ミスウェンズデーの正体を徹底解説!ビビの謎やバロックワークスでの立場は?

『ONE PIECE』の中でも特に人気の高い「アラバスタ編」。

その物語の鍵を握る重要人物が、秘密犯罪会社「バロックワークス」のエージェント、ミス・ウェンズデーです。

彼女は一体何者で、なぜ危険な組織に身を置いていたのでしょうか。

この記事では、ミス・ウェンズデーの正体や目的、そして彼女が所属していたバロックワークス内での立場、さらには相方であったMr.9やミス・マンデーといった仲間たちとの関係性まで、物語の時系列に沿って詳しく解説していきます。

彼女の初登場シーンから、その謎に包まれた行動のすべてを紐解いていきましょう。

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目次

ミスウェンズデーの正体はアラバスタ王国王女ビビ

ミスウェンズデーの初登場シーンはどこ?

結論として、ミス・ウェンズデーの初登場シーンは、物語序盤の「双子岬」で描かれています。

彼女はここで、巨大なクジラ「ラブーン」を食料として狙う、少しコミカルな敵役として登場しました。

この時点では、彼女が後の物語で非常に重要な役割を担うキャラクターであることは、読者の誰もが予想していなかったでしょう。

具体的には、原作コミックスでは12巻の第103話『クジラ』、アニメ版では第62話『最初の砦?巨大クジラ・ラブーン現る』が、彼女の記念すべき初登場回となります。

相方であるMr.9と共に、組織の任務を遂行するためにラブーンを攻撃しますが、偶然居合わせた麦わらの一味によって計画は阻止されてしまいます。

この時の彼女は、後の王女としての気品ある姿とは全く異なり、緑色の髪をポニーテールにし、波紋のような模様が入った露出度の高い服装をしています。

言動もどこかお調子者で、任務に失敗して制裁を受けることを恐れるなど、あくまで組織の一エージェントとしての側面が強く描かれていました。

この初登場シーンがあったからこそ、後に彼女の本当の正体が明かされた際の衝撃と感動が、より大きなものとなったのです。

なぜミスウェンズデーを名乗っていたのか

彼女が「ミス・ウェンズデー」というコードネームを名乗り、危険な犯罪組織の一員として活動していたのには、非常に重大な理由があります。

その目的は、当時正体不明の陰謀によって崩壊の危機に瀕していた祖国「アラバスタ王国」を救うため、自らの身を挺して潜入調査を行うことでした。

彼女の本当の身分は、アラバスタ王国の王女、ネフェルタリ・ビビです。

アラバスタ王国では、雨が王都にしか降らないという異常事態が続き、国王に対する国民の不満が募っていました。

しかし、これは人工的に雨を降らせる「ダンスパウダー」を悪用した、巧妙な情報操作だったのです。

ビビは、この一連の不可解な事件の裏に、巨大な悪の組織が存在することに気づき、その首謀者と目的を突き止めるために、護衛隊長のイガラムと共にバロックワークスへ潜入することを決意しました。

王女という身分を隠し、あえて組織の末端エージェントとして振る舞うことで、敵の懐深くへと入り込もうとしたのです。

正体が明かされるまでは、冷酷で任務に忠実なエージェントを演じていましたが、時折見せる優しさや、仲間を思いやる気持ちなど、本来の彼女らしさが滲み出てしまう場面もありました。

