【ワンピース】コブラ王の死亡：衝撃の真相とアラバスタ国王の最期

「ワンピース」の壮大な物語の中で、アラバスタ王国の国王ネフェルタリ・コブラの死は多くの読者に衝撃を与えました。

世界会議（レベリー）の裏で起きたこの悲劇は、物語の核心に迫る多くの謎と深く関わっています。

この記事では、コブラ王がなぜ死んでしまったのか、誰に殺されたのか、そしてその死が描かれた漫画・アニメの何話なのか、さらにはサボとの関係やコブラ王自身のプロフィール、家族に至るまで、あらゆる情報を網羅的に解説します。

コブラ王の死の真相を知りたい方はもちろん、アラバスタ編を懐かしむ方や、今後の物語の展開を考察したい方にも、ぜひお読みいただきたい内容です。

ワンピース コブラ王の死亡と基本情報

「コブラ王」とは誰のことか

ネフェルタリ・コブラ王とは、人気漫画「ワンピース」に登場する偉大なる砂の国、アラバスタ王国の第12代国王です。

彼は、国民から深く敬愛される賢王であり、主人公モンキー・D・ルフィ率いる麦わらの一味とも深い関わりを持つキャラクターです。

コブラ王は、「国とは人」という強い信念を持ち、常に民のことを第一に考える為政者として描かれています。

七武海の一人であったサー・クロコダイルによる国家乗っ取り計画の際には、国民の平和と国の未来を守るため、苦悩しながらも毅然とした態度で立ち向かいました。

彼の深い愛情とリーダーシップは、娘であるネフェルタリ・ビビ王女にも受け継がれています。

物語の重要なターニングポイントである世界会議（レベリー）編では、世界の根幹に関わる重大な秘密に触れたことから、悲劇的な最期を遂げることになります。

その死は、世界の謎をさらに深め、物語の今後の展開に大きな影響を与える出来事として、多くの読者に衝撃を与えました。

コブラ王の存在は、アラバスタ編における感動的なドラマの中心であり、彼の言葉や行動は「ワンピース」という作品のテーマ性を象徴する一つと言えるでしょう。

ワンピース コブラ王のプロフィール

アラバスタ王国を治めた偉大な国王、ネフェルタリ・コブラ。

彼の詳細なプロフィールは、その人となりや物語における役割を深く理解する上で非常に重要です。

項目	詳細情報
本名	ネフェルタリ・コブラ (Nefeltari Cobra)
称号	アラバスタ王国 第12代国王
出身地	偉大なる航路（グランドライン） アラバスタ王国
誕生日	2月13日
年齢	享年50歳（推定）※
身長	不明
家族構成	妻：ネフェルタリ・ティティ（故人）、娘：ネフェルタリ・ビビ
初登場	漫画：第155話、アニメ：第92話
声優	家弓家正（初代）→上田敏也（2代目）→郷田ほづみ（3代目）
信条	「国とは人」
特徴	国民を深く愛し、正義感と責任感が強い名君。歴史の真実を探求しようとする知的好奇心も持つ。クロコダイルとの戦いの後、病を患い車椅子を使用する姿も見られた。

※年齢については公式な言及はありませんが、娘ビビの年齢（初登場時16歳、現在18歳）や作中の描写から推定されています。

コブラ王は、一国の王としての威厳と、民を思う優しさを兼ね備えた人物です。

彼の言動は、多くのキャラクターに影響を与え、特に娘ビビにとっては偉大な父であり、人生の道標となる存在でした。

世界会議（レベリー）では、世界のタブーに触れる質問を五老星に投げかけるなど、その探究心と勇気ある行動が、彼の運命を大きく左右することになります。

コブラ王の妻は誰か

ネフェルタリ・コブラ王の妻であり、アラバスタ王国の王妃、そしてネフェルタリ・ビビの母親にあたる人物は、ネフェルタリ・ティティです。

彼女は物語の開始時点ですでに故人として描かれており、作中での登場は主に回想シーンやビビの言葉を通じてとなります。

ティティ王妃に関する詳細な情報は多くありませんが、いくつかの重要な点が明らかになっています。

まず、容姿については、娘であるビビと非常によく似ていたとされています。

ビビの優しさや芯の強さ、そして国民を思う心は、母であるティティ王妃から受け継がれた部分も大きいのかもしれません。

コブラ王はティティ王妃を深く愛しており、彼女の死後もその思い出を大切にしている様子がうかがえます。

ビビにとっても、亡き母ティティは愛情深い存在であり、彼女の生き方や考え方に大きな影響を与えていると考えられます。

アラバスタ王国の歴史や王族のあり方を語る上で、ティティ王妃の存在は決して小さくありません。

彼女がどのような人物であったか、コブラ王やビビとどのような日々を過ごしたのか、その詳細は謎に包まれたままですが、ネフェルタリ家の愛と絆を象徴する存在の一人と言えるでしょう。

