大人気漫画『ONE PIECE』に登場する元王下七武海、サー・クロコダイル。
彼の性別について、「実は元々女性だったのではないか?」という説が、ファンの間で長年にわたり熱く議論されています。
インペルダウンでイワンコフが彼の「弱み」を握っていると発言したことをきっかけに、クロコダイル女説は一気に広まりました。
この記事では、「ワンピース クロコダイル 女確定」という情報の真偽から、なぜ彼が女性だと言われるのか、その根拠となる幼少期の姿やビブルカードの情報、そして現在の活躍や死亡説の真相まで、あらゆる情報を網羅的に解説していきます。
クロコダイルのミステリアスな魅力の核心に迫っていきましょう。
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ワンピースのクロコダイルは女確定?説の根拠を徹底考察
クロコダイル女説の確定情報は存在する?
結論から申し上げますと、2025年6月現在、クロコダイルが元女性であるという公式の「確定情報」は一切存在しません。
これは、多くのファンが最も知りたい点かと思いますが、作者の尾田栄一郎先生が作中やSBS(質問を募集しますのコーナー)などで明言した事実はなく、あくまで様々な状況証拠から生まれたファンの「考察」の一つに過ぎないのです。
例えば、アニメ版でクロコダイルの声を担当しているのは、渋くダンディな声が魅力のベテラン声優、大塚明夫さんです。
キャラクターの外見や振る舞い、そして声優のキャスティングを見ても、彼は一貫して「男性」として描かれています。
しかし、それにもかかわらず、なぜこれほどまでに「女説」が根強く、そして魅力的に語り継がれているのでしょうか。
それは、作中に散りばめられた数々の伏線や、思わせぶりな描写が、読者の想像力を掻き立ててやまないからです。
この記事では、確定情報がないという事実を踏まえた上で、なぜ女説がこれほど支持されるのか、その根拠を一つひとつ丁寧に解き明かしていきます。
なぜクロコダイルは女だと言われるのか?
クロコダイルが元女性ではないかと言われる理由は、たった一つの根拠からではなく、複数の思わせぶりな描写がパズルのように組み合わさって、説得力のある仮説を形成しているからです。
単体で見れば「考えすぎかもしれない」と感じるような小さな根拠も、複数集まることで「もしかしたら本当に…?」と多くの読者を惹きつけています。
具体的に、どのような点が根拠として挙げられているのか、まずは全体像を把握するために以下の表をご覧ください。
根拠のカテゴリ | 具体的な内容 |
最大の根拠 | インペルダウンでのイワンコフとの会話と「弱み」の存在 |
外見的特徴 | 右耳だけにピアスをしていること、0巻で意図的に顔を隠していること |
公式資料 | SBSで描かれた幼少期の姿が中性的であること |
公式資料 (追加) | ビブルカードで趣味が「キノコ狩り」と追記されたこと |
キャラクター設定 | 白ひげへの異常な執着と敗北の過去 |
ファンコミュニティ | なんjなどで「ロジャーの元カノ説」など大胆な考察が展開 |
このように、物語の核心に触れるような重要なシーンから、キャラクターの細かなデザイン、さらには公式ファンブックで後から追加された情報まで、多岐にわたる要素が「クロコダイル女説」を補強しています。
一つひとつの根拠は弱くても、これらが線で繋がった時、クロコダイルというキャラクターの過去に、とてつもないドラマが隠されているのではないかと期待させてくれるのです。
次の項目からは、これらの根拠をさらに深く掘り下げて解説していきます。
イワンコフが握るクロコダイルの秘密
クロコダイル女説における最大の根拠であり、すべての発端となったのが、インペルダウンでのエンポリオ・イワンコフとのやり取りです。
このシーンがなければ、女説がここまで広まることはなかったと言っても過言ではありません。
問題のシーンは、ルフィがクロコダイルを牢から出すようイワンコフに頼んだ場面(原作第537話)で描かれました。
