【ワンピース】藤虎がいいやつと言われる理由!名言や正義感を徹底解説

『ONE PIECE』に登場する海軍大将、藤虎(イッショウ)。

その圧倒的な強さとは裏腹に、彼の行動や言葉の端々からは深い「仁義」と「優しさ」がにじみ出ています。

「藤虎って、敵のはずなのになんであんなにいいやつなの?」

「彼の正義感や、ルフィへの対応の真意が知りたい」

このように、藤虎の魅力的な人柄に惹かれ、その理由をもっと深く知りたいと感じている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、藤虎がなぜ「いいやつ」と多くのファンから支持されるのか、その理由を彼の具体的な行動や優しいエピソード、心に響く名言から徹底的に解き明かしていきます。

彼の民衆想いな一面や、自ら目を閉じた理由に隠された人柄の背景まで、この記事を読めば、藤虎というキャラクターの魅力のすべてがわかります。

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目次

海軍大将・藤虎がいいやつと言われる理由

なぜ?藤虎がいいやつと言われる根本的な理由

藤虎が「いいやつ」と称される根本的な理由は、彼が掲げる「仁義ある正義」と、何よりも「民衆の保護」を最優先する行動原理にあります。

海軍大将という立場は、世界政府の威信を守り、厳格に法を執行することが求められます。

しかし、藤虎はその組織の論理や体面に固執しません。

彼にとっての正義とは、規則を守ること以上に、目の前で苦しんでいる人々を救い、平和な日常を守ることなのです。

この考え方は、彼が「世界徴兵」によって民間から大将に抜擢されたという経緯も大きく影響しているでしょう。

海軍の生え抜きではないからこそ、彼は組織の常識に縛られず、常に民衆の視点に立った判断を下すことができます。

例えば、世界政府が世界の均衡を保つために容認してきた「王下七武海制度」。

藤虎は、この制度が多くの国で悲劇を生む元凶であることを見抜き、その撤廃を強く主張しました。

組織の決定に異を唱えることは、大きな反発を生む可能性があります。

それでもなお、民衆のためにならないと判断した制度の撤廃に向けて行動する姿は、彼の信念の強さを物語っています。

このように、組織の都合よりも人々の平和を重んじる姿勢こそが、藤虎が多くのファンから「いいやつ」と慕われる最大の理由と言えるでしょう。

藤虎の「仁義ある正義」がわかる行動

藤虎の「仁義ある正義」を最も象徴しているのが、ドレスローザでの一連の行動です。

彼は、王下七武海であるドンキホーテ・ドフラミンゴが国を裏で支配し、民衆を苦しめているという実態に気づいていました。

しかし、七武海であるドフラミンゴに海軍が手を出すには、決定的な証拠と世界政府の許可が必要です。

この膠着した状況を打破するために藤虎が取った行動は、海軍大将として異例のものでした。

彼は、同じくドレスローザに潜入していた海賊、モンキー・D・ルフィにドフラミンゴ討伐の望みを託したのです。

本来であれば、海賊であるルフィもまた捕縛対象です。

しかし藤虎は、国の平和を取り戻すという大義のため、あえてルフィの行動を黙認し、間接的に手助けする道を選びました。

そして、ルフィが死闘の末にドフラミンゴを打ち破った後、藤虎はさらに驚くべき行動に出ます。

彼は、ドフラミンゴの悪事を見過ごし続けた世界政府と海軍の非を認めるため、ドレスローザの国民たちの前で土下座して謝罪したのです。

