【ワンピース】サウロ生存！ロビンとの感動の再会から神の騎士団との戦闘へ

『ONE PIECE』の物語で、多くの読者の涙を誘ったニコ・ロビンの過去。その中心人物であるハグワール・D・サウロは、オハラで命を落としたと長年考えられてきました。

しかし、最終章に突入し、サウロが生きているという衝撃の事実が判明。ファンが待ち望んだロビンとの感動的な再会は、物語屈指の名シーンとなりました。

この記事では、サウロの生存がどのように明らかになったのか、そして再会の喜びも束の間、エルバフで繰り広げられる神の騎士団との激闘という最新情報まで、公式情報を基に網羅的に解説します。

サウロとロビンの出会いから現在に至るまでの軌跡を追い、物語の核心に迫る考察も紹介します。

【結論】サウロは生存していた！しかし再会の喜びも束の間、新たな危機が…

オハラで死亡したと思われたがエルバフでロビンと再会

結論から言うと、かつて死亡したと思われていたハグワール・D・サウロは生きていました。

22年前にロビンの故郷オハラで、彼女をバスターコールから逃がすため、親友であったクザン（青キジ）の能力によって氷漬けにされ、命を落としたとされていました。

しかし、物語は最終章「エッグヘッド編」にて大きく動き、サウロが巨人族の国「エルバフ」で身を潜め、ロビンと22年越しの再会を果たしたのです。

神の騎士団ソマーズ聖に敗北、再び絶体絶命の状況に

感動の再会から一転、エルバフには世界政府の最強戦力「神の騎士団」が襲来します。

最新の展開である第1146話では、サウロが神の騎士団のシェパード・ソマーズ聖と交戦し、敢えなく敗北。

全身に棘が突き刺さり倒れるという、重傷を負う衝撃的な姿が描かれました。

ロビンはサウロに守られながら、恩人が目の前で倒れるという非情な現実を目の当たりにし、物語は再び緊迫した状況へと突入しています。

生存の鍵だったクザン(青キジ)の能力と伏線の数々

サウロが22年間生き延びていた最大の鍵は、元海軍大将クザン（青キジ）の能力と、物語に散りばめられた伏線にあります。

彼がサウロに対して使用した技「アイスタイムカプセル」は、単なる攻撃ではなく、未来へ命を繋ぐための「保存」の意図があったと考察されています。

これらの伏線が回収され、生存が確定した矢先の敗北は、読者に大きな衝撃を与えました。

サウロの生存から敗北まで：漫画とアニメの時系列

漫画1066話：ベガパンクが初めて生存を示唆

サウロの生存が初めて具体的に示唆されたのは、漫画『ONE PIECE』第1066話です。

Dr.ベガパンクが、オハラの事件後に湖から文献を回収していた「全身包帯だらけの男」が率いる巨人たちの存在を語り、それを聞いたロビンがサウロの生存を確信する場面が描かれました。