彼女の死因や亡くなった正確な時期については、作中で明確には語られていません。

しかし、彼女の不在が、コブラ王とビビの絆をより一層強いものにしたとも考えられます。

ワンピースのコブラ王の娘は誰か

ネフェルタリ・コブラ王の娘は、アラバスタ王国の王女、ネフェルタリ・ビビです。

彼女は「ワンピース」の物語において非常に重要なキャラクターであり、特にアラバスタ編では実質的なヒロインとして麦わらの一味と行動を共にしました。

ビビは、美しい水色の髪を持ち、王女としての気品と、民を深く思う優しい心、そして強い正義感を兼ね備えています。

国の危機に際しては、一国の王女という立場を超えて、自ら危険な潜入捜査を行ったり、反乱を止めようと奔走したりするなど、非常に勇敢な行動力を見せました。

麦わらの一味とは、秘密犯罪会社バロックワークスに潜入していた「ミス・ウェンズデー」として出会い、その後、アラバスタ王国をクロコダイルの陰謀から救うため、ルフィたちと冒険を共にします。

その過程で、ルフィたちとの間には種族や立場を超えた固い友情が芽生えました。

アラバスタでの戦いが終わった後、ビビは王女としての責任を果たすため国に残ることを決意しますが、ルフィたちとの別れのシーンは、多くのファンの涙を誘う名場面として知られています。

彼女は麦わらの一味の「仲間の証」である×印を腕に描き、声はなくとも心で繋がっていることを示しました。

コブラ王にとってビビは、目に入れても痛くないほど大切な娘であり、同時に国の未来を託す希望でもありました。

ビビもまた、父であるコブラ王を深く尊敬し、その教えである「国とは人」という言葉を胸に刻んでいます。

コブラ王の死後、ビビがどのような運命を辿るのか、そして父の遺志をどのように継いでいくのかは、今後の物語の大きな注目点の一つです。

ワンピース コブラ王 能力・強さ

ネフェルタリ・コブラ王の「能力」や「強さ」について語る際、多くの読者が想像するような戦闘における身体的な強さや、悪魔の実の能力といったものは、作中では明確に描かれていません。

彼の強さは、むしろ一国の王としての資質、民を導くリーダーシップ、そして困難に立ち向かう精神的な強靭さにあると言えるでしょう。

コブラ王の最大の強みは、その揺るぎない「民を思う心」です。

「国とは人」という彼の信条は、あらゆる判断の基軸となっており、国民の幸福と平和を最優先に考える姿勢は、多くの人々の心を打ちました。

クロコダイルの巧妙な策略によって国が分断され、内乱寸前の危機に陥った際も、彼は最後まで国民を信じ、平和的な解決を模索し続けました。

また、コブラ王は優れた政治的手腕も持ち合わせています。

世界会議（レベリー）においては、長年の懸案であった王下七武海制度の撤廃を、ドレスローザのリク王と共に提言し、見事に可決させました。

これは、世界の勢力図に大きな影響を与えるほどの重要な成果であり、彼の外交能力や交渉力の高さを示しています。

さらに、歴史の真実を探求しようとする強い意志も、彼の「強さ」の一つです。

彼は、世界のタブーとされる「空白の100年」や「Dの意志」、そして自国アラバスタの過去の女王ネフェルタリ・リリィの謎について、危険を顧みずに五老星やイム様に問い質しました。

この探究心と勇気が、結果として彼の死を招く一因とはなりましたが、真実を求めるその姿勢は、物語の核心に迫る上で非常に重要な役割を果たしています。

このように、コブラ王の能力・強さは、武力ではなく、知性、徳、そして民や歴史に対する深い愛情と責任感に根差したものと言えます。

彼の生き様は、真のリーダーとは何かを私たちに問いかけているようです。

ワンピース コブラ王の死亡の真相と詳細

ワンピース コブラ王はなぜ死亡したのか

ネフェルタリ・コブラ王が死亡した理由は、彼が世界の最も深遠な禁忌に触れてしまったからです。

その禁忌とは、世界政府がひた隠しにする歴史の真実、特に「空白の100年」の謎、そして世界の影の支配者であるイム様の存在でした。

世界会議（レベリー）出席のため聖地マリージョアを訪れたコブラ王は、五老星との謁見の場で、いくつかの重大な質問を投げかけました。

その一つが、約800年前、世界政府を創設した20人の王のうちの一人でありながら、唯一マリージョアへの移住を拒否し、その後歴史から姿を消したアラバスタ王国の女王、ネフェルタリ・リリィに関するものでした。

