ハンターハンター クロロの正体とは?伏線と謎を徹底考察

クロロ=ルシルフルは、ハンターハンターに登場するキャラクターの中でも特に謎が多い人物です。

幻影旅団の団長として冷酷な一面を見せる一方で、仲間への深い情を持ち、時折見せる人間らしさが読者を惹きつけてやみません。

「クロロの正体は何者なのか」「ゾルディック家との関係は」「なぜ旅団を結成したのか」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、クロロの基本情報から名前の由来、正体に関する有力説、最新話での展開まで、あらゆる角度から徹底的に考察していきます。

作中の伏線や作者の発言も踏まえながら、クロロという謎多きキャラクターの真実に迫っていきましょう。

目次

クロロ=ルシルフルとは何者か?基本プロフィール完全解説

クロロ=ルシルフルは、悪名高い盗賊集団「幻影旅団」の創設者であり団長を務める人物です。

危険度Aクラスの犯罪者として世界的に恐れられながらも、カリスマ性と知性を兼ね備えた魅力的なキャラクターとして、多くのファンから支持されています。

ここでは、公式情報をもとにクロロの基本的な人物像を整理していきます。

年齢・身長・出身地など公式プロフィール一覧

クロロの公式プロフィールは、作中や公式資料で明らかにされています。

項目 詳細
名前 クロロ=ルシルフル(QUWROF=WRLCCYWRLFR)
年齢 26歳
身長 177cm
体重 68kg
血液型 AB型
出身地 流星街
団員No. 0
念能力系統 特質系
利き手
腕力 旅団内13人中7位

