【ハンターハンター】クロロのかっこいい理由！名言・登場回も解説

『HUNTER×HUNTER』に登場する幻影旅団の団長、クロロ=ルシルフル。

その圧倒的なカリスマ性と謎に包まれた存在感で、多くのファンを魅了し続けています。

「クロロのかっこいいシーンはどこ？」「そもそもクロロってどんなキャラクターなの？」と感じている方もいるのではないでしょうか。

この記事では、クロロが「かっこいい」と言われる理由を外見や内面、強さなど多角的に分析し、彼の魅力が凝縮された名言・名シーン、さらにはアニメや漫画の登場回まで徹底的に解説します。

最後まで読めば、クロロ=ルシルフルというキャラクターの奥深い魅力のすべてがわかります。

『HUNTER×HUNTER』最強のモテ男！クロロがかっこいいと言われる5つの理由

クロロ=ルシルフルが多くのファンから「かっこいい」と支持される理由は、単なる外見や強さだけではありません。

彼の魅力は、知性や内面の複雑さ、そして時折見せる人間味あふれるギャップによって多層的に構成されています。

ここでは、クロロのかっこよさを形成する5つの核心的な理由を深掘りします。

【外見】オールバックと下ろし髪のギャップがたまらない

クロロのビジュアルで最も特徴的なのは、ヘアスタイルによる印象の大きな変化です。

幻影旅団の団長として行動する際は、額の十字の刺青を見せるオールバックで、知的かつ冷徹なリーダーの雰囲気を漂わせます。

一方で、変装時や普段の姿では前髪を下ろしており、ミステリアスでどこか儚げな美青年の顔を見せ、このギャップが多くのファンを惹きつけています。

背中に逆十字が描かれた黒いコートや両耳のイヤリングも、彼の中二病的な魅力を引き立てる重要な要素です。

【強さ】底知れない戦闘能力と最強の念能力「盗賊の極意」

クロロの強さは、作中でも屈指の実力を誇ります。

暗殺一家ゾルディック家のトップであるシルバとゼノを同時に相手にしても渡り合うほどの卓越した体術を持っています。

さらに、彼の念能力である特質系の「盗賊の極意（スキルハンター）」は、他者の念能力を盗み、自分のものとして使用できるという非常に強力かつversatileな能力です。