この行動は、上官である元帥サカズキ(赤犬)の怒りを買いましたが、藤虎は「潰れて困る面(ツラ)があるんなら懐にでも仕舞っときなさいや!!」と一喝。

組織の体面よりも、真実を公にし、民衆の信頼を取り戻すことを優先しました。

立場やルールに縛られず、何が本当に「仁義」に適うのかを自ら問い、行動する。

ドレスローザでの彼の振る舞いは、まさに「仁義ある正義」そのものなのです。

藤虎の民衆想いがわかるドレスローザでの決断

藤虎の民衆を想う心は、彼の戦闘スタイルや能力の使い方にも色濃く表れています。

彼の能力は、重力を自在に操る「ズシズシの実」によるものです。

その気になれば、宇宙から巨大な隕石を落下させ、広範囲を跡形もなく破壊することも可能。

しかし、ドレスローザの市街地での戦闘において、彼はその強大な力を無闇に振るうことはありませんでした。

サボとの戦闘で隕石を落下させた際も、あくまで威嚇や相手の力量を測るためのものであり、被害が市街地に及ばないよう配慮が見られます。

鳥カゴが発動し、国中がパニックに陥った際には、ドフラミンゴに操られ暴走する人々を傷つけないよう、重力で地面に押さえつけることで動きを止め、被害の拡大を防ぎました。

これは、彼が常に「民衆の安全」を第一に考えていることの証左です。

また、彼の民衆想いな一面は、初登場シーンでも描かれています。

ドレスローザの賭場で、ドフラミンゴの手下がイカサマを使って市民から金を巻き上げているのを見抜いた藤虎。

彼は盲目であることを利用され、一度は騙されたふりをしますが、最終的にはその圧倒的な力でイカサマ師たちを地面にめり込ませ、制裁を加えます。

この時も、彼はただ悪党を懲らしめるだけでなく、騙し取られた人々が不利益を被らないよう配慮していました。

このように、強大な力を持ちながらも、その矛先を向ける相手を厳しく見定め、一般市民には決して牙を剥かない。

藤虎のすべての決断は、常に弱い立場にある民衆を守るという強い意志に基づいているのです。

藤虎のいいやつぶりが伝わる名言の数々

藤虎の言葉には、彼の信念や人柄が凝縮されています。

その数々の名言は、彼の「いいやつ」ぶりを雄弁に物語っており、多くの読者の心を掴んで離しません。

ここでは、特に印象的な名言をいくつかご紹介します。

名言状況と背景
「潰れて困る面(ツラ)があるんなら懐にでも仕舞っときなさいや!!不備を認めたくらいで地に落ちる信頼など元々ねェも同じだ!!」ドフラミンゴ討伐後、国民に土下座したことを元帥サカズキに咎められた際の反論。組織の体面よりも真実と民衆の信頼を重んじる藤虎の信念が爆発したセリフです。
「サイの目一つで…人の命を決めようだなんて…博打を打つ様な真似はあっしにはとてもできやせん…!!」賭場でイカサマに遭った際、自分を騙した相手に言った言葉。表向きは博打を非難していますが、人の命や運命を軽々しく扱うことへの強い嫌悪感が込められています。
「この世の“見たくねェもん”をあまりに見過ぎちまってよ…!!それで己で己の目ェ潰しやした」ルフィとの会話の中で、自らが盲目になった理由を語ったセリフ。彼の壮絶な過去と、それゆえに培われた強い正義感をうかがわせる重要な言葉です。
「あんた…どんな顔してんだい…?見てみてェもんだ…。さぞかし優しい顔してんだろうねェ」ルフィを庇う民衆の姿を見て、彼の人望に感服した際の言葉。敵であるはずのルフィの人柄に純粋な興味と好意を抱いていることがわかる、人間味あふれるセリフです。