この命がけの潜入調査が、後に麦わらの一味という強力な仲間との出会いをもたらし、国を救うための壮大な戦いへと繋がっていく、物語の重要な出発点となったのです。

ミスウェンズデーの相方はMr.9

ミス・ウェンズデーがバロックワークスで潜入活動を行っていた際のパートナー、つまり相方は「Mr.9」というコードネームの男性エージェントです。

バロックワークスでは、基本的に男性エージェントと女性エージェントがペアを組んで任務にあたるというルールがあり、彼らはその規定に従って行動を共にしていました。

Mr.9は、王冠を被り、金属バットを武器に戦うという非常に特徴的なキャラクターです。

「熱血ナイン 根性バット」といった野球をモチーフにした技を使い、アクロバティックな動きで戦います。

また、「バイバイベイビー」という独特の口癖も印象的でした。

初登場時は、ミス・ウェンズデーと共にラブーンを狙う敵役として描かれ、どこか頼りない、三枚目のようなキャラクターとしての一面が強かったです。

しかし、物語が進み、ウイスキーピークでビビ(ミス・ウェンズデー)の正体が組織に露見し、上位エージェントであるMr.5とミス・バレンタインから命を狙われたとき、彼の印象は一変します。

Mr.9は、「長くペアを組んだよしみだ」と言い放ち、勝ち目がないと分かっていながらも、ビビを逃がすためにMr.5ペアに果敢に立ち向かっていきました。

彼のこの行動は、単なる任務上のパートナーという関係性を超えた、友情や仁義を感じさせるものでした。

結果的に彼は敗れてしまいますが、彼が稼いだわずかな時間が、ビビが麦わらの一味の助けを得て脱出するきっかけとなり、物語を大きく動かす重要な役割を果たしたのです。

ミスマンデーとの関係性とは?

ミス・マンデーは、ミス・ウェンズデーことビビと、潜入当初は敵対する立場にありながら、最終的には彼女を助けるために体を張った、非常に重要なキャラクターです。

彼女は、驚異的な怪力を誇る女性エージェントで、バロックワークスにおけるビビの直属の上司、イガラム(Mr.8として潜入)のパートナーでした。

そのため、ビビとは同じフロンティアエージェントとして、ウイスキーピークで活動を共にしていました。

初登場時は、シスターの格好をしてナミと飲み比べをするなど、敵組織の一員として描かれています。

しかし、ウイスキーピークにてビビの正体が発覚し、組織から抹殺の対象とされた瞬間、彼女の行動が物語の潮目を変えます。

Mr.5ペアがビビに襲いかかろうとしたとき、ミス・マンデーはビビの前に立ちはだかり、「任務失敗の罰を受けるなら、せめて友達の盾になってブチのめされたい」と宣言しました。

彼女は、組織の命令よりも、短い期間ながらも共に過ごした仲間との友情を選んだのです。

彼女もまたMr.9と同様、Mr.5の「ボムボムの実」の能力の前に敗れ去ってしまいます。

しかし、彼女たちが命がけで稼いだ時間は決して無駄にはならず、ビビが麦わらの一味と共に島から脱出するための決定的な要因となりました。

コードネームで呼び合うドライな関係性が基本のバロックワークスにおいて、彼女が見せた人間味あふれる行動は、読者に強い印象を残しました。

ミスウェンズデーの正体とバロックワークスでの立場

秘密犯罪会社バロックワークスとは

バロックワークスとは、物語当時、政府公認の海賊である「王下七武海」の一人、サー・クロコダイルが「Mr.0」というコードネームで社長を務めていた、巨大な秘密犯罪会社です。

その最終目的は「理想国家の建国」と社員には伝えられていましたが、これは偽りでした。

真の狙いは、歴史ある砂漠の国「アラバスタ王国」を内部から崩壊させ国を乗っ取り、そこに眠るとされる古代兵器「プルトン」を手に入れることだったのです。

この組織の最大の特徴は、徹底した秘密主義にあります。

約2000人いるとされる社員たちは、互いの本名や素性を一切知らず、与えられたコードネームで呼び合っていました。

社長であるクロコダイルの正体を知る者は、副社長のミス・オールサンデー(ニコ・ロビン)など、ごく一部に限られていました。

この秘密主義のおかげで、世界政府や海軍ですら、長年にわたってその存在を全く把握できていなかったのです。

組織内の階級は、コードネームによって明確に分けられています。

バロックワークスの階級制度

  • 社長・副社長: Mr.0(クロコダイル)とミス・オールサンデーが組織の頂点に立ち、全ての作戦を指揮します。
  • オフィサーエージェント: Mr.1からMr.5までの実力者とその女性パートナーたちです。彼らは組織の幹部であり、ほとんどが悪魔の実の能力者で構成される精鋭部隊でした。
  • フロンティアエージェント: Mr.6からMr.12までのエージェントとそのパートナーたち。主に「偉大なる航路(グランドライン)」の入り口などで、資金集めや工作活動といった末端の任務を担当します。
  • ビリオンズ/ミリオンズ: オフィサーエージェントやフロンティアエージェントの部下にあたる下級戦闘員です。