外見的な特徴として、額に刻まれた十字の刺青、両耳のイヤリング、背中に逆十字が描かれた黒いコートが挙げられます。

普段はオールバックですが、前髪を下ろすこともあり、バンダナで額を隠す場面も見られます。

声優は、1999年版アニメでは永野善一さん、2011年版では宮野真守さんが担当しています。

名前の由来は堕天使ルシファー?隠された意味

クロロ=ルシルフルという名前には、深い意味が込められていると考えられています。

「ルシルフル」は、キリスト教における堕天使「ルシファー(Lucifer)」に由来するというのが最も有力な説です。

ルシファーはかつて最も美しい天使でありながら、神に反逆して堕落した存在として知られています。

この設定は、幻影旅団という闇の世界に身を置くクロロの立場と見事に重なります。

また「クロロ」については、薬品の「クロロホルム」が由来ではないかとも言われています。

クロロホルムは麻酔作用を持つ化学物質であり、獲物を眠らせて奪う盗賊のイメージに通じるものがあります。

額の逆十字や背中のコートに描かれた逆十字も、反キリストを象徴するモチーフとして、堕天使ルシファーの設定を補強しています。

幻影旅団の団長になった経緯と作者の発言

クロロが団長になった経緯について、作者の冨樫義博先生は重要な発言を残しています。

公式の0巻において、冨樫先生は「クロロは望んで団長になったわけではない」と明言しました。

続けて「作品で説明するつもりなので、詳しくは触れません」とも述べており、団長就任の経緯には何らかの物語があることが示唆されています。

この発言から、クロロは自ら進んでリーダーになったのではなく、状況や仲間たちによって押し上げられた可能性が高いと推測できます。

実際に作中で描かれた過去編では、クロロが幼少期から演技力とカリスマ性を発揮し、周囲から自然と慕われていた様子が描かれています。

流星街の大人たちもクロロの独創性や探究心に期待を寄せており、長老会に呼んで問題解決を求めようとするシーンもありました。

こうした周囲からの期待と信頼が、結果的にクロロを団長の座へと導いたのかもしれません。

クロロの正体に迫る3つの有力説を検証

クロロの正体については、ファンの間で様々な説が議論されてきました。

公式には明かされていない部分が多いからこそ、作中の伏線や描写から真実を推理する楽しみがあります。

ここでは、特に注目されている3つの有力説を検証していきます。

ゾルディック家の長男説は本当か?根拠と矛盾点

「クロロはゾルディック家の人間ではないか」という説が、一部のファンの間で根強く支持されています。

この説を裏付ける根拠として、いくつかの描写が挙げられます。

まず、シルバがキルアに「旅団に手を出すな」と警告したシーンです。

この言葉には単なる実力への賛辞以上の意味、すなわちクロロへの手出しを禁じる意図が含まれている可能性があります。

次に、ヒソカの襲撃後に旅団の補充メンバーとしてカルト=ゾルディックとイルミ=ゾルディックが加入した点も注目されています。

特にカルトの「兄さんを取り戻す」という発言が誰を指しているのか、長らく議論の対象となってきました。

さらに、キルアの母キキョウが流星街出身であることから、キキョウとシルバの婚姻以前に生まれた子供がクロロである可能性も指摘されています。

クロロは26歳、イルミは24歳という年齢差から、時系列的にもこの仮説は成り立ちます。

ただし、矛盾点も存在します。

キルアがクロロのことを全く知らなかった点、流星街での過去編でゾルディック家との関係が一切描かれていない点などが挙げられます。

現時点では公式に確認されておらず、あくまでファン考察の域を出ていません。

多重人格説の真相|バンダナと刺青の意味

クロロには「多重人格ではないか」という説も存在します。

団長として冷酷にメンバーを統率する姿と、単独行動時に見せるフランクで人間味のある姿のギャップが、この説の根拠となっています。

特にバンダナと額の刺青の関係性が注目されてきました。

「バンダナを外すと冷酷な団長モード、巻くと仲間思いの本来のクロロ」という解釈です。

しかし、2024年以降の考察では「クロロは多重人格ではない」という見解が主流になっています。

刺青やバンダナは蜘蛛の性質を視覚的に表現しているだけであり、クロロはリーダーとしての立場を貫きながら公私のバランスを取っている大人だという解釈です。

額の十字刺青は、キリスト教の使徒(12弟子)をモチーフとした旅団において、リーダーであることを象徴しているとも考えられます。

つまり、人格が分裂しているのではなく、状況に応じて適切な態度を使い分けているだけという見方が現在は有力です。

堕ちた救世主説|クロロが闇に堕ちた理由

「クロロの正体は堕ちた救世主である」という考察も注目を集めています。

名前の由来であるルシファーがかつて天使であったように、クロロもまた本来は善良な存在だったのではないかという解釈です。

作中でゴンに「なんで関係ない人を殺せるの?」と問われた際、クロロは興味深い回答をしています。

