連載が再開されるたびに、世界中のファンが熱狂の渦に巻き込まれる『HUNTER×HUNTER』。
その魅力は、緻密に練られた念能力バトルだけでなく、物語の至る所に散りばめられた膨大な謎と伏線にあります。
「幻影旅団とヒソカの戦いの結末は?」「暗黒大陸の正体とは?」「ゴンの母親は誰なのか?」考え始めると止まらない考察の数々。
この記事では、そんな『HUNTER×HUNTER』の未回収の伏線や謎について、幻影旅団、暗黒大陸・王位継承戦、そして主人公ゴンに関するものまで、様々な考察サイトやファンの意見を交えながら網羅的に深掘りしていきます。
休載期間中の今だからこそ、壮大な物語の謎を一緒に考察し、連載再開に備えましょう。
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【幻影旅団の謎】ヒソカとの決着は?クルタ族虐殺の真相を考察
作中でも特に人気の高い敵役、幻影旅団。
彼らの過去や目的には、いまだ多くの謎が残されています。
ここでは、ヒソカとの因縁やクルタ族虐殺の真相など、旅団にまつわる最大の謎を考察します。
ヒソカvs幻影旅団の行方と「あと10人」の謎
天空闘技場でのクロロとの死闘に敗れ、一度は命を落としたヒソカ。
しかし、死後に強まる念で復活を遂げ、旅団員への復讐を開始しました。
シャルナークとコルトピを殺害した後、「あと10人」と宣言しましたが、この人数が当時の旅団員数と合わないことから、様々な憶測を呼んでいます。
この10人にクロロや、新たに入団したイルミが含まれているのか、あるいはヒソカがまだ殺しきれていないメンバーがいるのか、今後の展開から目が離せません。
ブラックホエール号内での全面戦争は避けられないでしょう。
イルミはヒソカに殺されている?成りすまし説を検証
ヒソカの依頼で幻影旅団に入団したイルミですが、ファンの間では「すでにヒソカに殺され、ヒソカがイルミに成りすましているのではないか」という説が有力視されています。
根拠として、36巻の表紙でイルミが口なしで描かれていること(死人に口なし)、377話で一人称が「オレ」からヒソカと同じ「ボク」に変化したこと、同コマの手の形が「ヒ」に見えることなどが挙げられます。
もしこの説が本当なら、旅団は内部に最も危険な敵を抱えていることになります。
クルタ族虐殺の真犯人は?流星街との関係
クラピカの同胞を皆殺しにした幻影旅団。
しかし、その動機や経緯には謎が多く残されています。
襲撃現場に残された「我々は何ものも拒まない だから我々から何も奪うな」というメッセージは、旅団の故郷・流星街の掟を示すものです。
このことから、クルタ族が何らかの形で流星街から何かを奪った(あるいは、そう仕向けられた)ことへの報復として、旅団が動いた可能性が高いと考えられます。
過去編で登場したシーラの存在や、緋の眼を収集している第4王子ツェリードニヒが黒幕であるという説も根強く、事件の真相はまだ闇の中です。
旅団結成のきっかけとなった「ビデオテープ」の正体
ヨークシンシティ編で、クロロの回想として唐突に描かれた「始めは ただ欲しかった」というモノローグと、子供たちがビデオテープを見ているシーン。
このビデオテープが旅団結成の鍵を握る重要なアイテムであると長年考察されてきました。
そして、395話以降の過去編で、彼らが元々は劇団「幻影旅団」であり、子供たちに吹き替え版のヒーロー映画を見せていたことが判明。
この「吹き替え」と、仲間サラサの悲劇的な死が、彼らを悪役を演じる盗賊団へと変貌させたのです。
カルトの入団目的は「兄さんを取り戻すため」の真意
ヒソカと入れ替わる形で幻影旅団に入団したゾルディック家の末弟、カルト。
彼の目的は「兄さんを取り戻すため」と語られていますが、この「兄さん」が誰を指すのかで意見が分かれています。
ゾルディック家の相関図でキルアに強い執着を見せていることから、ゴンと旅立ったキルアを取り戻したいという説が最も有力です。
また、ナニカに憑かれたアルカを元に戻すため、あるいは母親似のイルミを取り戻すためなど、様々な考察が存在します。
暗黒大陸へ向かう船にイルミと共に乗っていることから、その目的が明らかになる日も近いかもしれません。
【暗黒大陸・王位継承戦】未回収の伏線を徹底考察
物語の舞台はブラックホエール号に移り、カキン帝国の王位継承戦と暗黒大陸への渡航が同時に進行しています。
ここでは、複雑に絡み合うキャラクターたちの思惑と、壮大なスケールで広がる謎を考察します。
王位継承戦で生き残るのはどの王子か?
