【その着せ替え人形は恋をする】完結ネタバレ!最新話で結婚?最終回までを解説

大人気漫画『その着せ替え人形は恋をする』(着せ恋)が、多くのファンに惜しまれつつも感動の完結を迎えました。

最終回がどうなったのか、「二人は付き合うの?」「結婚するって本当?」といった結末に関するネタバレを早く知りたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、そんな『着せ恋』の最終回(最新話)のネタバレを軸に、二人が付き合うまでの経緯や、物語が完結に至るまでの流れを徹底的に解説します。

修学旅行などの未回収の伏線や、今後の番外編の可能性についても触れていきますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

『その着せ替え人形は恋をする』完結ネタバレ!

最新話でついに結婚!二人の未来

結論から言うと、『その着せ替え人形は恋をする』の最終話(115話)では、主人公の五条新菜(わかな)と喜多川海夢(まりん)が結婚し、幸せな未来を歩んでいる様子が描かれました。

物語は高校時代から数年後へと飛び、五条家の一室には二人の結婚式の写真や、共に過ごしてきた日々を思わせるコスプレの小道具などが飾られています。

新菜は念願の雛人形の「頭師(かしらし)」として活躍しており、テレビの特集で紹介されるほどの名工に成長していました。

一方の海夢もモデルとしての活動を続けながら、変わらずコスプレを愛し、充実した日々を送っているようです。

作中では、海夢が新菜を「新菜くん」と呼び、新菜の祖父を「おじいちゃん」と呼ぶなど、完全に家族となった二人の微笑ましい日常が描かれています。

特に、新菜が結婚後も海夢に対して敬語が抜けきらない場面は、彼らしい不器用さと優しさが表れており、多くのファンを温かい気持ちにさせました。

派手な事件やドラマチックな展開ではなく、穏やかで幸せに満ちた日常を描く形で、7年間の物語は美しいフィナーレを迎えたのです。

二人はいつから付き合うことになった?

最終回で結婚している二人ですが、では一体いつからお付き合いを始めたのでしょうか。

原作を追っていなかった方にとっては気になるポイントですが、新菜と海夢が正式に恋人同士になったのは、単行本14巻に収録されているコミケ編での出来事です。

きっかけは、海夢が挑戦した「天命」のハニエルというキャラクターのコスプレでした。

その完成度の高さから、海夢はイベントで多くの人々に囲まれ、称賛を浴びます。

しかし、その光景を見ていた新菜は、自分と海夢との間に距離を感じ、複雑な嫉妬心を抱いてしまうのです。

イベント後、ぎこちない態度の新菜に海夢が本心を問いただしたことで、新菜はついに「嫉妬です」と自分の気持ちを告白。

その勢いのまま海夢への好意を伝えると、海夢はそれを真正面から受け止め、キスで応えました。

この瞬間、二人はついに両想いとなり、正式に恋人としての日々をスタートさせることになります。

新菜と海夢の恋愛年表

時期(単行本目安)主な出来事関係性の変化
1巻~2巻出会い・最初のコスプレ衣装製作共通の趣味を持つクラスメイト
3巻~5巻乾姉妹との出会い・ラブホテル撮影互いを意識し始める
6巻~9巻文化祭・あまねとの出会い友情が深まり、恋愛感情が芽生える
10巻~13巻棺合わせ・コミケ(ハニエル編)新菜が嫉妬心を自覚する
14巻コミケ後新菜が告白し、正式に恋人になる
15巻(最終巻)恋人としての日常・そして未来へ結婚し、夫婦となる

ネタバレ注意!112話の合同誕生日会

二人が付き合い始めてからの甘酸っぱい日常が描かれているのが、112話の合同誕生日会のエピソードです。

この回は、恋人になったばかりの二人の初々しいやり取りが満載で、ファンの間でも特に人気の高いエピソードの一つとなっています。

3月生まれの二人は、桜が咲き誇る公園でお花見をしながらお互いの誕生日を祝います。

海夢は「恋人だから」と手を繋ぎたがりますが、人目が気になってしまう新菜は恥ずかしがって中々応じません。

また、海夢が勇気を出して新菜を下の名前で呼ぼうとしますが、緊張のあまり盛大に噛んでしまうなど、微笑ましいシーンが続きます。

付き合う前と変わらないようで、でも確かに「恋人」という特別な関係になった二人の距離感が絶妙に描かれており、読んでいるこちらが照れてしまうような、幸せな空気に満ちた回でした。

最終回での結婚という未来を知った上でこの回を読み返すと、二人が着実に愛を育んでいった過程が感じられ、より一層感慨深いものがあります。

最終回までの大まかな流れを解説

『その着せ替え人形は恋をする』の物語は、雛人形の頭師を目指す内気な男子高校生・五条新菜と、アニメやゲームを愛するギャル・喜多川海夢という、接点のないはずの二人が「コスプレ」をきっかけに出会うところから始まります。