「動機の言語化か、あまり好きじゃないが……。しかし案外、いややはりというべきか、自分を掴むカギはそこにあるか……」

この発言は、自らの行動原理に対してクロロ自身が疑問を持っていることを示唆しています。

また、クロロが旅団を結成した動機として語った「始めはただ欲しかった」という言葉も重要です。

何かを欲するという感情は、与えられた経験があって初めて生まれるものです。

つまりクロロは、かつて何かを与えられた存在を見ていた可能性があります。

人間の闇に触れた結果として自らも闇に堕ち、盗賊となったクロロ。

彼は誰よりも他人の心を知りたいと思っており、他人の心の闇を知ることで自分の闇を肯定しようとしているのかもしれません。

幻影旅団結成の真実|サラサ事件とクロロの過去

幻影旅団がなぜ結成されたのか、その真実は長らく謎に包まれていました。

しかし、38巻で描かれた過去編によって、衝撃的な事実が明らかになっています。

クロロの過去と旅団誕生の経緯を詳しく見ていきましょう。

流星街で何があったのか?旅団誕生の経緯

流星街は、世界中から廃棄物が投棄される無法地帯です。

戸籍を持たない人々が暮らすこの街で、クロロは幼少期を過ごしました。

当時のクロロは、パクノダ、シーラ、サラサといった仲間たちと共に過ごしていました。

彼らは偶然見つけたVHSに録画されていた戦隊もの「清掃戦隊カタヅケンジャー」の吹き替えを完成させ、流星街の子供たちを招いて上映会を開催したのです。

ここで注目すべきは、幻影旅団の原点が「演劇集団」だったという事実です。

クロロたちは元々、エンターテインメントを通じて仲間と楽しむグループでした。

クロロの演技力は幼少期から抜群であり、そのカリスマ性は周囲から自然と慕われる要因となっていました。

しかし、ある悲劇がこの平和な日常を一変させることになります。

サラサの死がクロロを変えた決定的瞬間

幻影旅団が戦闘集団へと変貌した最大のきっかけは、サラサの死でした。

サラサはクロロたちの仲間であり、何者かによって惨殺されてしまいます。

その死に様は凄惨を極め、クロロたちに深い衝撃を与えました。

流星街では当時から、マフィアによる子供たちの失踪や死が問題となっていました。

サラサの死は、クロロたちにとって最後の引き金となったのです。

この事件を受けて、クロロは二つの決意を固めます。

一つ目は、サラサの仇を取ること。

二つ目は、流星街に悪党を近寄らせないほど悪名高い存在になること。

クロロはみんなにこう告げました。

「流星街でサラサのような犠牲を出させないために自分の人生を捧げる覚悟がある」

この決意が、幻影旅団という盗賊集団を生み出す原動力となったのです。

演劇集団から盗賊団へ変貌した理由

サラサの死から約3年後、幻影旅団は正式に結成されました。

演劇を楽しんでいた子供たちが、危険度Aクラスの盗賊集団へと変貌した理由は明確です。

仲間の復讐と、故郷を守るためです。

クロロが掲げた「旅団の為なら頭(自分)を切り離しても構わない」という掟も、この文脈で理解できます。

個人よりも組織を優先する姿勢は、流星街という共同体を守るための思想から生まれたものでしょう。

旅団の目的は表向きには盗賊行為ですが、本質は「サラサの仇を取ること」「流星街に悪党を近寄らせないこと」にあります。

クルタ族の緋の眼を奪うことは旅団の本来の目的ではなく、あくまで盗賊としての活動の一環だったと考えられています。

こうした背景を知ると、冷酷に見えるクロロの行動にも、仲間を想う切実な動機があったことがわかります。

クルタ族虐殺とクロロの関係|緋の眼事件の真相

クラピカの一族であるクルタ族は、幻影旅団によって皆殺しにされました。

この事件はクラピカの復讐の原点であり、クロロとの因縁を決定づけるものです。

しかし、虐殺の真相には謎が多く残されています。

幻影旅団は本当に虐殺の実行犯なのか

クルタ族虐殺について、いくつかの事実は確定しています。

幻影旅団がクルタ族と殺し合いになったことは事実です。

また、クロロが緋の眼をくり抜いたことも事実として描かれています。

しかし、旅団が虐殺を計画した張本人なのかについては、疑問の余地があります。

クラピカの証言によると、同胞たちの遺体はひどく損壊しており、緋の眼を発現させるために生きたまま拷問された可能性が示唆されています。

これが幻影旅団のやり方と合致するのかという点に、一部のファンは疑問を投げかけています。

旅団の行動原理は「盗む」ことであり、無意味な残虐行為を好むわけではないからです。

現時点では、幻影旅団が関与したことは間違いありませんが、虐殺の全貌については未だ明かされていない部分が多く残っています。

シーラ黒幕説と第三者関与の可能性

クルタ族虐殺に第三者が関与しているという説も根強く存在します。

特に注目されているのが「シーラ黒幕説」です。

シーラはクロロの幼馴染であり、幻影旅団結成前のメンバーの一人でした。

