博士が辿り着いた「巨大な王国」の仮説とは

クローバー博士はオハラ図書館の館長であり、世界的な考古学の権威として知られた人物です。

元々は冒険家としての顔も持ち、海軍による逮捕と投獄を10回も繰り返しながら世界中の文献を集めてきた経歴の持ち主でした。

長年の研究の末、博士は空白の100年に関する驚くべき仮説に辿り着いています。

800年前に「巨大な王国」が存在していたこと、そして現在の世界政府がこの王国と敵対していたという事実。

さらに、世界政府は巨大な王国の思想を恐れるあまり、歴史そのものを消し去ったのではないか。

これがクローバー博士の仮説の核心でした。

五老星が博士の言葉を遮り殲滅を命じた理由

クローバー博士がこの仮説を語り始めた直後、五老星の反応は尋常ではありませんでした。

博士が「巨大な王国」の名前を口にしようとした瞬間、五老星は「消せ!」と声を荒げて命令を下し、博士は銃撃を受けています。

名前を言わせる前に口封じを命じるという行為は、通常の対応としてはあまりにも過剰なものです。

この激しい反応から読み取れるのは、五老星が空白の100年に関する情報を極めて危険視しているという事実にほかなりません。

仮説の内容が真実に近いからこそ、一言たりとも外部に漏らすことが許されなかったのだと考えられています。

仮説を封じた行為が「事実の肯定」と解釈される根拠

広く指摘されているのは、五老星の過剰な反応こそがクローバー博士の仮説の正しさを証明しているという点です。

もし仮説が的外れな内容であれば、五老星がこれほど取り乱す理由はありません。

冷静に否定すればそれで済む話であり、バスターコールという最大級の攻撃を発令するまでの必要性も生じないはずです。

にもかかわらず、五老星は博士の発言を途中で遮り、即座に殲滅を指示しました。

この行為は事実上、仮説が正しいことを認めたのと同義であると広く解釈されています。

ONE PIECE公式サイトに掲載されたコラムでも、普段は冷静な五老星がオハラ事件で明らかに冷静さを失っていた点が注目されています。

オハラへのバスターコール発令の経緯と真相

バスターコールとは、海軍が保有する最大級の殲滅攻撃です。

対象を島ごと消滅させるほどの破壊力を持つこの攻撃が、五老星の指示のもとでオハラに対して実行されました。

バスターコール発令に至るまでの過去の時系列

オハラがバスターコールの対象となるまでには、いくつかの段階を経ています。

まず、ポーネグリフの探索チームがオハラから派遣されていたことが世界政府に突き止められました。

世界政府は見せしめとしてオハラを壊滅させることを決定し、全知の樹への強制捜査を実施しています。

捜査の結果、地下に隠されていたポーネグリフが発見され、「オハラは古代文字を研究して古代兵器の復活を企んでいる」という口実が作り上げられました。

最終的には、当時の海軍本部大将センゴクからバスターコールの発令権限を委譲されたCP9司令長官スパンダインが、正式に発令命令を出しています。

避難船への砲撃は誰の判断だったのか

バスターコールの中でも特に議論の的となっているのが、一般市民を乗せた避難船への砲撃です。

本来であれば、考古学者以外の市民は船で安全に避難させる手筈が整えられていました。

しかし当時中将だったサカズキ(後の赤犬)は、「船内に一人でも考古学者が紛れ込んでいれば全ての犠牲が無駄になる」という理由から、避難船を撃沈するよう命じています。

この砲撃は長年「サカズキの独断」として認識されてきました。

一方で、五老星の指示があったからこそサカズキは砲撃に踏み切ったのではないかという見方も存在します。

サカズキの過去の言動を考慮すると、完全な独断というよりも上層部の意向に沿った行動であったとする方が整合性が取れるという意見も根強く見られます。

サターン聖がオハラ事件に深く関与していた新事実

