ワンピースのエルバフ編で最も注目を集めているキャラクター、それが「呪いの王子」ロキです。
「世界を終わらせる」という衝撃的な宣言、父殺しの大罪人という汚名、そして太陽の神を自称する傲慢さ。
登場当初は多くの読者が敵キャラクターだと感じていました。
しかし過去が明かされるにつれて、ロキの本当の目的や野望の正体は想像とはまるで違うものだと分かってきています。
ロキは何のために世界を終わらせたいのか、海賊王を目指すルフィとの関係はどうなるのか、壮絶な過去の中で育まれた夢とは一体何なのか。
この記事では、最新の第1174話までの情報をもとに、ロキの目的の全貌を多角的に読み解いていきます。
エルバフ編を最大限に楽しむための考察材料として、ぜひ最後までご覧ください。
ロキが宣言した「世界を終わらせる」の本当の意味とは?
ロキの目的を考えるうえで、最も重要なのが「世界を終わらせる」という宣言の真意です。
この言葉は一見すると世界征服や破壊を意味するように聞こえますが、物語の文脈を丁寧に追うと、まったく異なる姿が浮かび上がってきます。
ロキの言う「世界の終わり」は世界政府の秩序破壊を指す説が有力
ロキが終わらせたい「世界」とは、地球そのものではなく、天竜人と世界政府が800年間にわたって維持してきた支配体制を指しているというのが、現在最も有力な解釈です。
ワンピースの世界では、天竜人が頂点に君臨し、世界政府がその権威を守る構造が長く続いてきました。
ロキの父であるハラルド王は、この世界政府によって「黒転支配(ドミ・リバーシ)」という手段で操られ、悪魔化させられています。
愛する父を奪われたロキにとって、「世界を終わらせる」とは、こうした理不尽な支配の仕組みそのものを壊すことだと考えられるのです。
ルフィが海賊王になるという夢を掲げて海を進むように、ロキもまた既存の秩序を打ち壊すという野望を胸に秘めていると見るのが自然でしょう。
父ハラルドを操った世界政府への復讐が目的の根底にある
ロキの目的の根底には、世界政府への強烈な復讐心が横たわっています。
ハラルド王は本来「戦いより交易を重んじた」平和主義の王でした。
エルバフを豊かな国へと導いた名君が、イム様の力によって操られ、自らの城の兵士113人を殺害するという悲劇に見舞われたのです。
ロキは暴走する父を止めるためにやむなくハラルドを殺害しましたが、父の名誉を守るために真相を誰にも語りませんでした。
14年もの間「父殺し」の汚名を一人で背負い続けたロキの怒りは、個人的な恨みの域を超えています。
世界政府という巨大な仕組みそのものを否定しなければ、同じ悲劇が繰り返されるという確信が、ロキの行動原理を形成していると考えられます。
北欧神話ラグナロクとの対応から読み解くロキの真意
ワンピースのロキは、北欧神話のロキを強く意識してデザインされたキャラクターです。
北欧神話において、ロキは「閉ざす者」「終わらせる者」という意味の名を持ちます。
神話のロキは長い間鎖で拘束された後、最終戦争「ラグナロク」で解放され、巨人族を率いて神々の秩序を破壊する存在です。
ワンピースのロキも6年間冥界に幽閉された後にルフィによって解放され、エルバフの戦士たちとともに世界政府に立ち向かう展開が描かれています。
注目すべきは、北欧神話のラグナロクが「完全な終わり」ではなく、古い世界が滅んだ後に新しい世界が始まる物語だという点です。
ロキの目的もまた、単なる破壊ではなく、天竜人の支配なき新しい世界の創造を見据えているのかもしれません。
ロキの目的を理解するために知るべき壮絶な過去と経歴