興味深いことに、シーラはクルタ族とも接触していたことが0巻で描かれています。

幼いクラピカに本を渡した人物こそ、シーラだったのです。

両方の勢力と接点を持つシーラが、何らかの形で虐殺に関わっている可能性は否定できません。

また、人身売買やスナッフビデオ作成を行っていた「ママヘルプ」という子供支援財団の存在も明らかになっています。

この組織の理事長リスノースが黒幕ではないかという説も浮上しています。

流星街の報復という形を借りた、第三者による犯行だった可能性も考慮すべきでしょう。

クラピカとの因縁はどう決着するのか

クラピカにとって、クロロは最大の仇敵です。

一族を皆殺しにし、緋の眼を奪った張本人として、復讐の標的となっています。

ヨークシンシティ編では、クラピカはクロロを捕らえることに成功しました。

その結果、クロロの心臓に「律する小指の鎖(ジャッジメントチェーン)」を埋め込み、念能力の使用と団員への接触を封じています。

現在、この制約は除念によって解除されていますが、両者の因縁は続いています。

暗黒大陸編では、クラピカもブラックホエール号に乗船しており、いずれクロロと再会する可能性があります。

クルタ族虐殺の真相が明かされた時、クラピカの復讐がどのような形で決着するのか。

それは今後の物語における最大の注目点の一つです。

クロロvsヒソカ戦の全貌|共闘説の真相を解説

天空闘技場で行われたクロロとヒソカの死闘は、ファンの間で大きな話題となりました。

特に「共闘説」と呼ばれる考察が議論を呼んでいます。

この戦いの全貌と、共闘説の真相に迫ります。

天空闘技場での死闘|勝敗の決め手とは

ヒソカは旅団に入団した当初から、クロロとの一対一の決闘を望んでいました。

念能力の除念が完了した後、クロロは約束通りヒソカにデスマッチを提案します。

舞台は天空闘技場。

両者はフロアマスターとして向かい合いました。

クロロは「1人殺るにあたり使用する能力数新記録」と宣言し、複数の念能力を駆使してヒソカを追い詰めます。

審判や観客を利用して大量の「爆弾人形」を作り出し、闘技場全体を巻き込む残虐な戦術を展開しました。

結果、ヒソカは爆発に巻き込まれて死亡。

クロロの勝利で幕を閉じました。

しかし、ヒソカは「死後に強まる念の力」を利用して蘇生を果たします。

死因が肉体の損傷ではなく窒息死だったこと、観客の肉壁が緩衝材となったことが、復活の要因となりました。

共闘説を裏付ける5つの根拠

「クロロは単独ではなく、旅団メンバーと共闘していた」という説が根強く存在します。

この共闘説を裏付けるとされる根拠は以下の通りです。

第一に、シャルナークのアンテナが消えた際、マチが念糸で回収していた可能性が指摘されています。

第二に、200体もの人形はコルトピが会場内で作成していたのではないかという説があります。

第三に、クロロが戦闘中に自分の能力を事細かに説明した不自然さが挙げられます。

通常、念能力者は自分の能力を秘匿するものであり、あえて明かすのは何か裏があるのではないかという推測です。

第四に、ヒソカの予想を大幅に上回る念人形の数が疑問視されています。

第五に、クロロが戦いを長期間避けていた理由として、対ヒソカ用の能力を揃えるためだったのではないかという解釈があります。

これらの根拠から、タイマンに見せかけた集団戦だったという見方が生まれました。

作者解説で共闘説は否定されたのか

単行本34巻の巻末には、冨樫先生による解説が掲載されています。

この解説を根拠に「共闘説は否定された」と考える人もいます。

解説では、ヒソカが人形の数を読み違えた理由として「アナウンスによる命令を想定していなかったため」と示唆されています。

つまり、クロロ単独でも大量の人形を操ることは可能だったという解釈です。

また、冨樫先生は「マチが死ななかった理由」についても言及しており、共闘していたからではなく、別の理由があったことを匂わせています。

一方で、共闘説を完全に否定する明確な描写はありません。

読者の解釈に委ねられている部分が大きく、どちらの説も成り立つように描かれているとも言えます。

この曖昧さこそが、冨樫先生の意図的な仕掛けなのかもしれません。

クロロの念能力|盗賊の極意の仕組みと進化

クロロの念能力「盗賊の極意(スキルハンター)」は、作中でも屈指の強力な能力です。

他者の念能力を奪い取るという特質系ならではの能力は、クロロを最強クラスのキャラクターたらしめています。

この能力の詳細を解説します。

スキルハンターの発動条件と制約

盗賊の極意は、他者の念能力を盗み、自分の能力として使用できる能力です。

盗んだ能力は具現化した本「盗賊の極意」に封じ込められ、盗まれた相手はその能力を使えなくなります。

ただし、能力を盗むには厳しい条件を満たす必要があります。

条件 内容
条件1 相手の念能力を実際に見る
条件2 相手に対象念能力について質問し、相手がそれに答える
条件3 本の表紙の手形と相手の手のひらを合わせる
条件4 条件1〜3を1時間以内に行う

