シャムロックの正体を徹底解説！シャンクスの双子の兄？ロックスとの関係を考察

『ONE PIECE』の物語が最終章に突入し、多くの謎が明かされる中で、特に注目を集めているのが神の騎士団団長「フィガーランド・シャムロック」の存在です。

その正体は、四皇シャンクスと瓜二つの容姿を持つことから、ファンの間で様々な考察が飛び交っていました。

この記事では、最新の情報を基にフィガーランド・シャムロックの正体に迫ります。

シャンクスとの双子説の真相、過去に散りばめられた伏線、そして伝説の海賊ロックスとの関係性まで、あらゆる角度から徹底的に考察していきます。

フィガーランド・シャムロックの正体とは？

フィガーランド・シャムロックは、世界貴族の中でも特別な存在である神の騎士団を率いる団長です。

彼の父親は、元神の騎士団最高司令官であり、現在は五老星の一人であるフィガーランド・ガーリング聖。

天竜人の中でも極めて高貴な血筋であることが示唆されています。

初登場はエルバフ編で、その目的は「新世界を制圧したエルバフの戦士達を世界政府の指揮下に置くため」と語られました。

部下からは呼び捨てにされても意に介さない器の広さを見せる一方で、目的のためには冷徹な判断を下す一面も持ち合わせており、そのキャラクターは未だ多くの謎に包まれています。

シャンクスとの関係は生き別れた「双子」で確定【伏線回収】

長らくファンの間で最大の関心事であったシャンクスとの関係ですが、シャムロック本人の口から「その海賊は生き別れた双子の弟だ」と語られ、二人が双子の兄弟であることが確定しました。

シャムロックが兄、シャンクスが弟にあたります。

ゴッドバレー事件の際にロジャー海賊団が宝箱の中から当時1歳のシャンクスを発見したことから、この事件が二人が生き別れるきっかけとなったと考えられます。

シャムロックの発言によれば、シャンクスは一度聖地マリージョアに戻ったものの、自らの意志で下界（海賊の世界）で生きることを選んだとされています。

この事実が明らかになったことで、過去に描かれた数々の謎や伏線が、シャムロックの存在によって繋がり始めました。

五老星との謁見シーンの謎

単行本90巻で描かれた、世界会議の最中に五老星と密会するシャンクスのシーンは、多くの読者に衝撃を与えました。

この場面では、意図的にシャンクスのトレードマークである左目の傷が見えないように描かれており、「シャンクスではない別人ではないか？」という考察が生まれるきっかけとなりました。

シャムロックの登場により、この人物こそが傷のないシャムロックだったのではないか、という説が極めて有力になっています。

神の騎士団団長という立場であれば、五老星と謁見することも不自然ではありません。

白ひげの「あの野郎」発言の真相

かつてシャンクスと白ひげが接触した際、白ひげは「てめェの顔ツラァ見るとあの野郎・・・・から受けた傷が疼きやがる」という意味深な発言をしています。

当初、この「あの野郎」はゴール・D・ロジャーを指すと思われていましたが、シャンクスの「顔」を見ての反応であることから、瓜二つの顔を持つシャムロックを指している可能性が浮上しています。

白ひげの胸にある大きな傷は、ロジャーではなくシャムロックとの過去の因縁によってつけられたのかもしれません。

この伏線もまた、シャムロックの正体が明らかになることで新たな意味を持ち始めています。

頂上戦争でのセンゴクの対応

マリンフォード頂上戦争を終結させたシャンクスの介入に対し、当時の海軍元帥センゴクは「お前ならいい」と停戦を受け入れました。

一介の海賊に対して海軍のトップが見せたこの異例の対応は、センゴクがシャンクスの素性、つまりフィガーランド家の血を引く者であることを知っていたからではないかと考察できます。

世界貴族、それも神の騎士団を束ねるガーリング聖の息子という背景を知っていれば、彼の「顔を立てる」という判断にも納得がいきます。

シャムロックとロックスの関係性を考察

シャムロックとシャンクスの名前を組み合わせると「ロックス」という言葉が浮かび上がることからも、伝説のロックス海賊団船長、ロックス・D・ジーベックとの関係が噂されています。

ゴッドバレー事件は、ロックス海賊団が壊滅した事件でもあります。

この事件にフィガーランド家が深く関わっていたことは間違いなく、ガーリング聖がロックスの強さを認め、息子たちにその名を刻んだという説も考えられます。

また、一部の考察では、シャムロックがロックスの悪魔の実や技を受け継いでいる可能性も指摘されており、今後の物語で明かされるかもしれない重要な謎の一つです。

シャムロックの能力と強さを徹底分析

シャムロック自身の戦闘能力はまだ完全に明らかになっていませんが、その強さの一端はすでに示されています。

彼の振るう剣は、物に悪魔の実を食べさせる技術が用いられており、呼応することで幻獣種「イヌイヌの実 モデル“ケルベロス”」の能力が発動します。

剣から現れる三つ首のケルベロスは、首を分離させて誘導弾のように放つ「緊急発進（スクランブル）」という強力な技を繰り出します。

この能力を自在に操り、エルバフの戦士たちを圧倒する姿からは、双子の弟である四皇シャンクスに引けを取らない、あるいはそれを凌駕するほどの戦闘力を秘めていることが予想されます。

まとめ

フィガーランド・シャムロックの正体は、シャンクスの双子の兄であり、神の騎士団団長という要職に就く天竜人でした。

彼の登場により、五老星との謁見や白ひげの発言など、過去の多くの伏線が見事に繋がり、物語にさらなる深みを与えています。

ロックスとの関係性や、その圧倒的な能力など、シャムロックには未だ多くの謎が残されています。

ルフィやシャンクスの前に大きな壁として立ちはだかることが予想されるシャムロックの今後の動向は、最終章の展開を大きく左右する鍵となるでしょう。