ワンピースのロキとラグナロクの謎を最新話から徹底考察

漫画「ONE PIECE」のエルバフ編が佳境を迎え、巨人族の王子ロキとラグナロクの関係に注目が集まっています。

ロキの悪魔の実は何なのか、北欧神話のラグナロクとどうつながるのか、そして古代兵器ウラヌスとの関連はあるのか。

エルバフ編を追いかける中で、こうした疑問を抱いている方は多いのではないでしょうか。

この記事では、2026年2月時点の最新話である第1174話までの情報をもとに、ロキのプロフィールや能力、北欧神話のラグナロクとの対応関係、さらにはエルバフの壁画や神典に描かれた終末の予言まで、あらゆる角度から掘り下げていきます。

エルバフ編の全体像をつかみたい方にとって、必要な情報がひとつにまとまった内容となっています。

目次

ロキとは何者か|エルバフの呪いの王子の正体

ロキは、巨人族の国「ウォーランド王国(エルバフ)」の王子です。

父は国王ハラルド、母はエルバフの権力者の娘エストリッダで、異母兄には新巨兵海賊団の船長ハイルディンがいます。

通り名は「呪いの王子」および「エルバフの恥」であり、自らを「太陽の神」と称して「世界を終わらせる者」だと宣言している人物でもあります。

体格はオーズ級と、通常の巨人族をはるかに凌ぐスケールを持っています。

目には包帯を巻いており、これは黒い強膜とスリット状の瞳孔という、他の巨人には見られない特異な目を隠すためだと判明しました。

世界政府からは特別懸賞金として26億ベリーが懸けられ、四皇以外のキャラクターとしては異例の高額が設定されています。

なぜ「特別」なのかについては、現時点で明かされていません。

ロキの壮絶な過去|母の拒絶からロックスへの心酔まで

ロキの人生は、誕生の瞬間から悲劇に彩られています。

母エストリッダは、ロキの外見を見て我が子と認めることを拒否し、エルバフの冥界(地下世界)に落として殺そうとしました。

しかしロキは生後間もない身体で落下を生き延び、自力で地上へ這い上がっています。

エストリッダの死後は叔父である摂政に預けられましたが、この人物もまた虐待を繰り返しました。

父ハラルドは国政に追われて不在がちで、幼いロキにとって安心できる場所はどこにもなかったのです。

唯一の光となったのが、ハイルディンの実母であるイーダでした。

血のつながりのないロキを実の息子のように慈しんだイーダは、ロキにとってかけがえのない母親的存在となります。

ところが、エストリッダの親族がイーダを毒殺したことで、ロキは激怒して母方の故郷の村を焼き討ちにしました。

エルバフの国民にとっては理由不明の凶行に映りましたが、実際にはイーダへの復讐だったのです。

また、子供時代にロキは冥界でロックス・D・ジーベックと出会い、世界を変えようとするロックスに強く心酔しました。

ロックスを「ニカ(世界を壊す者)」と信じ、船への加入を願ったものの断られ、戦って敗北しています。

ロックスの死後はその悲しみが深く刻まれ、世界政府への憎悪がさらに強まる結果となりました。

ハラルド王殺害事件の真相|「父殺し」の裏にあったもの

ロキが「エルバフの恥」と呼ばれる最大の理由は、14年前に父ハラルド王を殺害したとされている点にあります。

しかし、第1169話から第1170話にかけて、事件の真相が明らかになりました。

実はハラルド王は、世界政府の最高権力者であるイムによって意志を支配されていたのです。

イムの目的は、ハラルドを操ってエルバフの軍事力を世界政府の直属戦力とすることでした。

暴走するハラルドはロキに対して「自分を殺してくれ」と懇願し、ロキはエルバフの戦士としての決闘という形で父にとどめを刺す決断をしています。

この事件でアウルスト城の兵士113名が命を落とし、生存者は長老ヤルルとロキの二人だけでした。

ロキは殺意ではなく、父を救うための苦渋の選択だったと語っており、真相を知ったハイルディンとの和解も描かれています。

ロキの悪魔の実の正体|黒龍ニーズヘッグの能力を徹底解説

第1174話で明かされた龍への変身

エルバフ編で最大の謎のひとつだった「伝説の悪魔の実」の正体が、第1174話(2026年2月16日掲載)でついに描かれました。

ロキは巨大な黒い西洋型ドラゴンに変身し、落下の危機にあった巨人族の子供たちを救出しています。

正式な実の名称は2026年2月時点で作中に明記されていませんが、多くのメディアやファンコミュニティでは幻獣種(ミシカルゾオン)のモデル「ニーズヘッグ」であると広く推測されています。