このように、バロックワークスは巧妙な階級制度と秘密主義によって統制された、非常に厄介な犯罪組織でした。

麦わらの一味とビビの活躍によって最終的に組織は壊滅しましたが、その計画の緻密さと規模の大きさは、ルフィたちがグランドラインで初めて直面した国家規模の脅威と言えるでしょう。

ミスウェンズデーは何番目のエージェント?

結論から言うと、ミス・ウェンズデーは、バロックワークス内で特定のナンバーを持たない「フロンティアエージェント」の一員でした。

これは、組織内では幹部より下の、下位に位置するエージェントであることを意味します。

バロックワークスの階級制度は、男性エージェントに与えられる「ナンバー」によって厳密に定められていました。

最高幹部であるMr.1からMr.5までが「オフィサーエージェント」、そしてそれ以下のMr.6からMr.12までが「フロンティアエージェント」と呼ばれて区別されていたのです。

ミス・ウェンズデーは、Mr.9のパートナーとして活動しており、彼女自身には数字のコードネームはありませんでした。

彼女たちの主な任務は、ウイスキーピークを拠点として、そこを訪れる賞金首の海賊を狩り、組織の活動資金を稼ぐことでした。

つまり、組織の最前線で働く実働部隊ではありますが、階級としては末端であり、組織の真の目的や社長の正体といった核心的な情報からは遠い立場に置かれていました。

しかし、この「末端である」という立場こそが、王女ビビが潜入調査を行う上で、逆に好都合だったと考えられます。

幹部ではないからこそ怪しまれにくく、組織の内部構造やエージェントたちの動向を、より安全な位置から探ることができたのです。

以下の表は、バロックワークスの階級構造を簡易的にまとめたものです。

階級コードネームの例主な役割と立場
社長/副社長Mr.0 / ミス・オールサンデー組織全体の指揮・命令
オフィサーエージェントMr.1, Mr.2, Mr.3など重要作戦の実行を担う幹部。悪魔の実の能力者が多い。
フロンティアエージェントMr.8, Mr.9など資金集めや工作活動などを行う末端の実働部隊。
部下ビリオンズ, ミリオンズ各エージェント配下の下級戦闘員。

