HUNTER×HUNTERのキメラアント編で圧倒的な存在感を放つネフェルピトー。
「ピトーが初めて登場するのは何話だろう」「カイトとの戦闘やゴンとの決着はどのエピソードで描かれるのか」といった疑問を持つファンは少なくありません。
アニメと漫画では話数の対応が異なるため、見たいシーンにたどり着けず困った経験がある方もいるでしょう。
この記事では、ネフェルピトーの登場回をアニメ・漫画の両方で時系列順に整理し、各登場シーンの内容や見どころまで網羅的に解説していきます。
強さに関する議論やキャラクターデザインの変遷、さらには2025年以降の最新ゲーム・グッズ情報まで、ピトーに関するあらゆる情報を一つにまとめました。
ネフェルピトーとは?基本プロフィールを確認
ネフェルピトーは、漫画HUNTER×HUNTERのキメラアント編に登場するキャラクターです。
キメラアントの王メルエムに仕える王直属護衛軍の一人であり、護衛軍の中で最初に誕生した軍団長として描かれています。
猫型の蟻であり、猫耳や尻尾、鋭い爪と牙を持ちながらも、顔立ちは人間に近い童顔が特徴です。
一人称は「ボク」で、語尾に「~ニャ」と付ける猫語口調が印象的なキャラクターでもあります。
アニメ版(2011年・マッドハウス制作)での声優は藤村歩さんが担当しました。
念系統は特質系に分類され、水見式を行った際には葉が枯れるという現象が起きています。
円の最大範囲は半径約2kmにも及び、これは作中の念能力者の中でも突出した広さです。
性格は気まぐれで移り気な面がありますが、王に対する忠誠心は護衛軍の中でも際立っています。
他の護衛軍であるシャウアプフのように理想の王像を追い求めるのではなく、ありのままの王を受け入れて従う姿勢が特徴的です。
ネフェルピトーの念能力は3つある
ネフェルピトーが作中で使用する念能力は大きく3種類に分かれます。
いずれも操り人形に関連する能力であるため、作中ではノヴに操作系能力者と誤解されていました。
操り人形(仮称):大量の人形を一度に操る力
傀儡師の姿をした念人形を相手にとり憑かせて操作する能力です。
一度に操れる人形の数は非常に多く、操った人形に任意のセリフを喋らせることもできます。
作中ではカイトの死体を操り人形に改造し、戦闘兵器として利用するシーンが描かれました。
玩具修理者(ドクターブライス):肉体を修復・改造する能力
外科医の姿をした念人形を具現化し、肉体の修復や改造を行う能力です。
ただし死者を蘇生させることはできず、腐敗しないように作り直すことが限界となっています。
この能力には大きな制約があり、発動中はピトー自身がオーラを纏うことすらできなくなります。
さらに念人形から20メートル以上離れることも不可能です。
作中ではコムギの治療に使用され、この制約がゴンとの対峙における重要な要素となりました。
黒子舞想(テレプシコーラ):戦闘特化の最終形態
バレリーナを模した念人形を出現させ、ピトー自身を糸で操らせる戦闘特化の形態です。
発動から0.1秒未満で攻撃に移れるほどのスピードを発揮できます。
死後もこの能力が自動発動し、ピトーの死体がゴンを攻撃するという衝撃的な展開を生みました。
ネフェルピトーの初登場は何話?漫画とアニメの対応
ネフェルピトーが初めて姿を現すのは、漫画では第19巻に収録されたNo.197「VSハギャ隊④」です。
アニメ(2011年版)では第84話「サダメ×ノ×メザメ」にあたります。
この初登場シーンで、ピトーはハンターであるポックルの脳を直接操作し、念能力の六系統や水見式に関する情報を引き出しました。
多くのファンの間では、この場面がキメラアント編における最初の大きなトラウマシーンとして記憶されています。
ただし、ピトーの「恐怖」を視聴者が最も強く実感するのは、次の第85話「ヒカリ×ト×カゲ」です。
カイト、ゴン、キルアの3人がピトーの圧倒的なオーラに遭遇し、キルアがゴンを気絶させてまで逃走するこの登場シーンは、シリーズ全体で最も絶望感のある場面の一つとして語り継がれています。
それまでの冒険活劇的な雰囲気から一転し、作品のトーンが根本的に変わる転換点だといえるでしょう。