エッグヘッド編で描かれたロビンのモノローグにより、22年前にクローバー博士と電伝虫越しに会話していた五老星がサターン聖であったことが明らかになりました。

サターン聖がオハラ壊滅に直接関与していたことを裏づける重要な新事実です。

ロビンにとってサターン聖の声は、幼少期の凄惨なトラウマと直結する忌まわしい記憶として刻まれていました。

エッグヘッドで再びサターン聖と対面した際、ロビンはオハラ事件当時に聞いた声の主であることを即座に認識しています。

一方で、サターン聖がオハラの学者たちの死を不本意に思っていた可能性を示唆する描写もあり、五老星の内面には一筋縄ではいかない複雑さが潜んでいるようです。

五老星はなぜ22年間まったく老けないのか

五老星に関する最大の謎の一つが、22年前のオハラ事件当時から外見がまったく変化していないという事実です。

作中の2年間の時間経過を経ても一人も欠けることなく、容姿さえ変わらぬ姿で登場し続けました。

イム様との「深々海契約」が与える不老の力とは

五老星が不老を維持できている理由は、世界政府の真の支配者であるイム様との契約にあります。

イム様の本名はネロナ・イム聖であり、800年前に世界政府を築いた最初の20人の王の一族であるネロナ家の人物です。

不老不死の能力を持つとされ、800年前から現在に至るまで生き続けている存在として描かれています。

五老星はイム様と「深々海契約」と呼ばれる最上位の契約を結んでおり、不老の力に加えてテレパシーによる通信能力や怪物への変身能力を獲得していると考えられます。

つまり五老星の超人的な力はイム様に由来するものであり、イム様の意志次第でいつでも剥奪される性質のものなのです。

浅海契約・深海契約・深々海契約の3段階の違い

エルバフ編で明かされた情報によると、イム様との契約には3つの段階が存在します。

浅海契約は五老星を介して結ばれるもので、人数の上限はありません。

契約者は「神の従刃」として世界政府の戦力に組み込まれることになります。

深海契約と深々海契約はイム様との直接契約であり、合計13名のみが契約できるという制限があります。

五老星が結んでいるのは最上位にあたる深々海契約で、深海契約の能力に加えて不老やテレパシーといった高度な力が付与されるとされています。

この契約システムの全容が判明したことで、五老星の力の源泉がイム様に完全に依存しているという構図がはっきりと浮き彫りになりました。

契約解除でサターン聖が消滅した衝撃の結末

深々海契約がイム様の意志に基づく力であることを最も端的に示したのが、サターン聖の最期です。

第1125話において、サターン聖はイム様の手で粛清されました。

契約が解除された瞬間、サターン聖の身体は急速に老化を始め、最終的には骨だけの姿となって消滅しています。

何百年もの間抑えられていた老化が一瞬で押し寄せるかのような消滅のさまは、読者に大きな衝撃を与えました。

五老星の不老不死がイム様の能力によって維持されたものであり、契約を打ち切られれば即座に失われるという事実が、この場面で残酷なまでに証明されたのです。

五老星とDの名を持つ者たちの因縁

五老星が長年にわたり警戒し続けてきた存在の一つが、「D」の意志を受け継ぐ者たちです。

Dの名を持つ人物は歴史の転換点に必ず姿を現しており、五老星にとっては最大級の脅威として認識されてきました。

五老星がDの意志を恐れ続ける理由

五老星は「D」の名について何らかの真実を知っていることが、作中のさまざまな場面で示唆されています。

ルフィ、ティーチ、ロジャーといったDの名を持つ者たちが世界を揺るがす事件を引き起こすたびに、五老星は強い警戒感をあらわにしてきました。

特に頂上戦争の後、Dの名が世間の注目を集めすぎたことに対して懸念を表明するシーンは印象的です。

空白の100年に存在した「巨大な王国」とDの意志の間には深い繋がりがあると推測されており、五老星が恐れるのは世界政府の成り立ちそのものを脅かされる可能性があるためだと考えられています。