北欧神話においてニーズヘッグは世界樹ユグドラシルの根を齧り続ける邪悪な蛇龍であり、終末の日であるラグナロクでは翼に死者を乗せて飛翔する存在として知られています。

この設定とロキの境遇は、驚くほど一致しているのです。

確認されている能力の特徴

ロキの能力については、いくつかの特徴がすでに作中で示されています。

第1171話では「原初世界(ニブルヘイム)」という技名でドラウグル(操られた巨人の怪物)を瞬間的に凍結させており、氷結系の攻撃力が確認されました。

北欧神話でニブルヘイムは氷の世界を意味しており、技名と神話の対応がここでも明確です。

さらに第1174話で飛行能力が確定し、翼を持つ龍形態での空中移動も可能であることが判明しています。

また、動物系の覚醒による驚異的な耐久力や再生能力も有している可能性が指摘されています。

過去に浮上していたゴムゴムの実説との決着

エルバフ編の初期には、ロキの悪魔の実がルフィと同じ「ゴムゴムの実」ではないかという説が話題になりました。

ロキが電気を通さない特性を示す描写があったことが根拠でしたが、第1174話で龍形態が明確に描かれたことにより、この説は事実上否定されたと見なされています。

電気を通さない特性については、武器である鉄雷(ラグニル)の能力による可能性が高いと現在は考えられています。

武器「鉄雷(ラグニル)」の正体と能力

ロキが愛用する超巨大ウォーハンマー「鉄雷(ラグニル)」は、ただの武器ではありません。

名前の由来は、北欧神話の最終戦争「ラグナロク」と雷神トールの武器「ミョルニル」を掛け合わせた造語であると一般的に解釈されています。

第1170話で明かされた衝撃的な事実は、ラグニル自体が悪魔の実を食べた武器であるということでした。

ラグニルはゾオン系の能力を持ち、リスの姿に変身できます。

このリスのモチーフは、北欧神話で世界樹を上下に駆け巡る伝令役「ラタトスク」だと考えられています。

能力としては雷撃と氷結の両方を操ることが確認されており、ロキ本体の悪魔の実(ニーズヘッグ)とは別個の力です。

つまりロキは、自身の幻獣種能力に加え、武器が持つもうひとつの悪魔の実の力を同時に行使できるという、極めて特殊な戦闘スタイルを実現しています。

ロキ以外の巨人にはラグニルを持ち上げることすらできないとされており、ハイルディンですら扱えなかったと明言されています。

ロキの龍形態はカイドウとどう違うのか

第1174話のロキの龍変身は、ワノ国編でルフィの宿敵として圧倒的な存在感を見せたカイドウとの比較なしには語れません。

まず龍のタイプが根本的に異なります。

カイドウはウオウオの実 幻獣種 モデル「青龍」の能力者で、蛇のような長い胴体と焔雲で空を飛ぶ東洋の龍でした。

一方のロキは翼を持ち、がっしりとした体格の西洋型ドラゴンです。

サイズの差はさらに際立っています。

カイドウの龍形態は推定で全長約1km程度とされていましたが、ロキの龍形態はそれをはるかに上回ります。

第1174話の描写では、ギア5で巨大化したルフィですらロキの角の3分の1程度にしか見えず、龍形態のカイドウと比べても推定50倍以上の大きさがあるとする分析が広く共有されています。

