エルバフ編で最大の衝撃となったのが、ロキによる父親ハラルド王の殺害です。
「なぜ息子が実の父を手にかけたのか」「悪魔の実を食べるためだけに父を殺したのか」という疑問は、多くの読者が抱いてきたテーマでしょう。
連載が進むにつれて明らかになった真相は、表面的な「父殺し」のイメージを根底から覆すものでした。
この記事では、ロキとハラルド王の親子関係から事件の全貌、さらにロキが食べた伝説の悪魔の実の正体まで、エルバフ編の核心を時系列に沿って網羅的に解説します。
読み終えるころには、ロキとハラルドの物語がワンピース史上屈指の悲劇として語られる理由を、深く理解できるはずです。
ロキが父親ハラルドを殺した理由は悪魔の実のためではなかった
ロキが父ハラルド王を殺害した本当の理由は、悪魔の実を奪うためではありません。
イムに心身を支配されたハラルド自身が、エルバフを守るために「自分を殺してくれ」とロキに懇願したことが真の経緯です。
エルバフの国民は14年間にわたり、ロキが王家に伝わる伝説の悪魔の実を手に入れるために父を殺したと信じてきました。
しかし実際には、神の騎士団に昇格したハラルドがイムの「深海契約」によって不死の肉体と引き換えに意識を乗っ取られ、エルバフ全巨人の軍事奴隷化を命じられたことが発端だったのです。
自我が残るわずかな時間の中で、ハラルドは衛兵とロキに対し自らの殺害を頼みました。
ロキは父の願いに従いながらも、真相を隠し「父殺しの大罪人」という汚名を自ら被る道を選んでいます。
ハラルド王とは何者か|エルバフの王が歩んだ壮絶な生涯
若き暴君から平和主義者への転換
ハラルドは古代巨人族の血を引くエルバフの王であり、覇王色の覇気を持つ歴代屈指の実力者です。
45歳(人間換算で約15歳)で即位した当初は「低能クズ」と称されるほどの暴君で、国政を放棄して各地で暴れ回っていました。
転機となったのは、イーダという他国出身の巨人女性との出会いです。
人間の王国で見世物にされていたイーダを救出したハラルドに対し、イーダは「あなたが暴れるから巨人が野蛮だと思われる」と叱責しました。
この言葉に衝撃を受けたハラルドは、以後エルバフを外交と平和で発展させる道を志すようになります。
エルバフの世界政府加盟を目指した外交努力
ハラルドの後半生は、エルバフを世界政府の加盟国にするための外交活動に費やされました。
各国との友好関係を築き、大飢饉の際には海外の同盟国からの援助でエルバフを救うなど、外交の成果は着実に上がっていきます。
一方で世界政府はハラルドの外交を妨害し続け、非加盟国への暴力行為をハラルドが止めた際にはプロパガンダで彼を悪者に仕立て上げました。
それでもハラルドは志を曲げず、最終的には自らの角を引きちぎってマリージョアで土下座し、巨人族の過去の蛮行を謝罪するという極端な行動にまで出ています。
平和への執念は敬意に値するものですが、世界政府への過度な信頼がやがて破滅を招くことになるのです。
ロックス・D・ジーベックとの友情と決裂
ハラルドの人生を語るうえで欠かせないのが、伝説の海賊ロックス・D・ジーベックとの関係です。
56年前のレヴェリーで出会った二人は覇王色の覇気をぶつけ合い、半径5キロの人間を全員気絶させるほどの衝突を起こしました。
しかし共闘して聖地から脱出した後は「奇妙な友情」を築き、イーダの酒場で酒を酌み交わす仲になっています。
ロックスはハラルドの力と巨人軍団を欲し何度も仲間に誘いましたが、ハラルドは世界政府を通じた平和を信じて毎回拒否しました。
決定的な亀裂は42年前、五老星が「ロックスを殺せばエルバフを加盟させる」と通告した時に生まれます。
ハラルドはこの条件を受け入れてロックスに斬りかかり、二人の友情は永遠に失われました。
38年前のゴッドバレー事件でロックスが死亡した後、ハラルドは親友を見捨てた自分を激しく悔い、その後悔が彼をさらに世界政府への従属へと駆り立てていきます。