この底知れない戦闘能力が、彼のカリスマ性を確固たるものにしています。

【知性】冷静沈着な頭脳とリーダーとしてのカリスマ性

クロロは、ただ強いだけのキャラクターではありません。

常に冷静沈着で、鋭い思考力と洞察力を持ち合わせています。

幻影旅団という個性豊かで凶悪なメンバーたちをまとめ上げ、的確な指示で数々の困難なミッションを成功させてきました。

彼の言葉一つで旅団全体が動く様は、絶対的なリーダーとしてのカリスマ性を物語っています。

敵であるクラピカの人物像を短時間で見抜くなど、その頭脳のキレは戦闘以外でも発揮されます。

【内面】仲間を想う優しさと冷徹さの二面性

クロロの性格は、冷徹で無慈悲な一面と、仲間を深く想うセンチメンタルな一面が同居している点で非常に複雑です。

無関係な一般人を躊躇なく巻き込む残忍さを持ちながら、殺された仲間ウボォーギンのためには鎮魂曲を捧げ、涙を流すこともあります。

「生かすべきは団長の自分ではなく旅団全体」という信念からも、彼が仲間を単なる手駒ではなく、かけがえのない存在として大切にしていることがうかがえます。

この二面性が、キャラクターに深みを与え、敵でありながらも惹きつけられる魅力となっています。

【人間味】時折見せる「ありゃ盗めねーわ」等のフランクな一面

常に冷静で完璧に見えるクロロですが、時折見せる人間らしい一面も彼の魅力の一つです。

シルバとゼノとの戦闘後には「しんどー ありゃ盗めねーわ」と年相応の青年のようにぼやいたり、ネオンとの会話では冗談を交えながら気さくに振る舞う姿も見せました。

こうした完璧なリーダーとしての姿とのギャップが、彼のキャラクターをより親しみやすく、魅力的に感じさせます。

【名言・名シーン】クロロのかっこよさが爆発するエピソード集

クロロのかっこよさは、物語の様々なシーンで発揮されます。

彼の哲学や覚悟、そして圧倒的な存在感を示す名言や名シーンは、読者に強烈なインパクトを残しました。

ここでは、特にクロロの魅力が際立つエピソードを厳選して紹介します。

ヨークシンシティ編：指揮者として奏でる「鎮魂曲（レクイエム）」のかっこよさ

ヨークシンシティ編で最も象徴的なシーンの一つが、ウボォーギンのために捧げた鎮魂曲の場面です。

マフィアとの抗争が激化する街を見下ろしながら、クロロは指揮者のように腕を振り、こう呟きます。

「ウヴォーさん、聞こえますか？オレ達からあなたへの鎮魂曲(レクイエム)です」

仲間の死を悼み、大規模な破壊行為を「鎮魂曲」と表現する彼の独特の美学とカリスマ性が凝縮された、屈指の名シーンです。

VSゼノ＆シルバ戦：達人との戦闘を楽しむ余裕と実力

マフィアに雇われた最強の暗殺者、ゼノとシルバを同時に相手取った戦闘シーンは、クロロの戦闘能力の高さを証明しました。

絶体絶命の状況にもかかわらず、彼はどこか戦闘を楽しんでいるかのような余裕すら見せます。

戦いが中断された後、ゼノに「一つ聞いていいかい？一対一で戦ったらオレとあんたどっちが勝つ？」と問いかける姿は、強者としての自信と探究心に満ち溢れており、非常に印象的です。

ヒソカとの決闘：「100％オレが勝つ」絶対的な自信と緻密な戦略

念願叶ってヒソカとのデスマッチが実現した天空闘技場での戦いでは、クロロの用意周到さと絶対的な自信が光りました。

戦いの前に、使用する能力の手の内をヒソカにあえて明かし、その上で「挑発するわけではなく100％オレが勝つ」と断言します。

観客や審判をも巻き込んだ大規模かつ残虐な戦略でヒソカを追い詰める姿は、彼の冷徹な頭脳と勝利への執着をまざまざと見せつけました。

クラピカとの対峙：「死を受け入れている」と評される圧倒的な覚悟

クラピカに捕らえられ、念能力を封じられた絶望的な状況でも、クロロは一切動じませんでした。

彼の心音を聞いたセンリツは「死を身近にあるものとして完全に受け入れている音」と評し、その常人離れした精神性に驚愕します。

「もう一度言ってやろうか？オレにとってこの状態は 昼下がりのコーヒーブレイクと何ら変わらない平穏なものだ」というセリフは、彼の死生観と覚悟を象徴する名言です。

幻影旅団の結成秘話：仲間を守るために悪党となった過去

クロロの冷徹な性格の根源には、流星街での悲しい過去があります。

幼少期、仲間の少女サラサが無惨に殺された事件をきっかけに、彼はこれ以上の犠牲者を出さないため、自らが悪党となり仲間を守ることを決意しました。

当初はウボォーギンにリーダーを託そうとしましたが、仲間たちに推される形で団長となった経緯は、彼のカリスマ性が生まれつきのものであることを示唆しています。

クロロ=ルシルフルとは何者？基本プロフィールを総まとめ

クロロ=ルシルフルは、『HUNTER×HUNTER』の物語における重要なキーパーソンです。

彼の基本的なプロフィールや能力を知ることで、そのキャラクターへの理解がさらに深まります。

ここでは、クロロの基本的な情報を網羅的にまとめました。

クロロの基本情報一覧（年齢・身長・声優など）

クロロの基本的なプロフィールは以下の通りです。

項目	内容
年齢	26歳
所属	幻影旅団団長（団員No.0）
身長	177cm
体重	68kg
血液型	AB型
利き手	左
出身地	流星街
念系統	特質系
声優(CV)	永野善一（1999年版）、宮野真守（2011年版）

