キングダムに登場する蒙恬のじいこと胡漸は、多くのファンに愛されたキャラクターです。
蒙恬を幼少期から支え続けた胡漸の死亡シーンは、読者の涙を誘う名場面として語り継がれています。
「胡漸は何話で死亡するの?」「どんな最期だったの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、胡漸の死亡話数や収録巻、感動的な最期のシーンの詳細、さらに読者の反応や後任の愛閃についてまで網羅的に解説していきます。
朱海平原の戦いで散った胡漸の壮絶な最期を、一緒に振り返ってみましょう。
蒙恬のじい(胡漸)とは?基本情報まとめ
胡漸の正体は楽華隊副長で蒙恬の教育係
胡漸(こぜん)は、蒙恬率いる楽華隊の副長を務める人物です。
蒙恬が誕生した時から、父である蒙武に教育係を任されました。
戦場では副長として蒙恬を支え、留守中の軍の指揮を任されることも多い信頼される存在でした。
武功を上げるような派手な活躍は描かれていませんが、軍の後方支援において欠かせない役割を担っていました。
蒙恬との関係性と「じい」と呼ばれる理由
蒙恬は胡漸のことを「じい」と呼んで慕っています。
これは胡漸が蒙恬の祖父という意味ではなく、幼少期から面倒を見てきた教育係としての愛称です。
玉鳳隊における番陽と王賁の関係に似ており、主君を幼少期から支える従者という立場にあります。
いたずら好きな蒙恬にからかわれたり、甘えられたりする姿が作中で描かれており、親子のような温かい関係性が印象的でした。
胡漸の性格と戦場での役割
胡漸は蒙恬に対して過保護な面があり、蒙恬の身を常に案じていました。
「蒙恬様の子を抱くまでは死ねない」が口癖であり、蒙恬に早く結婚するよう促す場面も描かれています。
戦場では先頭を切って敵陣に突入するタイプではなく、蒙恬が空けた本陣の留守を任されることが多い人物でした。
武人というよりは、一人の人間として蒙恬を支える存在だったといえるでしょう。
蒙恬のじいは何話で死亡する?収録巻も紹介
胡漸の死亡は600話「十四日目の夜」
胡漸が死亡するのは、キングダム第600話「十四日目の夜」です。
朱海平原の戦い14日目の夜、楽華隊の本陣に突如として龐煖が現れます。
胡漸は龐煖の襲撃を受け、蒙恬を守るために最後の力を振り絞って命を落としました。
この600話は2019年5月16日発売の週刊ヤングジャンプ2019年24号に掲載されました。
単行本では55巻に収録
胡漸の死亡シーンは、単行本55巻に収録されています。
55巻は朱海平原の戦いの佳境を描いており、胡漸だけでなく飛信隊の古参メンバーである松左も命を落とす巻です。
多くの読者から「涙の止まらぬ巻」と評されており、鄴攻略戦の苦しさが凝縮された一冊となっています。
キングダムファンにとって、覚悟を持って読むべき巻といえるでしょう。
アニメでは第6シリーズで放送
アニメ版キングダムでは、胡漸の死亡シーンは第6シリーズで放送されました。
第6シリーズは2025年10月から放送が開始され、同年12月28日の第13話「大将軍の景色」で終了しています。
胡漸の死亡は、第6シリーズで命を落とした19人のキャラクターの一人として描かれました。
続編の制作も決定しており、今後も物語は続いていきます。
胡漸の死亡シーンを詳しく解説
龐煖が楽華隊本陣に突如出現した経緯
朱海平原の戦い14日目の夜、秦軍左翼の陣営に武神・龐煖が突如として姿を現しました。
龐煖は楽華隊の兵士たちを手当たり次第に斬り倒していきます。
馬陽の戦いで飛信隊を襲撃した時と同様に、一方的な虐殺が繰り広げられました。
この時、蒙恬は本陣を離れており、胡漸は何が起こっているのか理解できないまま龐煖の一撃を受けてしまいます。
蒙恬との思い出を回想しながら立ち上がる胡漸