リリィ女王は「D」の名を持つ者たちへのメッセージとも取れる手紙を残しており、コブラ王はその手紙の内容と、「Dの意志」とは何かについて、五老星に真実を問いただそうとしたのです。

これらの質問は、世界政府が最も触れられたくない歴史の核心部分であり、五老星にとっては看過できないものでした。

さらに決定的な要因となったのは、その謁見の場に、世界の最高権力者であり、その存在自体が極秘とされているイム様が現れたことです。

イム様の姿を目撃してしまった者は、生きてその場を去ることは許されません。

コブラ王は、イム様の存在と、リリィ女王や「D」に関する世界の深すぎる闇を知ってしまったが故に、イム様と五老星によって口封じのために殺害される運命を辿ったのです。

彼の死は、単なる一国王の死ではなく、世界の秩序を揺るがしかねない重大な秘密に近づきすぎた者の宿命と言えるでしょう。

コブラ王の探究心と勇気ある行動が、皮肉にも自らの命を縮める結果となってしまいました。

ワンピース コブラ王は誰に殺されたのか

ネフェルタリ・コブラ王を直接的に殺害したのは、世界の影の支配者であるイム様と、世界政府の最高権力とされる五老星です。

この事実は、物語の核心に迫る非常に衝撃的な内容として描かれています。

世界会議（レベリー）の最中、コブラ王は五老星との謁見の機会を得ます。

そこで彼は、歴史の謎、特にネフェルタリ・リリィ女王や「Dの意志」について質問をしました。

その問答の最中に、通常は誰も目にすることが許されないはずのイム様が姿を現します。

イム様はコブラ王に対し、リリィ女王が残した手紙の真の宛名について問い詰め、コブラ王が世界の禁忌に触れたことを明確にしました。

イム様の姿を見てしまったコブラ王は、もはや生きて帰れないことを悟ります。

そして、イム様自身がコブラ王に対して致命的な攻撃を加えました。

漫画では、黒い影のような矢のようなものがコブラ王を貫く描写があります。

さらに、その場にいた五老星も、イム様の意向に従い、コブラ王の殺害に加担しました。

彼らはそれぞれの能力を解放したかのような異形の姿（シルエット）を見せ、コブラ王と、その場に偶然居合わせ助けようとした革命軍のサボに襲いかかっています。

つまり、コブラ王の殺害は、イム様の命令のもと、五老星が実行部隊として関与した、世界政府最高権力による組織的な犯行であったと言えます。

しかし、この事実は世界には公表されず、表向きには革命軍の参謀総長であるサボがコブラ王を殺害したという偽りの情報が流されました。

これは、世界政府が自らの手を汚したことを隠蔽し、同時に革命軍の評判を貶めるための情報操作でした。

コブラ王の死の真相を知る者は、ごく限られています。

ワンピース コブラ王の死亡は何話か（漫画・アニメ）

ネフェルタリ・コブラ王の死亡に関するエピソードは、漫画とアニメでそれぞれ以下の話数で描かれています。

物語の核心に触れる重要な展開ですので、ネタバレを避けたい方はご注意ください。

漫画での描写

コブラ王の死が最初に示唆され、そしてその詳細が明かされていく過程は、複数の話数にわたっています。

内容	漫画 話数	巻数
コブラ王の訃報とサボによる殺害疑惑の報道	第1054話	104巻
世界会議（レベリー）での出来事の回想開始	第1082話	107巻
コブラ王と五老星・イム様の謁見、殺害の経緯	第1084話・第1085話	107巻
第1085話のタイトル「ネフェルタリ・コブラ死す」	第1085話	107巻

特に、第1085話「ネフェルタリ・コブラ死す」では、コブラ王がイム様と五老星によって殺害される衝撃的なシーンが詳細に描かれ、彼の最期の言葉やサボとの関わりが明らかになります。

アニメでの描写

アニメでは、漫画の進行に合わせてこれらのエピソードが映像化されています。

内容	アニメ 話数	放送日（参考）
コブラ王の訃報とサボによる殺害疑惑の報道	第1080話	2023年10月29日
サボが語るマリージョアでの事件の真相（回想）	第1117話～第1119話	2024年8月～9月頃
コブラ王の死亡シーン、イム様・五老星との対峙	第1119話	2024年9月8日

