『ワンピース』の物語に散りばめられた最大の謎の一つ、「Dの意志」。
作中で「Dの名を持つ者の頭文字をつなげるとラフテルになる」という噂を聞いたことはありませんか。
この説は多くのファンの間で囁かれていますが、同時に「それはガセネタだ」という声も上がっています。
この記事では、ネット上で広まる「Dの頭文字=ラフテル説」の真相を徹底的に解明します。
なぜこの説がガセだと言われるのか、名前が挙がるメンバーや不明とされる「E」の正体、そして2024年最新情報に基づくDの一族全メンバーの一覧と、「Dの意志」の本当の意味に関する有力な考察まで、網羅的に解説していきます。
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【結論】Dの一族の頭文字「RAFTEL」説はガセ?真相を解説
結論から言うと、「Dの名を持つ者の頭文字をつなげるとRAFTEL(ラフテル)になる」という説は、ファンの間で生まれた面白い考察の一つですが、ガセネタ、あるいはかなり強引なこじつけである可能性が非常に高いです。
作中の情報と照らし合わせると、いくつかの重大な矛盾点が見つかります。
ネットで噂の「Dの頭文字をつなげるとラフテル」説とは?
まず、この説の概要について説明します。
これは、特定の「Dの一族」や関連キャラクターの名前の頭文字(アルファベット)を並べると、最後の島「ラフテル」のスペルである「RAFTEL」が完成するというものです。
具体的には、以下のような組み合わせが提唱されています。
- R: Gol D. Roger (ゴール・D・ロジャー)
- A: Portgas D. Ace (ポートガス・D・エース)
- F: Donquixote Doflamingo (ドンキホーテ・ドフラミンゴ)
- T: Marshall D. Teach (マーシャル・D・ティーチ)
- E: (不明)
- L: Monkey D. Luffy (モンキー・D・ルフィ)
この説は、物語の核心に迫るようなドラマチックな展開を予感させ、多くの読者の想像力をかき立てました。
なぜこの説はガセ・こじつけと言われるのか?3つの根拠
しかし、この「RAFTEL説」には作中の設定と整合性が取れない点が複数存在します。
ガセだと言われる主な根拠は以下の3つです。
- Dの一族が他にも多数存在する
この説では6人の名前しか挙がっていませんが、作中にはモンキー・D・ガープ、モンキー・D・ドラゴン、ハグワール・D・サウロなど、他にも多くのDの一族が登場します。
彼らが含まれていない時点で、選出基準が恣意的であると言わざるを得ません。 - 名前の選出基準に一貫性がない
「ロジャー」や「エース」、「ルフィ」は下の名前ですが、「ティーチ」は苗字(マーシャル)です。
なぜ一部のキャラクターだけ苗字でカウントするのか、明確なルールがなく、都合の良い部分だけを抜き出している印象を与えます。 - ドフラミンゴがDの一族ではない
最も決定的な矛盾点が、Fに当てはめられているドンキホーテ・ドフラミンゴです。
彼はDの一族ではありません。
これについては次の項目で詳しく解説します。
最大の矛盾点:ドンキホーテ・ドフラミンゴはDの一族ではない
RAFTEL説が成り立たない最大の理由は、Fとされるドンキホーテ・ドフラミンゴが「Dの一族」ではないことです。
ドフラミンゴは元天竜人であり、「Dの一族」を「神の天敵」と呼んでいます。
彼の弟であるドンキホーテ・ロシナンテ(コラソン)も、Dの一族を特別な存在として認識しており、天竜人とは明確に区別していました。
天竜人という立場から見ても、その敵対者であるDの名をドフラミンゴが持っているとは考えられません。
この一点だけでも、「RAFTEL説」は根底から崩れてしまうのです。
RAFTEL説で名前が挙がるメンバーと不明の「E」の正体
ここでは、RAFTEL説で名前が挙げられているキャラクターと、謎の「E」について、一人ひとり確認していきましょう。
R:ゴール・D・ロジャー
「R」は、物語の始まりの人物である海賊王ゴール・D・ロジャーです。
彼が処刑台で見せた笑顔は、Dの一族の生き様を象徴する重要なシーンとして描かれています。
歴史上ただ一人、グランドラインを制覇し「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」に辿り着いた伝説の海賊です。
A:ポートガス・D・エース