ネフェルピトー全登場回一覧:アニメと漫画の対応表
ピトーの主要な登場回を時系列で整理すると、以下のようになります。
ピトー関連のエピソードだけを効率的に視聴・読了したい場合の参考にしてください。
| 主なイベント | 漫画(巻/話数) | アニメ話数 | サブタイトル |
|---|---|---|---|
| ピトー誕生・初登場 | 19巻 No.197 | 第84話 | サダメ×ノ×メザメ |
| ポックルの脳を操作 | 19巻 No.198 | 第84話 | サダメ×ノ×メザメ |
| カイトとの戦闘 | 19巻 No.198〜199 | 第85話 | ヒカリ×ト×カゲ |
| ネテロ「ワシより強くね?」 | 20巻 No.201 | 第86話 | チカイ×ト×サイカイ |
| 王(メルエム)の誕生に立ち会い | 21巻 No.213 | 第91話 | キョウシャ×ト×ジャクシャ |
| 東ゴルトー宮殿で円を維持 | 21巻〜 | 第92話〜 | — |
| ノヴが円に触れ精神崩壊 | 23巻 No.246 | 第103話 | ツミ×ト×ヨミ |
| 宮殿突入・ゴンと対面 | 26巻 No.271〜 | 第114話〜 | ブンダン×ト×ゴサン |
| コムギの治療開始 | 26巻 No.274〜275 | 第116話 | フクシュウ×ト×シュウフク |
| ゴンと共にカイトの元へ | 28巻〜29巻 | 第128話〜130話 | — |
| カイトの死を告白 | 29巻 No.305 | 第130話 | マホウ×デ×ゼツボウ |
| ゴン覚醒・ピトー死亡 | 29巻 No.305〜307 | 第131話 | イカリ×ト×ヒカリ |
| 死後の念でテレプシコーラ発動 | 29巻 No.308〜309 | 第132話 | センコウ×ト×ハツドウ |
漫画では第19巻から第29巻までの全巻にわたって登場しており、巻によっては数ページのみの出番もありますが、途切れることなく物語に関わり続けるキャラクターです。
アニメでは第84話から第132話までの約50話にわたって登場します。
キメラアント編全体はアニメ第76話から第136話までの約60話で構成されているため、ピトーは編のほぼ全域に登場しているといえるでしょう。
特に見逃せないピトーの名シーン5選
ネフェルピトーの登場回の中でも、特に評価の高いエピソードを5つ厳選して紹介します。
第85話「ヒカリ×ト×カゲ」:カイトとの遭遇
漫画No.198〜199に対応するこのエピソードは、ピトーの恐ろしさが最も鮮烈に描かれた回です。
カイトの片腕が奪われ、ゴンが絶叫し、キルアがゴンを気絶させて逃走する一連の流れは、多くの視聴者にとって忘れられない場面となっています。
それまでの展開とは明らかに異質な絶望感が画面から伝わり、キメラアント編の方向性を決定づけた重要なシーンです。
第86話「チカイ×ト×サイカイ」:ネテロの衝撃発言
漫画No.200〜202に対応するこのエピソードで、ハンター協会会長のネテロが「あいつ、ワシより強くね?」と冷や汗をかきながらつぶやきます。
作中最強クラスの人物にこう言わしめたことで、ピトーの底知れない実力がファンに強く印象づけられました。
この一言が、後のネテロvsピトー、あるいはネテロvsメルエムの強さ議論の火種にもなっています。
第116話「フクシュウ×ト×シュウフク」:コムギの治療
漫画No.274〜275に対応するエピソードです。
傷ついたコムギを治療するピトーの前で、ゴンは復讐心を抑えて待つしかないという状況が描かれます。
「何でも言うことを聞くから待ってくれ」と懇願するピトーの姿は、初登場時の冷酷な印象とは大きく異なり、キャラクターの変化を象徴するシーンです。
第130話「マホウ×デ×ゼツボウ」:カイトの真実
漫画No.304〜305に対応するこのエピソードで、ピトーはカイトが既に死んでおり蘇生は不可能であるとゴンに告げます。
「せめて最後くらいは正直でいたい」というピトーの心情と、真実を知って崩れ落ちるゴンの対比が胸を打つ回です。