ルフィの手配書から「D」を消そうとした事件の背景

ワノ国編の終盤で四皇を倒したルフィの新しい手配書が作成される際、五老星はルフィの名前からDの文字を削除しようと試みました。

これは前例のある対応です。

かつてゴール・D・ロジャーの手配書でもDが消されており、世間には「ゴールド・ロジャー」という名前で広まりました。

五老星にとって、Dの名が世界中に知れ渡ることは極めて不都合な事態なのです。

しかしルフィの場合は、世界経済新聞の社長モルガンズがDの名をそのまま記載した手配書を独断で全世界に配布してしまいました。

五老星の意向に反してDの名が広まったこの出来事は、世界の均衡が五老星のコントロールから外れつつあることを象徴しています。

ヒトヒトの実モデル「ニカ」の名を歴史から抹消した意図

五老星はDの名と同様に、ルフィの持つ悪魔の実の正体についても厳重に隠蔽を続けてきました。

ルフィが食べた実は長年「ゴムゴムの実」として知られていましたが、真の名称は「ヒトヒトの実 モデルニカ」です。

五老星にとってこの実は「伝説」と呼ぶべき存在であり、何百年もの間覚醒することがなかったと語られています。

歴史からニカの名を消すために「ゴムゴムの実」という偽の名前を与えていたことは、五老星自身の口から明かされました。

世界政府がいかにニカの力を恐れていたかを如実に物語る事実です。

しかし皮肉なことに、五老星がCP-0を通じて出したルフィの抹殺指令がきっかけとなり、ニカの実はついに覚醒を遂げてしまいました。

オハラの意志はどう受け継がれたのか

バスターコールによってオハラは壊滅し、学者たちは命を落としました。

しかし彼らが命をかけて守ろうとした知識と意志は、完全に消え去ることなく水面下で受け継がれています。

サウロが密かにエルバフへ運んだ文献の存在

バスターコールのさなか、学者たちは燃え盛る全知の樹から文献を湖へ投げ落とし、一冊でも多くの書物を炎から守ろうとしました。

壊滅から数ヶ月後、全身に包帯を巻いた巨人の船長が率いる海賊団が島を訪れ、湖に沈んでいた膨大な文献を回収しています。

この巨人こそ、クザンの氷漬けから生き延びていたハグワール・D・サウロでした。

サウロは回収した文献を巨人族の故郷エルバフへ運び、安全な場所に保管しています。

原作第1133話ではロビンとサウロが22年ぶりの再会を果たし、オハラの文献が無事に守られていたことが確認されました。

ベガパンクとドラゴンがオハラ壊滅後に果たした役割

オハラ壊滅後、二人の重要人物が焼け跡を訪れていたことが第1066話で明らかになっています。

一人は世界政府の天才科学者Dr.ベガパンク、もう一人は革命軍を率いるモンキー・D・ドラゴンです。

両者ともクローバー博士の知己であり、オハラの学者たちが世界滅亡を企んだという情報操作を完全に見抜いていました。

ベガパンクはさらにエルバフまで足を運び、サウロが運んだ文献の全てに目を通しています。

オハラが残した空白の100年に関する研究を極秘に引き継ぎ、自身の頭脳で発展させていたことが判明しました。

22年の時を経てロビンに届いたオハラの研究

エッグヘッド編において、ベガパンクの分身体「正(シャカ)」がロビンにオハラの研究が生きていることを伝えました。

ロビンもまた、クローバー博士が打ち立てた「巨大な王国」の仮説をシャカに共有しています。

シャカはこの仮説こそがオハラを消し去った真の原因であると確信しました。

サウロが文献を守り、ベガパンクが研究を継承し、ロビンが古代文字を読み解く力を持ち続けている。

消滅したかに見えたオハラの意志は、実は複数のルートで密かにつながり合っていたのです。

「オハラはまだ滅んでいない」というメッセージが、22年の歳月を経て力強く物語のなかに響いています。

サターン聖の粛清と新五老星体制への移行

エッグヘッド編の結末は、五老星の体制そのものに大きな変革をもたらしました。