「A」は、ルフィの義兄弟であり、ロジャーの息子でもあるポートガス・D・エースです。
彼もまた、頂上戦争の最期にルフィへの感謝を伝えながら笑顔で散っていきました。
メラメラの実の能力者として、白ひげ海賊団の2番隊隊長を務めた実力者でした。
F:ドンキホーテ・ドフラミンゴ(※候補だが間違い)
「F」は、前述の通りドンキホーテ・ドフラミンゴが当てはめられていますが、これは誤りです。
彼は元天竜人であり、Dの一族ではありません。
したがって、この説を成立させるための「F」は存在しないことになります。
T:マーシャル・D・ティーチ
「T」は、「黒ひげ」ことマーシャル・D・ティーチです。
彼はDの一族でありながら、他のメンバーとは異質な存在として描かれています。
死に際に笑顔を見せず、支配欲が強く、計画的な行動をとるなど、自由を求めるルフィとは対照的なキャラクターです。
E:不明とされる「E」の人物は誰?ファンの考察まとめ
この説で最も謎なのが、空白の「E」です。
現在までに登場したDの一族の中に、名前の頭文字が「E」のキャラクターは存在しません。
一部のファンは、今後登場する新キャラクターや、まだDと明かされていない既存キャラクター(例えばエネルなど)ではないかと考察していますが、いずれも根拠に乏しい推測の域を出ません。
「E」が埋まらないことも、この説がこじつけであると言われる一因です。
L:モンキー・D・ルフィ
「L」は、本作の主人公であるモンキー・D・ルフィです。
Dの一族として物語の中心に位置し、その行動は常に世界を大きく揺るがしてきました。
太陽の神ニカの能力を覚醒させ、四皇の一角となった今、Dの意志を巡る物語の核心に最も近い存在です。
【2024年最新】判明しているDの名を持つ者 全メンバー一覧
「RAFTEL説」で挙げられた数人以外にも、Dの名を持つ者は多数存在します。
ここで、2024年6月時点で判明しているDの一族メンバーを一覧でご紹介します。
この網羅的なリストを見れば、「RAFTEL説」がいかに一部のキャラクターだけを抜き出したものかが分かるでしょう。
RAFTEL説では語られないDの一族メンバーたち
RAFTEL説から漏れているDの一族には、物語の超重要人物が多数含まれています。
- モンキー・D・ガープ(海軍の英雄、ルフィの祖父)
- モンキー・D・ドラゴン(革命軍総司令官、ルフィの父)
- ポートガス・D・ルージュ(エースの母)
- ハグワール・D・サウロ(元海軍中将、巨人族)
- トラファルガー・D・ワーテル・ロー(ハートの海賊団船長)
- ロックス・D・ジーベック(ロックス海賊団船長)
- ネフェルタリ・D・リリィ(800年前のアラバスタ女王)
- ネフェルタリ・D・コブラ(元アラバスタ国王)
- ネフェルタリ・D・ビビ(アラバスタ王女)
これだけのメンバーを無視して、頭文字の考察は成り立ちません。
家系別で見るDの一族リスト(モンキー家、ポートガス家など)
Dの一族を家系ごとに整理すると、その関係性がより明確になります。
家系 | メンバー |
---|---|
モンキー家 | モンキー・D・ガープ、モンキー・D・ドラゴン、モンキー・D・ルフィ |
ゴール家 | ゴール・D・ロジャー |
ポートガス家 | ポートガス・D・ルージュ、ポートガス・D・エース |
マーシャル家 | マーシャル・D・ティーチ |
トラファルガー家 | トラファルガー・D・ワーテル・ロー、トラファルガー・D・ワーテル・ラミ |
ロックス家 | ロックス・D・ジーベック |
ハグワール家 | ハグワール・D・サウロ |
ネフェルタリ家 | ネフェルタリ・D・リリィ、ネフェルタリ・D・コブラ、ネフェルタリ・D・ティティ、ネフェルタリ・D・ビビ |
クラウ家 | クラウ・D・クローバー |
Dの一族の家系図まとめ
Dの一族の血縁関係は、物語の重要な縦軸を形成しています。
特にモンキー家は、海軍の英雄ガープ、革命軍のドラゴン、そして海賊のルフィと、三世代がそれぞれ異なる立場から世界に影響を与えている特異な一家です。
また、ゴール・D・ロジャーとその息子ポートガス・D・エースの関係は、血縁を超えた意志の継承というテーマを象徴しています。
最近では、アラバスタ王国のネフェルタリ家もDの一族であることが判明し、その歴史は800年前の「空白の100年」にまで遡ることが明らかになりました。
「Dの意志」本当の意味とは?最有力な3つの考察をネタバレ解説
頭文字の説がガセだとしたら、「D」には一体どんな意味が込められているのでしょうか。
