『ONE PIECE』の物語が最終章に突入し、次々と明らかになる過去の大物海賊たち。
中でも、伝説のロックス海賊団に所属していた「王直」という人物について、多くの謎が残されています。
「王直ってどんなキャラ?」「黒ひげやロッキーポート事件とどう関係があるの?」「カリブーと親子って本当?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。
この記事では、ロックス海賊団の重要メンバーである王直の正体から、黒ひげとの因縁、話題のカリブー親子説まで、現在判明している情報を網羅的に解説します。
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【ワンピース】ロックス海賊団「王直」とは?謎多き海賊教祖の正体を徹底解説
正体は「0世代」ロックス海賊団の初期メンバー
王直とは、ゴール・D・ロジャー以前の時代に「世界最強」と謳われたロックス海賊団に所属していた、通称「0世代」の海賊です。
元海軍元帥センゴクがロックス海賊団について説明した際、若き日のビッグ・マム、カイドウ、白ひげ、金獅子のシキといった伝説級の海賊たちと並んで名前が挙げられました。
さらに、彼はロックス・D・ジーベックの儲け話に初期から乗っていた、いわば創設メンバーの一人であることが示唆されており、海賊団の中でも中心的な人物だったと考えられます。
異名「海賊教祖」が示す役割と能力の謎
王直は「海賊教祖」という非常にユニークな異名を持っています。
この異名が、彼の海賊団内での具体的な役割や特殊な能力を示しているのか、詳細はまだ明かされていません。
何らかの思想や信仰によって人々を惹きつけ、従わせるカリスマ性を持っていた可能性があります。
この宗教的な側面は、後述するカリブーとの関係性を考察する上で重要なポイントとなっています。
初登場回は漫画何巻・アニメ何話?
王直の名前が作中で初めて言及されたのは、原作漫画95巻の第957話「ULTIMATE」です。
アニメでは、第958話「伝説の戦い!ガープとロジャー」で同様にセンゴクの口から語られました。
長らく名前とシルエットのみの存在でしたが、その特徴的な容姿は後のエピソードで明らかになり、物語に大きな影響を与える人物であることが判明しました。
モデルは実在した中国の海賊「王直」か
王直の名前や背景には、元ネタとされる実在の人物がいます。
それは、16世紀に東アジアの海で活動した中国の商人であり、後期倭寇の頭目でもあった「王直(ワンチー)」です。
史実の王直は、当初は貿易商人でしたが、明の海禁政策によって密貿易に手を染め、やがて巨大な海上勢力を率いる海賊へと転身しました。
日本の五島列島や平戸を拠点にしていたことでも知られています。
王直とカリブーは親子?ファンの間で噂される説を徹底考察
根拠①:首の長さや二股に割れた舌など容姿の酷似
王直と「濡れ髪のカリブー」「返り血のコリブー」兄弟が親子ではないかと噂される最大の理由は、その酷似した容姿にあります。
作中で明らかになった王直の姿は、異常に長い首と、先端が二股に割れた舌を持っていました。
これはカリブーとコリブー兄弟に共通する極めて特徴的な身体的特徴であり、単なる偶然とは考えにくく、血縁関係を強く示唆しています。
根拠②:「教祖」と「神への信仰」という宗教的な共通点
容姿だけでなく、両者には宗教的な共通点も見られます。
王直は「海賊教祖」という異名を持ち、一方のカリブーは正体不明の「神」を熱心に信仰し、殺生を行う際には神に祈りを捧げる姿が描かれています。
この「教祖」と「信者」という関係性は、二人が親子であるという説を補強する有力な根拠の一つです。
もし親子ならカリブーの目的は黒ひげへの仇討ち?