800年以上にわたって維持されてきたとされる五老星の構成に、初めて目に見える形での入れ替わりが生じています。

エッグヘッド編で五老星が犯した致命的な失態とは

五老星がエッグヘッドで達成しようとしたのは、ベガパンクの抹殺、全世界配信の阻止、ニコ・ロビンの確保という複数の目的でした。

サターン聖が大将黄猿とともに直接乗り込み、最終的には五老星全員がエッグヘッドに召喚される異例の展開を迎えています。

しかし結果として、ベガパンクの配信は世界中に流れてしまい、ルフィやボニーたちの逃走も阻止できませんでした。

五老星が実質的に何も成し遂げられなかったこの顛末は、22年前のオハラ殲滅時に見せた冷酷な統率力とは対照的です。

長年の実績から来る危機意識の薄さが仇となり、重大な失態を積み重ねてしまったと見られています。

イム様によるサターン聖の粛清が描かれた経緯

エッグヘッドでの一連の失態を受け、サターン聖はイム様によって粛清されました。

第1125話でこのシーンが描かれ、権力の間にいた他の四人が見守るなか、サターン聖の身体が急速に骨と化していく衝撃的な描写が展開されています。

五老星の力がイム様から与えられた借り物であるという事実が、最も残酷な形で示された瞬間でした。

22年前にオハラへのバスターコールを命じた張本人が、今度はイム様の手によって消し去られるという結末には、物語として深い因果が込められています。

ガーリング聖が新たな科学防衛武神に就任した意味

サターン聖が粛清された後、神の騎士団の最高司令官であったフィガーランド・ガーリング聖が新たな「科学防衛武神」として五老星に加わりました。

「私が科学防衛武神を担う」というガーリング聖の発言は、五老星の地位が固定されたものではなく、イム様の裁量によって入れ替え可能であることを如実に示しています。

ガーリング聖はシャンクスと同じフィガーランド家の人物とされており、今後の物語で極めて重要な役割を果たすことが予想されます。

五老星の体制が変わったことで世界政府の内部力学にも影響が及ぶ可能性があり、最終章の行方から目が離せない状況です。

エルバフ編で明かされる五老星の最新情報と今後の展開

現在連載中のエルバフ編では、五老星やイム様に関する重大な新情報が矢継ぎ早に明かされています。

物語は最終章に突入しており、長年の謎が加速度的に解き明かされつつある段階です。

エルバフ編で判明した五老星の支配構造の全貌

エルバフ編における最大の収穫の一つが、先述した契約システムの全容が明らかになったことです。

浅海契約・深海契約・深々海契約という3段階の仕組みの判明により、五老星を含む世界政府の支配構造がイム様を頂点とするピラミッド型であることが確定しました。

深海・深々海契約は合計13名のみに限定されているため、イム様が生み出せる不死級の戦力にも上限があることが示されています。

この情報は五老星やイム様の勢力が無限ではなく、理論的には打倒が可能であることを暗示するものとして大きな注目を集めています。

神の騎士団の本格登場と五老星との関係性

エルバフ編では、五老星の直属戦力にあたる「神の騎士団」が本格的に姿を現しました。

神の騎士団は天竜人のなかから選ばれた精鋭で構成されており、イム様との深海契約を結んだ者たちであると考えられています。

ガーリング聖がかつて神の騎士団の最高司令官を務めていた経緯からも、五老星と騎士団の密接な関係は明らかです。

今後、神の騎士団と麦わらの一味やその同盟者との直接対決が描かれる可能性は高く、五老星を取り巻く勢力図は一層複雑化していくことが見込まれます。

2026年4月開始のアニメ版エルバフ編の注目ポイント

TVアニメ『ONE PIECE』は2025年12月末でエッグヘッド編が終了し、2026年4月からエルバフ編の放送が開始されることが公式に発表されています。

エッグヘッド編ではサターン聖を中心とした五老星の戦闘描写がアニメファンの間で大きな反響を呼びました。

