週刊少年ジャンプで連載中の『ワンピース』、その最新話である1162話「G・V・B・R(ゴッドバレーバトルロワイヤル)」のネタバレ情報がついに明らかになりました。
物語の核心に迫るゴッドバレー事件の回想は、読者の予想を遥かに超える衝撃的な展開を迎えています。
この記事では、ワンピース1162話の詳しいあらすじから、明らかになった重要ポイントの徹底考察、そして次回1163話の展開予想まで、分かりやすく解説していきます。
ワンピース1162話の最新ネタバレ確定速報!
【最速まとめ】1162話「G・V・B・R」で判明した重要ポイント一覧
ワンピース1162話では、物語の根幹を揺るがす数多くの新事実が判明しました。
まず読者が最も知りたいであろう、本話の重要ポイントを以下にまとめます。
- イム様の降臨: 物語の黒幕であるイム様が、五老星ジェイガルシア・サターン聖の身体に憑依する形でゴッドバレーに姿を現しました。
 - 最強の共闘: 降臨したイム様に対し、ロックス・D・ジーベック、エドワード・ニューゲート(白ひげ)、そして龍の能力を得たばかりのカイドウが共闘して迎え撃つ構図が描かれました。
 - ウオウオの実の経緯: カイドウの最強の能力「ウオウオの実 幻獣種 モデル『青龍』」は、ビッグマムが息子カタクリのために手に入れたものを、カイドウが背後から襲撃し強奪したことが判明しました。
 - ロックスの家族愛: これまで謎に包まれていたロックスの人間性が描かれ、妻エリスと息子ティーチを逃がすために奮闘する父親としての一面が明らかになりました。
 
イム様がサターン聖に憑依しゴッドバレーに降臨
物語のクライマックスで、ゴッドバレーの戦場に異次元の覇気が放たれます。
その発生源は、なんと五老星のサターン聖でした。
彼の体は牛鬼のような異形の姿に変貌し、その上部には黒い影としてイム様が憑依しているという、衝撃的なビジュアルで降臨します。
この事実は、イム様が五老星の身体を媒体として、世界のどこにでもその力を行使できる可能性を示唆しています。
エッグヘッド編で見せた軍子への憑依とは異なる、より直接的で禍々しい登場の仕方に、ロジャーやガープといった猛者たちもただならぬ気配を感じ取っていました。
ロックス海賊団(白ひげ・カイドウ合流)がイム様と対峙へ
絶望的な強さを誇るイム様の前に、ロックス・D・ジーベックが立ちはだかります。
さらにそこへ、「いつもお前のツケで飲んでるからよ」と恩を返す形で白ひげが合流。
そして、能力を得て力を試したくてうずうずしているカイドウも龍の姿で駆けつけ、史上最も豪華な共闘が実現しました。
仲間割れが絶えなかったとされるロックス海賊団ですが、真の脅威を前に一時的に団結する展開は、多くの読者にとって胸が熱くなる瞬間だったでしょう。
ロックスはイム様の姿を見て、「あれは…世界」と表現しており、その存在が世界の理そのものであることを認識しているようでした。
カイドウがビッグマムから「ウオウオの実 モデル青龍」を強奪
カイドウがいかにして最強の悪魔の実を手に入れたのか、その経緯も詳細に描かれました。
ビッグマム(シャーロット・リンリン)は、景品であった「ウオウオの実」を手に入れ、息子のカタクリに食べさせることで海賊団の戦力を強化しようと目論んでいました。
しかし、その背後からカイドウが金棒でビッグマムを強襲。
不意を突かれたビッグマムから悪魔の実を奪い取り、その場で食べてしまいます。
これにより、ワノ国編でビッグマムがカイドウに言っていた「一生の恩」が、実際には一方的な恨みを含んだ発言であったことが明らかになりました。
ロックスが妻子(エリスとティーチ)をルルシアへ逃がす
これまで冷酷非道な海賊とされてきたロックスの、意外な一面が描かれました。
彼は神の騎士団に追われる妻エリスと幼い息子ティーチを発見し、二人を抱えて逃亡します。
しかし、二人を抱えたままでは強敵には勝てないと悟った妻エリスは、覚悟を決めロックスから離れます。
「もし捕まりそうになったら私はティーチを殺して自害する」「それぞれで生き延びてルルシアでまた会おう」。
この妻の覚悟を受け、ロックスは二人を逃がすために単身で神の騎士団に立ち向かいました。
この再会の約束の地「ルルシア」が、後にイム様によって消される島であることは、あまりにも皮肉な運命と言えるでしょう。
【詳細あらすじ】ワンピース1162話のストーリーを時系列で完全解説
冒頭:レイリーがシャッキーを救出!ロジャー海賊団はお宝探しへ
物語は、レイリーがシャッキーを救出し、戦場から脱出を図る場面から始まります。
他の海賊たちが二人を狙いますが、意外にもシキが「シャッキーを傷つけるな」と制止。
これにより、ロックス海賊団を含む多くの海賊たちの目的は、シャッキーから残りの「お宝」へと切り替わります。
レイリーはシャッキーに「君に言っておかなきゃならないことがある」と意味深な言葉をかけますが、シャッキーは「言わないで、全部分かってる」と返し、二人の間には強い信頼関係が描かれました。
海軍サイド:ガープが「人間狩り」の惨状を知りセンゴクを問い詰める
場面は変わり、海軍中将ガープがゴッドバレーに散らばる民間人の遺体を発見します。
