ナルト性質変化の全貌!種類や優劣関係から最強の血継限界まで解説

『NARUTO -ナルト-』の世界において、忍術の威力や相性を決定づける重要な要素、それが「チャクラの性質変化」です。

作中では火、風、雷、土、水の五大性質に加え、それらを組み合わせた強力な血継限界や、物語の鍵を握る陰陽遁など、多岐にわたる属性が登場します。

「ナルトは風以外の性質も使えるのか?」「最強の性質変化はどれか?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ナルトにおける性質変化の仕組みや優劣関係、全属性を使えるキャラクターまで、作中の情報を整理して詳しく解説します。

複雑な忍術の設定を深く理解することで、作品のバトルの奥深さをより一層楽しめるようになるでしょう。

目次

NARUTOにおけるチャクラの性質変化とは?五大性質の優劣関係を解説

チャクラの性質変化とは、練り上げたチャクラを特定の属性に変換し、術の威力や効果を変化させる技術のことです。

基本となるのは「火・風・雷・土・水」の5種類であり、これらを総称して「五大性質変化」と呼びます。

忍は生まれつき、これら5つのうち少なくとも1つの性質に親和性を持っており、自身の得意な性質を伸ばすことが上忍への近道とされています。

ここでは、各性質の特徴と、戦闘において極めて重要な優劣関係について解説します。

火・風・雷・土・水の「五大性質変化」種類一覧

五大性質変化はそれぞれ特有の特性を持っており、術の効果も大きく異なります。

まず「火遁(かとん)」は、高熱の炎を生み出し、対象を燃やす性質を持ちます。

うちは一族や猿飛一族が得意としており、広範囲を焼き尽くす術が多く見られます。

次に「風遁(ふうとん)」は、風を刃のように鋭く研ぎ澄ませ、物体を切断する力に優れています。

近距離から中距離での戦闘に強く、雷遁に対して有利に働く希少な性質です。

「雷遁(らいとん)」は、高周波の振動と拡散力を持ち、貫通力と麻痺効果を併せ持っています。

スピードと切れ味を重視した術が多く、はたけカカシの「千鳥」が代表例です。

「土遁(どとん)」は、硬度や重量を変化させ、防御壁を作ったり相手を押し潰したりする性質です。

岩隠れの里の忍が多く使用し、物質の硬化や地形操作を得意とします。

最後に「水遁(すいとん)」は、水流や霧を操り、変幻自在な攻撃や防御を行う性質です。

霧隠れの里が得意とし、大量の水を発生させて相手を飲み込むような戦法が可能です。

性質変化の優劣関係と相性(三すくみ)の仕組み

これら五大性質には、じゃんけんのような明確な優劣関係が存在します。

この相性は円環状になっており、優位な性質の術は劣位の術に対して、同程度のチャクラ量であれば一方的に打ち勝つことが可能です。

具体的な優劣の順序は以下の通りです。

  • 火遁は風遁に強い(風が炎を煽って勢いを増すため)
  • 風遁は雷遁に強い(風が電気を切り裂き遮断するため)
  • 雷遁は土遁に強い(雷の貫通力が土の硬度を突破するため)
  • 土遁は水遁に強い(土が水をせき止め吸収するため)
  • 水遁は火遁に強い(水が炎を消火するため)

作中では、サスケの雷遁がデイダラの土遁(起爆粘土)を無効化したり、ナルトの風遁がカカシ等の雷遁に対抗手段となったりするなど、この相性が勝敗を分ける重要な要素として描かれています。