これらの言葉からは、藤虎が単なる軍人ではなく、深い哲学と人間愛を持った一人の人間であることが伝わってきます。

彼の名言は、行動の裏付けであり、その「いいやつ」な人柄をより一層際立たせているのです。

藤虎がいいやつだとわかる人柄とルフィへの対応

藤虎が目を閉じた理由に隠された人柄の深層

藤虎の人柄を理解する上で最も重要なのが、彼が自らの手で両目を潰したという衝撃的な過去です。

彼はルフィに対して「この世の“見たくねェもん”をあまりに見過ぎちまった」からだと語っています。

この「見たくねェもん」が具体的に何を指すのかは、作中でまだ明確には明かされていません。

しかし、この行動の裏には、彼の正義感と人柄を形成したであろう壮絶な経験が隠されていると推測できます。

ファンの間では、いくつかの説が考察されています。

世界の闇「天竜人の非道」を見た説

一つは、世界貴族である天竜人が奴隷に対して行っていた非人道的な行為や、世界の裏で行われる不正や腐敗を目の当たりにしたのではないか、という説です。

正義感が強い彼にとって、そのような理不尽な光景は耐え難い苦痛だったでしょう。

何もできない自分の無力さに絶望し、これ以上世界の汚い部分を見ないために、自ら光を閉ざしたのかもしれません。

この経験が、彼を権力に屈しない、民衆本位の正義へと導いたと考えることができます。

守るべきものを守れなかった説

もう一つは、かつて守るべき家族や仲間がいたものの、何者かによって無残に殺され、その凄惨な光景が目に焼き付いてしまったという説です。

大切なものを守れなかった後悔と悲しみから、二度とあのようなものを見たくないという思いで目を潰したという可能性も考えられます。

いずれの説が真実だとしても、彼が経験した「見たくねェもん」は、彼の心に深い傷と同時に、二度と悲劇を繰り返させないという強い決意を刻み込んだはずです。

目が見えないからこそ、彼は物事の表面的な部分に惑わされず、心で本質を見抜く力を得ました。

藤虎の深い優しさと揺るぎない正義感は、この壮絶な過去の上に成り立っているのです。

藤虎のルフィへの対応に表れる人間味

藤虎とルフィの関係性は、彼の人間味あふれる「いいやつ」な側面を最もよく表しています。

海軍大将と海賊という立場上、二人は紛れもない敵同士です。

しかし藤虎は、ルフィを単なる「悪」として断罪しようとはしません。

ドレスローザを救ったのが紛れもなくルフィ達であるという事実を認め、彼らに対して個人的な「恩義」を感じています。

この恩義と、海軍大将としての職務の間で葛藤する姿は非常に人間的です。

その葛藤が最も顕著に表れたのが、ドレスローザ脱出の際の「サイコロ」の場面です。

藤虎は、ルフィとローを捕らえるかどうかをサイコロの目に委ねるという、驚きの行動に出ます。

「1の目が出たら今夜は見逃す」と宣言し、部下にサイコロを振らせますが、結果は「1」以外。

彼は職務を全うすべくルフィ達を追い詰めようとしますが、その時、ドレスローザの民衆がルフィ達を逃がすために藤虎の前に立ちはだかります。

民衆を傷つけてまでルフィを追うことは、彼の正義に反します。

結局、彼は追跡を断念せざるを得ませんでした。

この一連の流れは、藤虎が本心ではルフィを捕らえたくなかったことの表れとも取れます。

サイコロという運命に判断を委ねることで、彼は自らの責任を回避しつつ、心のどこかでルフィが見逃されることを願っていたのかもしれません。

そして、民衆に庇われるルフィの姿を見て「あんた…どんな顔してんだい…?」と呟くシーンは、彼のルフィに対する純粋な興味と敬意を示しています。

立場を超えて相手の人柄を認め、敬意を払う。

藤虎のルフィへの対応には、そんな彼の温かい人間性が溢れているのです。

敵をも魅了する藤虎の優しいエピソード

藤虎の優しさは、一般市民やルフィに対してだけ向けられるものではありません。

彼は、立場上は敵対する相手であっても、その人物の本質を見抜き、敬意を払うことを忘れない人物です。

その優しさがわかるエピソードをいくつか紹介します。

革命軍サボとの対話

ドレスローザの地下で、藤虎は革命軍の参謀総長であるサボと対峙します。