ズニーシャ(象主)に匹敵する規模ではないかとも指摘されており、作中で登場した生物として最大級の存在になる可能性が高いといえるでしょう。

戦闘能力の観点では、ロキは本体の悪魔の実に加えてラグニルという別の悪魔の実を食べた武器を併用でき、さらに覇王色の覇気の片鱗も示唆されています。

一方で、6年前にシャンクスに敗北し捕縛された事実があるため、無敵の存在ではないことも押さえておく必要があります。

北欧神話のラグナロクとワンピースの対応関係

ワンピースのエルバフ編は、北欧神話の構造を極めて緻密に取り入れています。

ここでは、主要な対応関係を整理します。

北欧神話の要素 ワンピースでの対応
ロキ(巨人の血を引くトリックスター) ロキ(古代巨人族の血を引く王子)
ニーズヘッグ(世界樹の根を齧る蛇龍) ロキの悪魔の実の能力(黒龍への変身)
ユグドラシル(世界樹) 宝樹アダム(エルバフの中心にそびえる巨大樹)
ミョルニル(雷神トールの戦鎚) 鉄雷ラグニル(ロキのウォーハンマー)
ラタトスク(世界樹を駆けるリス) ラグニルの動物型(リスに変身する武器)
ニブルヘイム(原初の氷の世界) ロキの技名「原初世界(ニブルヘイム)」
ラグナロク(神々と巨人の最終戦争) 作中で予言されている「世界を巻き込む巨大な戦い」

特に注目すべきは、ロキが宝樹アダムの根元に鎖で縛られていたという設定です。

北欧神話でニーズヘッグが世界樹の根を齧り続ける存在であることを考えると、宝樹の根元に「ニーズヘッグの力を持つ者」が繋がれていたという構図は、意図的な対応といえるでしょう。

エルバフの壁画と神典が語る終末の予言

神典(ハーレイ)に記された三つの世界

第1138話では、エルバフに太古から伝わる「神典(ハーレイ)」の存在が明らかになりました。

大戦士ヤルルによれば、この世界は過去に二度壊れており、現在は「第三世界」にあたるとされています。

第一世界は5000年以上前の古代を指し、「地獄の業火の蛇」が世界を死と闇に包み込んだとされています。

第二世界は空白の100年に対応すると多くの読者に解釈されており、虚無の中から生命が生まれた時代を描いています。

そして第三世界が現在から未来へとつながる時代であり、「世界を終末へと導く太陽は回帰する」という予言的な記述が含まれています。

この表現がニカを指すのか、それともロキ自身が語る「世界を終わらせる」宣言と結びつくのか、解釈は分かれるところです。

壁画に描かれた最終決戦の構図

宝樹アダムの石化した樹皮に刻まれた壁画には、翼を持つドラゴン、人魚姫に似た存在、巨人族、ミンク族、侍、忍者など、さまざまな種族が描かれています。

この壁画は空白の100年にあたる時代に子供の手によって描かれたとされており、未来への予言的な意味を持つと広く考えられています。

第1174話でロキの龍形態が明かされたことで、壁画の中央付近に描かれた翼あるドラゴンがロキを表している可能性は一気に高まりました。

壁画の全体構成は、多くの種族が集結して巨大な敵と対峙する様子を示しており、ルフィ率いる麦わら大船団と世界政府の最終決戦を暗示しているとする見方が主流です。

ここに描かれた滅びと再生の物語こそが、ワンピースの世界におけるラグナロクの正体なのかもしれません。

古代兵器ウラヌスとロキの関係は?

ワンピースの世界には、プルトン、ポセイドン、ウラヌスという三つの古代兵器が存在します。

ポセイドンの正体は海王類を操る人魚姫しらほしであることが判明済みで、プルトンはワノ国の地下に眠る戦艦です。

しかしウラヌスだけは、その正体がいまだに明かされていません。

ロキとウラヌスの関連を指摘する声は、エルバフ編が進むにつれて増えています。

根拠として挙げられるのは、ロキの誕生にまつわる自然災害の頻発がポセイドン(しらほし)のケースと類似していること、そしてロキの龍形態がウラヌスの動力源と何らかの関連を持つのではないかとする推測です。