協力を渋るイワンコフに対し、クロコダイルが「おれを誰だと思ってる…」と凄んだ際、イワンコフは不敵な笑みを浮かべてこう言い放ちます。
「”ヒーハー”言えなくしてやろうか昔のよーに!!!?」
この一言でクロコダイルは明らかに動揺し、冷や汗をかきます。
そして、「てめェに握られた弱みはそりゃ一つあるが…!!!」と、弱みの存在を自ら認めるのです。
イワンコフの能力と「弱み」の関係
ここで重要なのが、イワンコフが悪魔の実「ホルホルの実」の能力者であるという点です。
彼の能力は、ホルモンを操ることで人体の内部から改造できるというもの。
体温や性別、成長、色素などを自在に変化させることが可能で、作中でも実際に男性を女性へ、女性を男性へと性転換させています。
この「性別を自在に変える能力を持つイワンコフ」が、「クロコダイルの過去を知り、弱みを握っている」という事実。
この二つが結びついた結果、「クロコダイルは元々女性であり、イワンコフに頼んで男性にしてもらった。それが最大の弱み(秘密)なのではないか」という考察が生まれ、多くの読者の支持を得ることになったのです。
ワンピースで語られるクロコダイルの弱み
前述の通り、クロコダイルにはイワンコフに握られた「弱み」が存在します。
この「弱み」の正体こそが女説の核心ですが、その正体は本当に「元女性だったこと」なのでしょうか。
ここでは、ファンの間で考察されている「弱み」の正体について、元女性説以外の可能性も探りながら、その本質に迫ります。
まず理解しておくべきは、クロコダイルには2種類の「弱み」が存在するということです。
一つは、スナスナの実の能力者としての物理的な弱点である「水」。
そしてもう一つが、イワンコフが指摘する「過去に関わる秘密」としての弱みです。
後者こそが、彼のプライドを著しく傷つける、決して他人に知られたくない過去であると推測されます。
元女性説以外の「弱み」の可能性
元女性説は非常に魅力的ですが、他の可能性も考えられます。
- 元”革命軍”説: イワンコフは革命軍の幹部です。クロコダイルもかつて革命軍に所属しており、何らかの理由で裏切った、あるいは脱退した過去があるのではないかという説です。イワンコフはその事実を知っているため、強く出られるのかもしれません。
- 白ひげへの敗北に関する醜態説: クロコダイルは若い頃、当時の四皇であった白ひげに挑み、惨敗した過去があります。その敗北の際に、海賊としてあるまじき醜態を晒してしまい、その現場をイワンコフに目撃されていたのではないか、という考察です。彼の白ひげへの異常な執着は、この時の屈辱が原因とも考えられます。
しかし、これらの説も十分に考えられますが、イワンコフの「ホルホルの実」の能力を考慮すると、やはり「性別」に関わる秘密であると考えるのが、物語の伏線として最も綺麗に繋がるように思えます。
プライドの高いクロコダイルにとって、「元女性だった」という事実は、自身の強さや威厳を根底から揺るがしかねない、最大の弱点となりうるでしょう。
クロコダイルの幼少期の姿が女説を加速?
クロコダイル女説を補強する根拠として、コミックス87巻のSBS(質問コーナー)で公開された彼の幼少期のイラストが挙げられます。
尾田先生が描くキャラクターの幼少期は、そのキャラクターの特徴をよく捉えていますが、クロコダイルの姿は特にミステリアスで、ファンの間で大きな話題を呼びました。
描かれた幼いクロコダイルは、少しウェーブのかかった髪をオールバックにし、葉巻のようなものを咥えて挑発的な笑みを浮かべています。
しかし、その顔立ちは非常に中性的で、髪型や服装によっては、活発な女の子にも見えるデザインです。
他の男性キャラクター(ドフラミンゴやミホークなど)の幼少期が明らかに「男の子」として描かれているのに対し、クロコダイルだけが性別の判別がつきにくい、曖昧な雰囲気を持っているのです。
これは、作者が意図的に「性別をぼかして」描いたのではないか、という深読みを誘います。
0巻での意図的な顔隠し
さらに、ゴール・D・ロジャーの処刑が描かれたコミックス0巻でも、クロコダイルらしき人物が登場します。