エルバフ編での五老星や神の騎士団の映像化にも、多大な期待が寄せられています。

原作ではすでにエルバフ編が進行しており、契約システムの詳細や過去にまつわる新事実が続々と開示されている段階です。

これらのエピソードがどのようにアニメーション化されるかは、2026年最大の注目ポイントの一つといえるでしょう。

五老星とオハラに関するよくある疑問まとめ

五老星とオハラをめぐっては、読者やファンの間で数多くの疑問が飛び交っています。

ここでは特に頻出する問いを取り上げ、現時点で判明している情報をもとに整理します。

五老星の過去や出自は明かされているのか

2026年3月の時点において、五老星の過去や出自は多くが謎のままです。

生粋の世界貴族であるのか、あるいは別の経緯で世界政府の頂点に至ったのかは明確にされていません。

エッグヘッド編で名前が判明し、エルバフ編で契約システムが明らかになったものの、個々のメンバーの来歴や800年間での歩みは依然として不明な部分が多い状況です。

ただしエルバフ編で過去に関する情報が急速に公開されつつあることから、今後の展開で出自が明かされる可能性は十分にあるでしょう。

オハラ事件の黒幕は五老星とイム様のどちらなのか

バスターコールの発令を命じたのが五老星であることは、作中の描写から明確に読み取れます。

しかし五老星の上にはイム様が君臨しており、五老星がイム様に絶対的な忠誠を誓っている事実も判明しています。

このため、オハラ事件の最終的な判断がイム様の意向によるものだったのか、あるいは五老星の裁量に委ねられていたのかは現時点では断定できません。

少なくとも電伝虫越しにクローバー博士の仮説を聞き、即座に殲滅を命じたのはサターン聖であり、直接の命令者は五老星側であったと読み取れます。

ただし空白の100年に関わる重大決定がイム様の関与なしに行われたとは考えにくく、この点は今後の情報開示が待たれるところです。

五老星は最終的に倒される存在なのか

五老星の驚異的な再生力と不老不死の能力は、通常の戦闘による打倒が極めて困難であることを示しています。

ギア5のルフィの攻撃でも傷が残らず、ドリーとブロギーに胴体を真っ二つにされたピーター聖ですら復活を遂げました。

一方で、サターン聖の粛清が証明したように、イム様が契約を解除すれば五老星は瞬時に消滅します。

このことから、五老星を倒す鍵はイム様の力そのものを断つことにあるのではないかという見方が広まっています。

エルバフ編で契約の限界が提示されたことにより、理論的には打倒可能であるという希望が物語のなかに確かに芽生え始めています。

まとめ:五老星とオハラが示す物語の核心

  • 五老星は天竜人の最高位に位置する5人組であり、合議制で世界政府の全権を統括する最高権力者である
  • オハラは西の海に存在した考古学の聖地で、空白の100年の研究を理由にバスターコールで壊滅させられた
  • クローバー博士が語った「巨大な王国」の仮説が、五老星にオハラ殲滅を決断させた直接の引き金である
  • 五老星は博士が王国の名を口にする前に発言を封じており、仮説を事実と認めたも同然の反応を示した
  • エッグヘッド編でオハラ事件に関与した五老星がサターン聖であったことが新たに判明している
  • 五老星の不老不死はイム様との「深々海契約」に由来する力であり、契約解除により即座に消滅する
  • サターン聖はエッグヘッドでの失態の責任を問われ、イム様に粛清された後ガーリング聖が後任に就いた
  • オハラの意志はサウロ・ベガパンク・ロビンという三者を通じて22年の歳月を超えて受け継がれている
  • 五老星はDの名やニカの実を歴史から消そうとしてきたが、いずれも完全な隠蔽には失敗している
  • エルバフ編で契約システムの全容が明かされ、五老星を打倒し得る可能性が物語のなかに提示されつつある
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