週刊少年ジャンプで連載中の『ONE PIECE』エルバフ編に登場する巨人族の王子ロキが、「かっこいい」と大きな話題を集めています。
初登場時のシルエットからは想像もつかなかったワイルドなビジュアル、壮絶な過去、そして圧倒的な戦闘力に、多くの読者が心を掴まれているのではないでしょうか。
一方で、ロキのデザインに対する評価が分かれるという声や、物語のテンポに関する意見など、気になるポイントも存在します。
この記事では、ロキがかっこいいと評判になっている理由を多角的に掘り下げながら、能力や強さの詳細、他キャラクターとの比較、さらには今後の展開予想まで、エルバフの王子ロキに関する情報を網羅的にお届けします。
ロキとは何者か?エルバフの王子の基本プロフィール
ロキとは、『ONE PIECE』に登場する巨人族の国「ウォーランド王国」の王子で、エルバフ編における最重要キャラクターの一人です。
異名は「呪いの王子」や「エルバフの恥」と呼ばれ、作中では父殺しの大罪人として長年投獄されていました。
しかし物語が進むにつれ、ロキの真実の姿が明らかになり、読者の評価は大きく変化しています。
年齢は63歳ですが、巨人族は人間の約3倍の寿命を持つため、人間に換算するとおよそ21歳にあたります。
父親はエルバフ国王だったハラルド、母親は古代巨人族の血を引くエストリッダで、新巨兵海賊団の船長ハイルディンとは異母兄弟の関係にあたります。
世界政府特別懸賞金として26億ベリーという四皇クラスの高額が懸けられており、海賊ですらない身でありながら世界規模の脅威と見なされている存在です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | ロキ |
| 異名 | 呪いの王子・エルバフの恥 |
| 種族 | 古代巨人族の血を引く巨人族 |
| 年齢 | 63歳(人間換算で約21歳) |
| 推定身長 | 約60m級(オーズ級) |
| 父 | ハラルド王(故人) |
| 母 | エストリッダ |
| 異母兄 | ハイルディン |
| 懸賞金 | 26億ベリー(世界政府特別懸賞金) |
| ネームモデル | 北欧神話の神ロキ |
シルエットとのギャップに驚愕!ロキのデザインが好評な理由
ロキのデザインが多くのファンに好まれている最大の理由は、初登場時のシルエットとの劇的なギャップにあります。
ホールケーキアイランド編の第858話付近で初めて名前が登場した際、シルエットで描かれたロキは少しふくよかで間の抜けた印象の王子でした。
長い巻き毛が太った頭部のように見え、マントの輪郭も相まって、多くの読者が「ブサイクなキャラかもしれない」と予想していたのです。
ところが第1130話で本格登場したロキの姿は、その予想を完全に裏切るものでした。
赤紫色の長い巻き毛に、古代巨人族の名残である一対の角、包帯で隠された神秘的な目元、上半身裸に紫色の毛皮を身につけたワイルドな出で立ちは、「イケメンすぎる」「ビジュアルが刺さりすぎる」と大きな反響を呼んでいます。
シルエットと実際の姿が異なることは、『ONE PIECE』ではガーリング聖などでも前例がある手法です。
ただし、ロキの場合はそのギャップの振り幅が特に大きく、「ぽっちゃり王子」から「ワイルドなイケメン」への変貌は、デザインに対する期待値を大きく超える結果となりました。
一方で、「シルエットと違いすぎる」「もう少し整合性がほしい」という指摘も一部には存在しています。
ロキの過去が壮絶すぎる!呪いの王子と呼ばれた理由
ロキが「呪いの王子」と呼ばれるようになった背景には、生まれた瞬間から始まる壮絶な人生があります。
63年前、ハラルド王とエストリッダの間に誕生したロキは、古代巨人族の血を色濃く受け継いだ異形の外見で生まれました。
角と特殊な目元を見た母エストリッダは恐れおののき、我が子の存在を拒絶してエルバフを去ったのです。
さらにエストリッダは「ロキによる呪い」という悪噂をエルバフ中に広め、幼いロキは母に愛されないまま迷信と偏見のなかで育つことになりました。
14年前には、アウルスト城内で兵士113人とハラルド王を殺害し、長老ヤルルに重傷を負わせた「歴史的大犯罪者」として記録されています。