このように、ミス・ウェンズデーはフロンティアエージェントとして、組織の核心に迫るべく、慎重に活動を続けていたのです。

ミスゴールデンウィークなど他の女性陣

バロックワークスには、ミス・ウェンズデーの他にも、非常に個性的で強力な女性エージェントたちが数多く所属していました。

彼女たちは主にオフィサーエージェントのパートナーとして、それぞれの特殊な能力や戦闘スタイルを駆使し、麦わらの一味の前に立ちはだかりました。

ここでは、特に印象的な女性エージェントを何人か紹介します。

ミス・ゴールデンウィーク

Mr.3のパートナーである彼女は、戦闘員ではありませんが、組織内でも極めて特殊な能力を持っていました。

「写実画家」を名乗る彼女は、特殊な絵の具を使い、相手の感情を自在に操る「カラーズトラップ」という技を使います。

例えば、「裏切りの黒」を相手に付着させれば、仲間を裏切りたくなり、「笑いの黄色」に触れると、どんな状況でも笑いが止まらなくなってしまいます。

この心理攻撃は単純な性格のルフィに絶大な効果を発揮し、一味を大いに苦しめました。

ミス・ダブルフィンガー

オフィサーエージェント最強の男、Mr.1のパートナーです。

彼女は超人(パラミシア)系悪魔の実「トゲトゲの実」の能力者で、全身から鋭いトゲを生やすことができます。

その能力を応用した攻撃は殺傷能力が非常に高く、アラバスタの首都アルバーナでナミと壮絶な死闘を繰り広げました。

普段は「スパイダーズカフェ」の店主「ポーラ」として、冷静沈着に情報収集を行っていました。

ミス・バレンタイン

Mr.5のパートナーで、彼女もまた超人系悪魔の実「キロキロの実」の能力者です。

自分の体重を1キログラムから1万キログラムまで、瞬時に変化させることができます。

体重を1kgにして傘で空を飛び、上空から1万kgの重さで敵を押し潰す「一万キロプレス」は非常に強力な技でした。

ミス・メリークリスマス

Mr.4のパートナーで、動物(ゾオン)系悪魔の実「モグモグの実」の能力者です。

モグラに変身して地中を高速で移動し、相手を奇襲する戦法を得意とします。

非常にせっかちな性格で、行動の遅いMr.4を常に罵倒している姿が印象的でした。

彼女たち以外にも、数多くの女性エージェントが登場し、それぞれが独自の魅力と強さで『ONE PIECE』の世界に彩りを加えています。

ミスターウェンズデーという人物はいる?

結論として、『ONE PIECE』の作中において「ミスター・ウェンズデー」というコードネームを持つキャラクターは、一切登場しません。

これは、バロックワークスという組織の厳格な命名規則に基づいています。

「ミス・ウェンズデー」という名前を聞くと、対になる存在として「ミスター・ウェンズデー」がいるのではないか、と考えるのは自然なことです。

しかし、バロックワークスのコードネームのルールを理解すれば、その可能性がないことがわかります。

組織のルールは以下の通りです。

  • 男性エージェント: 「Mr.(ミスター)」 + 「ナンバー(数字)」
  • 女性エージェント: 「ミス」 + 「曜日、祝日、記念日など」

このルールに従い、男性エージェントはMr.1、Mr.2、Mr.9といったように、必ず数字で呼ばれます。

一方で、女性エージェントはミス・ウェンズデー(水曜日)、ミス・マンデー(月曜日)、ミス・ゴールデンウィーク、ミス・バレンタインといったように、カレンダーに関連する名前が付けられていました。

ちなみに、作者によると女性エージェントのコードネームは「嬉しいイベント順」になっているそうです。

したがって、「Mr.」という称号に曜日である「ウェンズデー」が付くことは、組織のルール上あり得ないのです。

ミス・ウェンズデーのパートナーは、前述の通り「Mr.9」であり、彼女を助けた護衛隊長イガラムのコードネームは「Mr.8」でした。

「ミスター・ウェンズデー」は、読者が抱きがちな面白い疑問点ですが、物語の設定を深く知ることで解決できる謎の一つと言えるでしょう。

まとめ:ミスウェンズデーの正体とバロックワークスでの活動のすべて

  • ミス・ウェンズデーの正体はアラバスタ王国王女ネフェルタリ・ビビである
  • 初登場はコミックス12巻、双子岬でラブーンを狙う敵役としてであった
  • バロックワークスへの潜入目的は、クロコダイルの陰謀から祖国を救うためであった
  • 潜入時の相方は、金属バットを操るMr.9である
  • ミス・マンデーはイガラムの相方であり、ビビを庇ってMr.5と戦った
  • バロックワークスは、元王下七武海のクロコダイルが率いる秘密犯罪会社である
  • ミス・ウェンズデーは、特定の番号を持たない「フロンティアエージェント」であった
  • ミス・ゴールデンウィークなど、個性豊かで強力な女性エージェントが多数存在した
  • 命名規則上、男性に曜日の名が付くことはなく「ミスター・ウェンズデー」は存在しない
  • 彼女の命がけの潜入と麦わらの一味との出会いが、アラバスタ編の壮大な物語の始まりであった
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