ロキの行動や目的を正しく読み解くためには、彼が歩んできた壮絶な過去を知ることが不可欠です。
63年間の人生で積み重ねられた悲劇が、「世界を終わらせる」という覚悟の背景になっています。
生まれた瞬間に母エストリッダから冥界に落とされた出生の悲劇
ロキは、エルバフの王ハラルドと王妃エストリッダの間に正式な王子として誕生しました。
しかし生まれた瞬間、母エストリッダはロキの見た目を「怪物」と呼び、一度も抱くことなく冥界へ落としています。
エストリッダはロキが死産だったことにして里帰りするつもりでしたが、冥界に落とされたロキは猛獣たちを倒して生き延び、宝樹をよじ登って地上に戻ってきました。
生まれた瞬間から実の母に拒絶されたこの体験は、ロキの人格形成に深い影響を与えています。
ロキがいつも目に包帯を巻いているのは、生まれつき「不吉」とされた特徴的な目元を隠すためとされていますが、この目にさらなる秘密が隠されている可能性も残されています。
育ての母イーダとの絆と毒殺事件が生んだ怒りの原点
実母に捨てられたロキを唯一受け入れたのが、ハラルド王の最愛の人であり、ハイルディンの実母でもあるイーダでした。
イーダは南の海出身の巨人族女性で、王家の血筋ではなかったため正式な王妃にはなれませんでした。
それでもイーダはロキを「たった一人の母親」として育て、ロキもまたイーダを心から慕っていたのです。
しかし悲劇は繰り返されます。
エストリッダの一族がイーダに毒を盛り、命を奪ってしまいました。
激怒したロキは毒を盛った一族の村を殲滅し、その罪で冥界の牢獄に入れられることになります。
結果としてロキはイーダの死に目に会うことすらできませんでした。
この事件は、ロキが「理不尽な権力構造」に対して根源的な怒りを抱く原点になったと広く考察されています。
ハラルド王殺害事件の真相とロキが14年間背負った冤罪の全貌
14年前、エルバフのアウルスト城で兵士113人とハラルド王が死亡し、長老ヤルルも重傷を負うという大事件が発生しました。
ロキはこの事件の犯人として「歴史的大犯罪者」の烙印を押されています。
しかし第1169話で明かされた真相は衝撃的なものでした。
城の兵士たちを殺害したのはロキではなく、イム様の「黒転支配」で悪魔化させられたハラルド王自身だったのです。
ロキは暴走する父を止めるために、やむなく自らの手でハラルドを殺害せざるを得ませんでした。
それにもかかわらず、ロキは父の名誉を汚すことを拒み、一切の弁明をしなかったのです。
第1172話でヤルル長老がエルバフ国民に向けて真相を公表し、ようやくロキの無実が宣言されました。
14年もの間、たった一人で冤罪を背負い続けた自己犠牲は、ロキというキャラクターの本質を物語っています。
シャンクスに捕えられ6年間幽閉された経緯と複数の説
ハラルド王殺害後、ロキは海で暴れ回っていたとされています。
6年前、四皇シャンクスがロキを捕え、エルバフの冥界に幽閉しました。
シャンクスがロキを捕らえた目的については、現時点で複数の説が議論されています。
一つ目は、ロキの暴走を止めるための純粋な制圧という見方です。
二つ目は、世界政府との最終対決までロキの力を温存させる意図があったという説になります。
三つ目は、ロキ自身が何らかの理由で自ら捕まることを選んだという可能性です。
ロキはシャンクスを「腰ぬけ」と呼んでおり、二人の間にはかつて四皇の座を争った因縁があるとも示唆されています。
ルフィに対してシャンクスの居場所を教える代わりに解放を求めた取引からも、両者の関係にはまだ明かされていない深い事情があると推測できます。
ロキの悪魔の実の能力は目的達成の鍵になるのか?