アニメ第1119話「託された伝言！コブラ王の覚悟」では、コブラ王がイム様と五老星に追い詰められ、サボに最後の言葉を託して命を落とすまでが描かれました。

コブラ王の死は、物語の大きな転換点であり、世界の謎がさらに深まるきっかけとなりました。

これらの話数をチェックすることで、コブラ王の最期とその背景をより深く理解することができます。

ワンピース コブラの死亡シーンについて

ネフェルタリ・コブラ王の死亡シーンは、漫画・アニメ共に非常に衝撃的かつ重要な場面として描かれています。

世界の最高権力である五老星、そしてその頂点に立つイム様との対峙の末の悲劇的な最期でした。

漫画では、第1085話「ネフェルタリ・コブラ死す」でその詳細が描かれています。

コブラ王は五老星の部屋で、歴史の謎について問い質しますが、そこに謎の存在イム様が現れます。

イム様は「虚の玉座」に座り、コブラ王にネフェルタリ・リリィに関する質問を投げかけます。

自らの死を悟ったコブラ王は、偶然その場に潜入していた革命軍のサボに対し、娘ビビとルフィへの伝言を託そうとします。

その瞬間、イム様から放たれた黒い影のような矢（複数）がコブラ王の体を貫き、致命傷を負わせます。

五老星たちも武器を構え、あるいは能力を解放したかのような異形のシルエットを見せ、コブラ王とサボに襲いかかります。

コブラ王は最後の力を振り絞り、サボに「我々も〝Ｄ〟である」という衝撃的な言葉と、リリィ女王の手紙の内容を伝えるよう叫び、力尽きます。

アニメでは、第1119話「託された伝言！コブラ王の覚悟」でこのシーンが映像化されました。

イム様がコブラ王を貫くシーンや、五老星が不気味な姿に変貌する様子が、よりダイナミックかつ緊迫感あふれる演出で描かれています。

コブラ王の苦悶の表情や、サボの怒りと絶望、そしてイム様の冷酷さが際立つ描写となっています。

コブラ王の死は、ただ殺されたというだけでなく、世界の深淵に触れた者の末路、そして「Dの意志」というキーワードが再びクローズアップされる重要な場面です。

彼の死は無駄ではなく、サボを通じてその意志が次世代へと託されたことを示唆しています。

このシーンは、物語の今後の展開において極めて重要な意味を持つと言えるでしょう。

ワンピース コブラ王 サボとの関係

ネフェルタリ・コブラ王と革命軍参謀総長サボとの間には、直接的な面識や深い個人的な繋がりは、コブラ王の最期の瞬間までありませんでした。

しかし、コブラ王の死の真相を語る上で、サボの存在は極めて重要です。

二人の関係性が交差したのは、世界会議（レベリー）が開催されていた聖地マリージョアでのことでした。

サボは、革命軍の目的の一つである「天竜人の奴隷にされた仲間バーソロミュー・くまの奪還」と「天竜人への宣戦布告」のために、他の軍隊長たちと共にマリージョアに潜入していました。

一方、コブラ王は五老星に歴史の真実を問いただすため、彼らの部屋を訪れていました。

サボは偶然、コブラ王がイム様と五老星によって追い詰められ、殺害されようとしている場面に居合わせてしまいます。

正義感の強いサボはコブラ王を助けようとしますが、イム様と五老星の圧倒的な力の前に苦戦します。

コブラ王は、自らの死を悟りながらも、サボがルフィの義兄であることを知ると、最後の力を振り絞って彼に重要なメッセージを託します。

それは、「ネフェルタリ家もまた〝D〟の一族である」という衝撃的な事実と、初代女王リリィが残した手紙の内容を、娘のビビとルフィに伝えてほしいというものでした。

サボはコブラ王の最期を看取り、その意志を受け継ぐことになります。

しかし、この事件の後、世界政府は情報を操作し、「サボがコブラ王を殺害した」という偽りのニュースを世界中に流しました。

これにより、サボは「炎帝」として世界的な指名手配犯となる一方で、コブラ王殺害の濡れ衣を着せられることになったのです。

コブラ王とサボは、偶然の出会いから、世界の真実と王の遺志を託す者と託される者という、極めて重い関係で結ばれました。

サボがコブラ王から託されたメッセージは、今後の物語の展開に大きな影響を与えることが予想されます。

まとめ：ワンピース コブラ王の死亡とその影響