漫画1133話：ロビンと涙の再会を果たす

そして、ファンが待ち望んだ瞬間は、漫画第1133話「褒めてほしい」で訪れます。

エルバフの地でついに再会を果たした二人。

ロビンの「生きたこと、褒めてほしい」という言葉に、多くの読者が涙しました。

この再会は、ロビンの壮絶な人生が報われた瞬間であり、物語屈指の名シーンです。

漫画1146話：神の騎士団との戦いで重傷を負う

しかし、平和な時間は長くは続きませんでした。

漫画第1146話では、エルバフに侵入した神の騎士団との戦闘が勃発。

サウロはシェパード・ソマーズ聖と対峙するも力及ばず敗北し、再びロビンの目の前で命の危機に瀕するという、あまりにも過酷な展開が描かれています。

サウロはなぜ生きていた？22年間の謎を解き明かす

クザンの技「アイスタイムカプセル」の本当の意味とは？

サウロ生存の最大の要因は、クザンの技「アイスタイムカプセル」です。

クザンが通常使う攻撃技は「アイスタイム」ですが、サウロに対しては意図的に「タイムカプセル」という言葉を付け加えていました。

これは、親友サウロを殺害するのではなく、バスターコールの炎から守り、未来にその命と意志を託すための冷凍保存であったと考察するのが最も自然です。

島の炎が氷を溶かした？サウロが語った生存の経緯

再会を果たしたサウロ自身の口から、生存の経緯が語られています。

彼によれば、クザンによって凍らされた後、バスターコールによって燃え盛る島の炎の熱で氷が溶け、海に流されたことで一命を取り留めたとのことです。

全身に火傷の痕が残り、片足を失うという大きな代償を払いながらも、彼は奇跡的に生き延びていました。

涙腺崩壊！ロビンとサウロ、出会いから再会、そして新たな試練へ

物語の原点：オハラでの運命的な出会い

ロビンとサウロの関係は、オハラの海岸から始まります。

「悪魔の子」と疎まれ、孤独だった幼いロビンにとって、自分を受け入れてくれるサウロは初めての友達であり、大きな心の支えとなりました。

サウロが教えた「デレシシシ」という独特の笑い方は、辛い時でも笑顔を忘れないための、二人にとって大切な合言葉のようなものでした。

「いつか必ず仲間に会える」ロビンを支え続けた言葉

バスターコールによって引き裂かれる運命にあった二人ですが、別れ際にサウロはロビンに力強い言葉を残します。

「今は一人だけどもよ…いつか必ず!!! 仲間に会えるでよ!!!!」

この言葉は、その後の20年以上にわたる過酷な逃亡生活の中で、ロビンの心を支え続ける希望の光となりました。

そして、その言葉通り、ロビンは麦わらの一味というかけがえのない仲間と出会うことになります。

「生きたこと、褒めてほしい」22年分の想いが溢れた再会

22年ぶりの再会で、ロビンはサウロに「生きたこと、褒めてほしい」と涙ながらに訴えます。

これまで誰にも弱さを見せず、気丈に振る舞ってきた彼女が、初めて子供のように素直な感情をさらけ出した瞬間でした。

世界中から追われ、裏切られ続けた壮絶な人生を、ただ一言「褒めてほしい」という言葉に集約させたこのシーンは、多くの読者の涙を誘いました。

目の前で倒れる恩人…ロビンに訪れた非情な現実

しかし、その感動的な再会も束の間、ロビンは再び過酷な現実に直面します。

神の騎士団ソマーズ聖の圧倒的な力の前に、サウロは重傷を負い倒れてしまいました。

ようやく再会できた恩人を、今度は自分の仲間と共に守り抜くことができるのか。

ロビンの人生の戦いは、まだ終わっていません。

今後の展開は？サウロの敗北がエルバフ編に与える影響

神の騎士団の目的はエルバフの「兵力」か

神の騎士団がエルバフを襲撃した目的は、世界政府が巨人族の強大な「兵力」を手に入れることにあると考えられます。

かつての世界を震撼させた凶暴な力を取り戻させ、自分たちの駒として利用しようという策略が垣間見えます。

サウロたちの敗北は、エルバフ全体を巻き込む大きな戦いの始まりを告げています。

巨人族で唯一の「Dの一族」サウロの今後の役割

サウロのフルネームは「ハグワール・D・サウロ」。

彼は、物語の核心に深く関わる「Dの一族」の一員です。

サウロは唯一の巨人族であり、Dの意志が種族を超えて受け継がれていることを示しています。

今回、神の騎士団に敗北はしたものの、オハラの意志を継ぐ重要人物として、彼の存在が今後の物語に大きな影響を与えることは間違いないでしょう。

麦わらの一味はどう動く？奪われた仲間と倒れた恩人

サウロが倒れる一方で、神の騎士団によって子供たちが攫われるなど、エルバフの状況は悪化の一途をたどっています。

ルフィ、ゾロ、サンジといった主力を欠く中で、麦わらの一味は窮地に立たされています。

倒れた恩人と攫われた仲間を前に、彼らがこの状況をどう打破していくのか、今後の展開から目が離せません。

まとめ：ロビンとサウロの生存に関する全ての情報