ロキの「世界を終わらせる」という宣言を実行に移すには、それに見合うだけの圧倒的な力が必要です。
エルバフ編で段階的に明かされてきた悪魔の実の能力は、ロキの目的と密接に結びついています。
最新1174話で判明した黒竜への変身とニーズヘッグの正体
2026年2月16日に掲載された第1174話「せかいで1ばんつよいもの」で、ロキの能力がついにベールを脱ぎました。
ロキは巨大な黒い竜に変身し、落下する巨人族の子供たちを背中に乗せて救出するという圧巻のシーンが描かれています。
この黒竜の正体は、北欧神話に登場する「ニーズヘッグ(ニーズホッグ)」をモデルにしたゾオン系幻獣種とする見方が最有力です。
ニーズヘッグとは、北欧神話で世界樹ユグドラシルの根を齧り続ける竜のことです。
ワンピースの世界における「宝樹アダム」がユグドラシルに対応する存在だとすれば、ロキの能力は世界の根幹を揺るがす力を象徴していることになります。
変身後のサイズは象主(ズニーシャ)に匹敵、もしくはそれを超えるほど巨大で、巨人族数十人を余裕で乗せて飛行できる規模です。
ゴムゴムの実の能力者説はまだ否定されていない
黒竜への変身が描かれた一方で、ロキが「本物のゴムゴムの実」の能力者でもあるという説は完全には否定されていません。
第1169話の段階では、ロキがゴムゴムの実の能力者であるとする根拠がいくつか提示されていました。
まず、雷を操る武器「鉄雷(ラグニル)」を扱えるのは、ゴムの身体で電撃を無効化できるからだという推理があります。
さらに、エルバフには古くから「太陽の神ニカ」の伝承が存在しており、ニカの能力を宿すゴムゴムの実が「伝説の悪魔の実」として王家に伝わっていても不自然ではありません。
ニーズヘッグの竜とゴムゴムの実が同一の悪魔の実の別形態なのか、それとも二つの能力を併せ持つのか、この点は2026年2月時点でまだ確定していない最大の謎の一つです。
鉄雷ラグニルとの組み合わせで発揮される戦闘力の規模
ロキの武器「鉄雷(ラグニル)」は、北欧神話のトールが振るうハンマー「ミョルニル」と、終末の戦い「ラグナロク」を組み合わせた造語とされるエルバフ伝説の武器です。
第1170話ではロキが「原初世界(ニブルヘイム)」という技を繰り出し、敵であるドラウグルを凍結させる描写がありました。
黒竜への変身能力とラグニルの雷撃を組み合わせた場合の戦闘力は、作中でも最高クラスに達する可能性があります。
ただし、ロキの悪魔の実の正式名称はまだ明かされておらず、能力の全容も未解明です。
今後の展開でラグニル自体が悪魔の実を食べた武器である可能性も示唆されており、ロキの戦力評価はさらに大きく変わる余地を残しています。
古代兵器ウラヌスとの関連が示唆される理由
ロキの能力が古代兵器ウラヌスと関係しているのではないかという説も、一定の支持を集めています。
ワンピースにおける三つの古代兵器は、それぞれ特定の場所や人物と結びついてきました。
ポセイドンは魚人島のしらほし姫、プルトンはワノ国に封印された戦艦です。
この法則に当てはめると、エルバフという巨人の国にも古代兵器が眠っていると考えるのは自然な推理でしょう。
世界政府がマザーフレイムを失った後、代替の動力源としてロキの悪魔の実を狙っている可能性も指摘されています。
ウラヌスが800年間起動できなかった理由が、ロキの能力と関係しているとすれば、世界政府がエルバフに執着する動機にも説明がつきます。
ただし、この説は現時点では作中に確定的な描写がなく、あくまで考察の域を出ていない点には注意が必要です。
ロキの目的は世界征服なのか?それとも解放なのか?