しかし第1171話前後で明かされた真実は、この事件の見方を一変させるものでした。
ハラルド王はイム(世界政府の頂点に立つ存在)に操られて錯乱状態に陥っており、ロキは暴走する父を止めるために、やむなく伝説の悪魔の実を食べ、父を介錯する形でエルバフを救ったとされています。
つまりロキは、国を守るために父親殺しの汚名を背負った「覚悟の王子」だった可能性が極めて高いのです。
この真実が読者に知れ渡ったことで、「ワンピースの中で最も悲しい過去を持つキャラクターの一人」と評する声も増えています。
悪魔の実の正体が判明!黒竜ニーズヘッグの能力とは
ロキが食べた伝説の悪魔の実の正体は、第1174話(2026年2月掲載)でついに明らかになりました。
ロキが変身した姿は、島を覆うほどの巨大な黒い竜です。
翼を持つ西洋型ドラゴンの姿で、北欧神話に登場する世界樹の根をかじる黒竜「ニーズヘッグ」がモデルと広く考えられています。
正式な悪魔の実の名称はまだ作中で明かされていませんが、動物系(ゾオン)幻獣種であることはほぼ確定的です。
エルバフ王家に代々伝わり、数百年にわたり誰も食べることができなかった「禁断の実」であり、その力は単なる戦闘能力にとどまりません。
ロキの竜形態は、ギア5で巨大化したルフィですら相対的に小さく見えるほどの圧倒的なスケールを持っています。
第1174話では、海雲に開いた巨大な穴から落下する巨人族の子供たちを、黒竜の爪で受け止めて安全な場所へ運ぶ場面が描かれました。
なお、当初は「ゴムゴムの実」の能力者説が有力視されていた時期もありましたが、竜への変身が描かれたことで別の幻獣種であると判明しています。
ロキの能力を一覧で解説!強さの秘密はどこにあるのか
ロキの強さは、悪魔の実の能力だけでなく、複数の要素が組み合わさった総合力にあります。
ここでは判明している能力を整理して紹介します。
黒竜への変身と飛行能力
伝説の悪魔の実による最大の能力が、巨大な黒竜への変身です。
翼を使って空中を自在に飛行でき、巨体すぎて船に乗れないという問題も飛行能力で解決できます。
竜形態のサイズはカイドウの龍形態をはるかに上回り、多くのファンが「カイドウがミミズのように見える」と驚愕しています。
雷と気象を操る力
ロキの能力には雷を操る側面もあります。
作中では「雷雪」と呼ばれる、雪と雷が同時に発生する特殊な気象現象が描写されており、単なる雷の操作にとどまらず、温度や気圧といった環境そのものを制御する気象操作能力を持つ可能性が指摘されています。
武器・鉄雷(ラグニル)の能力
ロキの相棒である鉄雷(ラグニル)は、リスのゾオン系悪魔の実を食べたエルバフの聖なる戦槌です。
普段はハンマー形態をとり、雷を呼び寄せたり対象を氷漬けにしたりする補助的な役割を果たします。
リスの姿(ラタトスク)に変身する形態も持ち、ロキの頭上に乗ってサポートする場面も描かれています。
覇王色の覇気と異常な耐久力
ロキは幼少期からロックスやハラルドの覇気に耐え抜いた実績を持ち、覇王色の覇気を覚醒させています。
ラグニルに覇王色を纏わせて攻撃することも可能で、不死身とされたハラルドを一撃で倒した描写も存在します。
さらに海楼石の手錠をつけた状態でルフィのギア4の攻撃を回避し、神の騎士団による拷問にも耐え抜くなど、防御面での強さも規格外です。
ロキとカイドウを徹底比較!竜対決の行方はどうなる
ロキの黒竜変身が描かれたことで、同じ竜の能力者であるカイドウとの比較は避けて通れない話題になっています。
| 比較項目 | ロキ(黒竜) | カイドウ(青龍) |
|---|---|---|
| 悪魔の実 | 幻獣種(ニーズヘッグと推定) | ウオウオの実 モデル:青龍 |
| 竜の種類 | 西洋型ドラゴン(翼あり) | 東洋型の龍(長い胴体) |
| 体の規模 | 島を覆う規模 | 鬼ヶ島を巻くサイズ |
| 付随能力 | 雷・氷・気象操作 | 熱息・風 |
| 覇気 | 覇王色覚醒済み | 覇王色纏い・未来視 |
| 懸賞金 | 26億ベリー(特別懸賞金) | 46億1110万ベリー |
体の規模ではロキが圧倒的に上回っており、ギア5で巨大化したルフィですら小さく見えるスケール感が特徴的です。