これが天竜人による「人間狩り」の結果だと知ったガープは、「おいセンゴク、お前これ知ってたのか」と激しい怒りを見せます。
これまでガープが天竜人を徹底的に嫌う理由は描かれてきましたが、このゴッドバレーでの出来事が彼の正義感を決定づける大きなきっかけとなったようです。
センゴクは「そんな迷い事を訴えて海軍から消えた男がいたな」と返し、この件が海軍内部でもタブーであったことを示唆しています。
ロックスサイド:妻エリスと息子ティーチとの再会と覚悟の別れ
ロックスは、神の騎士団に追われる妻エリスと息子ティーチを発見し、救出します。
エリスは元々海賊でしたが、ロックスと結ばれデイビーの一族に加わったようです。
彼女は、ロックスの足手まといになることを良しとせず、自らティーチを守り抜く覚悟を示します。
「あんたにすがりつくような女なら、あんた私に惚れてないよね」というセリフは、彼女の気丈さとロックスへの深い愛情を感じさせます。
この覚悟が、ロックスに再び戦う力を与えることになりました。
ビッグマムとカイドウ:ウオウオの実を巡る強奪劇の顛末
イワンコフが手に入れかけた「ウオウオの実」をビッグマムが奪いますが、その直後にカイドウがビッグマムを背後から金棒で殴りつけ、実を強奪します。
「ウォロロロロ!!」という象徴的な笑い声と共に、カイドウはその場で実を食べて龍に変身し、空へと逃げ去りました。
この一連の流れは、若き日のカイドウの狡猾さと、ビッグマムとの因縁の始まりを鮮明に描いています。
クライマックス:イム様降臨!ロックス・白ひげ・カイドウの共闘が実現
物語の終盤、ゴッドバレー全土に凄まじい覇気が満ち溢れます。
その中心には、サターン聖の身体を乗っ取ったイム様の姿がありました。
その異様な存在を前に、ロジャーは「なんと偉大なる冒険の日々」、ガープは「さすがに夢だろ」と、それぞれの立場で驚きを隠せません。
この絶対的な脅威に対し、ロックス、白ひげ、そして龍になったカイドウが並び立ち、物語は最高潮のまま次号へと続きます。
ワンピース1162話の重要ポイントと謎を徹底考察
イム様の降臨形態とサターン聖に憑依した理由とは?
イム様がサターン聖の身体を使って降臨した理由は、ゴッドバレーの事態を最も効率的に収拾するためと考えられます。
サターン聖自身が強力な戦闘能力と再生能力を持っているため、媒体として最適だったのでしょう。
また、牛鬼のような姿は、日本の妖怪伝承における圧倒的な力と恐怖の象徴であり、イム様の権威と戦闘力を視覚的に表現していると言えます。
なぜ神の騎士団である軍子ではなかったのか、五老星それぞれがイム様の「乗り物」としての役割を持っている可能性も考えられます。
ロックスの妻「エリス」の正体は?デービー一族と黒ひげの出自の謎
エリスは元海賊であり、ロックスと出会って「デービーの一族」に加わったことが示唆されました。
このことから、ロックス・D・ジーベックが「デービー」の血族であることが確定し、その息子であるティーチ(黒ひげ)もその血を引いていることになります。
「デービーバックファイト」の起源とされるこの一族は、世界の根幹に関わる重要な秘密を握っている可能性が高いです。
黒ひげが持つ「複数の悪魔の実を食べられる」「眠らない」といった特異な体質の謎も、このデービー一族の血筋に隠されているのかもしれません。
約束の地「ルルシア」が意味するものと今後の伏線
ロックスとエリスが再会を誓った「ルルシア王国」は、現代においてサボが滞在していた際にイム様によって消滅させられた島です。
なぜこの場所が選ばれたのかは謎ですが、二人の思い出の地であった可能性があります。
また、エースが黒ひげを追う過程でルルシアに立ち寄っていたという事実もあり、ティーチにとって何らかの縁がある場所だったと考えられます。
この約束が果たされなかったことが、後のティーチの行動原理に大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。
カイドウとビッグマムの「一生の恩」の本当の意味が判明
ワノ国編でビッグマムがカイドウに言及した「一生の恩」は、ゴッドバレーでウオウオの実を「くれてやった」ことだとされていました。
しかし、今回の話で実際には力づくで「奪われた」ことが判明。
つまり、ビッグマムの発言は、奪われた屈辱を隠すための負け惜しみであり、姉貴分としての意地だったと言えます。
それでもなおカイドウを「弟のよう」と呼び、同盟を結んだ二人の関係性の複雑さが、このエピソードによってより深く理解できるようになりました。
設定ミス?ビッグマムが能力者のカタクリに実を食べさせようとした矛盾点
作中ではビッグマムが「カタクリに食わせよう」と発言しましたが、公式ファンブック「ビブルカード」によれば、カタクリはこの時すでにもちもちの実の能力者であったとされています。
この矛盾については、いくつかの可能性が考えられます。
- ビッグマムが息子の能力を把握していなかった(多忙や無関心のため)。
 - ビブルカードの設定が、本編の展開に合わせて後から修正される。
 - 作者による意図的な設定変更、もしくは単純なミス。
 
多くの読者が指摘しているポイントであり、今後の単行本収録時にセリフが修正される可能性もあります。
若き日のガーリング聖はロックスに敗北していた?