また、盗んだ能力を使用する際にも制約があります。

盗賊の極意を右手に持ち、使う能力のページを開いた状態でなければなりません。

そのため、同時に2つ以上の能力を使用することは基本的にできませんでした。

元の能力者が死亡すると、盗んだ能力のページは本から削除されて使えなくなるという制約も存在します。

栞のテーマで可能になった能力の併用

暗黒大陸編で、盗賊の極意に新たな能力「栞のテーマ(ダブルフェイス)」が追加されたことが明らかになりました。

これは両手を空けて使う能力を盗んだことをきっかけに、調整の結果として生まれた能力です。

具現化した栞を盗賊の極意に挟むことで、挟んだページの能力を本を閉じた状態でも維持・使用できるようになります。

さらに、栞を挟んだページの能力と開いたページの能力を併用することも可能です。

これにより、盗賊の極意最大の欠点であった「片手が使えなくなる」というデメリットが解消されました。

クロロの体術は大幅に向上し、複数の能力を組み合わせた強力な戦術が実現可能となっています。

クロロ自身は「おかげで厄介な制約は増えた」と述べていますが、新たな制約の詳細は明かされていません。

これまでに盗んだ念能力一覧

クロロがこれまでに使用した念能力を整理します。

能力名 効果 元の使用者
密室遊魚(インドアフィッシュ) 密閉空間でのみ存在する念魚を具現化し、痛みなく人体を捕食する 不明
不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス) 対象物を布で覆い縮小させる 梟(陰獣)
天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター) 対象者の未来を予言する詩を自動で書く ネオン=ノストラード
番いの破壊者(サンアンドムーン) 刻印した対象同士が接触すると爆発する 不明(流星街の長老)
携帯する他人の運命(ブラックボイス) アンテナを刺した相手を操作する シャルナーク(借用)
人間の証明(オーダースタンプ) 首のないコピー人形に命令を与えて操る 不明
神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク) 左手で触れた物体のコピーを作成する コルトピ(借用)
転校生(コンバートハンズ) 触れた相手と外見を入れ替える 不明

シャルナークとコルトピの能力は「借りている」形であり、返却が可能な状態でした。

しかし、両名がヒソカに殺害されたことで、これらの能力の扱いがどうなるかは不明です。

最新話で判明したクロロの目的|406話の衝撃展開

406話「神器」では、クロロの新たな目的が明らかになりました。

ブラックホエール号での行動には、ヒソカへの復讐以外にも重要な狙いがあったのです。

最新の展開を詳しく見ていきます。

ブラックホエール号に乗船した真の狙い

クロロがブラックホエール号に乗船した表向きの目的は、ヒソカを仕留めることです。

シャルナークとコルトピを殺害されたクロロは、ヒソカへの復讐を誓い、団員全員にヒソカの首を取るよう命じました。

しかし、406話でクロロの真の狙いが判明します。

クロロは船内で携帯電話を具現化する念能力を使用し、特定の能力を持つ人物を探していました。

その目的は、盗賊の極意(スキルハンター)を進化させることです。

進化を先に済ませないと、ヒソカを確実に仕留めることができないとクロロは考えていました。

つまり、ブラックホエール号への乗船には二つの目的があったのです。

一つはヒソカへの復讐、もう一つはスキルハンターの強化のための能力収集です。

三種の神器とスキルハンターの進化

クロロが探している「三種の神器」と呼ばれる能力の詳細が406話で示唆されました。

これらの能力を盗むことで、スキルハンターが進化するとクロロは語っています。

具体的にどのような能力なのかは完全には明かされていませんが、ブラックホエール号内でしか使用できない特殊な念能力が含まれている可能性があります。

船内には王位継承戦に関わる王子たちや、多数の念能力者が乗船しています。

彼らの中に、クロロが求める能力を持つ者がいると考えられます。

また、カキン王族に関連する「気場となる斎場」の存在もクロロは予想しており、上層への移動を計画しています。

三種の神器を揃えた後のスキルハンターの進化がどのようなものになるのか、今後の展開が注目されます。

ヒソカを確実に仕留める能力とは

クロロが「ヒソカを確実に仕留めるための能力」として何を想定しているのか、様々な考察がなされています。

一つの説として、「ターゲットを長時間閉じ込める能力」を探しているという推測があります。

密室遊魚(インドアフィッシュ)と組み合わせることで、ヒソカを痛みなく捕食し続け、蘇生できない状態にまで追い込むという戦略です。

また、「ブラックホエール号内でのみ使用できる念能力」という説もあります。

船という閉鎖空間でしか発動しない能力であれば、船を出れば追跡されることもありません。

さらに、クラピカの能力を狙っているという説も浮上しています。

クラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」や鎖の能力は、ヒソカを仕留めるのに十分な威力を持っているからです。