ロキの壮絶な生い立ち|母に捨てられた呪いの王子
実母エストリッダによるネグレクトと虐待
ロキの悲劇は誕生の瞬間から始まっています。
63年前に正妻エストリッダとの間に生まれたロキですが、母は息子の外見に恐怖し、生まれた直後に冥界(エルバフの地下世界)へ投げ落として殺そうとしました。
しかしロキは新生児でありながら冥界への落下を生き延び、自力で這い上がってきます。
ロキが生還すると、エストリッダは「この子は呪われている」と周囲に吹聴し、エルバフ中にロキへの恐怖と偏見を植え付けました。
同じ年にヨルルがビッグ・マムに殺され、翌年にはエストリッダ自身も病で死亡したため、すべての不幸がロキのせいにされ「呪いの王子」という烙印が定着してしまいます。
父ハラルドの不在と摂政による虐待
エストリッダの死後、ロキの養育はエストリッダの兄である摂政に委ねられました。
この摂政もまたロキに対し暴力的で、腐った食べ物を与えるなど苛烈な虐待を行っています。
父ハラルドは外交活動で長期不在が常態化しており、ロキの窮状を十分に把握できていませんでした。
ハラルドはロキを愛してはいたものの、結果として息子を孤立させてしまったのです。
生後数か月で愛を諦めたとされるロキは、ハラルドに抱かれても無反応で、父の帰還時にも笑顔を見せることはありませんでした。
義母イーダとの出会いが唯一の救い
実母に見捨てられ父にも顧みられなかったロキにとって、唯一の心のよりどころとなったのが義母イーダです。
イーダはハイルディンの実母であり、血縁関係のないロキにも分け隔てなく愛情を注ぎました。
当初ロキはイーダの優しさを「王妃の座を狙う打算」と疑い、暴言を浴びせています。
しかしイーダはロキの反抗的な態度を気にも留めず、変わらぬ愛情で接し続けました。
やがてロキはイーダを実の母のように慕うようになり、イーダが病に倒れた際には自ら狩った獲物を持って見舞いに訪れるなど、不器用ながらも愛情を示すようになっていきます。
ところがイーダの病の原因は、エストリッダの一族による毒殺でした。
真相を知ったロキは激怒し、エストリッダの故郷である酒村を焼き払っています。
この事件がロキの最初の大罪として記録され、「呪いの王子」の評判をさらに決定的なものにしました。
ハラルドの死亡の真相|深海契約とイムの支配
神の騎士団への加入と深海契約
ハラルドが死に至る直接の原因は、神の騎士団への正式加入にあります。
14年前、それまで「神の従刃」として下働きをしていたハラルドに、正式な騎士への昇格が提示されました。
これはエルバフの世界政府加盟が実現することを意味しており、ハラルドは喜んで受け入れます。
しかし昇格の儀式で待っていたのは、空の玉座に座るイムの姿でした。
イムから直接「深海契約」を受けたハラルドは、不死の肉体を得る代わりに、心身をイムに遠隔支配される状態に陥ります。
イムがハラルドに下した命令は、エルバフの全巨人を世界政府の軍隊として強制徴用することでした。
ハラルドがロキに死を懇願した瞬間
イムの命令を拒んだハラルドですが、深海契約の力により身体が勝手にイムの意思を実行し始めます。
自我が残るうちにハラルドは衛兵に自分を柱に鎖で繋ぐよう命じ、ヤルルとロキの召喚を要請しました。
しかし鎖に繋がれる前にハラルドの身体は衛兵を斬り始め、城内は阿鼻叫喚の地獄と化します。
駆けつけたロキとヤルルに対し、ハラルドは世界政府の欺瞞を明かしたうえで、次の三つを託しました。
一つ目は、エルバフに伝わる伝説の悪魔の実を食べること。
二つ目は、不死身となった自分を殺すこと。
三つ目は、真相を国民に伝え英雄として王位を継ぐことです。
ロキは一つ目と二つ目の願いには従いましたが、三つ目だけは拒否しました。