海外のファンコミュニティでは「ロキはカイドウより強い」とする意見が多数派を占めていますが、覇気の熟練度や実戦経験ではカイドウに一日の長があるとする慎重な見方も根強く存在します。
懸賞金の数値だけを見ればカイドウが上ですが、ロキは海賊として活動した実績がなく、囚われの身のまま26億ベリーが設定されている点を考慮すると、実質的な脅威度はそれ以上と解釈するファンも少なくありません。
ゾロとの共通点から見えるロキの本質
ロキの魅力を語る上で見逃せないのが、ゾロの初登場時との構造的な類似性です。
多くの読者がこの共通点に気づき、「ロキは実はいいヤツ」という確信を強めています。
ゾロはかつて「魔獣」と恐れられ、シェルズタウンで磔にされていました。
しかし実際には、少女リカを守るためにヘルメッポの飼い狼を斬った結果として捕らえられていたのです。
ロキも同様に、「呪いの王子」「エルバフの恥」と忌み嫌われ、海楼石の鎖で磔にされていました。
真相は父の暴走からエルバフを守った英雄であるにもかかわらず、です。
さらに両者ともルフィとの初対面で「取引」が持ちかけられている点も共通しています。
ゾロの場合は「刀を返してほしけりゃ仲間になれ」とルフィから言われ、ロキの場合はシャンクスの情報提供と引き換えに錠を解くよう自らルフィに持ちかけました。
悪名高い人物が実は誤解されており、拘束状態でルフィと出会い、取引を経て味方になるという流れは、ゾロの仲間入りエピソードの再現ともいえる構成です。
ローラへの一途な恋が示すロキの人間味
ロキの評判を高めているもう一つの大きな要素が、シャーロット・ローラへの純粋な恋心です。
ロキはビッグ・マムの娘ローラに一目惚れし、正式に求婚しました。
しかし結婚当日にローラは政略結婚を拒否して出奔してしまい、代わりにビッグ・マムが双子の姉シフォンを差し出しますが、ロキはローラでないことを即座に見破って破談としたのです。
この逸話は「双子を見分けるほどの純粋な愛を持つ男が、本当の悪人であるはずがない」として、ロキを好きだと公言するファンの間で広く支持されています。
過去のシルエット描写では、花を差し出してプロポーズする可愛らしいロキの姿も描かれており、現在のワイルドな外見とのギャップがさらに好感度を押し上げています。
口が悪く自信家ではあるものの、雪山の主を「友達」と呼んだり、人間を見下さずに接する姿勢を見せたりと、根底にある優しさが随所ににじみ出ているキャラクターです。
第1174話で最高潮に!黒竜ロキとニカルフィの共闘が熱い
2026年2月16日に掲載された第1174話「せかいで1ばんつよいもの」は、ロキの人気を決定的なものにした回といえます。
ソマーズ聖の攻撃により海雲に巨大な穴が開き、巨人族の子供たちが冥界へと落下する絶体絶命の場面で、ロキは巨大な黒竜に変身して子供たちを救出しました。
龍の爪で一人残らず受け止め、安全に港へと運ぶ姿に、SNS上では「子供を救うロキ、素直にかっこいい」「これは神回」と絶賛の声が殺到しています。
そして第1174話のラストでは、黒竜ロキ・白いギア5ルフィ・頭に乗るラタトスク(ラグニル)の3ショットが描かれました。
黒と白の対比が美しいこの構図は、「最高にかっこいい」「鳥肌が止まらない」と読者を興奮させています。
タイトルの「せかいで1ばんつよいもの」が指すのは、悪魔の実の力でも覇気でもなく、「親が子を守る愛」であるというテーマも、多くの読者の心に深く響いたポイントです。
海外のファンコミュニティでも「尾田先生が描いた中で最も迫力のあるドラゴン」と称賛する声があがっており、国内外を問わずロキの評価は最高潮に達しています。
ロキは麦わらの一味の仲間になるのか?加入説を検証
ロキが麦わらの一味に加入するかどうかは、現在のファンコミュニティで最も議論が活発なテーマの一つです。
加入を支持する根拠は複数あります。
まず、ルフィがロキに対して直接仲間に誘う描写が作中で確認されています。
前述のゾロとの構造的類似も、仲間入りの伏線として広く認識されています。
さらに、悪魔の実の数字法則から「ロキ=69」が未登場の数字に該当するという考察も存在します。
第1171話ではロキがルフィと正式に同盟を結ぶ場面も描かれました。
一方で、加入には現実的な障壁もあります。
最大の問題はサイズです。
推定身長60m超の巨体はサウザンドサニー号に物理的に乗船できません。