自分の性質を知る「チャクラ感応紙」による診断方法とは

忍が自身のチャクラ性質を知るために用いられるのが、特殊な木から作られた「チャクラ感応紙(かんのうし)」です。

この紙にチャクラを流すと、その忍が持つ最も得意な性質に応じて、紙に特定の反応が現れます。

各性質ごとの反応は以下の表の通りです。

性質チャクラ感応紙の反応
紙が燃える
紙が真ん中から切れる
紙がシワシワになる
紙がボロボロに崩れる
紙が濡れる

主人公のうずまきナルトが検査を行った際は、紙が真っ二つに切れたことから、彼が「風」の性質を持っていることが判明しました。

また、はたけカカシの場合は紙がシワになったことから「雷」の性質を持っていることがわかります。

うずまきナルトは全属性使える?風遁以外の性質変化をいつ習得したか

物語の序盤では、ナルトは自身の得意属性である「風遁」を中心とした術を使用していました。

しかし、物語が進むにつれて彼の能力は飛躍的に向上し、最終的には風以外の性質変化も扱えるようになります。

ここでは、ナルトのチャクラ性質の変遷と、彼がどのようにして他の属性を扱えるようになったのかを時系列で紐解きます。

ナルトの基本属性はなぜ「風遁」だけなのか

ナルトが生まれつき持っていたチャクラの性質(親和性)は「風」のみです。

これは先述したチャクラ感応紙のテストによって明らかになりました。

一般的に、忍は生まれつき1つの性質に強い適性を持っており、上忍クラスになれば努力次第で2つ以上の性質変化を習得することが可能ですが、基本となる属性は変わりません。

火の国・木ノ葉隠れの里では「火遁」使いが多い中で、風の性質を持つ者は比較的珍しいとされています。

ナルトはこの風の性質を活かし、形態変化の極致である「螺旋丸」に風の性質変化を加えることで、Sランク禁術「風遁・螺旋手裏剣」を完成させました。

作中でナルトが性質変化の修行を開始したのは何話から?

ナルトが本格的に性質変化の修行を開始したのは、第二部(疾風伝)に入ってからです。

アニメ版では第54話「悪夢」から第55話「旋風(かぜ)」あたりで、カカシの指導のもと、ヤマトの協力を得ながら修行を行いました。

カカシは「影分身の経験値は本体に蓄積される」という特性を利用し、数千人の影分身で一斉に修業を行うという画期的な方法を提案します。

これにより、通常なら数年から数十年かかる性質変化の習得を、ナルトは驚異的な短期間で成し遂げました。

この修行期間中に、葉っぱを切る修行から滝を切る修行へとステップアップし、風遁の性質変化をマスターしていきました。

六道仙人モード覚醒後にナルトが使えるようになった全性質変化

第四次忍界大戦の終盤、ナルトは六道仙人(大筒木ハゴロモ)から力を授かり、「六道仙人モード」へと覚醒します。

さらに、一尾から九尾までの全ての尾獣のチャクラを体内に宿したことで、ナルトの扱える性質変化は劇的に拡張されました。

この状態のナルトは、以下の能力を行使できるようになりました。

  • 五大性質変化の全習得: 火、風、雷、土、水のすべてを扱えるようになり、求道玉(ぐどうだま)という全性質を併せ持つ黒い球体を操ることが可能になりました。
  • 血継限界の使用: 尾獣たちのチャクラを借りることで、四尾(孫悟空)の「熔遁」や、一尾(守鶴)の「磁遁」、五尾(穆王)の「沸遁」など、特殊な血継限界の術も使用しました。
  • 陰陽遁の行使: 六道仙人の力により、万物創生や治癒に関わる陰陽遁の力も発揮し、カカシの失った左目を再生させるほどの奇跡を見せました。

つまり、最終的なナルトは、自身の基本属性である風だけでなく、全属性および血継限界を含むあらゆる性質変化を扱える最強の忍の一人となったのです。

性質変化の組み合わせ「血継限界・血継淘汰」全種類とレシピ一覧

通常の忍は一つの術につき一つの性質変化しか使えませんが、遺伝や特殊な才能によって、2つの性質変化を同時に融合させ、全く新しい性質を生み出すことができます。

これを「血継限界(けっけいげんかい)」と呼びます。

さらに、その上位互換として3つの性質を混ぜ合わせる「血継淘汰(けっけいとうた)」や、全てを網羅する「血継網羅(けっけいもうら)」も存在します。

ここでは、作中に登場する主な組み合わせ(レシピ)とその能力を紹介します。

2つの性質を混ぜる「血継限界」の組み合わせ(木遁・氷遁・嵐遁など)