神の騎士団最高司令官であるフィガーランド・ガーリング聖ですが、1162話ではロックスに斬られた傷の再生が遅いことに言及し、苦戦している様子が描かれました。
この描写から、若き日のガーリング聖の実力はロックスには及ばず、実質的に敗北していたと見てよいでしょう。
天竜人最強の剣士でさえも圧倒するロックスの強さが改めて示されたことで、彼を倒したとされるガープとロジャーの伝説が、いかに偉大なものであったかを物語っています。
ワンピース1163話の展開はどうなる?今後の展開を予想
イム様 vs ロックス・白ひげ・カイドウの戦いの結果は?
次回1163話では、間違いなくこの頂上決戦が描かれるでしょう。
しかし、結果としてロックスは歴史上「敗北」したことになっています。
この戦いでロックスはイム様に敗れるか、あるいはイム様の能力(ドミリバーシなど)によって理性を失い暴走し、それを止めるために別の展開が待っているのかもしれません。
白ひげとカイドウがこの戦いからどのようにして生き延びたのかも、注目のポイントです。
ガープとロジャーはどのタイミングで参戦するのか?
史実では「ガープとロジャーが手を組みロックスを倒した」とされています。
この共闘が実現するタイミングが最大の焦点です。
考えられる展開としては、イム様との戦いで消耗、あるいは暴走したロックスを止めるために、立場を超えてガープとロジャーが共闘するという流れが最も自然でしょう。
彼らが直接イム様と戦うことは、世界の秘密を知りすぎてしまうため、避けられる可能性があります。
ゴッドバレーはなぜ、どのようにして地図から消滅するのか?
ゴッドバレーが跡形もなく消え去った理由は、この戦いの結末と密接に関係しているはずです。
イム様が古代兵器ウラヌスのような広範囲殲滅能力を使い、事件のすべてを揉み消すために島ごと破壊したという説が最も有力です。
あるいは、ロックスやイム様の能力の激突が、島を消し飛ばすほどのエネルギーを生み出したのかもしれません。
逃亡したエリスとティーチのその後の運命は?
ロックスとの約束通り、エリスはティーチを連れてルルシアを目指したと考えられます。
しかし、現代のティーチが孤児として育っていることから、エリスはその道中で命を落としてしまった可能性が高いです。
母親の死、そして父親との果たされなかった約束が、黒ひげティーチの歪んだ野心や「運命」を信じる思想の根源となっているのかもしれません。
ワンピース1162話の掲載情報や過去話の振り返り
ワンピース1162話はいつ掲載された?
ワンピース1162話は、2025年10月13日(月)発売の週刊少年ジャンプ46号に掲載されました。
作者の体調不良による休載明けでしたが、非常に密度の濃い内容となりました。
次回1163話の掲載日は?休載の可能性は?
1162話の巻末には「来週は休載します」という表記はありませんでした。
そのため、次回1163話は通常通り、次号の週刊少年ジャンプに掲載される予定です。
【おさらい】前回1161話の内容は?レイリーとシャッキーの救出劇
前回1161話では、ゴッドバレーの戦況が大きく動きました。
最大のハイライトは、”冥王”シルバーズ・レイリーが神の騎士団ソマーズ聖に囚われていたシャッキーを劇的に救出するシーンでした。
この出来事により、ロジャー海賊団はゴッドバレーに来た目的の大部分を達成し、他の海賊たちは残されたお宝を巡って争いを激化させました。
この流れが、1162話の大混戦へと繋がっていきます。
まとめ:ワンピース 1162 ネタバレの重要ポイントを解説
- 1162話で物語の黒幕イム様がサターン聖に憑依してゴッドバレーに降臨した
 - ロックス、白ひげ、カイドウがイム様と対峙するドリームマッチが実現した
 - カイドウのウオウオの実はビッグマムから力づくで奪ったものであった
 - ロックスには妻エリスと息子ティーチがおり、家族を愛する一面が描かれた
 - ロックスは妻子を逃がすため、再会の地として「ルルシア」を約束した
 - 若き日のガーリング聖はロックスの強さの前に敗北を喫していた
 - ガープはゴッドバレーで初めて天竜人の「人間狩り」の残虐性を知った
 - ビッグマムはウオウオの実をカタクリに食べさせるつもりだったことが判明した
 - ロックスの一族は「デービー」であり、黒ひげの特異な体質の謎に関係する可能性がある
 - 次回1163話ではイム様とロックス海賊団の本格的な戦闘が描かれると予想される
 