ただし飛行能力を持つため船に乗る必要がないとする意見や、物語が終盤に差し掛かっているためサイズの問題は無視できるとする見方もあります。
また、麦わらの一味本体ではなく、傘下の「麦わら大船団」への合流や一時的な共闘関係にとどまる可能性も否定できません。
現時点では確定的な結論は出ていませんが、何らかの形でルフィたちと行動を共にする展開は極めて有力です。
ロキに対する批判的な意見と注意すべきポイント
ロキに対する評価は圧倒的に好意的ですが、すべてのファンが手放しで絶賛しているわけではありません。
ここではバランスのとれた視点として、批判的な意見や注意点を整理します。
第一に、過去回想の長さに対する不満です。
ロキの過去編を含むエルバフの回想は長期間にわたって展開され、「回想の中にさらに回想がある」という入れ子構造に対して「テンポが悪い」「終わりが見えない」と感じる読者が一定数いました。
第二に、能力の盛りすぎに対する懸念があります。
覇王色の覇気、伝説の悪魔の実、鉄雷ラグニルの能力、異常な耐久力、巨体、飛行能力と、一人のキャラクターに詰め込まれた要素が多く、「チートすぎる」「インフレが心配」という声も見られます。
第三に、初登場時の第1131話でのロキの言動を「受け入れがたい」と感じた読者も一部に存在しました。
評価が大きく好転したのは過去の真実が明かされて以降であり、序盤の時点では好みが分かれていたことは事実です。
最後に、ロキの性格に対する不確定要素もあります。
異母兄ハイルディンが「多少聞こえのいい事を言ったとしたら…それは計略」と警告しており、ロキが本当に善良な人物なのか、作中でも完全には確定していません。
これらの点を踏まえた上でロキの物語を追いかけることで、今後の展開をより深く楽しめるでしょう。
アニメ化はいつ?ロキの映像化と今後の展開予想
TVアニメ『ONE PIECE』エルバフ編は、2026年4月5日より放送が開始される予定です。
2025年12月28日放送回でエッグヘッド編が終了し、2026年1月から3月まではアニメ制作の充電期間として休止となりました。
エルバフ編では「原作1話分をアニメ1話で」というペースが予告されており、従来の引き延ばしが改善された高品質な映像化に期待が集まっています。
ロキの声優は2026年2月時点ではまだ発表されていません。
キャスト発表はエルバフ編の放送開始前後になると見込まれており、ロキの声を誰が担当するかはファンの間で大きな注目点となっています。
また、ロキ関連のグッズやフィギュアは現時点で公式に発売されていません。
ファンからは「早くフィギュア化してほしい」という要望が多く寄せられており、アニメ化を契機に商品展開が本格化する可能性は高いでしょう。
物語の展開としては、第1174話でギア5ルフィとロキが揃い踏みした状態でMMA(世界貴族側の戦力)との全面対決に突入する流れとなっています。
ロキが北欧神話のラグナロク的な「世界の終わりと新たな始まり」を象徴する存在として、エルバフ編の核心を担う展開が予想されます。
まとめ:ワンピースのロキがかっこいいと言われる全貌
- ロキはエルバフの王子で、63歳(人間換算約21歳)の古代巨人族の血を引く巨人族である
- シルエット時のぽっちゃり体型から、実際はワイルドなイケメンという劇的なギャップがデザイン面での評判を高めた
- 「呪いの王子」の真実は、暴走した父からエルバフを守るために汚名を被った悲劇の英雄である
- 伝説の悪魔の実により北欧神話のニーズヘッグをモデルとした巨大な黒竜に変身できる
- 飛行能力・雷の操作・気象操作の可能性に加え、鉄雷ラグニルによる氷や雷撃も使用可能である
- 覇王色の覇気を覚醒させており、懸賞金26億ベリーは海賊ですらない身で設定された四皇クラスの額である
- 竜形態のスケールはカイドウを大きく上回り、作中最強候補の一角として議論されている
- ゾロの初登場時との構造的類似から、麦わらの一味への加入説が広く支持されている
- 第1174話の黒竜変身と子供救出シーンがSNSで最大級の反響を呼び、人気が最高潮に達している
- TVアニメ エルバフ編は2026年4月5日放送開始予定で、ロキの映像化に大きな期待が寄せられている