「世界を終わらせる」という宣言だけを聞くと、ロキが世界征服を企む悪役のように映ります。
しかし物語が進むにつれ、ロキの本当の目的は「征服」ではなく「解放」に近いことが見えてきました。
「太陽の神」を自称するロキとニカ・ルフィの決定的な対比構造
ロキは冥界で自らを「太陽の神」と称しています。
一方、ルフィはヒトヒトの実モデル・ニカの覚醒によって本物の「太陽の神ニカ」となった存在です。
この二人は「白い太陽」と「黒い太陽」という対比構造で描かれていると多くの読者に指摘されています。
第1174話では、ニカ形態のルフィが「ゴムゴムの腹せんべい」で落下する子供たちを受け止め、黒竜形態のロキがルフィごと空に運ぶという共闘シーンが描かれました。
ルフィの解放のドラム(ニカの心臓音)とロキの能力が呼応するような演出もあり、二人は対立する存在ではなく、異なる側面から世界を変えようとする同志として描かれつつあります。
世界政府を倒すという野望はルフィの夢と重なるのか
ルフィの夢は海賊王になることであり、その道の先には世界政府との対決が待ち受けています。
ロキの野望もまた、世界政府が作り上げた秩序の打破です。
両者の目指す方向は本質的に重なっていますが、その動機には大きな違いがあります。
ルフィは「自由」を求めて海に出た冒険者であり、政治的な意図はほとんどありません。
対してロキは、父と母を奪われた怒りという極めて個人的な動機から世界の変革を志しています。
目的は似ていても、そこに至る感情と背景がまるで異なるからこそ、二人が並び立つ構図は物語としての厚みを生み出しているのです。
ロキが神の騎士団の勧誘を拒否した理由から見える真の立場
第1136話から1137話にかけて、神の騎士団の団長フィガーランド・シャムロック聖と軍子宮がロキのもとを訪れ、騎士団への勧誘を行いました。
しかしロキは舌を出して即座に拒否しています。
世界政府にとってロキの勧誘は、エルバフの戦士たちを政府の支配下に置くための重要な戦略でした。
ロキが加入すれば王子の権威と能力の両面からエルバフを支配できるという計算があったのです。
ロキがこれを拒否したという事実は、彼の立場を明確に示しています。
ロキは世界政府側の人間になるつもりは毛頭なく、むしろ世界政府の秩序を根本から否定する側に立つことを選んだのです。
勧誘を断られた神の騎士団は作戦を変更し、「黒転支配」によるエルバフの武力制圧へと舵を切りました。
ロキはルフィの味方か敵か?今後の展開を左右する3つの論点
エルバフ編において、ロキがルフィにとってどのような存在になるのかは、読者の間で最も議論されているテーマの一つです。
味方なのか、敵なのか、それともまったく別の関係性なのか、複数の可能性が並立しています。
麦わらの一味の仲間になる説とサイズ問題という最大の壁
ロキが麦わらの一味の10人目の正式な仲間になるという説は根強い人気があります。
根拠として挙げられるのは、ルフィがイーダ以外で唯一ロキをありのまま受け入れた存在であること、ウソップとの「嘘つき同士」という対比構造、そして過去のパターンで各島の中心人物が仲間に加わってきた実績です。
しかし最大の障壁は物理的なサイズの問題でしょう。
ロキは巨人族であり、さらに悪魔の実の変身で象主級の巨体になります。
サウザンドサニー号に乗ることは現実的ではなく、仲間として共に航海するには大きなハードルがあるのです。
サイズの問題をどう解決するかが、この説の成否を左右する鍵になります。
ビビやしらほしのように共闘後に別の道を歩む可能性
多くの読者が支持しているのは、ロキがビビやしらほしのような立ち位置になるという見方です。
つまり、エルバフ編を通じてルフィと深い絆を結び、共闘するものの、最終的にはエルバフの王として自国の再建に専念するというシナリオになります。
ロキにはエルバフの王子としての責務があり、14年間の冤罪が晴れた今、国民との関係を再構築する必要もあるでしょう。
ルフィの仲間として船に乗るよりも、エルバフという世界最強の戦士の国を率いてルフィを支援する方が、物語全体のスケール感としても説得力があるかもしれません。
ロキがエルバフの王として出海する展開はあり得るのか
もう一つの可能性として、ロキが独自の船団を率いて海に出るという展開も考えられます。
北欧神話のロキがラグナロクで巨人の軍勢を率いたように、エルバフの戦士たちを従えて世界政府との最終決戦に参じるという展開です。
ロキが出海すれば、麦わら大船団やシャンクスの赤髪海賊団と並ぶ第三の勢力として、最終章の戦局を大きく左右する存在になり得ます。
ルフィが海賊王に到達する物語において、ロキが「王」として別の海を進むという構図は、対比としても美しい結末になるのではないでしょうか。
世界政府と神の騎士団がロキに執着する本当の狙いとは?