父の名誉を守るため、ハラルドが世界政府に利用され暴走した事実を隠し、自らが「父殺しの極悪人」として罪を被る道を選んだのです。
第1170話「裏腹」で描かれた父子最後のやりとり
ハラルドとロキの最期の会話は、第1170話「裏腹」で詳細に描かれました。
覇王色の覇気を纏った鉄雷を振り上げるロキは「恨むぞてめェ!! こんな汚れ仕事を押し付けやがって!!」と叫びます。
それに対しハラルドは、ロキの言葉が本心と「裏腹」であることを見抜いたうえで「おれもだ 愛してる」と応じました。
涙を流しながら父に致命の一撃を加えるロキの姿は、多くの読者に衝撃と感動を与えています。
一般的に「ワンピース史上屈指の名シーン」として評価されており、SNS上では「号泣した」という反応が多数確認されています。
ロキはどうやって不死身のハラルドを倒したのか
深海契約によって不死身となったハラルドは、ヤルルの槍で貫かれても、シャンクスとスコッパー・ギャバンに片足を切り落とされても再生し続けました。
通常の攻撃では深海契約の不死性を打破できないことが、この戦いで証明されています。
ロキがハラルドを倒せた決定的な要因は、覇王色の覇気を纏わせた鉄雷(ラグニル)による一撃です。
ロキは伝説の悪魔の実を食べて覚醒した直後、鉄雷に覇王色の覇気を纏わせてハラルドの深海契約の紋章を直撃しました。
覇王色の覇気を纏う攻撃こそが深海契約の不死身を無効化する唯一の手段であるという解釈が、読者の間では広く支持されています。
この設定は今後、五老星やイムとの戦いにおいても重要な伏線になると考えられるでしょう。
ロキが食べた伝説の悪魔の実と鉄雷ラグニルの正体
エルバフ王家に伝わる伝説の悪魔の実
ロキが食べた悪魔の実は、エルバフ王家が代々守護してきた国宝級の存在です。
この実は誰でも食べられるわけではなく、鉄雷(ラグニル)に認められた者だけが口にできるという特殊な条件が設定されています。
歴代の巨人で認められた者はおらず、ロキが史上初の適格者となりました。
第1174話で描かれた能力の全容によれば、ロキはこの実の力で巨大な黒い竜(ドラゴン)に変身できます。
北欧神話の世界樹の根をかじる黒竜「ニーズヘッグ」がモチーフと考えられており、カイドウの「ウオウオの実 幻獣種 モデル青龍」が東洋的な龍であるのに対し、ロキの竜は翼を持つ西洋型ドラゴンとして明確に区別されています。
2026年2月時点で悪魔の実の正式名称は未公表であり、「ドラドラの実」説や「ヘビヘビの実 幻獣種 モデル:ニーズヘッグ」説など複数の考察が飛び交っている状況です。
鉄雷(ラグニル)は悪魔の実を食べたリスだった
鉄雷(ラグニル)はロキが振るう巨大な戦槌ですが、正体は悪魔の実を食べた武器です。
第1170話でその動物形態が初めて明かされ、可愛らしいリスの姿であることが判明しました。
北欧神話で世界樹ユグドラシルを駆け回るリス「ラタトスク」がモチーフとされています。
能力の分担としては、雷と氷の力がラグニル(ラタトスク)側、竜への変身がロキ本人の悪魔の実側という構造が有力視されています。
ロキが使用した氷結技「原初世界(ニブルヘイム)」は鉄雷を振り下ろして発動しており、武器と能力者が一体となって戦う独特のスタイルが特徴です。
ロキとハラルドの関係を他の親子と比較する
ワンピースにおける「父と子の悲劇」はロキとハラルドだけではありません。
他の親子関係と比較することで、この物語の特異性がより鮮明に浮かび上がります。
| 親子 | 悲劇の内容 | 父の意思 | 子の選択 |
|---|---|---|---|
| ロキとハラルド | 父が息子に自らの殺害を懇願 | エルバフを守るために死を望んだ | 父を殺し汚名を被った |
| エースとロジャー | 父の血統ゆえに迫害を受ける | 息子の誕生を願った | 父の存在を受け入れた |