血継限界による性質変化は、以下の組み合わせで発現するとされています(一部推測を含みます)。

  • 氷遁(ひょうとん):水 + 風
    • 水と風で氷を生成し、操る能力です。雪一族の白(ハク)が使用しました。
  • 木遁(もくとん):水 + 土
    • 水と土で樹木を生み出し、成長させる能力です。初代火影・千手柱間のみが先天的に持ち、ヤマトなどは細胞移植によって使用します。尾獣を制する力を持ちます。
  • 嵐遁(らんとん):水 + 雷
    • レーザーのような光線や、誘導する雷を操る能力です。雲隠れのダルイやマダラが使用しました。
  • 熔遁(ようとん):火 + 土
    • 溶岩やゴム、石灰などを操る能力です。四尾の人柱力・老紫や、黒ツチ、ドダイなどが使用します。
  • 沸遁(ふっとん):水 + 火
    • 酸性の蒸気を生み出し、あらゆるものを溶かす能力です。五代目水影・照美メイや五尾の人柱力・ハンが使用しました。
  • 灼遁(しゃくとん):風 + 火
    • 相手の水分を一瞬で蒸発させる高熱の火球を操る能力です。砂隠れのパクラが使用しました。
  • 磁遁(じとん):風 + 土
    • 砂鉄や砂金などに磁力を与えて操る能力です。三代目風影や四代目風影、一尾の人柱力・我愛羅(小説版等の設定による)などが使用します。
  • 爆遁(ばくとん):土 + 雷
    • 爆発的なチャクラを物体に込める能力です。岩隠れのガリやデイダラ(起爆粘土は土遁とされるが、性質自体はこれに近い)が関連しています。

3つの性質を混ぜる「血継淘汰」(塵遁)と使用キャラ

血継限界をさらに超え、3つの性質変化を同時に融合させる能力が「血継淘汰」です。

作中で確認されているのは「塵遁(じんとん)」のみです。

  • 塵遁:火 + 風 + 土
    • 立方体や円錐などの結界を作り出し、その内部にある物体を分子レベルで分解して消滅させる、極めて強力な術です。
    • 二代目土影・無(ムウ)と、その弟子である三代目土影・オオノキが使用します。

