『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィは、強敵との戦いの中で「ギア」と呼ばれる独自の戦闘方法を編み出し、進化を続けてきました。
ゴムゴムの実の能力を応用したこれらの技は、ギア2から始まり、最新のギア5に至るまで、ルフィの成長の証そのものです。
この記事では、ルフィの全ギアを一覧で紹介し、それぞれの能力、技、そして使用に伴う副作用やリスクについて、初登場シーンを交えながら詳しく解説します。
ギア1の正体から、今後のギア6の可能性まで、ルフィの強さの変遷を紐解いていきましょう。
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【一覧表】ルフィのギアは現在5まで!全ギアの登場順と特徴まとめ
現在、ルフィが使用するギアは「ギア5(フィフス)」まで登場しています。
エニエス・ロビー編で初めてギア2を披露して以来、ルフィは戦況に応じてギアを使い分け、数々の強敵を打ち破ってきました。
ここでは、各ギアの初登場と主な特徴を一覧表でご紹介します。
ギアの名称 | 主な特徴 | 初登場(原作) |
---|---|---|
ギア2(セカンド) | 血流を加速させ、身体能力を飛躍的に向上させる。 | 40巻387話 |
ギア3(サード) | 骨に空気を吹き込み、体の一部を巨人族のように巨大化させる。 | 42巻421話 |
ギア4(フォース) | 筋肉に空気を吹き込み、武装色の覇気で硬化・強化する。 | 78巻784話 |
ギア5(フィフス) | 悪魔の実の能力が「覚醒」した姿。自由な発想で戦う。 | 103巻1044話 |
ギア2(セカンド):血流操作による超高速戦闘
ギア2は、脚をポンプのように使って血流を極限まで加速させ、全身の身体能力を爆発的に高める戦闘方法です。
この状態になると体温が上昇し、全身から蒸気が立ち上ります。
CP9の高速移動術「剃(そる)」にも匹敵するスピードを手に入れ、相手の攻撃を容易に見切り、高速の打撃を繰り出すことが可能になります。
ギア3(サード):骨を巨大化させるパワー攻撃
ギア3は、親指を噛んで骨に直接空気を吹き込む「骨風船」によって、腕や足など体の一部を巨人族のように巨大化させる技です。
ギア2がスピードを重視するのに対し、ギア3は圧倒的な質量による一撃の破壊力に特化しています。
その威力は絶大で、巨大な戦艦や屈強な敵を一撃で粉砕するほどのパワーを誇ります。
ギア4(フォース):覇気と融合した3つの戦闘形態
ギア4は、筋肉に空気を吹き込んで体を巨大化させる「筋肉風船」と、武装色の覇気による硬化を組み合わせた戦闘形態です。
ゴムの弾力性と覇気の硬度を両立させることで、攻防両面で飛躍的なパワーアップを果たしました。
戦う相手や状況に応じて「バウンドマン」「タンクマン」「スネイクマン」という3つの形態を使い分けるのが特徴です。
ギア5(フィフス):悪魔の実の覚醒「太陽の神ニカ」
ギア5は、ルフィが食べた悪魔の実、その真の名「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ」の能力が「覚醒」した姿です。
カイドウとの死闘の末に到達したこの形態は、ルフィ自身が「最高地点」と語る最強の力です。
自身の体をゴムそのもののように自由自在に変化させるだけでなく、周囲の環境や他者にまで影響を与える規格外の能力を発揮します。
ルフィの「ギア1」は存在する?その正体と基本技を解説
結論:ギアを使っていない通常状態が「ギア1」
作中で「ギア1」という名称が使われたことはありませんが、一般的にはギアを発動していない通常時の戦闘状態が「ギア1」に相当すると考えられています。
ギア2以降が意図的に身体能力を向上させるための特殊な状態であるのに対し、この通常状態はゴムゴムの実の能力をシンプルに活用した、全ての技の基本形と言えるでしょう。
ゴムゴムの実の能力を活かした初期の必殺技一覧
ギアを使用する以前から、ルフィはゴムの性質を活かした多彩な技で戦ってきました。
腕を伸ばして殴る「ゴムゴムの銃(ピストル)」や、両腕を後ろに伸ばしてから放つ「ゴムゴムのバズーカ」などが代表的です。
また、空気を吸い込んで体を膨らませ、砲弾などを跳ね返す防御技「ゴムゴムの風船」も、初期から多用されていました。
【ギア2(セカンド)】能力・技・副作用(リスク)を徹底解説
ギア2の能力とは?六式「剃」に匹敵するスピードの秘密
ギア2の能力の核心は、ゴムの血管をポンプのように利用した「ドーピング」にあります。
血流を急激に速めることで、全身の細胞に酸素や栄養を高速で送り込み、常人を遥かに超える身体能力を引き出すのです。