龐煖に斬られて倒れた胡漸は、横たわりながら暴れ続ける龐煖の姿を見つめていました。
頭に浮かんだのは、蒙恬と過ごした日々の思い出です。
蒙恬を生まれた時から子どものように面倒を見てきた記憶が、走馬灯のように蘇ります。
蒙恬との思い出に涙を流しながらも、胡漸はこの場に蒙恬が戻ってきてしまうことを危惧しました。
龐煖の脚を刺し貫いた最期の一撃
我が子のように思う蒙恬の身を案じた胡漸は、重傷であるはずの身体を奮い立たせて立ち上がります。
ゆっくりと歩きながら龐煖の背後をとり、剣で龐煖の脚を突き刺しました。
脚への攻撃のため致命傷とはなりませんでしたが、刺されたことに気づいた龐煖によって胡漸は命を落とします。
大して強くないはずの胡漸の一撃を受けた龐煖に対して、「馬陽の頃は背後の殺気にも気づけていたのに」と驚く読者も多くいました。
「あなたと会えて幸せでした」最期のセリフ
胡漸は最期に「失せろ武神とやら」と言い放ち、蒙恬に対して「あなたと会えて幸せでした」という言葉を残しました。
蒙恬を龐煖から遠ざけるために、自らの命を捧げた壮絶な最期でした。
生前、蒙恬から「俺に子どもができたら一番最初に抱っこさせてあげる」と約束されていましたが、その夢は叶いませんでした。
胡漸の最期は、多くの読者の心に深く刻まれる名シーンとなっています。
なぜ龐煖は楽華隊を襲撃した?
李牧の命令ではなく龐煖自身の意志だった
龐煖が楽華隊を襲撃したのは、李牧の命令ではありませんでした。
龐煖は完全に自らの意志で行動しており、どうしてもつけたい決着があったのです。
李牧は龐煖の行動を把握しておらず、報告を受けた際には厳しい表情を見せています。
軍師である李牧にとっても、龐煖の単独行動は想定外の出来事だったようです。
信との決着を求めて秦軍陣営を徘徊
龐煖の目的は、王騎と同等の武力を纏いつつある信との決着をつけることでした。
信が岳嬰を一刀両断にした561話以降、龐煖は信の存在を許せなくなっていたと考えられます。
秦軍の陣営を徘徊していた龐煖は、たまたま楽華隊の本陣に辿り着き、手当たり次第に兵士を斬り倒していったのです。
結果として、龐煖は最終日に信と対峙し、信の渾身の一撃によって命を落とすことになります。
読者から批判が多い龐煖の行動理由
龐煖の意味不明な徘徊と楽華隊襲撃に対しては、読者から批判的な意見も多く寄せられました。
「何の目的でこんなところを徘徊しているのか分からない」「王騎に勝てなかったことの八つ当たりに見える」という声があります。
「しょぼい不良の行動と同じ」という厳しい評価も見られました。
胡漸という愛されるキャラクターを殺したことで、龐煖への反感が強まったファンも少なくありません。
蒙恬はじいの死をどう知った?その後の展開
虫の知らせを感じて本陣に戻った蒙恬
胡漸が龐煖に襲われた時、蒙恬は本陣を離れていました。
しかし、蒙恬は虫の知らせのような胸騒ぎを感じ、本陣に戻ってきます。
戻った時には既に龐煖は姿を消しており、胡漸は命を落としていました。
蒙恬を思う胡漸の心は、やはり蒙恬とつながっていたようです。
翌日の決戦を「じいの弔い合戦」として臨む
胡漸の死を知った蒙恬は、深い悲しみを抱えながらも翌日の最終決戦に臨みます。
蒙恬の心には「じいの弔い合戦」という思いが刻まれていました。
朱海平原の戦いの最終日、蒙恬は胡漸への思いを胸に秘めて戦い抜きます。
胡漸の一撃が功を奏したのか、蒙恬が龐煖と直接対峙することは避けられました。
叶わなかった「子どもを抱かせる」約束
生前、蒙恬は胡漸に対して「俺に子どもができたら一番最初に抱っこさせてあげる」と約束していました。
この言葉は、胡漸への深い感謝と愛情の表れでした。
しかし、胡漸の死によってこの約束が果たされることはなくなりました。