第131話「イカリ×ト×ヒカリ」:ゴン覚醒とピトーの最期
漫画No.305〜307に対応する、ピトーの物語のクライマックスです。
怒りによって覚醒したゴン(通称「ゴンさん」)がピトーの頭部を粉砕し、決着がつきます。
2014年5月28日のアニメ放送時にはSNSで大きな反響を呼び、「ゴンさん」という呼称がネットミームとして広く定着しました。
HUNTER×HUNTER全編を通じて最も社会的な反響が大きかったエピソードの一つです。
ネフェルピトーの強さはどれほどか?ネテロとの比較
ネフェルピトーの戦闘力は、ファンの間で最も議論が活発なテーマの一つです。
作中でネテロ会長が「あいつ、ワシより強くね?」と発言したことから、ピトーとネテロのどちらが上かという論争は長年続いています。
ピトーの方が強いとする立場では、純粋なオーラ量や身体能力でネテロを上回る点が根拠とされています。
一方、ネテロが上とする立場では、百式観音の圧倒的なスピードと戦闘経験により、ピトーはネテロに触れることすらできないだろうという主張が展開されます。
一般的な強さランキングでは、メルエムが頂点に位置し、ネテロとピトーはほぼ同格かネテロがやや上と評価される傾向にあります。
護衛軍3体の中では、ピトーが最も総合的な戦闘能力に優れるとされ、ユピーは純粋な破壊力と耐久力、プフは情報戦と策略に秀でるという棲み分けが一般的です。
覚醒したゴンについては、ピトーが「王にも届きうる牙」と評したことから、メルエムに匹敵する戦闘力を一時的に獲得したと解釈されています。
ネフェルピトーのキャラデザが変わった理由と注意点
ネフェルピトーの外見が連載の初期と後期で大きく変化していることは、ファンの間で広く知られています。
初期(19巻頃)のピトーは、無機質で中性的な印象が強く、不気味さや異質感が前面に出たデザインでした。
黒い瞳に鋭い表情、手には黒いオーブのようなものが描かれるなど、敵キャラクターとしての恐怖を体現した見た目です。
一方、後期(27巻〜29巻)になると、表情豊かで可愛らしい容貌に変化しています。
まつげが描かれるようになり、全体的に女性的な特徴が増しました。
この変化の背景には、キメラアント編の連載期間が休載を含めて約8年(2003年〜2011年)に及んだことがあります。
冨樫義博の絵柄自体が年月とともに変化していることに加え、キャラクターの内面の成長を外見に反映させるという意図的な演出だとも考えられています。
HUNTER×HUNTERでは登場人物の顔が話の進行とともに変わることがしばしばあり、ピトーに限った現象ではありません。
なお、性別については原作で明確にされておらず、設定画では乳房の存在が確認されているものの、冨樫による公式な声明はありません。
アニメ版では明確に女性体型で描写されたため、アニメから入ったファンとの間で認識のずれが生じることがあります。
髪の色も連載中に金髪から銀髪へと変更されており、媒体やグッズによってカラーリングが異なる場合がある点にも注意が必要です。
ネフェルピトーの登場回を視聴する際のポイント
ピトーの登場回を楽しむにあたり、事前に知っておくと役立つポイントをいくつか整理します。
ショッキングな描写への心構え
アニメ第84話以降、キメラアント編はそれまでのHUNTER×HUNTERと比べて残酷な描写が格段に増えます。
ポックルの脳操作シーンやカイトの惨殺など、冒険活劇のトーンから一変する場面が続くため、苦手な方は事前に把握しておくとよいでしょう。
長丁場であることの認識
キメラアント編全体はアニメで約60話、漫画で約130話分に及ぶ大長編です。
ピトー関連の話だけに絞っても約50話分あり、一気見するには相応の時間が必要になります。
宮殿突入以降のテンポについて
アニメ第111話以降、宮殿への突入作戦が始まると、ナレーションの量が増加し展開のペースが遅くなります。
一般的にテンポが遅いと感じる視聴者がいる一方で、この演出こそが緊迫感を極限まで高めているとして高く評価する声も多数あります。
