キングダム合従軍の裏切り者は誰?斉の離脱理由と結末を解説

キングダムのアニメ3期、合従軍編の最後に示唆された「裏切り者」の存在。

秦国が滅亡の危機に瀕する中、この裏切り者が誰なのか気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、アニメで示された合従軍の裏切り者の正体から、秦国内で裏切りが疑われた王翦や昌平君の動向、そして壮絶な合従軍編の結末まで、ファンの疑問に答える形で徹底的に解説します。

合従軍編で散っていった死亡キャラや、戦いの勝敗を分けたポイントも紹介するので、物語の核心に迫る情報が満載です。

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目次

キングダム合従軍の「裏切り者」の正体とは?アニメの伏線を徹底解説

キングダム合従軍編における最大の謎の一つ、「裏切り者」の存在。

物語の緊張感を一気に高めたこの伏線について、その正体と背景を詳しく解説します。

結論:アニメ3期で示唆された裏切り者は「斉国」

アニメ3期24話の最後で言及された「この合従軍には裏切り者が居る」という台詞の裏切り者とは、結論から言うと合従軍から離脱した「斉国」のことです。

当初、趙国の李牧が結成した合従軍には趙、楚、魏、燕、韓、そして斉の六国が参加する予定でした。

しかし、開戦前に斉国が同盟から離脱したため、合従軍側から見て「裏切り者」と表現されています。

秦国内の人物が裏切ったわけではありません。

なぜ斉は合従軍を裏切ったのか?蔡沢の外交と史実の背景

斉国が合従軍を離脱した理由は、秦国の外交官・蔡沢(さいたく)による交渉が成功したためです。

蔡沢は斉国の王である王建王と面会し、「合従軍に参加して得られる報酬の2倍の金銭を支払う」という破格の条件を提示しました。

王建王はこの申し出を受け入れ、「兵を出さずに利を得られるなら」と合従軍からの離脱を決定しました。

史実においても、斉は過去に燕の楽毅が率いる合従軍によって滅亡寸前に追い込まれた経験があり、元々合従軍に対して強い不信感を持っていたことも、この決断に影響したと考えられます。

秦国内で裏切りが疑われた人物は?【王翦と昌平君の動向】

合従軍編では、秦国内の二人の重要人物にも裏切りの疑惑が向けられました。

一人は、常に不気味な仮面をつけ、自らが王になる野望を隠さない将軍「王翦(おうせん)」です。

彼は函谷関の防衛戦で、燕軍総大将オルドと対峙した際、突如として軍を撤退させ姿を消しました。

この謎の行動は、敵味方双方に「王翦が秦を裏切ったのではないか」という疑念を抱かせましたが、実際はオルド軍を誘い込んで殲滅し、さらには函谷関の裏手に回り込んだ楚の精鋭部隊を壊滅させるという見事な策略でした。

もう一人は、秦国の軍総司令官である「昌平君(しょうへいくん)」です。

彼は呂不韋四柱の一人でありながら、李牧の別動隊が王都・咸陽に迫る中、大王である嬴政自らが前線基地「蕞(さい)」へ向かい、民兵を率いて戦うという危険な策を進言しました。

この策は、呂不韋派である彼が政敵である嬴政を死地に追いやるための策略ではないかと疑われましたが、昌平君の真意は秦国を守ることにありました。

彼は側近の介億を蕞へ派遣し、嬴政を支え、見事蕞の防衛に貢献します。

結果的に、この戦において秦国内からの裏切り者は一人もいませんでした。

そもそもキングダム合従軍編とは?【結末までの流れ】

キングダムの中でも最大級のスケールで描かれる合従軍編。

秦国が中華統一へ動き出すきっかけともなったこの大戦の概要と結末を解説します。

合従軍が結成された理由と各国の思惑

合従軍が結成された直接的な理由は、秦国が魏国の重要拠点「山陽」を攻略し、中華統一への拠点となる「東郡」を設立したことにあります。

この秦の動きに強い危機感を抱いた趙国の天才軍師・李牧が、楚、魏、燕、韓、斉の各国に働きかけ、秦国を滅ぼすための連合軍を結成しました。

各国の目的は秦の滅亡で一致していましたが、普段は敵国同士であるため、その連携は決して一枚岩ではありませんでした。

函谷関の戦いから蕞(さい)の防衛戦までの流れ

合従軍は、秦の国門である難攻不落の要塞「函谷関」に総攻撃をかけます。

秦軍は蒙武、騰、王翦、桓騎といった名だたる将軍たちを配置し、総力戦で迎え撃ちました。

15日間にわたる激戦の末、秦軍は多大な犠牲を払いながらも函谷関を死守します。

しかし、これは李牧の策略の一部でした。

李牧は本隊が函谷関に集中している隙に、精鋭からなる別動隊を率いて南のルートから迂回し、秦の王都・咸陽を直接狙います。

山の民はなぜ援軍に来たのか?最終的な結末を解説

李牧の別動隊に気づいた麃公将軍はこれを追撃しますが、待ち構えていた武神・龐煖との戦いで討ち死にしてしまいます。

咸陽陥落まであとわずかという絶体絶命の状況で、最後の砦となったのが民しかいない城「蕞(さい)」でした。

大王・嬴政は自ら蕞へ駆けつけ、民衆を鼓舞して共に戦うことを決意。

信率いる飛信隊も合流し、7日間にわたる壮絶な防衛戦を繰り広げます。

そして、秦軍がまさに限界を迎えようとした時、かつて嬴政と同盟を結んだ楊端和(ようたんわ)率いる「山の民」が援軍として登場。

完全に意表を突かれた李牧軍は背後から襲われ、撤退を余儀なくされました。

蕞での敗北を受け、李牧は合従軍全体の撤退を決定。

こうして、秦国は滅亡の危機を乗り越え、合従軍編は秦国の勝利で幕を閉じました。

【ネタバレ】キングダム合従軍編の死亡キャラ一覧

この大戦では、秦国、合従軍ともに多くの名将が命を落としました。

ここでは、物語に大きな影響を与えた主要な死亡キャラを紹介します。

秦国側で死亡した主要武将(麃公・張唐)