多くの未来の強敵たちが描かれる中、彼は後頭部しか描かれておらず、顔が一切見えません。
これも、「当時はまだ女性の姿だったため、顔を見せられなかったのではないか」という考察に繋がっています。
幼少期の曖昧な姿と、重要な歴史的場面での顔隠し。
これらが合わさることで、彼の過去、特に性別に関する秘密が隠されているのではないかという疑念を、より一層強いものにしているのです。
ワンピースのクロコダイル女確定説と今後の展開
ビブルカードが示す新たな女説の根拠
物語が進む中で、クロコダイル女説に新たな燃料を投下する情報が現れました。
それは、キャラクターの公式プロフィールが詳細に記されたファンブック「VIVRE CARD(ビブルカード)」での記述です。
当初、クロコダイルのプロフィール欄の「趣味」は「不明」とされていました。
しかし、後に発売された「VIVRE CARD ~ONE PIECE図鑑~ BOOSTER PACK 03」で情報が更新され、彼の趣味が「キノコ狩り」であることが判明したのです。
一見すると、ただの意外な趣味に思えます。
しかし、鋭いファンはこの「キノコ狩り」という言葉に、ある重要な意味が隠されているのではないかと指摘しました。
なぜ「キノコ狩り」が女説に繋がるのか
その理由は、アマゾン・リリー(女ヶ島)編での描写にあります。
女ヶ島に飛ばされたルフィは、女人禁制の島で騒動を起こし、その中で股間に毒キノコが生えてしまうシーンがありました。
この時、キノコは男性の象徴としてコミカルに描かれています。
この描写を踏まえると、「キノコを狩る」という行為は、「男性の象徴を求める」あるいは「男性そのものを手に入れる」といった意味合いに深読みすることができるのです。
つまり、「元女性であったクロコダイルが、男性になることを望み、その象徴である”キノコ”を求めている」という、性転換願望の暗喩ではないか、というわけです。
もちろん、これはあくまでファンの考察の一つであり、作者がそこまで意図しているかは不明です。
ただ、数ある趣味の中からあえて「キノコ狩り」という、過去の描写と結びつけて意味深に解釈できる言葉を選んだことに、何らかの意図を感じずにはいられません。
クロコダイルの女説はなんjでも話題に
クロコダイルの女説は、公式の確定情報がないからこそ、ファンの自由な想像力を掻き立て、様々なコミュニティで議論を呼んでいます。
特に、巨大匿名掲示板である「5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)」の「なんでも実況J(なんj)」板などでは、この説を前提としたユニークで時に大胆な考察が日夜繰り広げられています。
これらのコミュニティでの議論は、単なる噂話に留まらず、新たな説を生み出す土壌にもなっています。
公式では描かれない「if」の物語をファン同士で創造し、キャラクターの魅力を多角的に楽しんでいるのです。
なんjで生まれた大胆な考察例
- ロジャーの元カノ説: コミックス0巻で、ロジャーの処刑を見届けたクロコダイルの後ろ姿が、まるで涙を流しているかのように描かれていることから、「彼はかつてロジャーの恋人だったのではないか」という非常にロマンチックで大胆な説です。もし元女性だったなら、伝説の海賊王の元恋人だったという過去も、最大の「弱み」になり得るかもしれません。
- 白ひげへの敗北が性転換のきっかけ説: 白ひげに惨敗したことで、女性であることの限界や弱さを痛感し、力を求めて男性になることを決意したのではないか、という考察です。彼の白ひげへの執着は、単なる敗北の恨みだけでなく、複雑な愛憎が絡んでいるのかもしれません。
これらの説は、原作の描写からかなり飛躍したものが多く、真剣な考察というよりは「大喜利」に近い側面もあります。
しかし、こうした自由な発想の議論が活発に行われること自体が、クロコダイルというキャラクターがいかに魅力的で、奥深い背景を持っているかを物語っていると言えるでしょう。
ワンピースでのクロコダイルの現在は?