世界政府がわざわざ神の騎士団をエルバフに派遣し、ロキを勧誘しようとした背景には、単なる戦力確保を超えた深い思惑があります。
エルバフの戦士を支配下に置くためにロキの力が必要だった
エルバフは「世界最強の王国」と称される巨人族の国です。
世界政府はこれまで800年間、エルバフを完全に支配下に置くことができませんでした。
神の騎士団がロキを勧誘した最大の狙いは、王子であるロキを味方につけることでエルバフ全体を政府の指揮下に組み込むことにあったと考えられます。
ロキが食べた「伝説の悪魔の実」が巨人族に対して特別な影響力を持つ可能性も指摘されており、能力面での利用価値も計算に入っていたのでしょう。
世界政府にとってエルバフの戦力は、最終章の戦いに向けて喉から手が出るほど欲しいものだったはずです。
黒転支配への作戦変更とシャムロックの暗躍
ロキが勧誘を拒否したことで、神の騎士団は方針を大きく転換しました。
団長フィガーランド・シャムロック聖はマリージョアに帰還し、対話による取り込みから「黒転支配(ドミ・リバーシ)」を用いた武力制圧へと作戦を切り替えたのです。
シャムロック聖はシャンクスの双子の兄であり、五老星フィガーランド・ガーリング聖の息子という特殊な立場にあります。
14年前のハラルド王殺害事件にもシャムロックが深く関与していたとする説が読者の間で広く支持されており、ロキとシャムロックの対決はエルバフ編のクライマックスの一つになると予想されています。
第1172話の時点では、黒転支配によってドリーとブロギーが操られるという衝撃の展開が描かれ、エルバフは全面戦争状態に突入しました。
世界政府特別懸賞金26億ベリーが示すロキの脅威度
ロキに懸けられた懸賞金は26億ベリーですが、通常の懸賞金ではなく「世界政府特別懸賞金」という特殊な形式です。
通常の懸賞金が海賊としての危険度を示すのに対し、世界政府特別懸賞金は政府にとっての政治的・戦略的な脅威度を反映しているとみられます。
26億ベリーという額は四皇クラスに匹敵する数字であり、世界政府がロキをどれほど警戒しているかが如実に表れています。
ロキは海賊ではないにもかかわらず、この懸賞額がかけられていることが、彼の存在がいかに世界政府の体制を脅かすものであるかを物語っているのです。
ロキの目的に対する読者の評価と残された謎
ロキというキャラクターは、登場から現在に至るまで、読者の評価が劇的に変化したことでも知られています。
同時に、まだ明かされていない謎も数多く残っています。
初登場時の酷評から「いいヤツ説」への劇的な評価逆転
第1130話から1131話でロキが初登場した際、読者の反応は必ずしも好意的ではありませんでした。
「小物感がある」「喋れば喋るほど残念」という声も少なくなく、エルバフ編のメインキャラクターとして不安視する向きもあったのです。
しかし過去編で真相が段階的に明かされるにつれて、評価は劇的に逆転しました。
父の名誉を守るために14年間の冤罪を黙って背負い続けた自己犠牲、育ての母イーダへの深い愛情、そして世界政府の理不尽に対する怒りが明らかになるほど、「ロキはいいヤツだった」という声が圧倒的多数を占めるようになっています。
エルバフの人々がロキを一方的に悪者として語る不自然さに、早くから真相を見抜いていた読者も多く、伏線回収の巧みさが高く評価されています。
ロキの目の包帯に隠された未解明の秘密
ロキが常に目に包帯を巻いている理由は、生まれつき「不吉」とされた特徴的な目元にあると第1153話で明かされました。
母エストリッダがロキを怪物と呼んで冥界に落とした直接的な原因が、この目だったのです。
しかし、包帯の下の目がただ見た目の問題だけなのか、それとも特殊な能力と関係しているのかは、まだ解明されていません。
覇王色の覇気に関連する力を秘めている可能性や、悪魔の実の能力と連動した特殊な視覚を持つ可能性など、多くの推測が飛び交っています。
包帯が外れる瞬間がエルバフ編のさらなるクライマックスになるのか、今後の展開から目が離せません。
ローラへの求婚の真意とまだ語られていない空白の8年間