| サンジとジャッジ | 父が息子を失敗作として虐待 | 戦闘兵器として育てようとした | 家族から決別した |
| ボニーとくま | 父が娘のため自らを犠牲にした | 娘を守るため身体を差し出した | 父の真意を後から知った |
ロキの事例が特に過酷とされるのは、父を殺す「実行者」にされたうえ、真相を語ることすら自ら封じた点にあります。
ボニーが父くまの自己犠牲を後から知る構図と対照的に、ロキは父の死の瞬間に立ち会い、自分の手で命を絶つという最も直接的な形で犠牲を強いられました。
多くの読者から「ワンピースで最も悲惨な過去を持つキャラクターの一人」と評されているのも当然と言えるでしょう。
北欧神話から読み解くロキとハラルドの物語
エルバフ編は北欧神話を下敷きにした物語構造を持っており、ロキとハラルドの関係にも神話的モチーフが色濃く反映されています。
北欧神話のロキは悪戯好きの神であり、神々の仲間でありながら最終的には神々を裏切りラグナロク(終末戦争)を引き起こす存在です。
ワンピースのロキもまた、表面上は王家を裏切った「呪いの王子」でありながら、実は国を守るために全てを犠牲にした人物として描かれています。
神話のロキが持つ二面性、つまり味方なのか敵なのか分からないトリックスター的な性質を、尾田栄一郎氏は「表と裏腹」というテーマに昇華させたと言えるでしょう。
ハラルドの名前の由来は、デンマーク王ハーラル青歯王と考えられています。
歴史上のハーラル青歯王はデンマークをキリスト教国として統一した改革者であり、外部の権威と結びつくことで国の近代化を図った点がワンピースのハラルドと重なります。
鉄雷(ラグニル)が雷神トールのハンマー「ミョルニル」をモチーフとしていること、動物形態のリスが世界樹のラタトスクであること、そしてロキの竜形態が終末の黒竜ニーズヘッグであることを踏まえると、エルバフ編全体が北欧神話のラグナロクに向かう壮大な物語であることが見えてきます。
14年間の真相隠蔽と汚名返上の経緯
エルバフ国民が14年間信じていた嘘
ハラルドの死後、エルバフの国民はロキが父を殺害して伝説の悪魔の実を奪ったと信じ続けました。
兄ハイルディンもこの説を信じてロキを激しく憎み、異母兄弟の仲は修復不可能なまでに悪化しています。
ロキ自身がこの誤解を訂正しなかったのは、ハラルドがイムに操られて衛兵を虐殺した事実が明るみに出れば、偉大な王としての父の名誉が失墜するためです。
ロキにとっては、自分が憎まれることよりも父の遺した改革の功績が守られることの方が重要だったのでしょう。
ヤルルによる真相の部分的公表
14年間隠されてきた真相が明かされたのは、長老ヤルルの決断によるものです。
ヤルルはエルバフ国民に対し、世界政府の欺瞞とハラルドが政府の犠牲になったことを公表しました。
ただしハラルドがイムに操られて城内の兵士を殺害した事実は伏せられ、「政府の悪魔が兵士たちを殺した」という形に整えられています。
これによりロキの汚名は部分的に晴らされましたが、ハラルドの名誉も同時に守られるという、巧妙な情報操作が行われたわけです。
最新話の動向|第1174話で黒竜ロキが覚醒
2026年2月中旬に掲載された第1174話「せかいで1ばんつよいもの」では、ロキの物語に大きな転換点が訪れました。
神の騎士団ソマーズ聖の攻撃により、エルバフの子供たちと親たちが冥界へ落下する絶体絶命の状況が発生します。
この瞬間、ロキは初めて悪魔の実の力で黒い竜に変身し、落下する全員を救出しました。
「呪いの王子」として恐れられてきたロキが子供たちの命を救う英雄として現れるという構図は、多くの読者に強い感動を与えています。
さらに注目すべきは、ギア5状態の白いルフィと黒い竜のロキが並び立つ場面です。
白と黒、太陽と影という対比は、ヤルルが語った予言「世にも珍しき雷雪の日、空を覆う巨獣が現る。