14人の王子たちが殺し合う過酷な王位継承戦。
現時点で生き残る可能性が最も高いとされているのは、第14王子ワブルです。
主人公の一人であるクラピカが護衛についており、物語の構造上、簡単に死ぬとは考えにくいためです。
逆に、上位王子であるベンジャミンやツェリードニヒ、ハルケンブルグなどは、それぞれが強大な力を持つがゆえに、互いに潰し合う展開が予想されます。
ビヨンドの子供(ソエモノ)は誰?
暗黒大陸探検隊の隊長であるビヨンド=ネテロは、自身の子供を「ソエモノ(刺客)」としてカキン王族に仕込んでいると語っています。
この子供が誰なのかはまだ判明していませんが、第8王子サレサレの護衛であるビルや、第13王子マラヤームの護衛であるロンギなどが候補として挙げられています。
中には、ワブルの母親であるオイト王妃こそがビヨンドの子ではないか、という大胆な考察も存在します。
五大厄災とナニカ(アイ)の関係性
暗黒大陸から持ち帰られ、人類に災いをもたらす「五大厄災」。
その一つであるガス生命体「アイ」の正体が、キルアの妹アルカに憑いている「ナニカ」であることは、ほぼ確実視されています。
ネテロと共に暗黒大陸へ渡ったゾルディック家のジグ=ゾルディックが持ち帰ったのではないかと考えられており、ナニカの存在が暗黒大陸の謎を解く鍵となることは間違いないでしょう。
ドン=フリークスは生きている?ジンの父親との関係
約300年前に暗黒大陸の探検記「新大陸紀行」を記した伝説の人物、ドン=フリークス。
ゴンの父親であるジンは、ドンが今も生きており、探検記の続編を執筆していると考えています。
フリークスという同じ姓を持つことから、ドンはジンの先祖、あるいは父親なのではないかという考察も根強くあります。
ゴンの物語が、この伝説の探探求者へと繋がっていくのかもしれません。
ジャイロは再登場するのか?
キメラアント編で、NGLの創設者としてその壮絶な過去が描かれたジャイロ。
キメラアントになるも自我を保ったまま姿を消し、「ゴンといつかどこかで会うだろう」とナレーションで示唆されました。
この伏線がまだ回収されていないため、再登場は確実視されています。
パリストンが保有する5000体のキメラアントに紛れて暗黒大陸に渡り、ゴンの前に最後の敵として立ちはだかるという展開も予想されています。
【主人公ゴンの謎】母親の正体と念能力の未来
キメラアント編での壮絶な戦いの後、念能力を失い、物語の第一線から退いている主人公ゴン。
彼の復活と、いまだ明かされていない出生の秘密について考察します。
ゴンの母親は誰?作中登場済みキャラクターから考察
ジンが残したテープでその存在が示唆されたものの、ゴン自身が聞くことを拒んだため、母親の正体は謎のままです。
作者の冨樫先生が過去に「ゴンの母親はすでに作中に出ている」と発言したという情報(真偽不明)もあり、ファンの間では様々な考察がなされています。
有力な候補としては、選挙編で登場した医ハンターのサンビカ=ノートン(名前のアナグラムやジンとの関係性が示唆される)や、クラピカの過去編に登場したシーラなどが挙げられています。
ゴンは念能力を取り戻せるのか?ゴンさん化の代償
ネフェルピトーを倒すため、「もうこれで終わってもいい」という強大な誓約と制約を自身に課し、強制的に肉体を成長させたゴン。
その代償として、現在は念能力が使えない状態になっています。
ジンは「オーラが見えなくなっただけで、元に戻っただけ」と語っていますが、主人公であるゴンがこのまま終わるとは考えにくいです。
ナニカによる治療とは別の方法で、例えば暗黒大陸にある「万病に効く香草」や、新たな気づきを得ることによる特質系への覚醒など、何らかの形で復活を遂げる伏線だと考えられます。
【最新話410話】休載直前の展開と今後の予想
2024年12月に公開された410話を最後に、物語は再び休載期間に入りました。
休載直前の怒涛の展開から、今後の物語を予想します。
モレナとボークセンの交渉ゲームの行方
エイ=イ一家の組長モレナと、第4王子私設兵のボークセンとの間で行われた交渉ゲーム。
ボークセンが最後に「YES」を選んだのは、モレナが仕掛けたペナルティ(操作系能力)によるものでした。
しかし、ボークセンもまだ何か考えがある様子を見せており、単純にモレナの軍門に下ったわけではなさそうです。
カキン国を破壊したいモレナと、国を守りたいボークセンの関係がどう変化していくのか注目です。
ツェリとハルケンブルグの共謀とベンジャミンの運命
最新話で最も衝撃的だったのは、第4王子ツェリードニヒと第9王子ハルケンブルグが共謀し、第1王子ベンジャミンを追い詰めているという展開です。
ベンジャミンは余命10時間と宣告されており、絶体絶命の状況に立たされています。
これまで対立しているように見えた王子たちの水面下での繋がりが明らかになり、王位継承戦はさらに混沌としてきました。
クラピカとチョウライ王子は脱出できるのか?