ロキにはもう一つ大きな未解決の謎があります。
ビッグ・マムの娘ローラに求婚していたというエピソードの真意が、まだ詳しく掘り下げられていないのです。
一説では、北欧神話のロキが「取引」の神であったことから、ビッグ・マムとの政略的な意図があったとも考えられています。
また、ロキの育ての母イーダとローラに何らかの共通点があり、それがロキの感情を動かしたのではないかという推察もあります。
さらに、ハラルド王殺害からシャンクスに捕まるまでの約8年間、ロキが何をしていたのかもほとんど描かれていません。
この空白期間にロキが何を経験し、どのような夢を抱くに至ったのか。
今後のエルバフ編で語られる可能性が高い重要なピースです。
【2026年最新】エルバフ編の動向とロキの目的が明かされる今後の展望
エルバフ編はワンピース最終章の中でも最大規模のエピソードとなっており、ロキを中心とした展開がますます加速しています。
第1174話時点でのルフィとロキの共闘状況まとめ
2026年2月16日掲載の第1174話「せかいで1ばんつよいもの」で、物語は大きな転換点を迎えました。
ルフィはニカ形態で落下する巨人の子供たちを受け止め、黒竜に変身したロキがルフィと子供たちを背に乗せて空を飛ぶという共闘シーンが描かれています。
第1172話でヤルル長老がロキの無実を宣言し、エルバフ全土で世界政府への宣戦布告が行われました。
現在、エルバフでは神の騎士団による黒転支配でドリーとブロギーが操られる中、ロキとルフィを中心とした反撃が始まっています。
なお次号は休載で、第1175話は再来週の掲載が予定されています。
第1175話ではルフィとロキによる陽界への参戦と、ニカと黒竜の本格的な共闘が描かれると広く予想されています。
アニメ版エルバフ編は2026年4月放送開始で注目度が急上昇
TVアニメ『ONE PIECE』は、エッグヘッド編を2025年12月28日放送回で終幕し、2026年4月5日からエルバフ編の放送を開始します。
神の騎士団団長フィガーランド・シャムロック聖の声を津田健次郎が担当することも発表されており、注目度は急上昇中です。
アニメでのロキの登場は原作から数ヶ月遅れとなりますが、声優の起用や映像表現によって原作とはまた異なる魅力が引き出されることが期待されています。
エルバフ編のアニメ化は、ロキの目的や真意が映像と音楽の力でより鮮明に伝わる機会になるでしょう。
ロキの悪魔の実の正式名称と海賊王を巡る物語への影響
2026年2月時点で最も注目されているのは、ロキが食べた悪魔の実の正式名称がいつ、どのような形で明かされるかという点です。
黒竜への変身が描かれたことでニーズヘッグ系のゾオン幻獣種である可能性が高まりましたが、ゴムゴムの実との関係も未整理のままです。
ルフィのヒトヒトの実モデル・ニカが「太陽の神」の力を宿しているのであれば、ロキの実が「黒い太陽」「闇の竜」に対応する存在として位置づけられる可能性もあるでしょう。
ロキの能力の全貌が明らかになることで、エルバフ編の先にある最終決戦の構図や、海賊王をめぐるルフィの物語にも大きな影響が及ぶことは間違いありません。
ワンピース最終章の行方を占ううえで、ロキの目的と能力の解明は最重要事項の一つです。
まとめ:ワンピースのロキの目的を最新話から読み解く
- ロキの「世界を終わらせる」は天竜人・世界政府の支配秩序を壊すことを意味する
- 父ハラルド王はイム様の黒転支配で操られ、ロキがやむなく殺害した
- ロキは父の名誉を守るため14年間の冤罪を黙って背負い続けた
- 第1172話でヤルル長老がロキの無実を公式に宣言した
- 第1174話で黒竜への変身が描かれ、ニーズヘッグ系の幻獣種と推測される
- ゴムゴムの実との関係や悪魔の実の正式名称はまだ確定していない
- 神の騎士団の勧誘を拒否し、世界政府の側に立つ意思がないことを明確にした
- ルフィとは「白い太陽」と「黒い太陽」の対比構造で描かれ、共闘関係にある
- 育ての母イーダの毒殺やローラへの求婚など未解明の謎が複数残されている
- アニメ版エルバフ編が2026年4月放送開始で注目度はさらに上昇中である