これにより、常人には目で追うことすら不可能なCP9の「剃」と同等、あるいはそれ以上のスピードでの移動と攻撃が可能となりました。
主な技:「ゴムゴムのJET銃(ジェットピストル)」など高速技を紹介
ギア2発動中の技には、その速さを象徴するように「JET(ジェット)」の名が付きます。
基本技である「ゴムゴムの銃」は「ゴムゴムのJET銃」となり、目に見えない速さのパンチへと進化しました。
その他にも、無数の拳を叩き込む「ゴムゴムのJET銃乱打(ガトリング)」など、全ての技が威力と速度を増しています。
副作用は?寿命を削るデメリットと2年後の変化
ギア2は体に極度の負担をかけるため、ロブ・ルッチからは「寿命を削る技」だと指摘されました。
初期の頃は多用すると体が動かなくなるほどの反動があり、まさに命懸けの技でした。
しかし、2年間の修行を経て、ルフィは体への負担を最小限に抑え、必要な部位だけをギア2の状態にすることが可能になり、リスクは大幅に軽減されています。
【ギア3(サード)】能力・技・副作用(リスク)を徹底解説
ギア3の能力とは?骨を膨らませる「骨風船」の仕組み
ギア3の能力は、親指の骨から空気を吹き込み、体の一部を巨大化させる「骨風船」という技術に基づいています。
通常のゴム風船と違い、骨格ごと巨大化させるため、硬度を保ったまま圧倒的な質量を持つ攻撃を繰り出せます。
この巨大な腕や足から放たれる一撃は、まさに巨人族の攻撃に匹敵する破壊力を持っています。
主な技:「ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)」など強力な一撃
ギア3発動中の技には、「巨人(ギガント)」の名が付きます。
巨大化した拳で殴る「ゴムゴムの巨人の銃(ギガントピストル)」や、巨大な斧のように足を振り下ろす「ゴムゴムの巨人の戦斧(ギガントアックス)」など、技のスケールも威力も桁違いです。
武装色の覇気を纏えば、その破壊力はさらに増大します。
副作用は?使用後に体が縮むデメリットとその克服
ギア3の初期の副作用は、巨大化させた分の空気が抜けると、その反動で体が小さくなってしまうというものでした。
この状態では戦闘能力が著しく低下するため、大きな弱点となっていました。
しかし、ギア2と同様に2年間の修行によりこの副作用を完全に克服し、現在では反動なしで自由自在にギア3を使いこなしています。
【ギア4(フォース)】3つの形態ごとの能力と技を解説
ギア4の能力とは?「筋肉風船」と武装色の覇気の融合
ギア4は、腕などの筋肉に空気を吹き込む「筋肉風船」によって体を巨大化させ、それを武装色の覇気でコーティングする戦闘形態です。
ゴムの持つ最大の武器である「弾力」と、覇気による「硬度」を極限まで高めて両立させています。
これにより、常に地面を弾んで移動し、その反発力を利用した爆発的な攻撃力と、高い防御力を同時に実現しました。
バウンドマン:弾力とパワーに特化した基本形態と技一覧
バウンドマンは、ギア4の基本形態であり、巨大な上半身と弾む体を持つ姿です。
パワーと弾力性を最大限に活かすことに特化しており、圧縮した拳を放つ「ゴムゴムの猿王銃(コングガン)」や、両腕で放つ「ゴムゴムの獅子・バズーカ(レオ・バズーカ)」といった強力な技を繰り出します。
ドフラミンゴを圧倒した形態でもあります。
タンクマン:防御に特化した満腹バージョンと技一覧
タンクマンは、シャーロット・クラッカーとの戦いで、大量のビスケットを食べた後に披露した特殊な形態です。
その名の通り、防御力に極振りした形態で、腹部で相手の攻撃を受け止め、その弾力で逆に弾き飛ばす「ゴムゴムのキャノンボール」という技を見せました。
現時点では一度しか登場していない、非常にレアな形態です。
スネイクマン:スピードと追尾能力に特化した形態と技一覧
スネイクマンは、シャーロット・カタクリとの戦いで見せた、スピードに特化した形態です。
バウンドマンよりも細身の体躯で、攻撃の速度を極限まで高めています。
最大の特徴は、一度放ったパンチが相手を追尾し続ける「ゴムゴムの大蛇砲(カルヴァリン)」です。
見聞色の覇気で未来を読むカタクリに対抗するために編み出されました。
副作用は?10分間覇気が使えなくなる致命的なリスク
ギア4の最大の副作用は、使用後に約10分間、覇気が全く使えなくなってしまうことです。
この間は完全に無防備な状態となるため、戦いの中でギア4を解除するタイミングが非常に重要になります。
まさに切り札であると同時に、諸刃の剣でもある戦闘形態です。
【ギア5(フィフス)】ルフィの最高地点!「ニカ」の正体と能力
ギア5の正体は悪魔の実の覚醒!「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”」とは?