一部では、世界政府がエルバフの戦力を手に入れようとしていた背景に、ロキの持つ悪魔の実の力をウラヌスの起動に利用する意図があったのではないかとも論じられています。

ただし、これらはすべて現時点では推測の域を出ません。

ウラヌスの正体は作中で明示されておらず、ロキとの直接的な結びつきも確定していない点には注意が必要です。

ロキは麦わらの一味に加入するのか

エルバフ編で多くの読者が議論しているのが、ロキが麦わらの一味の新メンバーになるかどうかという問題です。

ルフィがロキに対して直接「仲間にならねェか!」と勧誘するシーンが作中で描かれており、過去の仲間加入時と同様のパターンが見られるためです。

悲しい過去の開示、権力者からの解放、そしてルフィによる勧誘。

これまでの一味のメンバーが辿った道筋と重なる部分が多いのは事実でしょう。

一方で、否定的な根拠も少なくありません。

まず、ロキ自身がルフィの提案を断固として拒否しています。

さらにオーズ級の体格では物理的にサニー号に乗船できないという問題もあります。

すでに麦わらの一味はジンベエの加入で10人が揃っており、新規メンバーの枠があるかどうかも議論の余地があるところです。

現在、読者の間で最も支持されているのは、ロキが一味本体ではなく麦わら大船団の傘下として合流するという見方です。

エルバフの王として国に残りつつ、最終決戦の場面で巨人族の戦士たちを率いてルフィ側につくという展開が予想されています。

エルバフ編の評価と注意点|テンポの議論と今後の展望

エルバフ編に対する読者の評価

エルバフ編は2024年10月に開始され、2026年2月時点で1年4ヶ月以上にわたって連載が続いています。

読者の評価は大きく二つに分かれており、まず肯定的な意見としては、ロキの過去編が明かされて以降の展開が「神回の連続」と評されている点が挙げられます。

北欧神話を緻密に取り入れた世界観の構築、第1174話におけるロキの龍変身とニカの共演といった圧巻のスケール感は、「タイムスキップ以降で最も面白い」という声を多く生んでいます。

一方で、エルバフ編が長期化しているという批判も根強く存在します。

特にロキの回想パートが長引いた2025年中盤から後半にかけては、テンポの遅さへの不満が目立ちました。

情報量の多さについても、イム、シャンクス、シャムロック、神の騎士団、ロキの過去と、追うべき要素が多すぎるという意見があります。

ただし第1171話以降は物語のテンポが改善されたと感じている読者が多く、龍変身が描かれた現在は盛り上がりのピークに差しかかっているといえるでしょう。

今後の注目ポイント

2026年の最大のトピックは、4月5日に開始されるTVアニメ版エルバフ編です。

アニメは2026年から制作方針が変更され、総集編を廃止して年間最大26話の本編のみを放送する形になります。

原作では、ロキの龍変身が描かれた直後のタイミングにあたり、今後はロキとルフィの共闘による本格的な戦闘パートに突入すると見られています。

エルバフ編のクライマックスが作中で予言されている「世界を巻き込む巨大な戦い」、すなわちラグナロクに直結するのかどうかが、今後の最大の焦点となるでしょう。

エルバフの時間経過問題|なぜ長居してはならないのか

エルバフ編には、ストーリー上の重要な謎としてもうひとつ、時間の流れに関する問題が存在しています。

第1132話で「エルバフに長居してはならない」という忠告が登場し、「冒険者達よ返却されぬ去りし時を悔いる事なかれ」という意味深な碑文が記されていました。

巨人族は寿命が約300年で成長速度が人間の半分であることから、エルバフでは外の世界よりも時間の流れが遅い可能性が示唆されています。

もしこの説が正しければ、ルフィたちがエルバフを出た時点で外の世界では予想以上の時間が経過しているかもしれません。

エルバフの時間経過問題は、最終決戦に向けた物語の構造にも大きな影響を与え得る要素です。

ラグナロクに向かう世界の動きと、エルバフ内部の時間のズレがどのように物語に絡んでくるのか、今後の展開から目が離せません。

まとめ:ワンピースのロキとラグナロクが示す最終章の行方

  • ロキはエルバフの王子であり、「呪いの王子」「エルバフの恥」と呼ばれる特別懸賞金26億ベリーの巨人族である
  • 母に捨てられ、叔父に虐待され、義母を毒殺されるという壮絶な過去を持つ
  • ハラルド王殺害の真相は、イムの支配から父を解放するための苦渋の決断だった
  • 第1174話でロキの悪魔の実の変身形態が初めて描かれ、巨大な黒い西洋型ドラゴンであることが判明した
  • 悪魔の実のモデルは北欧神話のニーズヘッグと広く推測されているが、正式名称は未確定である
  • 武器の鉄雷(ラグニル)はリス型ゾオンの悪魔の実を食べた武器で、雷と氷結の能力を持つ
  • ロキの龍形態はカイドウの青龍を大幅に上回る規模で、ズニーシャ級の大きさとも推定される
  • エルバフの神典(ハーレイ)と壁画には終末と再生の予言が刻まれ、最終決戦の構図を示唆している
  • 古代兵器ウラヌスとロキの関連は有力な推測として議論されているが、作中での確定はまだない
  • エルバフ編はラグナロク(最終戦争)への導入として機能しており、2026年4月のアニメ放送開始も含めて注目度が最高潮に達している
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