ベンジャミンによる戒厳令が発令される中、第3王子チョウライがマフィアの通路を使って脱出を図っていることが示唆されました。
ワブル王子を保護するクラピカも、この脱出計画に合流する可能性が高いです。
この脱出劇の鍵を握るのが、念能力によって幽霊となったカチョウの存在。
彼女が情報の仲介役となり、クラピカとチョウライが水面下で連携していたのではないかと考察されています。
ハンターハンターに関するQ&A
最後に、『HUNTER×HUNTER』に関する長年の謎や、よくある質問についてまとめました。
作者が語った「クラピカと旅団は全員死ぬ」は本当?
過去に作者の冨樫先生が、ファンからの「クラピカと幻影旅団はどうなりますか?」という質問に対し、「全員死にます」と回答したというエピソードは非常に有名です。
これを文字通り受け取るならば、ブラックホエール号で繰り広げられるであろう両者の戦いは、相打ちという形で全員が死亡する悲劇的な結末を迎えることになります。
しかし、「人間はいつか必ず死ぬ」という比喩的な意味である可能性も高く、その真意は物語の結末を見届けるまで分かりません。
センリツの「闇のソナタ」の正体とは?
かつて呪いの楽曲「闇のソナタ」を聴いたことで、その姿を異形に変えられてしまったセンリツ。
彼女はその楽譜を探し、これ以上犠牲者が出ないようにするためにハンターとなりました。
この「闇のソナタ」は魔王が作曲したとされており、暗黒大陸に由来するものである可能性が非常に高いです。
現在、王位継承戦に参加しているセンリツが、暗黒大陸でその謎を解き明かし、元の姿に戻るための手がかりを見つけることができるのか注目されます。
ゾルディック家の謎(ジグ・ゾルディックの正体など)
キルアの実家である暗殺一家ゾルディック家にも、多くの謎が残されています。
特に、キルアの高祖父マハと共に名前が挙がるジグ=ゾルディックは、かつてネテロ会長と共に暗黒大陸へ渡った人物とされており、その正体や目的は一切不明です。
彼が五大厄災の一つであるナニカ(アイ)を人間界に持ち込んだ張本人ではないかと考察されています。
まとめ:HUNTER×HUNTERの壮大な伏線と考察
- 幻影旅団とヒソカの戦いはブラックホエール号で激化し、イルミがヒソカに成り代わっている可能性がある
- クルタ族虐殺の裏には、流星街の掟や第4王子ツェリードニヒが関わっているという説が有力
- 王位継承戦はワブル王子が生き残る可能性が高く、ビヨンドの子供が誰なのかが焦点となる
- 暗黒大陸の謎は、五大厄災やドン=フリークス、ジャイロの再登場によって解き明かされていく
- ゴンの母親の正体は未だ不明だが、作中登場済みのサンビカ=ノートン説などが考察されている
- ゴンは念能力を失っているが、主人公として何らかの形で復活を遂げると予想される
- 最新410話では、王子間の共謀や脱出計画が明らかになり、物語が大きく動いた
- 作者の「クラピカと旅団は全員死ぬ」という発言の真意は、物語の結末で明らかになる
- センリツが探す「闇のソナタ」は暗黒大陸由来の可能性が高い
- ゾルディック家のジグが、暗黒大陸の謎を解く鍵を握る人物として注目されている
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