好みが分かれる部分であるため、合わないと感じた場合は漫画で読み進めるという選択肢も有効です。
漫画の作画状態について
漫画の19巻〜21巻付近は冨樫の体調不良期と重なっており、一部のページで下描きに近い状態の作画が掲載されていました。
単行本では修正されている部分もありますが、完全ではない箇所も残っています。
ストーリーの内容自体は圧巻の完成度であるため、作画の状態を事前に把握した上で読むことをおすすめします。
2025年〜2026年のネフェルピトー最新情報
ネフェルピトーに関連する最新のコンテンツ展開を紹介します。
格闘ゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT」への参戦
2025年7月17日にブシロードから発売された2D対戦格闘ゲーム「HUNTER×HUNTER NEN×IMPACT」では、ネフェルピトーがDLC第1弾キャラクターとして2025年10月16日に配信されました。
対応プラットフォームはPS5、Nintendo Switch、Steamの3機種です。
単体DLC価格はSteamで5.99ドル、Season Pass 1は2,800円(税込)となっています。
ゲーム内ではテレプシコーラの再現をはじめとする原作準拠の演出が好評を得ています。
ただし、ゲーム全体としてはボタン連打で成立するコンボの存在やネットコードの品質について批判的な意見もあり、評価は賛否が分かれている状況です。
一番くじでのフィギュア展開
2025年3月29日に「一番くじ HUNTER×HUNTER CHMERA ANT」が発売され、ラストワン賞としてネフェルピトーのMASTERLISEフィギュアがラインナップされました。
1回790円(税込)で書店やコンビニで展開されています。
続く第2弾「一番くじ HUNTER×HUNTER CHMERA ANT ➁」は2025年8月29日に発売されており、こちらにもピトーのフィギュアが含まれています。
冨樫義博のX(旧Twitter)でのイラスト公開
2024年6月に冨樫義博がX上でネフェルピトーの描き下ろしイラストを投稿し、大きな反響を集めました。
過去のジャンプ表紙の生原稿公開シリーズの中で投稿されたもので、画力の高さがファンの間で改めて話題となっています。
アニメの現在の配信状況
2026年3月時点で、アニメHUNTER×HUNTER(2011年版・全148話)はDMM TV、Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、dアニメストア、Hulu、Leminoなど主要な動画配信サービスで見放題配信されています。
ただしAmazon Prime Videoについては配信期間が限定される場合があるため、視聴前に最新の配信状況を確認することをおすすめします。
まとめ:ネフェルピトーの登場回を押さえて物語を堪能しよう
- ネフェルピトーの初登場は漫画第19巻No.197、アニメでは第84話「サダメ×ノ×メザメ」である
- 多くのファンがピトーの衝撃的な登場シーンとして挙げるのはアニメ第85話のカイト遭遇回である
- 漫画では第19巻から第29巻まで、アニメでは第84話から第132話まで継続して登場する
- ポックルの脳操作はアニメ第84話、カイトとの戦闘は第85話、ゴンとの決着は第131話で描かれる
- 死後もテレプシコーラが自動発動しゴンを襲う展開がアニメ第132話で描かれた
- ネテロの「ワシより強くね?」発言により強さ議論は現在も続いているが、ネテロがやや上とする見方が優勢である
- キャラクターデザインは連載の初期と後期で大きく変化しており、冨樫の絵柄変化と意図的な演出の両面が指摘されている
- 性別は公式に明言されておらず、アニメでは女性体型で描写されたため媒体ごとに認識が異なる
- 2025年に格闘ゲーム「NEN×IMPACT」のDLC第1弾として参戦し、一番くじでもフィギュア化された
- アニメは2026年3月時点でNetflixやAmazon Prime Videoなど主要配信サービスで視聴可能である