全ての性質を合わせる「血継網羅」とは何か

血継網羅とは、五大性質変化(火・風・雷・土・水)に加え、陰・陽の計7属性すべてを統合した究極の能力です。

これは大筒木カグヤや大筒木ハゴロモなど、神話的な存在が扱う力です。

「求道玉」や、カグヤの「膨張求道玉」などがこれに該当し、触れたものを無に帰すほどの絶対的な威力を誇ります。

通常の忍術や血継限界とは次元の異なる、チャクラの始祖のみが許された領域と言えるでしょう。

謎多き「陰遁・陽遁(陰陽遁)」の違いと能力を具体的に解説

五大性質変化とは別に、「陰(いん)」と「陽(よう)」という2つの特別な性質が存在します。

これらは物質的な属性ではなく、チャクラの根源的な働きに関わる性質です。

作中では説明が少なく難解な概念ですが、秘伝忍術の多くはこの陰陽遁を基礎としています。

精神エネルギーを形にする「陰遁」の術と代表的な使用者

「陰遁(いんとん)」は、精神エネルギーを司り、「無から形を作り出す」性質を持っています。

想像力を具現化する力であり、幻術などはこの陰遁の代表例です。

奈良一族の「影真似の術」などの影を操る秘伝忍術も、実体のない影に物理的な干渉力を持たせるため、陰遁に分類されると考えられます。

また、幻術を得意とするうちは一族や、第二代目水影なども陰遁の使い手として知られています。

命を吹き込み活性化する「陽遁」の術と代表的な使用者

「陽遁(ようとん)」は、身体エネルギーを司り、「形あるものに命を吹き込む」性質を持っています。

細胞の活性化や生命力の増幅に関わる力であり、医療忍術や身体強化系の術がこれに該当します。

秋道一族の「倍化の術」は自身の肉体を巨大化させるため、陽遁の力を利用しています。

千手一族やうずまき一族など、強靭な生命力を持つ家系は陽遁の素質が高いとされています。

陰陽遁と五大性質変化の違いはどこにあるのか

五大性質変化が「火」や「水」といった物理的な現象を引き起こすのに対し、陰陽遁は「精神」と「肉体」という生命の根幹に作用します。

六道仙人は、陰遁で万物の形を作り、陽遁でそれに命を吹き込むことで、十尾のチャクラから9体の尾獣を創造しました。

つまり、陰陽遁は忍術の枠を超えた「創造の力」そのものであり、五大性質変化のさらに上位に位置する概念と言えます。

通常の忍術は五大性質のいずれかに属しますが、秘伝忍術や幻術、医療忍術などは、この陰陽のバランスを変えることで発動している特殊な術なのです。

五大性質変化を「全部使える」作中最強キャラは誰?

通常の上忍でも2〜3つの性質変化を扱えれば優秀とされますが、作中には五大性質変化すべてを使いこなす規格外の忍が存在します。

ここでは、ナルト以外で全属性を扱うことができる代表的なキャラクターを紹介します。

輪廻眼の能力で全属性を扱う長門(ペイン)やうちはマダラ

「輪廻眼(りんねがん)」を開眼した者は、基本能力として五大性質変化すべてを扱うことができます。

暁のリーダーである長門(ペイン)は、10歳の時点で全性質変化を習得しており、あらゆる忍術を使用可能でした。

また、うちはマダラも輪廻眼を開眼したことで全属性に加え、陰陽遁や嵐遁などの血継限界も使用しました。

彼らにとって全属性の使用は、瞳術に付随する基本的なスペックの一つと言えます。

努力と才能で全属性をマスターした三代目火影・猿飛ヒルゼン

血継限界や特殊な瞳術を持たず、純粋な才能と研鑽によって全属性をマスターしたのが、三代目火影・猿飛ヒルゼンです。

彼は「プロフェッサー」の異名を持ち、木ノ葉隠れの里に存在する数千の術を解き明かし、使いこなしたとされています。

第四次忍界大戦では、ぐるぐる(トビ)が放った五大性質ごとの強力な攻撃に対し、影分身を使って一人で全属性の相殺術を同時に放ち、その実力を証明しました。

コピー忍者・はたけカカシや角都の特殊なケース

はたけカカシは、写輪眼の洞察眼によって1000以上の術をコピーしており、結果として五大性質変化すべての術を扱うことができます。

ただし、彼自身の本来の適性は「雷」であり、他の性質はコピーによって使用可能にしています。

また、暁の角都(かくず)は、禁術「地怨虞(じおんぐ)」によって他者の心臓を奪い、自身の体に取り込むことで、その持ち主のチャクラ性質を使用します。

彼は5つの心臓を持つことで、擬似的に五大性質変化すべてを高レベルで操ることができました。

まとめ:ナルト性質変化の全貌!種類や優劣関係から最強の血継限界まで解説

  • 五大性質変化には火、風、雷、土、水の5種類がある
  • 各性質には優劣関係があり、火>風>雷>土>水>火の順で強い
  • 自分の性質はチャクラ感応紙を使って診断することができる
  • ナルトの基本性質は風遁だが、六道仙人モードで全属性を習得した
  • 血継限界は2つの性質を組み合わせた特殊な能力である
  • 木遁(水+土)や氷遁(水+風)などが代表的な血継限界だ
  • 血継淘汰は3つの性質を混ぜた塵遁で、分子レベルの攻撃が可能だ
  • 陰遁は無から形を作り、陽遁は形に命を吹き込む力である
  • 輪廻眼の持ち主や猿飛ヒルゼンは五大性質すべてを使用できる
  • 性質変化の相性と組み合わせが忍術バトルの勝敗を大きく左右する
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