ここでは、ファンの間で有力視されている3つの考察を、ネタバレを含みつつ解説します。
考察①:世界に夜明けをもたらす「Dawn(ドーン)」説
最も有力な説の一つが、Dは「Dawn(夜明け)」の頭文字であるというものです。
作中では「世界の夜明け」という言葉が重要な場面で繰り返し使われています。
また、第1話のタイトルが「ROMANCE DAWN -冒険の夜明け-」であることや、ルフィのギア5の技名に「ドーンロケット」など「Dawn」が含まれることから、Dの一族が抑圧された世界に夜明けをもたらす存在であることを示唆していると考えられています。
考察②:月の民とのハーフ(半月)説
次に、「D」の文字の形が半月を表しており、Dの一族が「月の民」と「地球の人」のハーフ(混血)であるという説です。
エネルが向かった月には翼を持つ古代人が描かれており、空島やシャンディアの民との関連が示唆されています。
単行本27巻の表紙でルフィに翼が生えている描写も、この説の根拠の一つです。
遥か昔に地球へ移り住んだ月の民の血を引く者たちが、Dの一族なのかもしれません。
考察③:死に際に笑う「笑顔の口の形」説
Dの一族に見られる共通の特徴「死に際に笑う」ことから、「D」は笑った時の口の形を模しているという説も根強くあります。
ロジャー、ルフィ(処刑されかけた時)、エース、サウロなど、多くのDの一族が死を前にして笑顔を見せました。
最後の島が「ラフテル(Laugh Tale=笑い話)」と名付けられたこととも繋がり、Dの一族が人々を笑顔にする存在の証であるという考察です。
ワンピース最新情報|Dの一族に関する重要伏線と今後の展開
物語が最終章に突入し、Dの一族に関する謎も少しずつ明らかになってきています。
最後に、最新の原作で描かれた重要な伏線と今後の展開について触れておきましょう。
ベガパンクのメッセージ「Dの名を持つ者たちへ…も…」の意味とは?
エッグヘッド編では、Dr.ベガパンクが全世界に向けた配信の最後に「Dの名を持つ者たち」へのメッセージを残そうとしました。
しかし、「お前さん達の中に…も…」という言葉を最後に、配信は五老星によって妨害されてしまいます。
この「も」の後に続く言葉は何だったのか、Dの一族の中に特別な役割を持つ者がいるのか、あるいは裏切り者がいるのか、ファンの間で様々な考察が飛び交っており、今後の展開を占う重要な伏線となっています。
イム様が語った「Dはかつて我々が敵対した者達の名」
世界の王イム様の口から、「Dとは、かつて我々が敵対した者達の名だ」という衝撃的な事実が語られました。
これにより、世界政府(特にその頂点に立つ者たち)とDの一族が、800年前の「空白の100年」から続く因縁の敵対関係にあることが確定しました。
Dの謎は、ワンピースの世界の根幹を成す歴史そのものと直結しているのです。
Dの一族はなぜ「神の天敵」と呼ばれるのか?
ロシナンテが語ったように、Dの一族はある土地で「神の天敵」と呼ばれています。
ここでの「神」とは、自らを世界の創造主の末裔と称する「天竜人」を指します。
イム様の発言と合わせると、Dの一族は800年前に天竜人の祖先と敵対し、世界の支配権を争った一族の末裔である可能性が高いです。
彼らが再び「嵐を呼ぶ」ことを、世界政府は何よりも恐れているのです。
まとめ:Dの名を持つ者の頭文字をつなげるときの疑問を解消
この記事では、「Dの名を持つ者の頭文字をつなげるとラフテルになる」という説の真偽について、多角的に検証しました。
最後に、記事の要点をまとめます。
- 「Dの頭文字=RAFTEL説」は多くの矛盾を抱えるガセネタの可能性が高い
- 説の根拠とされるメンバー選出は恣意的で、一貫性がない
- 最大の矛盾点は、FとされるドフラミンゴがDの一族ではないことである
- 説で不明とされる「E」に該当するDの一族は現在存在しない
- 判明しているDの一族はRAFTEL説のメンバー以外にも多数存在する
- 「D」の本当の意味には「Dawn(夜明け)」「半月」「笑顔の口」などの有力説がある
- Dの一族は800年前から世界政府と敵対する「神の天敵」である
- ベガパンクの「も…」というメッセージは、Dの一族に関する新たな伏線である
- Dの一族は海賊だけでなく、海軍、革命軍、王族など様々な立場に存在する
- Dの謎の解明は、ワンピースの物語の核心に迫る鍵となる
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