開放のドラムと共に太陽の髪は現れる」の成就として描かれています。
ロキの頭にはリス姿のラグニル(ラタトスク)がちょこんと乗っており、シリアスとコミカルが同居するワンピースらしい演出も話題を呼びました。
ロキは麦わらの一味に加入するのか
エルバフ編で大きな議論を呼んでいるのが、ロキの麦わらの一味加入の可能性です。
作中でルフィがロキに「仲間にならねェか!」と直接勧誘する場面が描かれており、過去の仲間加入パターンとの類似性が指摘されています。
加入の根拠として挙げられるのは、ロキが王族出身であること(ビビ、しらほしとの共通点)、父から受け継いだ夢の存在、そしてロキの数字「69」がこれまでの仲間の数字法則に合致する点などです。
一方で否定的な見方も根強く存在します。
ロキの巨体はサウザンドサニー号に乗船できないという物理的な問題が最大の障壁です。
またエルバフの王位継承者としての責務があること、物語が終盤に差しかかっている中での新規仲間追加は考えにくいという意見もあります。
現時点ではロキ自身がルフィの勧誘を断っており、加入は確定していません。
今後のエルバフ編の展開次第で、この議論の結論が出ることになるでしょう。
エルバフ編の全体構成と今後の注目ポイント
過去編と現在編の構造
エルバフ編は大きく分けて、第1153話から第1171話にわたる過去編と、第1172話以降の現在編で構成されています。
過去編ではハラルドの生涯が約100年以上のスパンで描かれ、ロックス海賊団の結成からゴッドバレー事件、神の騎士団の実態、そしてロキによる父殺しの真相まで、ワンピース世界の歴史的空白が大量に埋められました。
現在編ではヤルルの宣戦布告によりエルバフと神の騎士団の全面対決が本格化し、ギア5ルフィと黒竜ロキの共闘が始まっています。
読者が把握すべき新設定
エルバフ編では大量の新設定が登場しているため、整理しておくと理解が深まります。
浅海契約は五老星から受ける下位の契約で「神の従刃」となるもの、深海契約はイムから直接受ける上位の契約で不死身の肉体を得る代わりに心身の支配を受けるものです。
神の騎士団は深海契約を結んだ者で構成される世界政府最強の戦力であり、ハラルドやシャンクスの双子の兄シャムロックが所属しています。
これらの設定が今後のラスボス戦にどう関わるかも、大きな注目ポイントです。
TVアニメ版エルバフ編の放送予定
TVアニメ版では2025年12月28日にエッグヘッド編が終幕し、2026年4月5日よりエルバフ編の放送が開始される予定です。
原作で描かれたハラルドとロキの壮絶な親子ドラマがアニメでどのように演出されるかは、今後最大の楽しみの一つと言えるでしょう。
まとめ:ワンピースのロキと父親ハラルドが紡ぐ親子の真実
- ロキが父ハラルドを殺した理由は悪魔の実を奪うためではなく、イムに支配された父自身の懇願によるもの
- ハラルドは世界政府との深海契約で不死身化し、エルバフ全巨人の軍事奴隷化を命じられた
- ロキは覇王色の覇気を纏った鉄雷(ラグニル)で深海契約の不死身を打ち破った
- ハラルドは若き暴君からイーダとの出会いで平和主義者へ転換した改革者である
- ロキは実母エストリッダに誕生直後から捨てられ、義母イーダだけが唯一の心のよりどころだった
- 第1170話「裏腹」の「恨むぞてめェ」「おれもだ 愛してる」は多くの読者を号泣させた名場面である
- ロキは14年間「父殺しの大罪人」という汚名を自ら被り、父の名誉を守り続けた
- 第1174話でロキは黒い竜に変身し、落下する子供たちを救う英雄として覚醒を遂げた
- 鉄雷(ラグニル)の正体は悪魔の実を食べたリス(ラタトスク)であり、雷と氷の能力を担う
- エルバフ編全体が北欧神話のラグナロクに向かう構造を持ち、ロキとハラルドの物語はその核心に位置する