もし王直とカリブーが親子関係にあるとすれば、カリブーが黒ひげ海賊団に接近する真の目的が、父の仇討ちである可能性が浮上します。
カリブーは「ティーチ様の子分になるのが夢」と語っていますが、過去には偽麦わらの一味に潜入していた経歴もあり、本心からの言葉ではないかもしれません。
父を倒した黒ひげ海賊団の内部から崩壊を狙うため、あえて忠実な部下を演じているという考察も成り立ちます。
黒ひげ(ティーチ)に敗北!ロッキーポート事件の全貌
ロッキーポート事件とは?いつどこで起きた事件か
ロッキーポート事件とは、麦わらの一味が修行していた2年間の空白期間に、海賊島ハチノスの港「ロッキーポート」で発生した大規模な騒動です。
この事件の首謀者はトラファルガー・ローとされており、彼以外にも海軍のコビー、そして黒ひげと王直が深く関わっていました。
様々な勢力の思惑が交錯した、後の新世界の勢力図に大きな影響を与えた重要な事件です。
黒ひげはなぜ王直を倒せたのか?コビーとローの関与
黒ひげが伝説級の海賊である王直を倒せたのは、海軍の英雄コビーの介入があったからだと、黒ひげ自身の口から語られています。
事件の詳しい経緯は不明ですが、ローは七武海加入のため海賊の心臓を、コビーは市民(奴隷)を守るためにハチノスを訪れたと考えられています。
それぞれの目的のためにローとコビーが王直の勢力と衝突し、疲弊したところを黒ひげが漁夫の利を得る形で王直を討ち取った、という展開が最も有力視されています。
事件の結果、ハチノスの支配者は王直から黒ひげへ
ロッキーポート事件の最も大きな結果として、海賊島ハチノスの支配権が王直から黒ひげ(マーシャル・D・ティーチ)へと完全に移りました。
ハチノスはかつてロックス海賊団が結成された場所でもあり、その聖地ともいえる島を手中に収めたことで、黒ひげは四皇としての地盤をさらに強固なものにしたのです。
王直は死亡した?現在の状況と今後の再登場の可能性
黒ひげの発言から判明した王直の生死
王直は、ロッキーポート事件において黒ひげに「倒された」と原作1059話で明言されています。
これにより、事件をきっかけに死亡した可能性が極めて高いと考えられます。
当初は名前が言及されたのみで生死不明の存在でしたが、この黒ひげの発言によって、少なくとも物語の現在軸では生存していないことが示唆されました。
今後のストーリーに伏線として関わる可能性は?
王直本人が再登場することは難しいかもしれませんが、彼の存在は物語の核心に迫る上で重要な伏線となっています。
特に、カリブーとの親子関係が事実であれば、カリブーの動向を通じて王直の過去や思想が語られる可能性があります。
また、いまだ謎に包まれたロックス海賊団の実態を解き明かす鍵として、回想シーンなどで登場する展開は十分に考えられるでしょう。
銀斧やキャプテン・ジョンなど他のロックス海賊団メンバーとの関係
謎の幹部「銀斧」との関係性
王直と同じくロックス海賊団の幹部として名前が挙げられた人物に「銀斧」がいます。
彼もまた王直と同様に謎に包まれた存在であり、二人の間にどのような関係性があったのかは現時点では一切不明です。
ロックス海賊団が仲間殺しの絶えない危険な集団だったことを考えると、協力関係にあったか、あるいは敵対していた可能性も否定できません。
財宝で有名な「キャプテン・ジョン」との関係性
バギーが探し求める財宝で有名な「キャプテン・ジョン」も、王直と同じくロックス海賊団の元船員です。
センゴクによってビッグ・マムやカイドウらと同列のメンバーとして紹介されており、彼らはお互いを認識する同僚だったと考えられます。
共に世界に名を轟かせた大物海賊として、何らかの交流があったかもしれません。
【過去の考察】スリラーバークのゾンビ説はデマだった?
かつて、ファンの間ではスリラーバークに登場した将軍ゾンビの一体が王直ではないかと考察されていました。
しかし、王直がロッキーポート事件(スリラーバーク編より後の時系列)まで生存していたことが判明したため、この説は明確に否定されました。
物語が進むにつれて過去の考察が覆る好例であり、王直がいかに重要な謎を秘めたキャラクターであるかを示しています。
まとめ:ロックス海賊団 王直から紐解く物語の核心
- 王直は「0世代」と呼ばれるロックス海賊団の初期メンバーである
- 「海賊教祖」という異名を持つ謎多き人物
- 容姿の酷似などからカリブーとの親子説が有力視されている
- モデルは16世紀に実在した中国の海賊「王直」と考えられる
- ロッキーポート事件で黒ひげ(ティーチ)に敗北した
- 事件にはトラファルガー・ローとコビーも深く関与している
- 事件の結果、海賊島ハチノスの支配権を黒ひげに奪われた
- 黒ひげの発言から、ロッキーポート事件で死亡した可能性が高い
- 過去に考察されたスリラーバークのゾンビ説は否定された
- カリブーやロックス海賊団の謎を解く鍵を握る重要人物である
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