「ワンピース」の初期、東の海(イーストブルー)編でルフィたちの前に立ちはだかった首領・クリーク。
その圧倒的な武力の中でも、特に印象的なのが猛毒ガス弾「MH5」です。
このMH5という名称が一体何の略なのか、ファンの間では長年謎とされてきました。
この記事では、MH5の意味に関する有力な説から、作中での使用シーン、そして使用者であるドン・クリークと鬼人ギンの驚きの再登場まで、あらゆる情報を網羅的に解説します。
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ワンピースのMH5とは?謎に満ちた兵器の略称と意味を徹底解説
【結論】MH5の正式な略称は公式では未発表
まず結論からお伝えすると、首領・クリークが使用した兵器「MH5」の正式な略称や意味について、作者の尾田栄一郎先生から公式に発表されたことはありません。
そのため、ファンの間では様々な説が考察されており、その謎自体がMH5という兵器をより印象深いものにしています。
最有力説:「マジでキレる5秒前」の元ネタとは?
ファンの間で最も有力とされている説が、「マジでキレる5秒前」を略したというものです。
これは、当時大ヒットした広末涼子さんの楽曲「MajiでKoiする5秒前」のフレーズをもじったものと考えられています。
「MajiでKoiする5秒前」は「MK5」と略されることがあり、これをクリークの非情なキャラクターに合わせて「キレる」という言葉に変え、「MH5」としたのではないか、という考察です。
作中の時代背景や言葉遊びが好きな作風を考えると、非常に説得力のある説だと言えるでしょう。
SBSで語られた?「マジでヘルニア5秒前」の面白い説
もう一つ、ユニークな説として「マジでヘルニア5秒前」というものがあります。
これは、コミックスの質問コーナーであるSBSで、作者が冗談めかして回答したという噂から広まった説です。
真偽のほどは定かではありませんが、ワンピースらしいユーモアに富んだ説として、ファンの間で面白おかしく語られることがあります。
作中でのMH5:首領・クリークが使用したシーンと効果
猛毒ガス弾「M・H・5」の基本情報と性能
MH5は、首領・クリークの肩当てに仕込まれた大砲から発射される、殺傷能力が非常に高い黄色の猛毒ガス弾です。
着弾すると周囲に毒ガスが充満し、吸い込んだ者は致死性の毒によって深刻なダメージを受けます。
使用するクリーク海賊団の船員たちは専用のガスマスクを着用しており、その計画性と非情さを象徴する兵器です。
海上レストラン・バラティエでの使用シーンとギンの悲劇
MH5が作中で使用されたのは、海上レストラン「バラティエ」での戦いです。
サンジに食事の恩を受けた部下のギンが、サンジにとどめを刺すことをためらったことに激怒したクリークは、ギンごとレストランのコックたちを抹殺するためにMH5を撃ち込みました。
この時クリークは、忠実な部下であったギンに対して「てめェはもうおれの一味じゃねェよ」と言い放ち、ガスマスクを捨てるよう命じます。
このシーンは、勝利のためならどんな卑劣な手段も厭わないクリークの残忍さと、板挟みになるギンの苦悩が描かれた名場面です。
毒ガスを吸ったギンのその後はどうなった?