海夢の情熱に心を動かされた新菜が、彼女のために初めてコスプレ衣装を製作。

この成功体験を機に、二人は様々なコスプレに挑戦し、ジュジュ様こと乾紗寿叶・心寿姉妹や、姫野あまねといった個性的なコスプレ仲間と出会い、世界を広げていきます。

文化祭での男装コスプレや、ホラーゲーム「棺」の合わせなどを通じて、新菜は職人としての技術を磨き、海夢はコスプレイヤーとしての表現力を高めていきました。

そして、互いにとってかけがえのない存在になっていく中で、恋愛感情が芽生えます。

物語のクライマックスであるコミケ編で、新菜が自身の嫉妬心と向き合い、海夢に告白。

晴れて恋人同士になった二人の甘い日常が描かれた後、物語は最終話で未来へとジャンプし、二人の結婚という最高のハッピーエンドで幕を閉じるのです。

『その着せ替え人形は恋をする』完結ネタバレと今後の展開

打ち切りは本当?回収されなかった伏線

『着せ恋』の完結に際して、一部のファンの間では「打ち切りだったのでは?」という噂が流れました。

その理由として、物語の終盤がやや駆け足に感じられたことや、いくつかの伏線が回収されないまま終わったことが挙げられます。

しかし、本作はアニメ化・ドラマ化もされた超人気作品であり、編集部の都合で打ち切りになる可能性は極めて低いでしょう。

おそらく、作者と編集部の間で話し合い、物語として最も美しい形で終われるタイミングとして、この完結が選ばれたと考えるのが自然です。

ただ、ファンが指摘するように、回収されなかった伏線が存在するのも事実です。

最も大きな未回収の伏線は、次で詳しく解説する「修学旅行編」です。

描かれなかった修学旅行編の行方

作中で、新菜たちが高校2年生の一大イベントとして「沖縄への修学旅行」に行くことが示唆されていました。

恋人になったばかりの二人が、友人たちと共に旅行に行くという展開は、多くの読者が心待ちにしていたエピソードです。

しかし、本編ではこの修学旅行が描かれることはなく、物語は最終回へと進みました。

これについては、「なぜ描かれなかったのか」と残念に思う声が非常に多く上がっています。

考えられる理由としては、作者が修学旅行という大きなイベントを描くよりも、二人の関係性の着地点をしっかりと描き切ることを優先した、という可能性が挙げられます。

あるいは、物語のテンポを考慮し、あえて省略したのかもしれません。

この描かれなかった修学旅行編については、多くのファンの心残りとなっており、今後の展開で何らかの形で触れられることが期待されています。

番外編やエピローグで続編の可能性は?

本編は完結しましたが、『着せ恋』の物語が完全に終わってしまったわけではありません。

作者の福田晋一先生やヤングガンガンの公式発表によると、今後、番外編やエピローグが掲載される予定があることが明らかになっています。

この番外編で何が描かれるのかはまだ不明ですが、ファンの間では様々な期待が寄せられています。

番外編で描かれる可能性のあるエピソード

  • 本編で描かれなかった「修学旅行編」
  • 結婚に至るまでのプロポーズなどのエピソード
  • 結婚後の二人の新婚生活
  • ジュジュ様やあまねなど、サブキャラクターたちのその後

特に、本編で省略された修学旅行や、二人の恋人時代の更なるイチャイチャエピソードが描かれるのではないかと、多くのファンが期待を膨らませています。

いつ掲載されるのか、続報を楽しみに待ちましょう。

アニメ2期は原作のどこまでを映像化?

ファン待望のアニメ第2期の制作も決定しています。

第1期が原作コミックスの5巻までを映像化したことから考えると、第2期がどこまでの内容を扱うのか気になるところです。

最も可能性が高いのは、原作でも屈指の人気を誇る「文化祭編」をクライマックスに据える構成です。

文化祭編では、海夢が男装コスプレに挑戦し、新菜がメイク技術で大きな成長を遂げるなど、見どころが非常に多くなっています。

また、二人の関係性がより深く、複雑になっていく様子も描かれており、アニメで表現されれば大きな盛り上がりを見せることは間違いありません。

尺の都合によっては、その後の「棺」合わせの序盤あたりまで含まれる可能性もあります。

いずれにしても、原作の魅力を最大限に引き出した映像化が期待されます。

まとめ:『その着せ替え人形は恋をする』完結ネタバレと幸せな最終回

  • 『その着せ替え人形は恋をする』は全115話で完結した
  • 最終回では新菜と海夢が結婚し、幸せな未来を歩んでいる
  • 新菜は頭師として、海夢はモデルとしてそれぞれ活躍している
  • 二人が正式に付き合い始めたのは単行本14巻のコミケ編の後である
  • 112話では恋人になったばかりの二人の初々しいデートが描かれている
  • 打ち切りではなく、作者の構想に沿った円満な完結である
  • ファンの間で期待されていた「修学旅行編」は本編では描かれなかった
  • 今後、番外編やエピローグが掲載される予定がある
  • アニメ第2期の制作も決定しており、文化祭編がメインになると予想される
  • コスプレを通して出会った二人が結ばれる最高のハッピーエンドであった
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