キングダム作中でも、史実でも蒙恬が結婚しているという情報はなく、特別な関係にある異性も描かれていません。
胡漸の死亡シーンへの読者の反応と評判
「泣いた」「感動した」という声が続出
胡漸の死亡シーンに対して、多くの読者から「泣いた」「感動した」という反応が寄せられました。
「俺は蒙恬のじぃが斬られたとき泣いた」というSNSの投稿は代表的な反応です。
「じい、大好きだったのに、名前を知らなかったよ、ごめん」という声もあり、胡漸というキャラクターが多くのファンに愛されていたことが分かります。
蒙恬を守るために立ち上がった胡漸の姿に、「じい男です!いや漢です!」と称賛する声も多く見られました。
同時期に死亡した松左との比較
55巻では胡漸だけでなく、飛信隊の古参メンバーである松左も命を落としています。
松左の死亡は595話「最高の隊」で描かれており、胡漸の死亡は600話です。
どちらも初期から登場していた愛されるキャラクターであり、読者に大きな衝撃を与えました。
2人の死によって、鄴攻略戦がいかに苛烈な戦いであるかが印象付けられています。
55巻は「涙の止まらぬ巻」と評される理由
55巻は「涙の止まらぬ巻」「号泣した」と多くの読者に評されています。
松左と胡漸という2人の人気キャラクターが相次いで命を落とすことが、その理由です。
「松三も蒙恬のじいも…鄴攻めは苦しい」という感想は、多くのファンの気持ちを代弁しています。
さらに龐煖の登場によって緊張感が高まり、中華統一への大一番であることを読者に強く印象付ける巻となりました。
胡漸の後任は誰?愛閃が副長に就任
鄴攻略戦後に蒙武軍から移籍した愛閃
胡漸亡き後、楽華隊の副長に就任したのは愛閃(あいせん)です。
愛閃は鄴攻略戦後に蒙武軍から志願して楽華隊に移籍してきました。
蒙恬と髪型の似た美青年で、ぶっきらぼうで正直な性格が特徴です。
信に紹介された際も「ども」の一言で済ませるなど、飄々とした一面を持っています。
楽華隊に不足していた武力を補う存在
愛閃の加入によって、楽華隊は「唯一不足していると見られていた圧倒的武力」を手にしました。
蒙恬自身が大きな武力を持たないため、楽華隊には前線で敵をなぎ倒す存在が必要でした。
愛閃は戦場で「クソ趙兵は木っ端微塵だ!バラバラにしてやれ!」と檄を飛ばし、荒れ狂う姿が描かれています。
「灼熱の愛閃」という異名を持ち、蒙武の元側近としての底力を見せています。
愛閃が蒙恬に惹かれた幼少期のエピソード
愛閃が蒙恬に惹かれたのは、蒙恬が10歳の頃のことです。
蒙恬は蒙武軍に「無茶する父をよろしくお願いします」と挨拶に来ました。
当時既に蒙武軍に所属していた愛閃は、10歳とは思えない蒙恬の人格に惚れ込みます。
それから17年間、蒙武軍で実力をつけながら「いつか蒙恬のために戦いたい」という思いを育ててきました。
番陽と胡漸の比較|王賁と蒙恬を支える副長たち
玉鳳隊の番陽は現在も生存中
王賁を支える玉鳳隊の副長・番陽は、2026年2月時点で生存しています。
胡漸と番陽は、主君の教育係として幼少期から支えてきた点で共通しています。
しかし胡漸が600話で死亡したのに対し、番陽は現在も王賁と共に戦い続けています。
番陽は王賁の成長を見守り、時に苦言を呈しながらも献身的に支える存在です。
教育係としての共通点と違い
胡漸と番陽は、どちらも主君の幼少期から仕えてきた教育係という立場にあります。
| 項目 | 胡漸(蒙恬のじい) | 番陽(王賁のじい) |
|---|---|---|
| 所属 | 楽華隊副長 | 玉鳳隊副長 |
| 主君との関係 | 幼少期から教育係 | 幼少期から共に戦場へ |
| 性格 | 蒙恬に過保護 | 王賁の成長を見守る |
| 生死 | 死亡(600話) | 生存中 |
| 戦闘スタイル | 後方支援が中心 | 前線での戦闘も行う |