いずれにせよ、クロロは周到な準備をしてヒソカとの再戦に臨もうとしています。

クロロの強さはどれくらい?他キャラとの比較

クロロは作中でもトップクラスの実力者として描かれています。

具体的にどの程度の強さなのか、他のキャラクターとの比較を通じて検証していきます。

ゼノ・シルバ戦で見せた実力

クロロの戦闘能力が最初に示されたのは、ゾルディック家のゼノとシルバとの戦いでした。

ヨークシンシティ編において、クロロは伝説的な暗殺者であるゼノとシルバを同時に相手にして戦いました。

この二人はそれぞれが単独でも最強クラスの実力者です。

クロロは二人の能力を盗むことを狙っていましたが、「ありゃ盗めねーわ」とぼやくほど、相手の実力は想像以上でした。

しかし、二対一という不利な状況でも致命傷を負わず生存しています。

ゼノ自身、「もしクロロがこの戦闘で殺すことだけを考えていたら、シルバかわしのどちらかは死んでいた」と評価していました。

この発言から、クロロがゾルディック家の当主クラスと互角以上に渡り合える実力を持っていることがわかります。

強さランキングでの評価と立ち位置

ファン投票による強さランキングでは、クロロは常に上位に位置しています。

多くのランキングで5位前後の評価を受けており、メルエム、ネテロ、ジン、ヒソカに次ぐ実力者として認識されています。

人間キャラクターの中ではトップクラスに位置すると言えるでしょう。

ただし、キメラアントの王メルエムや護衛軍は生物としてのスペックが異なるため、彼らには及ばないというのが一般的な見解です。

ネテロ会長クラスの実力者にも、単独で勝利するのは難しいと考えられています。

一方で、頭脳の面ではさらに高い評価を受けています。

知略ランキングではパリストン、クラピカに次ぐ3位という評価もあり、戦闘能力だけでなく知性面でも優れていることがわかります。

ヒソカ・イルミとの関係性

ヒソカとの関係は、作中でも特に注目される因縁です。

ヒソカはクロロの力に興味を示し、一対一の決闘を目的として偽装入団しました。

天空闘技場での戦いではクロロが勝利しましたが、ヒソカの蘇生により決着はついていません。

現在、両者は船内で再戦に向けた駆け引きを続けています。

イルミとの関係も深いものがあります。

イルミはヒソカからの依頼でヒソカに変装し、旅団に潜入したことがありました。

また、暗黒大陸編ではイルミ自身が旅団のメンバーとして加入しています。

ヒソカより付き合いが長いと語るイルミですが、クロロとの具体的な関係性については多くが謎に包まれています。

ゾルディック家長男説が正しければ、イルミにとってクロロは腹違いの兄ということになりますが、現時点では推測の域を出ません。

クロロは死亡する?今後の展開を徹底予想

クロロの今後について、様々な予想が飛び交っています。

作者の発言や作中の伏線をもとに、考えられるシナリオを検証していきます。

作者発言から読み解く幻影旅団全滅説

冨樫義博先生はファンからの質問に対して、衝撃的な回答をしています。

「今後、クラピカは、幻影旅団はどうなるのでしょうか?」という質問に対し、「全員死にます。

」と答えたのです。

この発言から、幻影旅団のメンバー全員が物語の中で死亡する可能性が高いと考えられています。

団長であるクロロも例外ではないでしょう。

なぜ全員死なせることにしたのかについては、「幻影旅団はもう盗賊(ハンター)ではないから」という考察があります。

本来の目的である「サラサの仇を取ること」「流星街を守ること」から逸脱し、別の方向へ進んでしまった旅団に、作者は終焉を用意しているのかもしれません。

ただし、この発言がいつの時点での構想なのか、また本当にその通りに展開するのかは不明です。

クラピカに倒される可能性は

クロロがクラピカに倒されるという展開は、物語的に最も自然な決着と言えます。

クラピカの復讐対象として最大の存在がクロロであり、二人の因縁は物語の大きな軸となっています。

クラピカの「絶対時間(エンペラータイム)」は、緋の眼が発動した状態で全系統の能力を100%使用できる強力な能力です。

ただし、1秒の使用につき1時間寿命が縮むという致命的な制約があります。

クロロを倒すためにエンペラータイムを使用すれば、クラピカ自身の命も危険にさらされます。

両者が相打ちになるという展開も十分に考えられるでしょう。