幻影旅団の創設者にして団長という立場

クロロは、A級首の盗賊団「幻影旅団」を創設したリーダーです。

団員ナンバーは0番で、旅団の頭脳として絶対的な決定権を持っています。

彼の命令は最優先事項であり、メンバーは彼に絶大な信頼を寄せています。

「蜘蛛」とも呼ばれる旅団の活動理念は「欲しいモノは盗む、邪魔するヤツは殺す」というシンプルなものですが、その根底には流星街の出身者としての仲間意識や独自の価値観が存在します。

念能力「盗賊の極意（スキルハンター）」の詳細と盗んだ主な能力

クロロの念能力「盗賊の極意（スキルハンター）」は、厳しい制約をクリアすることで他者の念能力を盗み、具現化した本に封じ込めて自在に使える特質系の能力です。

盗んだ能力を使う際は右手で本を開いておく必要がありますが、「栞のテーマ（ダブルフェイス）」という追加能力により、本を閉じても能力を発動させたり、二つの能力を同時に使用したりすることが可能になりました。

作中で使用が確認された主な能力には以下のようなものがあります。

• 密室遊魚（インドアフィッシュ）：閉鎖空間で人肉を喰らう念魚を具現化する。
• 不思議で便利な大風呂敷（ファンファンクロス）：覆ったものを小さくする風呂敷を具現化する。
• 天使の自動筆記（ラブリーゴーストライター）：対象の未来を自動書記で占う。
• 番いの破壊者（サンアンドムーン）：触れた対象に太陽と月の刻印を付け、触れ合うと爆発させる。
• 神の左手悪魔の右手（ギャラリーフェイク）：触れた物体をコピーする。

クロロのモデルはL’Arc～en～Cielのhydeという噂は本当？

クロロのキャラクターデザインについて、作者の冨樫義博先生がL’Arc～en～Cielのボーカリストであるhydeさんをモデルにしたと語っていたという情報があります。

ミステリアスな雰囲気や中性的な顔立ち、そして時折見せる鋭い眼光など、確かに両者には共通する魅力を感じ取ることができます。

この事実はファンの間では広く知られており、クロロのかっこよさを語る上で度々話題に上がります。

【完全ガイド】クロロのかっこいい姿を見たい！アニメ・漫画の登場回まとめ

クロロの魅力に触れ、「彼の活躍をもっと見たい」と思った方も多いでしょう。

ここでは、アニメ（2011年版）と漫画でクロロが登場する主要な回をまとめました。

これを参考に、クロロのかっこいいシーンを存分に堪能してください。

アニメでクロロが登場するのは何話？初登場回は？

2011年放送版のアニメでクロロが本格的に登場し、活躍するのは「ヨークシンシティ編」です。

具体的には、第39話から第58話あたりが幻影旅団とクロロのメインストーリーとなります。

クロロの初登場シーンからクラピカとの対決まで、彼の魅力が詰まったエピソードが続きます。

また、その後の「グリードアイランド編」の第66話でも、除念師を探す場面で一瞬だけ姿を見せています。

漫画でクロロが登場するのは何巻？包帯姿はどこで見れる？

漫画では、8巻の終盤で幻影旅団が全員集合するシーンで本格的に登場します。

ヨークシンシティ編が描かれるのは、主に8巻から13巻にかけてです。

特に、ネオンから能力を盗むために前髪を下ろし、額に包帯を巻いた姿が見られるのは11巻です。

同じく11巻ではゼノ＆シルバとの激闘も描かれています。

その後、休載を挟み、天空闘技場でのヒソカとの決闘（34巻～）や、暗黒大陸へ向かう船内（36巻～）でも登場し、物語の重要な役割を担っています。

まとめ：クロロのかっこいい魅力の全て

この記事では、『HUNTER×HUNTER』の人気キャラクター、クロロ=ルシルフルが「かっこいい」と言われる理由から、名言・名シーン、プロフィール、登場回までを網羅的に解説しました。

彼の魅力は、外見のギャップ、圧倒的な強さ、冷静な知性、そして冷徹さと仲間愛が同居する複雑な内面にあります。

紹介したエピソードや登場回を参考に、ぜひクロロ=ルシルフルというキャラクターの奥深い世界に触れてみてください。