ギア5の正体は、ルフィが食べた「ゴムゴムの実」が真の能力に目覚めた「覚醒」状態です。
その実の真名は「動物系 ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ」であり、太古の昔に人々を解放したと伝わる「太陽の神ニカ」の性質をその身に宿す能力でした。
髪や服が白く変化し、心臓が「解放のドラム」と呼ばれる特殊なリズムを刻むのが特徴です。
ギア5の能力:空想のままに戦う「この世で最もふざけた能力」を解説
ギア5の能力は、「ゴムの体に更なる腕力と自由を与える」ものです。
自身の体を漫画のように自由に変形させることはもちろん、周囲の地面や物質、さらには生物にまでゴムの性質を付与することができます。
常識に囚われない、まさに空想のままに戦う戦闘スタイルは、五老星から「世界で最もふざけた能力」と評されています。
判明している技一覧:「ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)」など
ギア5の技は、その場の思いつきで名付けられることが多く、奇想天外なものばかりです。
自身を巨人化させる「ゴムゴムの巨人(ギガント)」や、カイドウに止めを刺した、鬼ヶ島を覆うほど巨大な拳を放つ「ゴムゴムの猿神銃(バジュラングガン)」など、規格外の技を繰り出します。
また、雷を掴んで投げつけるなど、物理法則を無視した戦い方が可能です。
代償は?体力の消耗が激しく、体が老化する副作用
ギア5はルフィの最高地点である一方、その代償も極めて大きいものです。
発動中はすさまじい勢いで体力を消耗し、限界を超えると体が萎み、一時的に老人のような姿になってしまいます。
これまでのどのギアよりも体への負担が大きく、長時間の戦闘には向いていないのが弱点と言えます。
ルフィのギアは今後いくつまで増える?ギア6・ギア10の可能性を考察
結論:新たなギアの登場可能性は低い?ルフィ自身の「最高地点」発言
今後のギアの進化について、多くのファンが「ギア6」や「ギア10」の登場を期待していますが、その可能性は低いと考えられます。
最大の根拠は、ルフィ自身がギア5を発動した際に「これがおれの最高地点だ」と明言していることです。
これは、ギアという戦闘スタイルの進化が、ギア5で一つの完成形に達したことを示唆しています。
ギア6は登場しない?今後の強化は「ギア5の熟練度」と「覇気」が鍵か
新たなナンバリングのギアが登場するのではなく、今後はギア5の能力をさらに使いこなす「熟練度」の向上が、ルフィの成長の鍵となるでしょう。
また、海賊王ゴール・D・ロジャーが悪魔の実の能力者ではなかったことからも分かるように、『ONE PIECE』の世界では「覇気」こそが最終的に強さを決める重要な要素です。
ギア5と、さらに極められた覇気を組み合わせることが、ルフィの今後の戦い方になると予想されます。
ファンの間で噂される「ギア0」や「覚醒のさらなる段階」とは?
ファンの間では、様々な考察が飛び交っています。
例えば、ギアを解除する「ギア0」のような能力や、ギア5の「覚醒」がさらに進化する可能性などが噂されています。
これらはあくまで考察の域を出ませんが、物語が最終章に突入する中で、作者の尾田栄一郎先生が私たちの想像を超える新たな展開を用意している可能性も十分に考えられます。
まとめ:ルフィ ギア 一覧の進化と今後の展望
- ルフィのギアは現在、ギア2からギア5まで存在している
- ギア1は公式名称ではなく、能力をシンプルに使う通常状態を指す
- ギア2は血流を操作し、超高速戦闘を可能にする
- ギア3は骨風船により体の一部を巨大化させ、圧倒的なパワーを生む
- ギア4は筋肉風船と武装色の覇気を融合させた戦闘形態である
- ギア4にはパワー型の「バウンドマン」、防御型の「タンクマン」、スピード型の「スネイクマン」の3形態がある
- ギア5は「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル・ニカ」の覚醒形態であり、ルフィの最高地点とされる
- ギア5の能力は、空想のままに戦う自由な戦闘スタイルを特徴とする
- 各ギアには、寿命の短縮や覇気の使用不能など、様々な副作用やリスクが伴う
- 新たなギア(ギア6)の登場可能性は低く、今後はギア5の熟練と覇気の向上が鍵となるだろう
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