ジョジョ6部でジョルノは死亡した?一巡後の世界の謎を徹底解説

「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」の物語は、衝撃的な展開の連続で、多くのファンに様々な憶測を呼びました。

特に、第5部の主人公であったジョルノ・ジョバァーナが6部に登場しなかったことから、「ジョルノは死亡したのではないか?」という噂が広まりました。

この記事では、ジョジョ6部におけるジョルノの動向、主人公の死亡やバッドエンドと評される結末の真相、そして「もしもジョルノとプッチ神父が戦ったらどうなっていたのか?」という誰もが気になるifストーリーまで、あらゆる疑問に答えていきます。

一巡後の世界でジョルノはどうなったのか、転生キャラ一覧の真実、さらにはジョジョ9部での登場の可能性についても、調査結果を基に詳しく解説します。

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目次

『ジョジョ』6部でジョルノは死亡した?という疑問を徹底解説

ジョルノ・ジョバァーナのその後と6部での立ち位置

結論として、ジョルノ・ジョバァーナは第6部「ストーンオーシャン」の作中において、登場しておらず、もちろん死亡もしていません。

第5部「黄金の風」の結末で、彼はギャング組織「パッショーネ」の新たなボスとなりました。

その後の物語である第6部では、DIOの息子たちがプッチ神父に引かれてフロリダに集結しましたが、ジョルノがその場に現れることはありませんでした。

この点について、作者の荒木飛呂彦氏は「なぜ来なかったのかは謎だが、フロリダのどこかには来ていたのかもしれない」と、含みのあるコメントを残しています。

ファンの間では、ジョルノが登場しなかった理由について、いくつかの考察がされています。

一つは、パッショーネのボスとして麻薬チームの撲滅など、多忙な日々を送っていたため動けなかったという説です。

もう一つは、彼のスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の能力が強力すぎるため、物語のバランスを考慮して意図的に登場させなかったという説です。

いずれにしても、ジョルノは6部の物語の裏で、イタリアの平和を守るために活動していたと考えるのが自然でしょう。

なぜ?ジョジョ6部で主人公が死亡する衝撃の結末

ジョジョ第6部「ストーンオーシャン」が読者に与えた最大の衝撃は、主人公である空条徐倫をはじめ、主要な仲間たちが次々と死亡してしまう結末です。

この悲劇的な展開は、ラスボスであるエンリコ・プッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」がもたらしました。

「メイド・イン・ヘブン」は、生物以外の時間を無限に加速させる能力を持ち、その結果、宇宙は一巡して新しい世界へと作り変えられてしまいます。

徐倫たちは、この圧倒的な能力の前に為す術なく、プッチ神父との最終決戦で命を落としました。

この結末は、多くのファンから「バッドエンド」と呼ばれています。

しかし、この結末には物語のテーマを完結させるための重要な意味が込められています。

それは、ジョースター家の血統に続く「運命との戦い」と「人間の魂の賛歌」です。

徐倫たちは肉体的には敗北しましたが、その魂と意志はエンポリオ少年へと託されました。

彼女たちの犠牲があったからこそ、エンポリオはプッチを倒し、DIOから続く100年以上の因縁に終止符を打つことができたのです。

つまり、主人公の死は、次世代への希望を繋ぐための、物語上必要不可欠な展開だったと言えます。

6部のジョルノが看守という噂をなんJなどから調査

結論から言うと、「ジョジョ6部にジョルノが看守として登場していた」という噂は、事実無根のデマです。

この噂が広まった背景には、作中に登場するグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所の看守の一人、「ソニー・リキール」の存在があります。

彼の髪型が、ジョルノの特徴的なコロネのような前髪と少し似ていたことから、一部のファンの間で「あれは変装したジョルノではないか?」という憶測が生まれました。

特に、匿名掲示板のなんJ(なんでも実況J)などでは、この「ジョルノ看守説」が面白おかしく語られることがありました。

しかし、作中でソニー・リキールがジョルノであることを示唆する描写は一切ありません。

彼は物語の序盤に少し登場するだけのモブキャラクターであり、スタンド能力を持っているわけでもなく、物語の本筋に全く絡むことはありませんでした。

前述の通り、ジョルノは6部の時点ではイタリアでパッショーネのボスとして活動していると考えるのが自然であり、わざわざ変装してアメリカの刑務所で看守をする理由が存在しないのです。

この噂は、ファンの間で生まれた単なるジョークや都市伝説のようなものと理解しておくのが正しいでしょう。

悲劇だけじゃない?ジョジョ6部のバッドエンドの解釈

ジョジョ6部の結末は、主人公たちが全員死亡するという点から「バッドエンド」と捉えられがちですが、その解釈は一面的なものに過ぎません。

むしろ、この結末は「希望に満ちた新たな始まり」を描いていると解釈することができます。

プッチ神父が目指した「天国」とは、全人類が自らの運命を事前に知ることで「覚悟」を持つ世界のことであり、それは一種のディストピアでした。

徐倫たちの犠牲と、その意志を継いだエンポリオの戦いによって、プッチの野望は阻止されました。

その結果、プッチが作り変えようとした一巡後の宇宙は消滅し、プッチという存在が最初からいなかった、全く新しい世界が誕生したのです。

この新世界では、徐倫によく似た「アイリン」という女性が登場し、仲間たちもまた、より幸福な人生を歩んでいることが示唆されています。

これは、DIOから始まったジョースター家の呪われた運命が完全に断ち切られ、彼らの魂がようやく解放されたことを意味します。

つまり、6部の結末は、キャラクターたちの肉体的な死という悲劇を描きつつも、魂の救済と未来への希望という、より大きなテーマを描いた「真のハッピーエンド」への序章と捉えることができるのです。

ジョジョの一巡後に転生したキャラ一覧はある?