胡漸は蒙恬に対して過保護な面が強く、番陽は王賁に苦言を呈することも多いという違いがあります。
主君を守る副長の覚悟
胡漸は最期の瞬間、蒙恬を守るために自らの命を捧げました。
番陽もまた、王賁のためなら命を懸ける覚悟を持つ人物として描かれています。
キングダムに登場する副長たちは、主君への深い愛情と忠誠心を持っています。
「若の為に、若の成長の為に自分の命を賭けれる爺ちゃん」という読者の評価は、胡漸と番陽に共通するものでしょう。
蒙恬の史実での最期と胡漸の関係
史実の蒙恬は始皇帝死後に自害させられる
史実における蒙恬は、始皇帝の死後に悲劇的な最期を迎えます。
始皇三十七年(紀元前210年)、趙高の陰謀によって蒙恬は自害を強いられました。
当時、蒙恬は北方で匈奴への最前線を守っていましたが、偽の詔書によって扶蘇が自害を命じられます。
蒙恬も囚われの身となり、最後まで「自分は無実」と訴えながら毒杯を仰ぎ飲んだと記録されています。
胡漸は漫画オリジナルキャラクター
胡漸はキングダムの漫画オリジナルキャラクターです。
史実には胡漸という人物の記録は存在しません。
原作者の原泰久先生が創作したキャラクターであり、蒙恬の人間性や楽華隊の雰囲気を描くために重要な役割を果たしました。
蒙恬の祖父・蒙驁、父・蒙武、弟・蒙毅は全員史実に登場する実在の人物です。
キングダムで今後描かれる蒙恬の運命
キングダムの物語は現在も連載が続いており、蒙恬の最期はまだ描かれていません。
史実通りに進むならば、天下統一後に蒙恬は悲劇的な結末を迎えることになります。
蒙恬だけでなく、弟の蒙毅も趙高の陰謀によって殺害されると記録されています。
胡漸が命を懸けて守った蒙恬の今後の運命を、ファンは固唾を呑んで見守っています。
胡漸の声優は誰?アニメ情報まとめ
第2シリーズは林和良が担当
アニメ版キングダムの第2シリーズでは、胡漸の声を林和良さんが担当しました。
第2シリーズは2013年に放送されており、蒙恬の初登場と共に胡漸も姿を見せています。
林和良さんは脇役キャラクターを多く演じるベテラン声優です。
胡漸の温かみのある雰囲気を上手く表現していました。
第3シリーズ以降は山本満太が担当
第3シリーズ以降、胡漸の声優は山本満太さんに変更されました。
山本満太さんは1962年7月7日生まれ、東京都出身の声優です。
「おじゃる丸」「俺だけレベルアップな件」などに出演しており、キングダムでは澤圭など複数の役も担当しています。
声優事務所アクセントに所属しており、ベテランとして活躍を続けています。
アニメ第6シリーズの死亡シーン放送情報
胡漸の死亡シーンは、アニメ第6シリーズで放送されました。
第6シリーズは2025年10月から12月28日まで放送され、全13話で構成されています。
最終話は「大将軍の景色」というタイトルで、朱海平原の戦いのクライマックスが描かれました。
続編の制作も決定しており、アニメファンも胡漸の死を見届けることができました。
まとめ:キングダム蒙恬のじい胡漸の死亡シーンを振り返る
- 胡漸(こぜん)は楽華隊副長で、蒙恬を幼少期から支えた教育係である
- 死亡話数は第600話「十四日目の夜」、単行本55巻に収録されている
- 朱海平原の戦い14日目の夜、龐煖の襲撃によって命を落とした
- 最期は龐煖の脚を刺し貫き、「あなたと会えて幸せでした」と言い残した
- 龐煖の襲撃は李牧の命令ではなく、信との決着を求めた自己判断だった
- 蒙恬は虫の知らせを感じて本陣に戻り、胡漸の死を知った
- 55巻は松左と胡漸の死により「涙の止まらぬ巻」と読者に評されている
- 胡漸の後任として愛閃が楽華隊副長に就任した
- 玉鳳隊の番陽と同様に、主君を守る副長の覚悟が描かれた
- アニメでは第3シリーズ以降、山本満太さんが胡漸の声を担当している