アラバスタでルフィに敗れた後、クロコダイルの物語は終わりませんでした。
むしろ、インペルダウンからの脱獄を経て、彼は再び物語の中心へと返り咲き、現在も重要なキャラクターとして活躍しています。
彼の現在は、元四皇“千両道化”のバギー、そして“鷹の目”ジュラキュール・ミホークと共に、新組織「クロスギルド」を結成したことが大きなトピックです。
この組織は、かつて海軍が海賊にかけていた懸賞金を、逆に海兵にかけるという前代未聞のシステムを打ち出し、世界に大きな衝撃を与えました。
表向きのトップ(総帥)はバギーですが、実質的な主導権はクロコダイルとミホークが握っていると見られています。
クロコダイルの現在の懸賞金は、なんと19億6500万ベリー。
これは、かつての七武海時代の8100万ベリーから大幅に跳ね上がっており、彼の実力と危険度が世界政府によって再評価されたことを示しています。
目的のためなら誰とでも手を組む狡猾さと、野心、そして確かな実力。
クロコダイルは、ルフィたち麦わらの一味にとって、今後も無視できない強大な存在として、物語に深く関わってくることが予想されます。
死亡説は嘘!クロコダイルのその後
一部の読者の間で囁かれていた「クロコダイル死亡説」。
これは、結論から言うと完全に誤りです。
彼が死亡したと誤解されたのは、アラバスタ王国の動乱の最終局面、ルフィとの死闘の末に敗れたシーンが原因です。
ルフィの「ゴムゴムのストーム」によって、王宮の地下深くから遥か上空へと打ち上げられたクロコダイルは、地上に落下し、皮肉にも彼が渇望していた雨に打たれながら意識を失いました。
この敗北シーンが非常に印象的だったため、一部で「死亡した」と勘違いされてしまったのです。
しかし、彼はその後、意識を失ったところを海軍に捕縛されています。
スモーカーとたしぎによって身柄を確保され、七武海の称号を剥奪された上で、世界一の大監獄インペルダウンのLEVEL6「無限地獄」に収監されました。
そして、ご存知の通り、兄エースを救出するためにインペルダウンに乗り込んできたルフィと再会。
前述のイワンコフとのやり取りを経て、一時的に協力関係を結び、インペルダウンからの集団脱獄に成功します。
その後、頂上戦争に参戦し、現在はクロスギルドを結成するなど、彼は物語の最前線で間違いなく生き続けています。
実写版でクロコダイルの女説は確定する?
世界中で大ヒットを記録しているNetflixの実写ドラマ版『ONE PIECE』。
ファンが次に期待するのは、シーズン2以降でのクロコダイルの登場と、そこで「女説」がどう扱われるかという点です。
現時点で、実写版で女説が確定するという公式発表は一切ありません。
しかし、非常に興味深い情報があります。
実写版でクロコダイル役を演じることが有力視されている俳優、ジョー・マンガニエロ氏が、原作者である尾田栄一郎先生とクロコダイルのキャラクターについて深く話し合ったとインタビューで明かしているのです。
彼は「尾田先生とキャラクターの過去について素晴らしい会話ができた」と語っており、この「過去」に何が含まれているのか、ファンの期待は最高潮に達しています。
実写ドラマ版は、原作のストーリーを尊重しつつも、独自の解釈やサプライズを用意することで高く評価されています。
もしかしたら、この実写版という新たなステージで、長年の謎であったクロコダイルの過去、そして性別の秘密について、何らかの答えが示されるのかもしれません。
原作ファンも、実写版から『ONE PIECE』を知った新しいファンも、世界中が彼の登場を固唾を飲んで見守っています。
まとめ:ワンピースのクロコダイル女確定説の真相と7つの根拠
- クロコダイルが元女性であるという公式の確定情報はない
- 女説の最大の根拠はイワンコフがクロコダイルの「弱み」を握っていることである
- イワンコフは性別を変える「ホルホルの実」の能力者である
- SBSで描かれたクロコダイルの幼少期の姿が中性的だと話題になった
- ビブルカードで趣味が「キノコ狩り」と追記され、新たな考察を生んだ
- 右耳のピアスや0巻での後ろ姿も女説の根拠として挙げられる
- 「なんj」などではロジャーの元カノ説など大胆な考察も存在する
- アラバスタで敗北したが死亡しておらず、現在はクロスギルドで活躍中である
- 懸賞金は19億6500万ベリーと大幅に上がっている
- 実写版で彼の過去について何らかの描写がなされる可能性に期待が寄せられている
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