プッチ神父が倒された後に誕生した新しい世界では、6部で死亡したキャラクターたちによく似た人物が登場します。

ただし、これは厳密に言えば「転生」とは少し異なります。

プッチによる宇宙の一巡が不完全に終わったため、歴史の修正力によって生まれた「パラレルワールドの別人」と理解するのが最も近いです。

彼らは元のキャラクターの魂を受け継いでいるかのような雰囲気を持っていますが、名前や性格、境遇は異なっています。

以下に、主要キャラクターが新世界でどのような人物になったかをまとめました。

6部までのキャラクター新世界のキャラクター備考
空条徐倫アイリン刑務所に入ることなく、恋人と共に父に会いに行く幸福な女性。
エルメェス・コステロ不明アイリンの姉として存在が示唆されている。
ウェザー・リポート不明アナキスと共にヒッチハイクしていた青年。ウェザーとは異なる明るい性格。
ナルシソ・アナスイアナキスアイリンの恋人。服装の趣味は似ているが、ストーカー気質はない。
空条承太郎不明(アイリンの父)直接の登場はないが、アイリンが「お父さん」に会いに行くと言及している。

このように、プッチという脅威が存在しない世界線では、彼らは皆、本来歩むはずだったかもしれない、より穏やかで幸せな人生を送っているのです。

『ジョジョ』6部でジョルノが死亡しなかった根拠とifストーリー

ジョジョの一巡後はつまらない?その後の世界を考察

「ジョジョ6部の結末、一巡後の世界はつまらない」という感想を持つファンがいるのは事実です。

この意見の根底にあるのは、やはり長年親しんできたキャラクターたちを失った「喪失感」でしょう。

空条承太郎や徐倫といった、シリーズを象徴するキャラクターたちが物語から退場し、よく似た別人(アイリンたち)が登場するという展開は、一部の読者にとっては受け入れがたいものだったかもしれません。

物語がリセットされ、これまでの戦いの歴史がなかったことのように感じられてしまうことに、寂しさや虚しさを覚えるのは自然な感情です。

しかし、一方でこの「リセット」には、物語を未来へ繋ぐための重要な役割がありました。

作者の荒木飛呂彦氏は、DIOとの100年にわたる因縁を描き切ったことで、ジョースター家の物語に一つの区切りをつけました。

そして、この6部の結末を以て世界観を一新し、第7部『スティール・ボール・ラン』以降、全く新しい舞台で新たな「ジョジョの物語」をスタートさせたのです。

この大胆な決断があったからこそ、「ジョジョの奇妙な冒険」というシリーズはマンネリ化することなく、現在もなお斬新な物語を生み出し続けています。

「つまらない」と感じる気持ちも理解できる一方で、この結末はシリーズの長寿を支えるための、必要不可欠なターニングポイントだったと言えるでしょう。

もしジョルノとプッチが戦ったらどうなる?

これはファンの間で最も白熱する議論の一つですが、結論としては、ジョルノ・ジョバァーナがプッチ神父に勝利する可能性が極めて高いと考えられます。

両者のスタンド能力を比較すると、その理由が明確になります。

プッチ神父の最終スタンド「メイド・イン・ヘブン(MIH)」は、時間を無限に加速させるという、宇宙規模の恐るべき能力です。

しかし、ジョルノの「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(GER)」の能力は、それをさらに上回る概念的なものです。

GERの能力は「それに攻撃したり、能力を使ったりしようとする意思や動作の力を『ゼロ』に戻す」というもの。

つまり、プッチがMIHを発動して「時間を加速させる」という行動を起こそうとした瞬間、GERはその行動自体を「なかったこと」にしてしまうのです。

プッチは、時間を加速させるという「真実」にさえ到達することができません。

ディアボロが「死」という真実に永遠に到達できなくなったように、プッチもまた、GERの前では自身の能力を発動することすらできずに無力化されてしまうでしょう。

スタンド名ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム (GER)メイド・イン・ヘブン (MIH)
本体ジョルノ・ジョバァーナエンリコ・プッチ
能力の核心真実に到達させない(原因と結果の法則を支配)時間を無限に加速させる(全宇宙の因果を操る)
対決の展望圧倒的有利。MIHが発動する、という結果そのものを「ゼロ」に戻し、完全に無力化する可能性が高い。極めて不利。GERの能力の対象となった場合、スタンドを発動することさえ許されずに敗北する可能性が高い。