革命軍は世界政府を直接打倒しようとする組織であり、海軍にとっては最大の敵の一つです。

しかし藤虎は、サボと剣を交えながらも、高圧的な態度を取ることはありませんでした。

むしろ、対話を通じて互いの立場や正義について語り合います。

この時、藤虎はサボがメラメラの実の能力者になったことを見抜きながらも、その力を試すような戦いを展開しました。

そこには、敵意よりも、好敵手との出会いを楽しむような余裕すら感じられます。

最終的に両者は決着をつけることなく別れますが、このエピソードは藤虎が相手の肩書や所属で判断せず、一個の人間として向き合う姿勢を持っていることを示しています。

リク王への敬意

ドフラミンゴによって国を追われ、国民から憎まれていたドレスローザの元国王、リク・ドルド3世。

藤虎は、リク王が真に国と民を愛する高潔な人物であることを見抜いていました。

戦いが終わった後、藤虎はリク王のもとを訪れ、海軍の不手際を謝罪し、深々と頭を下げています。

一国の王に対する敬意はもちろんのこと、苦難を乗り越えた人物への労いや共感が感じられる行動です。

このように、藤虎は敵味方の区別なく、相手が持つ信念や人徳を尊重します。

その懐の深い優しさこそが、敵であるはずのキャラクターや多くの読者までも魅了する理由なのでしょう。

ファンから見た藤虎の人柄の総合的な評価

ファンから見た藤虎の人柄は、一言で言えば「理想の正義漢」であり、「真の上司像」として絶大な支持を集めています。

彼の魅力は、これまでの海軍大将とは一線を画す、その独自の正義感にあります。

他の海軍大将との比較

ここで、他の海軍大将の正義と比較してみましょう。

  • 元帥サカズキ(赤犬)の「徹底的な正義」: 悪を根絶するためなら、多少の犠牲も厭わないという苛烈な正義。組織の秩序を絶対視します。
  • 大将ボルサリーノ(黄猿)の「どっちつかずの正義」: 所属する組織の命令には従うものの、個人の感情や思想はあまり見せない、中立的で掴みどころのない正義。

これに対し、藤虎の「仁義ある正義」は、組織の論理よりも個人の良心や現場の状況を重んじる、非常に人間味のある正義です。

彼は、絶対的な正義を振りかざすのではなく、常に何が最も人道に適うのかを自問自答し、行動します。

この柔軟でありながら芯の通った姿勢が、多くのファンの共感を呼んでいます。

「藤虎みたいな上司がいたら、ついていきたい」

「海軍の中で一番信用できる」

SNSなどでは、このような声が数多く見られます。

ただし、彼のやり方は海軍という巨大な組織の中では軋轢を生みやすいというデメリットもあります。

実際に、サカズキとは度々対立しており、その甘さとされる部分が組織の規律を乱すと見なされることもあります。

しかし、そうした不器用さも含めて、彼の魅力だと捉えるファンが大多数です。

権力に媚びず、民衆に寄り添い、己の信じる「仁義」を貫く。

藤虎は、混沌とした『ONE PIECE』の世界において、確かな光を放つ道標のような存在として、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。

まとめ:海軍大将・藤虎がいいやつなのは仁義と民衆想いの心があるから

  • 藤虎の正義は「仁義ある正義」であり、民衆の保護を最優先する
  • 海軍の体面よりも、真実を公にし、民衆に寄り添うことを選ぶ
  • ドレスローザでは、国民の前で土下座し、世界政府の非を認めた
  • 強大な能力を持つが、民衆への被害を最小限に抑えるよう配慮する
  • 彼の名言には、組織に屈しない強い信念と人間味が溢れている
  • 「見たくねェもん」を見過ぎたため、自らの手で両目を潰した過去を持つ
  • その壮絶な過去が、現在の深い優しさと正義感の礎となっている
  • 敵であるルフィに対し、立場を超えて恩義と敬意を抱いている
  • サイコロの目に判断を委ねるなど、職務と人情の間で葛藤する人間味を見せる
  • 柔軟で懐の深い人柄が、ファンから「理想の上司」として絶大な支持を得ている
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