命令通りガスマスクを捨てたギンでしたが、彼はルフィから投げ渡されたガスマスクを、動けないサンジの顔に押し当てて彼の命を救いました。
自らは猛毒ガスを全身に吸い込み、吐血しながらもサンジへの恩を返したのです。
瀕死のギンは、クリークがルフィに敗れた後、「偉大なる航路(グランドライン)でまた会おう」という言葉を残して去っていきました。
彼の生死は不明ですが、この約束が後の再登場への伏線ではないかと長年期待されていました。
MH5と首領・クリークの強さは?他の兵器・キャラと比較
シーザーの「KORO」やマゼランの毒との殺傷力比較
MH5は東の海では絶大な威力を誇りましたが、「偉大なる航路」で登場した毒兵器と比較すると見劣りする可能性があります。
例えば、科学者シーザー・クラウンが開発した毒ガス兵器「KORO」や、インペルダウンの署長マゼランが操る「ドクドクの実」の能力は、島一つを死の世界に変えるほどの規模と毒性を持っています。
これらの能力と比較すると、MH5の殺傷範囲や即効性は限定的であると考えられます。
首領・クリークはアーロンより強い?東の海の猛者たちと実力を考察
首領・クリークは、同じく東の海の強敵であった魚人のアーロンとしばしば強さが比較されます。
クリークは全身を武器で固めた「武装の強さ」と、1トンの大戦槍を振り回す怪力が特徴です。
一方、アーロンは魚人特有の身体能力と水中での戦闘能力が強みです。
懸賞金の額(クリーク1700万ベリー、アーロン2000万ベリー)や、ルフィとの戦いの内容から、総合的な戦闘能力ではアーロンに軍配が上がると考察するファンが多いようです。
ただし、MH5のような奇襲兵器を持つクリークのずる賢さは、純粋なパワー勝負とは別の脅威を持っていたことは間違いありません。
ルフィを苦しめたクリークの武器・装備一覧
クリークはMH5以外にも全身に多種多様な武器を仕込んでいました。
彼の戦い方は、まさに「歩く武器庫」と呼ぶにふさわしいものです。
武器・装備名 | 特徴 |
ウーツ鋼の鎧 | 銃弾も通さない強固な鎧。ルフィの打撃も防いだ。 |
大戦槍(だいせんそう) | 先端が爆発する重さ1トンの巨大な槍。 |
ダイヤモンドフィスト | 拳に装着する硬質ナックルダスター。 |
剣山マント | 全身を覆う無数の棘がついたマント。防御と攻撃を兼ねる。 |
ニードルマシンガン | 肩当てから無数の鉄の弾丸を発射する。 |
首領・クリークとギンの現在は?衝撃の再登場と今後の伏線
【最新情報】クリーク海賊団が海賊島ハチノスで再登場!
長らく作中から姿を消していたクリークとギンですが、最終章に突入した「エッグヘッド編」にて、衝撃の再登場を果たしました。
描かれたのは、四皇黒ひげが支配する海賊島「ハチノス」で、クリーク、ギン、パールの3人が揃っている様子でした。
バラティエでの敗北から2年以上を経て、彼らがどのようにして新世界に辿り着いたのか、多くのファンの注目を集めています。
人気キャラ「鬼人」のギンはサンジと再会するのか?
敵キャラクターでありながら、その義理堅さから非常に人気の高いギン。
彼の「偉大なる航路でまた会おう」というセリフは、ワンピースの中でも回収が期待される重要な伏線の一つです。
ルフィたち麦わらの一味と黒ひげ海賊団の衝突が避けられない中、その舞台となるであろうハチノスにギンがいることは、サンジとの再会が近いことを予感させます。
なぜ髪型が違う?手配書に隠されたクリークの謎
クリークに関して残るもう一つの謎が、手配書の写真と作中での髪型の違いです。
手配書では長髪でしたが、バラティエに登場した際は短髪でした。
これについては、「ダマし討ち」を得意とする彼が、海軍に変装するために髪を切っていたのではないか、あるいは単にイメージチェンジしただけではないか、など様々な考察がされています。
ハチノスでの再登場時も髪が伸びており、手配書の姿に近くなっていることも興味深い点です。
まとめ:MH5 ワンピースの謎と今後の展開
- MH5はドン・クリークが使用する猛毒ガス弾である
- MH5の正式な略称は公式には明かされていない
- 有力な説は「マジでキレる5秒前」という当時の流行語のパロディである
- SBSのネタとして「マジでヘルニア5秒前」という説も存在する
- 作中ではバラティエで使用され、ギンが犠牲になった
- ギンは命の恩人であるサンジを救うため、自ら毒ガスを吸った
- 殺傷力はマゼランやシーザーの毒には及ばないとされる
- 使用者クリークはアーロンとしばしば強さが比較される東の海の強敵である
- クリークとギンは最新の展開で海賊島ハチノスに再登場した
- ギンとサンジの再会はファンの間で期待される伏線の一つである
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