秦国側で最も大きな損失と言えるのが、二人の大将軍の死です。

武将名死因・最後の戦い
麃公(ひょうこう)李牧の別動隊を追撃中、武神・龐煖との一騎打ちの末に討ち死に。「火を絶やすでないぞ」と信に未来を託した最期は圧巻です。
張唐(ちょうとう)函谷関の防衛戦で韓軍総大将・成恢の毒に侵されながらも、桓騎軍と共に敵本陣に突撃し、相打ちとなって成恢を討ち取りました。

合従軍側で死亡した主要武将(万極・臨武君・成恢・汗明)

合従軍側も多くの将軍を失い、それが敗因の一つとなりました。

武将名所属死因・最後の戦い
万極(まんごく)長平の戦いの怨念を力に変える将軍。麃公軍との戦いで信と一騎打ちになり、討ち取られました。
臨武君(りんぶくん)楚軍の将軍。函谷関の戦いの初日に騰(とう)と一騎打ちになり、騰の剣技の前に敗れ去りました。
成恢(せいかい)毒兵器を操る韓軍の総大将。桓騎と張唐の奇襲を受け、張唐との相打ちの形で討ち取られました。
汗明(かんめい)合従軍の楚軍総大将。中華最強を自負する巨漢でしたが、蒙武との壮絶な一騎打ちの末に頭を砕かれ、壮絶な最期を遂げました。

合従軍の敗因は?戦犯と評価される武将たちを考察

圧倒的な兵力差を誇りながらも、なぜ合従軍は敗北したのでしょうか。

ファンの間で「戦犯」と評価されがちな武将たちの動きを考察します。

燕の総大将「オルド」は本当に戦犯だったのか?

山岳地帯の攻略を担当した燕の総大将オルドは、王翦の策略に完全に翻弄され、大きな戦果を挙げられませんでした。

結果だけ見れば敗因の一つですが、相手が悪かったとも言えます。

王翦の神がかった策略は誰も読むことができず、オルドが一方的に無能だったわけではないでしょう。

しかし、王翦の動きを全く掴めずに身動きが取れなくなった点は、大将としての判断ミスと言えるかもしれません。

楚の総大将「汗明」の敗北が与えた影響とは

楚の総大将・汗明は、合従軍の武の象徴でした。

その汗明が秦の蒙武との一騎打ちに敗れたことは、合従軍全体の士気に計り知れないダメージを与えました。

「中華最強」が討たれたという事実は、各国の兵士たちに動揺を広げ、秦軍の士気を大きく高める結果につながったのです。

彼が蒙武の挑戦を受けずに持久戦に徹していれば、戦況は変わっていた可能性があります。

軍師「李牧」の策略はなぜ失敗に終わったのか

合従軍の最高頭脳である李牧の策略は、函谷関と蕞への二面作戦という非常に高度なものでした。

しかし、彼の最大の誤算は「山の民」の存在を全く知らなかったことです。

蕞の防衛戦において、秦と山の民の同盟という予想外の要素が加わったことで、彼の完璧だったはずの計画は崩壊しました。

これは李牧の失策というよりも、嬴政が築き上げてきた信頼関係がもたらした奇跡的な勝利と言えるでしょう。

アニメや漫画で合従軍編はどこからどこまで見れる?

この壮大な戦いをアニメや漫画で見返したい方のために、該当する範囲をまとめました。

アニメで見るには何期の何話から?

合従軍編は、アニメ「キングダム」の第3シリーズ(3期)で描かれています。

2021年4月から放送された第3シリーズの全26話が、合従軍の結成から終結までを丁寧に映像化しています。

漫画で読むには何巻から何巻まで?

漫画では、単行本の25巻から33巻までが合従軍編に該当します。

第262話「超大国の侵攻」から始まり、第352話「不抜」で蕞の戦いが終結するまで、約8巻にわたってこの大戦が描かれています。

まとめ:キングダム合従軍の裏切り者と戦いの結末

キングダム合従軍編について、裏切り者の正体から戦いの結末、各キャラクターの動向まで詳しく解説しました。

この記事の要点をまとめます。

  • アニメで示唆された合従軍の裏切り者は「斉国」である
  • 斉国は秦の外交官・蔡沢による金銭交渉に応じ合従軍から離脱した
  • 秦国内では王翦と昌平君に裏切りの疑惑がかけられたが、実際には裏切っていなかった
  • 合従軍の目的は秦の首都・咸陽を陥落させ、秦国を滅ぼすことにあった
  • 戦いは「函谷関の戦い」と「蕞の戦い」の二つが大きな舞台となった
  • 蕞の戦いでは嬴政の檄と、楊端和率いる「山の民」の援軍により秦が勝利した
  • 秦の麃公や張唐、合従軍の汗明や成恢など多くの主要武将が死亡した
  • 李牧の最大の誤算は、秦と山の民が同盟を結んでいたことであった
  • 合従軍編はアニメ3期、漫画では25巻から33巻で描かれている
  • この戦いの勝利により、秦は中華統一へ向けて大きく前進することになる
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