また、「盗賊の極意がクラピカに奪われる」という説も存在します。

クラピカの「奪う人差し指の鎖(スチールチェーン)」で能力を奪い取る可能性も指摘されています。

生存ルートはあるのか|3つのシナリオ

クロロが生存するシナリオについても検討してみましょう。

第一のシナリオは、ヒソカに勝利した後で退場するパターンです。

ヒソカとの決着をつけた後、別の人物に倒されるという展開です。

この場合、クロロは自分の目的を一部達成した上で散ることになります。

第二のシナリオは、クラピカとの和解です。

クルタ族虐殺の真相が明らかになり、真の黒幕が別にいた場合、クラピカの復讐の矛先が変わる可能性もあります。

第三のシナリオは、旅団の本来の目的を達成して物語から姿を消すパターンです。

サラサの仇を討ち、流星街を守るという目的を果たした後、表舞台から退く展開も考えられます。

ただし、作者の「全員死にます」発言を踏まえると、生存ルートの可能性は低いと言わざるを得ません。

クロロの正体に関するよくある質問

クロロについて、読者から多く寄せられる疑問に回答していきます。

クロロとキルアに血縁関係はある?

現時点で、クロロとキルアの血縁関係は公式には確認されていません。

ゾルディック家長男説はあくまでファン考察であり、作中で明示された事実ではありません。

キルアはヨークシンシティ編でクロロと遭遇していますが、血縁関係を示す反応は見せていませんでした。

ゾルディック家の正当な後継者として育てられたキルアに、仮にクロロという兄がいたとしても、その存在を知らされていない可能性はあります。

しかし、それを裏付ける描写は作中にありません。

この謎が今後の物語で明らかになるのか、注目されています。

カルトが取り戻したい兄さんはクロロ?

カルトの「兄さんを取り戻す」という発言が誰を指しているのかは、長年の謎となっています。

グリードアイランド編で登場したカルトは、旅団に加入した理由として「兄さんを取り戻すため」と語りました。

一般的には、アルカを指していると解釈されています。

アルカはゾルディック家の中で特殊な存在として扱われており、「取り戻す」という表現に合致します。

しかし、選挙編でアルカが登場した際、カルトは直接的に関与していませんでした。

このことから、「兄さん」がアルカではなく別の人物を指している可能性も残されています。

クロロがゾルディック家の人間であるならば、カルトの言う「兄さん」がクロロである可能性も否定できません。

クロロはなぜネオンの前で泣いたのか

ヨークシンシティ編で、クロロがネオンの前で涙を流すシーンがあります。

このシーンは多くの読者に強い印象を残しました。

クロロはネオンに「死後の世界を信じるか」と問いかけています。

この質問は、ウボォーギンを失った直後のタイミングで発せられました。

普段は冷徹な団長として振る舞うクロロですが、仲間の死に対して哀悼の念を持っていることがこのシーンから読み取れます。

ネオンという「関係のない人物」の前だからこそ、クロロは感情を抑える必要がなかったのかもしれません。

団員の前では見せられない本来のクロロの姿が、一瞬垣間見えた場面だと解釈されています。

まとめ:ハンターハンター クロロの正体を徹底解説

  • クロロ=ルシルフルは幻影旅団の団長であり、流星街出身の26歳の特質系能力者である
  • 名前の由来は堕天使ルシファーであり、額の逆十字もこのモチーフに由来する
  • 作者は「クロロは望んで団長になったわけではない」と公式に発言している
  • ゾルディック家長男説は根強いが、現時点で公式に確認された事実ではない
  • 多重人格説は否定的見解が主流で、公私を使い分けているだけと考えられている
  • 幻影旅団は元々演劇集団であり、サラサの死をきっかけに盗賊団へと変貌した
  • クルタ族虐殺には旅団が関与しているが、第三者が黒幕である可能性も示唆されている
  • ヒソカとの天空闘技場での戦いでは勝利したが、共闘説の真相は明確にされていない
  • 406話で盗賊の極意の進化と「三種の神器」を求めていることが判明した
  • 作者の「全員死にます」発言から、クロロを含む旅団の全滅が予想されている
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