このように、GERはスタンド能力の強さの序列の中でも別格の存在であり、もしジョルノが6部の戦いに参加していたら、物語は全く違う形で決着していたかもしれません。

結局ジョジョでジョルノは死亡したという事実はない

この記事で繰り返し述べてきた通り、「ジョジョの物語の中でジョルノ・ジョバァーナが死亡した」という事実は一切ありません。

この「死亡説」は、第6部「ストーンオーシャン」に彼が登場しなかったことと、物語の結末で宇宙が一巡したという特殊な状況が組み合わさって生まれた、完全な誤解です。

多くの読者が「宇宙が一巡したなら、そこにいなかったジョルノも何らかの影響を受けたのでは?」「もしかしたら消滅してしまったのでは?」と考えたことから、このような噂が広まったと考えられます。

しかし、作中の情報を整理していくと、ジョルノが生存していることはほぼ確実と言えます。

まず、彼は6部の物語の舞台であるアメリカにはおらず、イタリアで活動していました。

そして、後述するように、彼のスタンド能力を考えれば、宇宙一巡の影響さえも受けなかった可能性が高いのです。

したがって、ジョジョの正史においてジョルノは健在であり、今もイタリアのどこかで平和のために力を尽くしていると考えるのが最も妥当な結論です。

一巡後の世界でもジョルノは影響を受けない?

はい、その可能性が非常に高いと考えられます。

これは、ジョルノのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム(GER)」が持つ、規格外の能力に起因します。

プッチ神父の「メイド・イン・ヘブン(MIH)」は、宇宙全体の時間を加速させ、全生命を新たな宇宙へと導く壮大な能力です。

しかし、GERの能力は「あらゆる物事の『真実』への到達を妨げる」という、因果律そのものに干渉する力です。

この能力の前では、MIHによる時間加速という「現象」さえも例外ではありません。

具体的に言うと、MIHが引き起こす「宇宙が一巡する」という結果がジョルノに及ぼうとした瞬間、GERはその結果(=ジョルノが一巡の影響を受けるという真実)を「ゼロ」に戻してしまうと考えられます。

ジョルノ自身は、周りの世界がどれだけ加速しようとも、全く影響を受けずにその場に存在し続けることができるのです。

6部の結末でエンポリオだけが唯一、一巡後の世界に元の世界の記憶と存在を保ったまま移動できましたが、これはプッチの干渉による例外的なものでした。

しかしジョルノは、自身のスタンド能力によって、誰からの干渉も受けずに、自律的に宇宙の法則から逸脱できる唯一の存在と言えるかもしれません。

このことから、ジョルノはプッチが引き起こした天変地異からも完全に守られ、元の世界のまま存在し続けていると考察するのが最も有力です。

ジョジョ9部でジョルノが登場する可能性は?

結論から述べると、現時点でその可能性は極めて低いと言わざるを得ません。

その最大の理由は、物語の舞台となる世界線が異なるためです。

第7部『スティール・ボール・ラン』から始まった物語は、第1部から第6部まで続いてきた世界とは異なる、いわゆる「SBR世界」と呼ばれるパラレルワールドです。

現在連載中の第9部『The JOJOLands』も、このSBR世界の物語の続きとなります。

この世界では、ジョニィ・ジョースターや東方定助といった、元の世界のキャラクターによく似た名前や設定を持つ人物が登場しますが、彼らはあくまで別人です。

そのため、私たちが知る第5部の主人公ジョルノ・ジョバァーナが、そのままの形で9部に登場することは考えにくいです。

もちろん、今後の展開で「ジョルノ」という名前を持つキャラクターや、「ゴールド・エクスペリエンス」に似た能力を持つスタンド使いがパラレルワールドの存在として登場する可能性はゼロではありません。

しかし、『The JOJOLands』の物語はまだ始まったばかりであり、現時点ではそのようなキャラクターが登場するという情報はありません。

ファンとしては期待したいところですが、まずは9部の新たな主人公、ジョディオ・ジョースターの活躍を見守るのが良いでしょう。

まとめ:ジョジョ6部でジョルノが死亡したという噂の真相

  • ジョジョ6部においてジョルノ・ジョバァーナは登場せず、死亡もしていない
  • 6部に登場しなかったのは、物語の都合や能力が強力すぎたためと考察される
  • ジョルノが看守だったという噂は、髪型が似ているだけの別人であり事実無根である
  • 6部の結末は主人公たちが死亡するが、それはDIOとの因縁を断ち切る希望の物語である
  • 宇宙が一巡した後の世界では、主要キャラクターはよく似た別人として幸福に暮らしている
  • もしプッチ神父と戦えば、GERの能力でジョルノが勝利する可能性が極めて高い
  • GERの能力により、ジョルノは宇宙が一巡する影響を受けなかったと考えられる
  • 「一巡後はつまらない」という意見は、愛着のあるキャラを失った喪失感からくるものである
  • ジョルノ死亡説は、6部に登場しなかったことから生まれた完全な誤解である
  • 7部以降は世界線が異なるため、9部『The JOJOLands』にジョルノが登場する可能性は低い
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